芳賀サイエンスラボ

キャンパスの中の自然

Posted on: 2012年7月8日

写真

2012年7月8日    筑波大学 構内

●目的

大学構内という身近な環境で自然観察を行うことで、日常生活の中にも興味深い生き物や現象があることを知ってもらう。今後日常的に自然観察をしていくきっかけ作りにしたい。

●参加者

講師:芳賀和夫 先生(博士)

スタッフ: 市川美沙紀(生物B4)・浅部幸紹(人間総合科学研究科M1)・戸嶋知春(生物B2)

午前:キッズ 41人 ,保護者 28人
午後:キッズ 41人 ,保護者30人

全参加人数:講師 1人 ,スタッフ 3人 ,キッズ82人 ,保護者 58人  計 144人

●時程

【午前】
9:00~ 受付
9:30~ 散策開始
10:15~ 水生生物採集@天の川
11:00~ 藪こぎ体験@中央駐車場奥の林
12:00 解散

【午後】
13:00~ 受付
13:30~ 散策開始
14:15~ 水生生物採集@天の川
15:00~ 藪こぎ体験@中央駐車場奥の林
16:00 解散

●内容

1、高い場所から木本種の観察、散策しながら植物観察@中央バス停~2学前
普段は見られない高い樹木の葉を観察した。(ケヤキ、ユズリハ、トチ、クスノキetc)
散策しながら草本種、木本種を観察。随時解説。

2、学名と形態について考える@2学前
ヤブツバキ(Camellia Japonica)とサザンカ(camellia sasanqua)という同じ属の植物を比較し、似ている点と異なる点を観察した。
この周辺には園芸品種のワビスケ(camellia wabiske ツバキ科ツバキ属)や、自然界にも良く見られるヒサカキ(Eurya japonica ツバキ科ヒサカキ属)、またツバキ科では珍しい落葉性であるナツツバキ(Stewartia pseudocamellia ツバキ科ナツツバキ属)等様々なツバキ科植物が存在しており、同じ科に属する植物の比較には都合の良い場所である。

3、水生生物の採集と解説@天の川
子供達にアミとバケツを渡し、各自天の川で生物を採集した。観察された生物は
昆虫… アメンボ、ヤゴ、コオイムシ
魚類… メダカ、ヒメダカ、コイ、不明稚魚
その他… タニシ、不明巻貝

4、学内散策 @天の川~石の広場~1学前~松見池~大学公園バス停
散策しながら随時目についたものを観察、説明。
例えば甘い香りのクチナシとヘクソカズラ(屁糞蔓)を渡してみたり、花がらせん状にねじれて付くネジバナを見せてみたり…スタッフの好みで解説。

5、藪こぎ体験@秘密の抜け道~大学中央駐車場
博士の後について藪をかき分けながら暗い抜け道を進む。抜け道内では他の人としゃべってはいけない、一人で達成するという決まり事がある。
はじめはこわがっていた子もおわった後は「また行きたい!!」と大満足の様子だった。

●スタッフ感想

生命環境学群 生物学類 4年 陸域生態学研究室 市川美沙紀
 今回スタッフリーダーを務めさせていただきました、市川と申します。
自らも植物生態学を専攻しているので、今回の自然観察はとても楽しかったです。
内容②の学名と形態についての考察は難しいかな、と感じていましたが、みんな良く観察ができており似ている所、違う所を沢山あげてくれました。「ブタナ」をみせると「タンポポに似ているね」と答えてくれた子もおり、自然と観察眼が身についていることを感じました。
 植物についてはいろいろと説明できたのですが、水生生物については知識が無く解説してあげられなかったので来年は水生担当の学生がいるとよいかもしれません。
 反省点として最後の藪こぎ体験で、けががあったことに触れます。傷口の様子(指先に小さな穴があり、少し血が出ていた)から、恐らく針のある植物を握ってしまったことが原因だと考えられます。大人にとっては小さなけがかもしれませんが、子どもにとっては初めて行く場所で原因も分からずけがをしてしまい、とても怖かったと思います。来年は軍手、長袖、長ズボン、首を覆うタオル、運動靴等の肌を露出させない格好を徹底させることも考えるといいと思います。
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人間総合科学研究科 フロンティア医科学専攻 血液学分野 血液内科研究室
浅部 幸紹
前日と当日の朝が雨で、当日開催できるか不安だったが、9時あたりから晴れて
きてよかった。
キャンパスの中には色々な植物があり、色々学べたと思う。
天の川で生き物を採集する場面では、多くの子供たちが川に入り様々な生き物を
見ることができた。
またトンボの羽化の瞬間も観察できたのは嬉しかった。
森の中を通るところは、雨の影響もあり午前のグループは通ることができなかっ
た。
午後は通ることができたので良かった。
子供も大人も大学と言う限られた枠で多くのことを学ぶことができていたようだ
った。
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戸嶋 知春
筑波大学生命環境学群生物学類2年

今回は大学内での自然観察ということでしたが、
普段過ごしている中では注意深く植物や生き物をみることはなく新鮮でした。
特につばきに寄生していたヒノキバヤドリギは今まで見たことがなく
目の前を何回もとおっているはずなのにまったく気づきませんでした。
身近な生き物の知識がもっとあれば、普段からもっと気づくこともあるとともに
子供たちへもっと話すことができたのではないかと感じました。
子供たちへの対応では、親と離れているところにいる子供たちへは話しかけやす
いのですが、
親と一緒にいる子供たちに対してどのように接すればいいのか迷う面がありまし
た。
次回のスタッフとして参加するサイエンスキッズは化学分野で、
今回のテーマよりも話しやすそうなので、いろんなこと話すようにしたいです。
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記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類4年
市川美沙紀

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