芳賀サイエンスラボ

自分自身でサイエンス

Posted on: 2015年4月12日

2015年4月12日 於 霞ヶ浦環境センター
●目的
自分の一番身近なからだの感覚などについてサイエンス体験を経験すること

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 今村優希、三澤文香、中井彩加

午前:キッズ41人/保護者33人
午後:キッズ25人/保護者24人

参加者計: 134人

●所要時間
【午前】
9:30~ 芳賀先生によるブラックボックスの実験
10:00~ 3グループに分かれ3つの実験をローテーション
11:50~ 芳賀先生による重ね紙
12:00  後片付け

【午後】
13:30~芳賀先生によるブラックボックスの実験
14:20~ 3グループに分かれ3つの実験をローテーション
15:35~ 芳賀先生による重ね紙
16:00  後片付け

●内容
芳賀先生によるブラックボックスの実験(箱の中に入っているものの形を予想する)、重ね紙
IMG_2262[1]

スタッフによる実験
①目の実験
ふりこ、盲点、手に穴が、ドレスの色、立体視
②身体を測る
ストロー心電図、手が短くなる、薬指がはなれない
③そのほか
ハンガーで首が回る、モスキート音、足があがらない(壁に横をつけると)、つま先立ちできない(壁につま先をつけると)、偏光シート
IMG_2261[1]

【主宰者のひとこと】(今年度から不定期に芳賀先生よりコメントをいただきます!)
 以前は新入会者の最初の回を野外観察にしていました。霞ヶ浦の堤防を,遠足気分で歩きながらの自然観察でした。しかし,悪天候の日があったり,確定名簿を渡したりする際に,風があって苦労したことから,最初の回は室内でするようにしました。そして,内容は,最も身近な実験材料である自分の体の感覚ということにしたのです。
 スタッフが,それぞれ考え抜いてグループ別に設定する個別のテーマのほかに,私が全体に行う実験として「ブラックボックス」を考えたのは, これがサイエンスの基本になると思ったからです。牛乳パックを使って中がのぞけない箱を作り,その中に入っているものを当てる遊びなのですが,中に入れるものとして,最初は,消しゴムやビー玉やペットボトルのふたなどを使いました。しかし,ボックスを傾けて,転がり方,滑り方や倒れ方など,注意深く調べるためには「物品名」ではなく,「物体の形状」にすべきだと思い,昨年から中身を変えました。ホームセンターの木工工作の材料売り場に軽い材質でいろいろな形が並んでいるのを見て,それを使うことを思い立ち,〈球〉,〈立方体〉,〈直方体〉,〈円柱〉,〈円盤〉の5種類をボックスの中に入れ,もう一つ,そのどれか同じものを入れるボックスも加えて,1,2,3,4,5,6 と番号を振りました。
 体験することが目的なので,「正解率」などのデータは取っていません。あとで,だれかに箱を空けて中身を確認させ,「当たった!」「間違った!」とひとしきり騒ぎながら,各自が,注意深く転がり方,滑りかた,倒れ方を調べることが大切で,ただ箱を振っているだけでは当たらないことが自覚できればそれで良いのです。
 最後に,『みんなよく知っている遊びものだよ』 と言ってから,おはじきを1つ入れたボックスを渡し,当てさせました。ところが,午前の部ではほとんど当たらなかったのに,午後の部ではほとんが当たるという対照的な結果になりました。これは,午後の部では,たまたま誰かが「おはじき!」と大きな声をあげたことからそれにみんな示唆された結果のようです。

●スタッフ感想
<今村優希>
今回は、キッズⅢの子供たちの初めてのイベントでした。錯覚や、モスキート音や、心電図など、いろんな体験を通して身体の不思議を知ってもらえたと思います。私は目をつかった実験の担当だったのですが、錯覚や盲点などの不思議を体験して、「なんで!?」という声や、理由を自分なりに推測した答えなどが聞こえて、とても嬉しく感じました。お父さんお母さんも一緒に楽しんでくれていたように思います。子供によっては盲点を見つけるのに苦労をしていました。見つけるコツをもっと丁寧に指導するべきでした。また、参加者が想像していたよりも多く、机が足りなくなってしまったり、遠い子供たちに声が届きにくかったりしたので、初回は人数が多いことを念頭に置いて、あらかじめ準備しておくべきだったと思いました。

<三澤文香>
私は身体を使ったサイエンスを行いました。初めてサイエンスキッズ参加される方が多かったのですが、話をしっかりと聞いてくれたのでスムーズに行うことができました。参加者も多く良い時間となったと思います。
私は身体を使ったサイエンスの中で脈拍を測る機械を工作で作りましたがもう少し反応が分かりやすく表れるような工夫ができたのではないかなと感じています。

<中井彩加>
今回のサイエンスキッズはキッズⅢにとって初めてのサイエンスキッズだったので、進め方などで少し戸惑った場面がありました。段取りに関してはもっとよく確認しておくべきだったと感じました。それでも、全体的にとても興味を持って取り組んでもらえたように感じました。私が担当した部分に関しては特にモスキート音や偏光シートに興味をもってくれたキッズが多かったように感じました。ハンガーの実験はうまくいかなかったキッズも多かったかと思うので、もう少し小さめのハンガーを用意するべきでした。
私自信も今回のサイエンス・キッズを通して初めて知ったからだの仕組みなどがあり、事前に調べたことで今回紹介することのできなかったこと(例えば、舌にアルミ箔とスプーンを当て、舌に触れていない側のそれぞれの先を接触させると電気を感じることができる…など)もあるので興味をもってくれたキッズがいたらもっと調べてみてほしいなと思いました。今回扱った自分自信に関するサイエンスは家で気軽に体験できることが多かったように思うので、調べたらぜひ実践してみてほしいなと思いました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
中井彩加

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