芳賀サイエンスラボ

Archive for 3月 2014

2014年3月21日 於 霞ヶ浦環境科学センター

●目的
ラジオ制作を通して、電波についての事象や電子工作のたのしさを学ぶ。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 長澤亮、戸嶋知春、坂入愛

午前:キッズ27人/保護者20人
午後:キッズ21人/保護者9人

参加者計: 81人

●所要時間
【午前】
ガイダンス 30分
ラジオ作り 1時間
電波の受信 45分
まとめ 15分

【午後】
午前に同じ

●材料と事前準備
ゲルマニウムラジオキット

●手順
1、電波とは何かなどの講義、ラジオのパーツの説明
2、電子工作キットを用いて、はんだ付けをしてラジオを制作
3、芳賀先生が用意した大きいアンテナとラジオのアンテナを接触させ、ラジオ体操や野球の中継といった放送を受信
4、この装置でどのようにラジオ放送を受信しているかの解説

●スタッフ感想
<長澤>
はんだごてを扱ったが、それに対するやけどの手当をする準備が不足していたと思います。人数は午前が多く、それだけ子どもたちの距離も子どもとはんだごての位置も近いので注意することは多かったです。なかなか作ったラジオで音が拾えない子どももいてなぜだろうと一緒に考えて音が聞こえるようにするのも電子工作の醍醐味であるため、今回自分で回路を作ることに興味を抱いていただけたらうれしいです。サイエンスキッズを卒業してしまう子どももいて、来年中学生になる子どももいて、移り変わりの時期ではあったが、学年が上がってもまた来てねの声掛けを多くできたことが良かったです。

<戸嶋>
はんだ付けをしながら、電池の必要のないラジオを作るということで、電池を使っていないため、ラジオが聞こえるのかどうか心配でしたが、ほとんどの子がラジオを聴くことができてよかったです。半田ごてを一度も使ったことのない子ども達ばかりで、コツをつかむまでは少し難しいように感じました。何人か基盤にコテを長時間当てすぎたために、熱で基盤が壊れてしまう子もいたので、長時間の当てすぎには注意が必要だと感じました。基板が壊れてしまった場合でも、抵抗などの取り付け後切り取った不必要な金属部分を組み合わせ、ラジオとして動かすことはできました。ラジオがしっかりと動くかどうかの確認としては、テレビのようなノイズの大きい電子機器の近くに、アンテナを当てることで、「ジーッ」という音がするかどうかで確認することができます。もし、この時点で音が確認できない場合は、回路に繋がっていない状態の部分が存在するので、確認が必要です。特に多かったのは、コイルの色のついた非伝導部にはんだ付けがしてあり、電気が流れない状態となっている場合です。色のついた部分を加熱することで、被膜を溶かすことができるので、しっかりと溶かしてあるか確認が必要でした。保護者の方で、半田ごての経験がある方も複数人おり、手伝っていただけたので、気を付けなければならないポイントだけしっかりとつたえることができれば、より多くの子供たちが最初からはんだ付けの成功したラジオを作ることができたと思います。

<坂入>
ほとんどの子どもがはんだごてを扱ったことがなかったため、みんな苦戦していましたが、それでも多くが自分で音の聞こえるラジオを作れていたので、「自分で作れた」という喜びが大きかったと思います。今回の反省としては、やけどをしてしまったり、熱の加えすぎで基盤が壊れてしまったりということがあったので、はんだごてを扱うにあたって、使い方の説明のしかたをもう少し工夫しておけばよかったです。聞こえない場合の多くははんだがうまくついていないことが原因であったので、調整をして、ほとんどの子どもがラジオで音を聞くことができました。また、最初に音が聞こえない子どもに対して、聞かせてあげたりといった気づかいが見られて素敵でした。初めてのはんだ付けでみんなどきどきしているのが伝わってきました。これを機に電子工作へも関心を持ってくれたら良いなと思います。

 

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類1年
坂入 愛

2014年3月15日 於 JAXA (スペースドーム、記者会見室)

●目的
子どもたちに宇宙について、興味を持ってもらう

●参加者
講師: 芳賀先生、本橋先生
スタッフ:岡安祐佳、三枝彩佳
午前:キッズ11名/保護者11名/キッズ外(御兄弟)1名
午後:キッズ18名/保護者17名/キッズ外4名
参加者計: 講師2名、スタッフ2名、キッズ29名、保護者28名、キッズ外5名、計66名

●所要時間
【午前】
9:15~ 受付
9:35~ クイズの説明
9:50~ ビーズをひもに通したものを使って、衛星について解説
10:00~ スペースドームを見学
10:50~ 記者会見室に移動後、クイズの答え合わせ (芳賀先生)
11:10~ 測位衛星のお話 (本橋さん)
11:35~ 宇宙エレベータのお話 (芳賀先生)
11:55~ 芳賀先生からまとめの話
~12:00 解散

【午後】
12:45~ 受付
13:00~ ビーズをひもに通したものを使って、衛星について解説
13:15~ クイズの説明
13:25~ スペースドームを見学
14:05~ 記者会見室に移動後、クイズの答え合わせ (芳賀先生)
14:35~ 測位衛星のお話 (本橋さん)
15:05~ 宇宙エレベータのお話 (芳賀先生)
15:30~ 芳賀先生からまとめの話
~15:35 解散

●内容
Ⅰ ビーズをひもに通したものを使って、衛星について解説
 ひとりに一つずつ、ビーズをひもの端に通したものを配布し、ひもの長さを変えてまわすことで、衛星の速さが地球からの距離によって違うことを学んだ。ぶつかると危険なため、外で十分な広さを確保して行った。

Ⅱ スペースドームを見学
 初めに本橋さんからご説明をいただいた後、クイズを解きながら、館内を自由に見学した。ガイドツアーには申し込まなかったが、同時刻に行われていたため、自主的に参加した児童もいた。

Ⅲ 測位衛星のお話 (本橋先生)
 測位衛星の機能と、その位置を決める仕組みについて本橋さんから解説を頂いた。プレゼンテーションだけでなく、実際に児童を参加させたゲームでも説明して下さった。

Ⅳ 宇宙エレベータのお話 (芳賀先生)
 ロケット以外で宇宙に行く方法として、現在有力視されている宇宙エレベータについて、どうやって作るのか?色々な方向からご解説頂いた。子どもたちに疑問点を提示しながら、プレゼンテーションを行う形式だった。

●スタッフ感想
生命環境学群生物資源学類4年次 岡安祐佳
 スペースドームの開館が10時からだった、などちょっとしたトラブルもありましたが、ほぼ時間通りに行程を進めることが出来て良かったと思います。スペースドームの見学は、時間をとった割には飽きてしまう子どもが少なく、みんな積極的に取り組んでくれていたのでうれしかったです。JAXAに何度か訪れている子どもでも、スペースドームをこんなにじっくり見たことはなかった、と言っていました。クイズがあることで、普段は通り過ぎてしまうところも興味を持って見学できたのではないかなと思います。記者会見室ではまじめにプレゼンを聞いている子どもが多かったです。その反面、自分から質問をする子どもは少なく感じました。サイエンスキッズの子どもたちは、学校が異なるために、どうしても打ち解けきれていないところがあると思います。クイズの答えを子ども同士で話し合う時間を設けるなど、子どもと子どものコミュニケーションの時間を増やすことで連帯感が増し、質問しやすい雰囲気を作ることが出来るのではないかと感じました。また、今回子どもたちと話していて、ひとりひとりとばかり話してしまったように感じました。「~ちゃんはどう思う?」など、近くにいる子にも会話を広げることで、スタッフが子どもたち同士のコミュニケーションの橋渡しを出来たらいいなと思いました。

生命環境学群生物資源学類4年次 三枝 彩佳
今回、私は初めてサイエンスキッズに参加しました。雪で延期になってしまった回だったため参加人数が少し減り、ほぼ全員保護者同伴での参加だったので、あまり手一杯になることなくJAXA見学を楽しめたと思います。想像していたよりも子供たちの年齢幅が広く、子供たちの年齢や知識に合わせて説明することが大切だと感じました。今回は問題の答えを考えながら自由に見学していくというスタイルだったため、子供たちに声をかけるタイミングが難しかったです。説明を読んでわからないところ等を積極的に質問してくれる子には対応しやすかったのですが、そうでない子に対しては、声をかけるべきか自主性に任せるべきかの判断が難しかったです。今回、芳賀先生が、衛星を模した小道具を用いて最初に導入のお話をされました。実際に自分の動きも交えて衛星の軌道を考えるというのはとても良かったと思います。一方で、最初に小道具を配ると物に気を取られてお話に集中することが難しくなるということも感じました。特に低学年くらいの年齢では手元に遊び道具があるとどうしてもいじりたくなってしまうことがよくわかりました。小道具は子供たちの興味を引くにはとても有効な手段だと思うので、小道具を使用するときと話を聞くときとの切り替えをしっかりするための工夫を考えていけたらいいと思いました。

記入者
筑波大学 生命環境学群 生物資源学類4年次 岡安祐佳

タグ:

2014年3月
« 2月   4月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

カテゴリー