芳賀サイエンスラボ

Archive for 6月 2012

2012年6月17日    霞ヶ浦環境科学センター

●目的

普通の人はやらないオリガミクス体験!

●参加者

講師:芳賀先生

スタッフ:秋山茉莉花、浅部幸嗣、長谷川和也、今村優希

参加者:

【午前】キッズⅠ 10人、キッズⅡ 15人、保護者 16人

【午後】キッズⅠ 7人、キッズⅡ 6人、保護者 7人

全参加人数: 講師1人、スタッフ4人、キッズ38人、保護者 23人 合計:66人

●時程

【午前】

9:35    【1】1回折り

10:40 休憩

10:50 【2】長方形で折り紙(半正三角形、直角二等辺三角形、正三角形、ピラミッド)

12:10 終了

【午後】

13:05 【1】1回折り

14:00 休憩

14:10 【2】長方形で折り紙

                      (半正三角形、直角二等辺三角形、正三角形、ピラミッド、TFO)

●内容

【1】1回折り

白い面を上にして置いた折り紙を自由に1回折った。

折ったものを頭上に掲げ、どんな折り方があるか互いに見るようにした。

折り方は、色のついた部分が三角形になるか四角形になるかで2種類に分けられる、と芳賀先生がまとめた。

2枚目の折り紙は、最初に自分が折らなかった折り方で折ってみた。 

この2種類の折り方は何が違うのか調べる方法を芳賀先生が説明した。

 

~調べ方~

・折り紙の左下の角に印を付け、必ずその角を動かして折る。

・折って角が着いた先に、印を付ける。折ってできた形が三角形なのか四角形なのか分かるように色分けして印を付ける。

・三角形になる所は三角町、四角形になるところは四角町と名付ける。

・三角町と四角町の境目の線を調べ、その線がどんな形を描くのか探す。

  

実際にやってみた(20分間)

解説をした(25分間)

  

~解説内容~

・三角町と四角町の境目は、折り紙の角を中心とし、他の2つの角を通る円弧になる。

   (折り紙と同じ大きさの四角形に1 cm四方の目盛を入れた紙を配布。)

この紙の目盛の交点が三角町なのか四角町なのか調べることで、境目を見つけることもできる。やりたい人はお家でやってみよう。

 

・角が1つだけ動く時、三角形になる

角が2つ動く時、四角形になる

ということは角が3つ動く時は五角形になる?!

この時、角が折り紙からはみ出す。

  (正方形の四角が書いてある紙を配布。)

この紙の正方形の四角に、小さく切った折り紙を置いて、折り紙から外へはみ出す場合もお家で調べて書き込んでみよう。

   

 ・パワーポイントを用いて、折り紙を1回折っただけで得られる複雑な図形を見た。

長方形折り紙、五角形の折り方、絶対三角町、昆虫の顔

 

【2】長方形で折り紙

 

半正三角形(三角定規三角形)、

直角二等辺三角形(三角定規三角形)、正三角形

 

それぞれ2つずつ折った。しっかり折る時には

COBAN」(プラスチックの番号札)を用いた。

 

 

 

芳賀先生が解説した。

 

 

  ~解説内容~  

 

・半正三角形同士、直角二等辺三角形同士、正三角形同士を重ねずに並べて、それぞれどんな図形ができるでしょうか?

半正三角形→正三角形、長方形、二等辺三角形、平行四辺形(2種類)、凧形

 

直角二等辺三角形→直角二等辺三角形、平行四辺形、正方形

 

正三角形→菱形

 

 

できる図形の種類が異なるのはなぜでしょうか?

 

 

 

・半正三角形と直角二等辺三角形は一か所、同じ長さの辺がありますが、他に同じところはどこでしょう? ヒント筑波山

 

 

 

高さが同じ!

 

 

 

おまけ:ピラミッド、TFO

 

長方形の紙でピラミッドと、TFO(つくば型飛行物体)を作った。

 

解説を聞いたり、TFOを飛ばして遊んだりした。

 

簡単に作れるピラミッドは角度が正確なピラミッドではないが、実用性がある。

 

会議の時の机に置く、立体的な名札などに。

 

TFOは時間の都合上、午後のみ作った。投げて遊べるので、子どもたちは大喜びだった。

●スタッフ感想

【秋山】

午前に低学年、午後に高学年が多かったので、対応しやすかった。また、保護者の方が子どもたちと一緒に取り組んでいたので、スタッフは助けが必要な子に集中することができた。スタッフは1机(子ども4~8人)を1人で担当した。

「1回折り」は、子どもによって理解度に大きな差があったが、三角町と四角町を調べる実験自体は単純だったので、それぞれに可能な範囲で取り組んでもらえた。

 「長方形で折り紙」では、折り紙としての完成がイメージできるためか、より楽しく取り組んでもらえたようだった。キッズⅠとⅡの子たちだけであったためか、折り方もみんな完成度が高かった。最も楽しめたのはTFOで、これは子どもたちが家でもう一度作ってみようと思うのではないだろうか。
【浅部】

急のピンチヒッターとして参加しました。事前講習をうけていなかったのでちゃんと子供達に説明出来るか不安だったが、一度やった事のある内容だったので良かった。

三角形になるか四角形になるか真面目に探している子がいる一方、遊んで真面目に考えない子がいたのは残念であった。今回のオリガミクスはあまり複雑な折り方をしなかったので、低学年の子も先生の説明を聞いただけで折る事が出来ていたと思う。

 

【長谷川】

 

テーマは折り紙を使った数学ということで、小学生、特に低学年には理解するのが大変そうだった印象を受けました。それでも、作業中などに少しヒントを与えたらなんとなく理解してくれたようで安心しました。

昨日は実際には気になりませんでしたが、最初からコンパスが置いてあると、それがヒントになって、勘のいい子供はさっと気づいてしまって、きづかない人との差が大きく離れてしまうのではないかと思います。

 

【今村】

 

オリガミクスは子供達が熱心に取り組んでいて楽しそうでした。こばんなどの普段使わない道具を使うのは、新鮮で楽しいと思います。TFOのようなすぐに遊べるものを作るのは、気分転換にもなったように思えました。そういうものを1つ挟むのはとてもいいと思います。

骨折で片手しか使えずに苦労している子がいましたが、中央のテーブルの最前列だったのでサポートしにくかったです。端のテーブルなど、先生が説明しながらの作業のときにスタッフが頻繁にサポートに行っても邪魔にならない位置にあらかじめ座っておいてもらえばよかったかな、と思いました。

 

記入者

秋山茉莉花

生命環境科学研究科 生物科学専攻 博士前期課程1年

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2012年6月10日 

↓↓↓今回の報告書は下記「カエルの解剖 報告書」をクリックして、ご覧ください↓↓↓
カエルの解剖 報告書

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2012年6月2日    筑波大学2D417

●目的

折り紙を使って、小学生は数理に触れ楽しむ、中学生以上は原理を理解し数的理解を深める

●参加者

講師:芳賀先生

スタッフ:長田理沙・松尾恵梨子・長澤亮・戸嶋知春

 参加者: キッズ12人、保護者 10人

●時程

9:20~  本部棟前にて受付

9:30~  移動

9:40~  素手で用紙を奇数等分する

10:50~ 休憩   

11:00~ レインボーユニットから多面体を作成する

12:00    終了・解散

●内容

1.素手で用紙を「素数」に等分割できる

まず長方形の用紙の中点を取り、それぞれの中点と長方形の角とを結んだ直線の交点が、用紙の端から1/3, 1/5 または2/5 の長さを取った点となっていると仮説をたて、その検証実験として紙を折り、仮説が正しいことを確認した。したがって、縦横3等分割された紙と、5等分割された紙を作成することができた。さらに、数学的な理解を深めるために、連立方程式と2次関数を用いてなぜ紙を奇数等分できるかの解説が行われた。

2.レインボーユニットから多面体を作成する

両面カラーの折り紙を使って、「レインボーユニット」という立体構造の基本となるパーツをまず作成した。そこから、3つのレインボーユニットを用いて双三角錐を、6つ用いて正六面体を作成した。

●スタッフ感想

【長田】
紙を奇数等分するという体験は不思議で驚きを伴うため、十分に楽しめたと思うが、それだけでなく、先生がなぜそうなるかを数学を使って理屈立てて解説してくれたため、小学生には難しい内容であったが中学生や保護者にとってとても興味深い内容であったと感じた。折り紙を折るだけではない、サイエンスキッズの醍醐味を感じることができた。
レインボーユニットは折り方を工夫すると何種類もの模様を作り出すことができると聞いていたが、時間がなくなってしまい1つも試すことができなくてとても残念であった。熱心に、終了時間が過ぎても折り紙を続ける姿勢をみせた子供たちが多かっただけに、様々な模様を楽しませてあげられなかったのが心残りであった。次回はあらかじめレインボーユニットのサンプルをスタッフで作成し、少しでも早く終わった子供に教えられる体制を作るのが良いかと思った。

【松尾】
帰り際子供たちに感想を聞いたところ、楽しかった!という元気の良い返事が返ってきました。証明はほとんど分からなくとも、折り紙という媒体がビジュアル化してくれる分数の世界を覗き、面白さを感じてくれたのだと思います。私自身にとっても、今まで「理屈」ないし「手法」として捉えてきた分数が手触りのあるものとして感じられ、新鮮な思いでした。 今回扱ったレインボーユニットは、立方体にするためのパーツ製作に時間をとられるため組み方による模様の変化を考える余裕があまり無かったのが残念でした。子供たちの人数が少ないときには、あらかじめスタッフの方でパーツを準備してもよいのではないかと思いますがどうでしょうか。

【戸嶋】
初めてサイエンスキッズのスタッフをしてみて、集合のときなど最初は何をすればいいのかわからない状態でしたがやってるうちに何となくわかり感じたままに動いてみるといったような感じでした。今回は午前中だけで短い時間でしたが、楽しい時間を過ごせました。6月はテスト前だったこともありほとんど参加できない状態でしたが、次回からはなるべく多くの回に参加したいと感じました。今後できる限りたくさんの回に参加することで徐々に慣れ、スタッフの仕事を覚えるとともに、サイエンスの楽しさを子供たちと共有したいです。

【長澤】
良かった点
・参加者が楽しんでくれたことが何よりもうれしく、またスタッフとして参加した自分も楽しめました。
・参加者は折り紙を通して数学も楽しめたと思います。

反省点
・このイベントが始まってから、少し時間がたってもスタッフ同士の距離感が近かったため、次回はお互いの位置に気を使いながら参加者の様子見をした方が良いと思いました。
・保護者も同伴で行うのか、子供ののみで行うのかが分からなかったことや、カメラをどうするか、当日の流れがしっかりとつかめない部分があったため事前講習会やイベントが始まる前に少し話し合いの場を設けてもよかったと思います。

記入者

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 生物資源科学専攻1年 

長田理沙

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