芳賀サイエンスラボ

Archive for 3月 2015

2015年3月14日 於 筑波大学

●目的
ストローを使って様々な音を出す。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 都築清歌、大久保維人、須藤裕子

午前:キッズ 22人/保護者 18人
午後:キッズ 16人/保護者 8人
参加者計: 64人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
9:50~ 工作と体験
10:10~ 説明
10:20~ 工作と体験
11:30~ まとめ
12:00~ 解散、後片付け

【午後】
13:30~ 受付と説明
13:50~ 工作と体験
14:10~ 説明
14:20~ 工作と体験
15:30~ まとめ
16:00~ 解散、後片付け

●内容
今回のサイエンスキッズでは、ストローの片方の穴を塞ぎ、もう片方の穴から口から空気を吹き込むと、空気が振動し、音が出るという仕組みを利用して笛を作った。
笛を作る過程では、ストローを一定の長さに切るためのはさみと、一方の穴を塞ぐための着火剤を用いた。また、ストローから音を出すには一方の穴を塞ぐだけでよく、着火剤がなくても塞ぐことで音がでた。

↓↓ 工作している様子
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↓↓ 完成したストロー笛
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↓↓ 完成したストロー笛をもって集合写真(午前の部)
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↓↓ 完成したストロー笛をもって集合写真(午後の部)
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●スタッフ感想
<都築清歌>
 基本をハカセが初めに説明し、その後はキッズの主体性に任せ本人の好きなように工作させるのは、サイエンスキッズらしいやり方だと思いました。スタッフも似たように事前講習を行いましたが、その講習でスタッフが試したこと以上の創造力をキッズは発揮し、2時間半という短い時間でしたが、個性的な楽器が沢山生まれました。
 反省点としては2点あります。1つ目は事前講習でライターの火が付きづらいことに気が付いたにも関わらず、それをハカセに伝えそびれたため、当日会の途中でハカセがライターを買いに行くことになってしまったことです。ハカセからも注意されましたが、スタッフしか気付かないことは多々あるので、報告は徹底すべきと思いました。2点目は会の最後で火傷が発生してしまったことです。会の中盤あたりから3人くらいのキッズが実験とは関係のないことでライターを使って遊んでいることに、気が付いてはいました。もう少し注意して観察し、声を掛けるなどケガの発生を予防する対策を取るべきでした。
 しかし全体としては、夢中に工作に没頭するキッズが多く、一生懸命に活動しているその姿はとても印象的でした。
 私事ではありますが、私はサイエンスキッズ2期生として小学校4年生のころから中学生まで活動し、高校生の頃もスタッフに混ぜて頂き、大学の6年間も時間を見つけては参加させて頂きました。私のサイエンスキッズの活動がこの会で締めくくられたことを本当に嬉しく思っています。キッズとしてもスタッフとしても、サイエンスキッズの活動がとても好きでした。続けることは大変なことですが、これからもサイエンスキッズが続いてくれたら嬉しいなと思います。来年度からは社会人として勤めることになりつくばを離れますが、陰ながらこれらも応援することができたらなと思っています。長い間、大変お世話になりました。

<大久保維人>
 今回、ストローで音の実験のスタッフをして、子供たちの様々な工夫に驚かされました。
 ストロー笛を吹かずに、ストロー笛を叩いても音が変わることに遊んでいる中で気がついた子などもいて素晴らしい観察力だなと思いました。
 また、ストロー笛が上手く吹けないときにうまく吹いている人の吹き方をじっくり観察するなど向上心なども素晴らしいと思いました。
 さらに、色が違うストローを交互に配置したり、テープで模様を作り貼り付けたりと子供たちの持ち物へのこだわりなども感じることができました。
 私は、今回初めてストローで笛を作ったのですが、穴の形や場所、吹き方の形などで音が変化し、鳴ったり鳴らなかったりすることに気がつくことができました。今回の体験をもとにしてストローでリコーダを作ってみようと思っています。再度ストローで音の実験を行う際にデモンストレーション出来るようにしたいです。

<須藤裕子>
 今回のストローを用いた音の実験では、ストローを笛のように見立てて口から空気を吹き込み、音を出すのですが、最初の体験でなかなか上手に吹けず、苦戦しているキッズが多かったです。そのため、スタッフがこまめに一人一人にコツを教えることができたことがよかったです。
 反省としては、午前の会では火がつかない着火剤が多く、途中で買い足さなければならなかったため、事前に着火剤の点検をしておくことと、会の中盤以降では着火剤で遊び、火傷をしてしまったキッズもいたため、そのようなキッズにはもう少し注意をすることをしておけばよかったです。
 また、全体としては様々な長さのストロー笛を作るキッズなど、 工作をするうえで試行錯誤をするキッズが多く、一生懸命に工作しているキッズを見ることができ、とても良かったです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
須藤裕子

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2015年3月15日 於 国土地理院

●目的
国土地理院(つくば市北郷)の大パラボラ(VLBI)の近くに立つ観
測塔は地域の測量の中心です。その位置と高さを古代エジプト人が使
っていたわざを参考にしながら測ります。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 中井彩加、河合あかり、三澤文香

午前:キッズ18人/保護者14人

参加者計: 32人

●所要時間
【午前】
9:30~ 国土地理院の方、芳賀先生の測量に関する説明
10:15~ 観測塔の計測
12:00  解散、後片付け
●内容
国土地理院の方から測量についての歴史等のお話を伺った後に芳賀先生から測定の方法の説明を受けました。
説明が終わった後に実際に外に出て観測塔までの距離、観測塔の高さの計測を行いました。
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〈国土地理院の方からの説明〉
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〈観測塔までの距離を測定する〉
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〈観測塔の高さを測定する〉
距離の測定ではグループごとで結果の違いが生まれましたが、高さの計測ではどのグループも正解に近い値を計測することが出来ました。
●スタッフ感想
<中井彩加>
今回のサイエンスキッズは三平方の定理を用いて観測塔の高さを計測したのですが、同じ値を測るのに誤差が大きくでてしまい測定に時間がかかってしまいました。測定方法への理解が甘かったので、もっとしっかり確認しておくべきだったと感じました。最終的な値はどの班も近い値になっていたので、工夫すれば直接測ることが難しいものも測ることができるということを感じてもらえたのではないかと思います。高学年の子が多かったので、一歩理解を進めて三平方の定理を用いていたということまで理解してもらえるといいなと思いました。
<三澤文香>
今回のサイエンスキッズは直角三角形の比に関する性質を使って観測塔までの距離、観測塔の高さを計測しました。また実際に測定するだけではなく測定の歴史についても知ることが出来たので多くのことを学べたのではないかなと思いました。しかし内容が小学生に対しては難しく、もう少しみなさんが理解して測定できるように説明するべきだったなと反省しています。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
三澤文香

2015年3月8日 於 筑波大学

●目的
地面には「土」があります。掘ってみると,土のようすがだんだんに変わっています。でも,掘るのはたいへんだな?だいじょうぶ,掘ってあるところを見ればよいのです。土の色をしらべたり,土が深さで移り変わる様子の模型を作ったりします。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 佐々木規衣、中塚博子、小熊宏一郎、島田紘明
午前:キッズ17人/保護者12人
参加者計: 29人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
9:45~ 土壌についての紙芝居(土壌の層位と役割)
10:00~ グループに分かれてグループごとに土壌断面観察、落ち葉めくり・椀がけ、土壌吸着能の実験をローテーション
11:20~ 土壌についての紙芝居(土壌の種類)
11:30~ マイクロモノリスの作り方の説明、材料の配布
11:45  まとめ、解散

●内容
・落ち葉めくり…落ち葉をめくっていくと形や大きさに変化が現れることを気づいてもらった。
・椀がけ…蒸発皿に鹿沼土を少量とり、水を加え、お米をとぐような要領で洗う。現れた小さな鉱物ルーペを使って観察した。
・土壌断面観察…土壌はO層、A層、B層などに層位分けされる。それぞれの層の特徴を紙芝居で学んだあと、実際に断面を観察した。各層は硬さや手触り、色が異なることを実感してもらった。
・土壌吸着能の実験…コーヒーフィルターに土壌を詰め、青色のインクを滴下すると青色が薄くなって出てくることから土壌にはインクを吸着する力があることを確認してもらった。対照実験としてコーヒーフィルターに砂利を詰めて青色インクを滴下した。
・マイクロモノリス作り…雨がひどかったため作り方の説明をするにとどまってしまった。土壌の断面の様子を再現した標本。

●スタッフ感想
<佐々木規衣>
雨で残念でした。しかし、雨にも関わらず参加人数は10人を超えていて準備した甲斐がありました。このテーマのサイエンスキッズにスタッフとして参加するのは今回で4回目です。内容が昨年とあまり変わらなかったのですが、初めて参加する子が多かったため楽しんでもらえたようです。来年はおそらく最後になるので何か新鮮なプログラムを取り入れたいと思います。

<中塚博子>
雨が降って寒い中、参加してくれて嬉しかったです。断面観察を担当していましたが、一生懸命断面を見てもらってよかったです。これを機会に土壌に興味を持ってくれたら嬉しいです。

<小熊宏一郎>
子供さんたち、みんな元気がよくて楽しかったです。

<島田紘明>
今回初めてスタッフとして参加させていただきました。何よりも驚いたのはキッズの学びに対する前向きさです。とても楽しそうに学んでいるなあと感心しました。当日はあいにくの雨でしたが、そんなことも忘れられるくらいにキッズの様々な表情を見ることができて元気をもらいました。また、自分が学んでいる分野がやはりおもしろいものだと再確認させられました。今回は土壌の吸着能に関する実験を担当しました。スポイトでインクを垂らす際に、土壌ではなくコーヒーフィルターにインクがあたってしまっていたキッズもいたので、もう少し丁寧にコツなどを指導しなければいけなかったと感じました。

記入者
筑波大学 生命環境科学研究科 生物資源科学専攻 博士前期課程1年
佐々木規衣

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2015年2月28日 於 筑波大学

●目的
蛇のびっくり箱を手作りで完成させる。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 網本壮一郎、相馬朱里、須藤裕子

午前:キッズ23人/保護者10人
午後:キッズ22人/保護者14人

参加者計: 69人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:10~ 工作開始
10:50~ 説明と工作
11:10~ 完成と体験
11:40~ まとめ、解散
12:30  終了

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:10~ 工作開始
14:50~ 説明と工作
15:10~ 完成と体験 
15:50~ まとめ、解散
16:30  終了

↓↓ 工作過程で、カッターとはさみで牛乳パックを切る様子
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↓↓ 工作過程で、切った牛乳パックを輪ゴムでつなげている様子
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↓↓ 完成した蛇のびっくり箱を持って集合写真
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●内容
 今回のサイエンスキッズでは、蛇のびっくり箱を手作りしました。
 蛇のびっくり箱は、牛乳パックからできており、牛乳パックの箱を開けると、牛乳パックを切って輪ゴムでつなげたものが、蛇のように飛び出すつくりです。
 午前と午後のどちらも、サイエンスキッズの最後では、あまった牛乳パックを使って蛇の頭と尻尾を作り、自分でつくったびっくり箱を用いて体験をしました。

●スタッフ感想
<網本壮一郎>
 びっくり箱のようにヘビが飛び出すびっくりヘビをキッズ達は創意工夫しながら作ったり楽しそうに飛ばせて遊んだりしていて、保護者も一緒に作って楽しめていたように思う。
 ただ、使ったゴムのサイズに違いがあり小さいゴムを使った人はゴムがきつすぎて牛乳パックのほうが折れて思うようにヘビが飛んでいないようだった。
 また、左利きのキッズが午後の回では複数人いたが左利き用のハサミが1つしかなかったため作業が滞ってしまっていた。
 それでも、スタッフがきちんと対応することができ、全体を通しては皆満足のいくヘビを作れていたようでよかった。

<相馬朱里>
 難しすぎず易しすぎない工作で、子どもたちも楽しめたと思う。作業スピードの
違いがやはり生じてしまい、早く進められている子どもは次の説明まで暇になっ
てしまうということがやや見受けられたが、ある程度仕方がないとも思う。遅れ
てきた子どもに対して、スタッフが臨機応変に対応できた点は良かったのではな
いだろうか。
 今回、カッターで怪我をした子どもが出てしまったので、事前に全体でカッター
の使い方に説明を受けたとは言え、危なっかしそうな子どもにはこまめに注意を
促したり、ハサミの利用を推奨したりなどの指導がもっとできれば良かったかも
しれない。
 一回り小さいNo.14の輪ゴムでは、ゴムの強度に紙パックが耐え切れず、上手く
飛び出さない場合があるようだった。

<須藤裕子>
 今回の工作では、特に難しい工程もなく、キッズも楽しんでびっくり蛇の箱を作れたと思います。また、作るスピードがはやいキッズが、次の説明までの間、別のパーツを作ったり、他のキッズと交流ができた点、逆に、作るスピードが遅めのキッズには、スタッフがアドバイス等をすることで対応できた点はキッズにとって、とても良かったと思います。
 さらに、カッターの使い方が危ないキッズもいましたが、注意をこまめに行うことや説明で教わった使い方をまた確認してみるなどを行ったため、カッターによるけがも少なく終えることができて良かったと思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
須藤裕子

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2015年3月1日 於 霞ヶ浦環境科学センター

●目的
霧箱を作り、見えない放射線が本当にあるのか確認する。また、放射線測定器を使って、どのような場所に放射線が多いのかを調べる。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 今村優希、坂入愛

午前:キッズ14人/保護者5人
午後:キッズ10人/保護者6人

参加者計: 35人

●所要時間
【午前】
8:40 放射線についての講義
9:05 霧箱の作り方に関する説明
9:20 霧箱製作
11:10 休憩
11:20 放射線測定器の使い方の説明
11:30 外に出て測定開始
11:45 結果の共有
12:00 終了

【午後】
13:30 放射線についての講義
14:05 霧箱の説明・製作
15:15 室内で測定開始
15:40 結果の共有
16:00 終了

【霧箱】

●材料と事前準備
材料
・透明プラケース 1個
・黒い画用紙、 10×10 cm
・すきまテープ 40 cm
・無水エタノール
・ドライアイス(今回は棒状)
・フードパック(ドライアイス固定用、フタ部分を切り捨てておく)
・発泡スチロールの敷板
・線源鉱物(フェルグソン石、りんウラン石、モナズ石、サマルスキー石、タンタル石、褐レン石)

道具
・はさみ
・懐中電灯
・軍手
・えんぴつ

●手順
1.プラケースの底の大きさに合わせて黒い画用紙をはさみで切り、箱の中に敷く。
2.すきまテープを箱の内側の上端に1周貼り付ける。この際、上にはり過ぎるとフタが閉まらなくなるので注意。
3.黒い画用紙とすきまテープをエタノールで湿らせ、箱のフタを閉める。エタノールが少ないと飽和状態にならず放射線の観察ができないが、エタノールによってすきまテープの粘着力が低下するため量の調整が必要。
4.軍手をはめ、フードパックを持ってドライアイスをもらう。発泡スチロールの敷板の上にフードパックとドライアイスを乗せる。
5.片手の軍手をはずし、箱の上側に手のひらをくっつけて温める。
6.交代で線源鉱物を箱に入れて、横から懐中電灯の光を当てながら観察する。

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【放射線量測定】

道具:放射線測定器 5台 (筑波大学アイソトープ環境動態研究センターから借用)

2~3人のグループに分かれて、放射線測定器を用いていろいろな場所を測定した。
指定箇所(室内、芝生、池、土、庭石A・B、石垣)のほかに、自由な場所やものを測定し、結果を共有した。

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●スタッフ感想
<今村>
 ドライアイスの蒸気で満たした容器の中で放射線を見る実験は、石の種類や温め方などによって見るのに苦労していた子も多かったです。しかし、その分見えたときの喜びが大きくなっていたようで、見ていて嬉しくなりました。放射線量を測定器で図る実験では、土や石以外にも、落ちていたゴミや自分自身など、それぞれ面白いものを測っていて、報告会が楽しくなりました。放射線量の高いものがあったときは、その理由を考察している姿も見られました。目に見えない放射線について考える良い機会になったと思います。午後の子どもたちは、雨天のために室内でしか測定できませんでしたが、その限られた空間の中でも、展示品やエレベーターなど、様々なものを測定していました。
 反省としては、容器の中で放射線を見る実験で放射線を最後まで見れなかった子がいたことです。見れていない子供に早く気づいて、きちんとついて教えるべきでした。

<坂入>
 今回は、放射線を見るという体験に感動している子どもが多くてうれしく感じました。霧箱実験では、温めるときにじっとしていられず、なかなか過飽和状態が作れないと観測ができないようでした。多くの子が放射線を確認できていましたが、放射線を認識できない子がいて、霧箱実験は成功していたにも関わらず結局最後まで放射線を見ることができなかったようです。これが放射線(の飛跡)であるということをうまく説明できるよう工夫が必要だと思いました。まずは、ドライアイスで怪我をする子どもがいなくてよかったです。反省点は、足りない備品が多かったことです。プラケースの数も、事前講習時に保管している箱だけでなく実物の数を数えて確認するべきだと思いました。
 放射線測定実験では、自由な発想でいろいろなものを測定していました。測定するたびに、「意外と高かったね!」などの結果を踏まえて、「これが似てるから放射線量が高いかな?」と考察して話し合いながら対象物を探している様子が見られて良かったです。

記入者
筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 2年
坂入 愛


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