芳賀サイエンスラボ

Archive for 9月 2014

2014年9月23日 於 筑波大学
●目的
線虫について知ってもらうこと、また、匂い物質と線虫の行動の関係に興味をもってもらうこと

●参加者
講師: 芳賀先生、坂本先生
スタッフ: 坂本研究室より 新井さん、栗野さん、ダナポーンさん
中井 彩加
午前:キッズ27人/保護者19人/キッズの兄弟6人
午後:キッズ17人/保護者9人/キッズの兄弟2人
参加者計: 86人
●所要時間
【午前】
9:30~受付
9:40~線虫について説明、観察
10:30~実験操作練習、本番(待ち時間は線虫のスケッチ)
11:55~まとめ、解散
【午後】
13:30~受付、線虫について説明、観察
14:30~実験操作練習、本番(待ち時間は線虫のスケッチ)
15:50~まとめ、解散
●内容
坂本先生からの線虫の特徴や変異体について説明後に線虫を観察し、化学走性の実験を行なった。

<線虫の化学走性の実験>
材料
プレート①(6㎝、線虫を保存)
プレート②(9㎝、寒天プレート)
プレート③(9㎝、寒天プレート)
チューブ①(S溶液)
チューブ②(エタノール)
匂い物質
(チューブ③(イソアミルアルコール)黒●(DMSO)赤●(オクタン酸)★(酢酸))
スクレーバー(白金線)
爪楊枝
ピペット
マジックペン

手順
1、プレート②にAとBを結ぶと直径になるような点A,Bと円の中心に印をつける。
2、真ん中にS溶液をたらし、線虫をスクレーバーで3,4匹移動させる。
3、Aにエタノール、Bにイソアミルアルコールを爪楊枝で一滴たらす。
4、3,40分以上たったらプレートを傾けて結果を観察する。
  (プレートの乾き具合で短時間では軌跡がうまく観察できないことも多い)
5、同様の操作をプレート③でも行う。ただし、Bにたらす匂い物質をかえる。
IMG_1318
↑実験の様子
IMG_1317
↑結果が出るまでは線虫のスケッチを行いました。
●スタッフ感想
<中井彩加>
今回は普段は保護者として参加していただいている坂本先生のご協力で、大学で行うような実験をさせていただき、キッズたちにとってはとても貴重な体験になったと思います。ほとんどの子達にとって線虫を見るのは初めてで、興味深そうに観察している姿が印象的でした。実験結果は時間内にうまく観察できませんでしたが、家に帰ってからプレートをのぞいてみて驚いてくれているのではないかなと思います。今回実験は研究室の方々が指示してくださったのですが、観察の際、特に光学顕微鏡を使う際に顕微鏡をのぞきながらステージを上げてしまいプレートを割ってしまった子が何人かいたので、その点に関してはスタッフとしてもっと私がキッズたちに注意を促すべきだったと感じました。また、顕微鏡を用いる際はピント合わせなど毎回キッズたちが戸惑う場面があると思うので、実演しながら説明するなどそのつど丁寧に対応していく必要があると感じました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
中井 彩加

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2014年9月15日 於 筑波大学
●目的
プランクトンネットを工作してプランクトンを採集、観察し、身近にあるものでプランクトンが採集できることと、
身の回りには目に見えないくらい小さな生き物がいることを感じてもらう。
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 山田侑希 岡安祐佳 玉置隼也
午前:キッズ24人/保護者18人 キッズの兄弟 1人
午後:キッズ13人/保護者7人
参加者計: 67人
●所要時間
【午前】
9:30 受付
~9:40 先生からお話
~9:55 プランクトンネット工作説明
~10:30 工作
~11:00 天の川にてプランクトン採集
~11:55 顕微鏡での観察
~12:00 片付け、先生からお話、解散
【午後】
13:30~ 受付、プランクトンネット工作説明、工作
14:00~ 天の川にてプランクトン採集
15:00~ 顕微鏡での観察
15:50~ まとめ、先生からお話、解散
16:30  後片付け
●内容
芳賀先生と山田の、プランクトンについての話、プランクトンネットの工作方法について
説明した後、プランクトンネットを工作した。

<プランクトンネットの材料>
・500mlペットボトル
・ビー玉 2個
・タコ糸 1m
・ビニールテープ
・ファルコンチューブ 
・三角コーナーのネット 1枚
・はさみ 錐 ホチキス

<プランクトンネットの作り方>
(1)500mlペットボトルの底と上部を、はさみと錐を使って切り抜き、幅10cmほどのペットボトルの輪にする。

(2)切り抜いたペットボトルの上部四隅にL字型の切込みを入れる。

(3)三角コーナーネットの底を切り取り、輪の状態にした後、穴の空いた上部と下部を折り合わせ、さらに折り合わせた場所を1cm折った後にホチキスで数箇所留める。

(4)できたネットの輪をペットボトル(切込みを入れていない方)に括りつけ、ビニールテープで貼り付ける。

(5)ファルコンチューブをペットボトルに括りつけていない方のネットに
ビニールテープで貼り付け、チューブの中に水が溜まるようにする。

(6)タコ糸1mを4本に切り分け、L字型の切り込みにタコ糸を括りつけて留める。

(7)タコ糸の結び目をビニールテープを巻いてペットボトルに貼り付ける。タコ糸の結び目でない方は4本まとめてボトルの上で結ぶ。

(8)チューブの中に重石としてビー玉を入れる。

image2
image1
image3

大学構内の天の川にてプランクトンを採集した後、実験室に戻って顕微鏡にて
採集したプランクトンを観察した。

image4

●スタッフ感想
<山田 侑希>
今回はプランクトンネットを自分たちで手作りして、かつ自分たちで採集したプランクトンを
顕微鏡で直接観察する回となり、充実した内容だったと思われる。
プランクトンネットを作る際、キッズが勘違いしやすい順序があることがわかったので、
そこを予め把握してしっかり説明すべきだった。
また、小学校にあるような単眼の顕微鏡ではなく大学の顕微鏡を使ったため、
キッズは顕微鏡を使う際に戸惑っていた。次回から顕微鏡を使う際はプリントなどで
予め使い方をレクチャーする必要があると思われる。
しかし、使い方を教えた後キッズは積極的にプランクトンを観察し、
色々なプランクトンを見つけては芳賀先生が配布してくださったプリントを
見て同定をしてみたり、プリントにないものはスタッフに聞いてくるなど
プランクトンに興味を示し、飽きることなく楽しんでくれたのは良かった。

<岡安 祐佳>
ネット作りから採集、プランクトン観察と、時間を目一杯使った盛りだくさんの内容でした。工作や顕微鏡の扱いなど、
手先を使う時間が長くなってしまいましたが、子どもたちが途中で飽きることなく集中して取り組んでくれたのでよかったです。
特に顕微鏡でのプランクトン観察は初めての子どもが多く、楽しんで貰えたようでした。
午前中は人数が多かったこともあり、工作をスムーズに進めることができませんでした。
実演を交えるなど、視覚に訴えた説明を行うべきだったと思います。
また、今回はスタッフ講習での工作を行いませんでした。
事前に作っていたら、もっと分かりやすい説明が出来たかなと思うので、今後の反省として取り入れていきたいと思います。

<玉置 隼也>
今回は学生主体ということで、よい経験となりました。
プランクトンネットの工作の際、説明不足やわかりにくい部分があったので、去年の使い回しをそのまま使うのではなく、1度プレゼンのスライドの内容を確認するべきだったと思いました。もう少し簡単に工作することができたと思います。
キッズ達がプランクトンの採取をしている間に顕微鏡を用意したのですが、これは時間的に少し無理があったと思います。
前持って用意しておくべきでした。プランクトンの観察は人数の多かった午前であまりうまくいかなかったのが残念です。
人数が多くても、よい観察ができるように気を配れるようになれたらと思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
山田 侑希

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「雪入の自然」
●日付
2014年9月7日

●目的
 身の回りの自然に対する興味を引き出す。
 散策の科学的視点をおさえる。

●参加者
講師 芳賀先生  
スタッフ 三澤文香 狩野絵吏子
AM キッズ 10人 兄弟 4人 保護者 9人
PM キッズ 18人 兄弟 7人 保護者 22人
計73人

●所要時間
【AM】
9:30  スタート
9:40  珪化木の検察
10:10  風の池
10:20  頂上
10:50  下山→芳賀先生講和
11:15  ヤマセミのVTR
11:40  片づけ・解散

【PM】
13:30  スタート
13:40  珪化木の観察
14:10  風の池
14:25  頂上
15:00  下山→先生講和
15:15  ヤマセミVTR
15:45  片づけ・解散

●内容
・「雪入ふれあいの里公園」の散策
珪化木の観察 → ハイキング(雲母、鳥の鳴き声、牛久大仏の展望) → 
雪入の自然についての講和 → キングフィッシャーのVTR(主にヤマセミ)を見ながら鳥類概要

・観察された生き物
ヒバリ ヒヨドリ ムクドリ マガモ(?)
スギナ ナズナ クズ コブナグサ チガヤ ヒメシバ(?) ヨモギ オオバコ 
カマキリ ショウヨウバッタ 虫壺 等々
同定できるものが少なくて申し訳ありません。

●感想

午前の部は雨が降る中、午後は日差しの強い中での活動でした。景色の方は綺麗には見えませんでしたが、多くの生き物や雲母等に触れ合うことができたかなと思います。列が縦に長くなってしまい、博士の話を聞けない子が出てきてしまったので、その辺りを考慮すべきだったなと思いました。
生命環境学群 生物学類 1年 三澤文香

午前中は雨ということで、防寒と雨対策がかなり重要となりました。しかし少し傾斜のあるところを上っていると体が温まり、カッパを脱ごうとするキッズもいました。午後は逆に熱中症の対策が必要となるほど快晴でした。
全体としては、子供たちは雲母やバッタを見つけようとするので自然と視線が下に行ってしまうようでした。木洩れ日や木の葉っぱの裏にある虫壺、ミノムシなど高い位置にある面白いものを紹介することに注意できてよかったと思います。
またスタッフも、一番後ろの子に注意しつつ安全に下山を補助することができました。
改善点は内容でも書いてしまったのですが、同定できる生き物が少なかったので、もっと面白い生き物を紹介できるように事前に予習すべきでした。
生命環境科学研究科 生物資源科学専攻1年 狩野絵吏子

記入者 
狩野絵吏子

2014年9月6日 於 森林総合研究所
●目的
樹木園内の植物・昆虫の観察を通じて、自然の多様さ、面白さを感じてもらう

●参加者
講師: 芳賀先生、井上先生(森総研)、矢崎先生(森総研)
スタッフ: 岡安祐佳
午前:キッズ10名/保護者5名
参加者計: 15人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付、講師紹介
9:40~ 樹木についてのお話し
10:00~ もみじの仲間探し (芳賀先生)
10:30~ 植物・昆虫観察(井上先生)
11:30~ 葉・枝のつくりを顕微鏡で観察(矢崎先生)

●内容
もみじの仲間探し
様々なもみじの葉を印刷したワークシートを基に、樹木園内で同じ形の葉を探した。
ネームプレートから樹木名を調べ、最後に答え合わせをした。

植物・昆虫観察
樹木園をまわりながら、
「クサアリ」・・・つぶすと臭いアリ、「カツラ」・・・枯れ葉から、綿あめの匂いのする木
など、面白い昆虫や植物の解説をして頂いた。
また、虫こぶ液を用いて絵を描いた。

葉・枝のつくりを顕微鏡で観察
樹木園内で採集した葉と枝を顕微鏡で観察した。
また、太さの異なるストローで水を吸い上げる実験を行い、樹木のつくりの違いによる、
水の吸い上げやすさの違いを解説して頂いた。

●スタッフ感想
<岡安>
 三名の先生方が様々な角度から「樹木園」に関する授業を行ってくださったことで、充実したサイエンスキッズになったように思います。
アリをつぶす、植物の実をむくなど、はじめは手が汚れることに抵抗のあるキッズもいましたが、他のキッズたちの楽しげな様子をみて、
最終的には手を出してくれました。積極的な発言も、笑い声も多く、良い雰囲気で活動が行えたと思います。
 今回は人数が少なく、また触る・匂いを嗅ぐなど感覚を大切にした内容が多かったためか、途中でばらつくことなくスムーズに活動を進める
ことが出来ました。しかし、受付時の資料配布に手間取ってしまったので、次回は事前にファイルにプリントを挟んでおくなど準備をしっかりと
行いたいと思います。

記入者
筑波大学生命環境科学研究科生物資源科学専攻1年
岡安 祐佳


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