芳賀サイエンスラボ

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2015年5月31日 於 筑波山・迎場コース

●目的
筑波山の登山コースを歩きながら、森林・植物・昆虫などの自然観察をする。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 盛高佑貴、相沢良太、平山夏樹

午前:キッズ54人/保護者70人
午後:キッズ12人/保護者16人

参加者計: 152人

●所要時間
【午前】
9:00~ 受付と説明
9:50~   つつじヶ丘を出発、コースを歩きながら自然観察
11:50~ 筑波山神社到着、解散

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ つつじヶ丘を出発、コースを歩きながら自然観察
15:40~ 筑波山神社到着、解散

●内容
まず芳賀先生から歩く道の説明があった後、午前中は参加者が多かったため、3つの班に分けた。前の班が出発して5分ほど経った後に次の班が出発した。歩いた道は迎場(むかえば)コースで、木や植物、昆虫などを観察しながら筑波山神社を目指した。securedownload

写真:芳賀先生による説明の様子

 

●スタッフ感想
<氏名>
盛高佑貴

迎場コースでは多くの植物・樹木・昆虫などが観察でき、落ち葉や昆虫を熱心に観察する子ども達の目は輝いていました。途中ヤマカガシやサワガニなども見られ私もすごく楽しめました。午前中は参加人数が多かったため子ども達を統率するのが難しく、先へ先へどんどん進んでしまう子ども達を見るのに手一杯で、後方の子ども達に目を向けることがなかなか出来なかったので歩くスピードを落とすなど配慮が必要だと感じました。植物図鑑を携帯していたのですが、子ども達から植物の名前を尋ねられた際に分からないことが多かったので事前の山林の植物・樹木についての調べが足りなかったようです。午前中の下見の段階で山道の植物を十分に確認しておかなかったのも反省点の一つです。天気にも恵まれ、冒険コースでの大きな事故もなく散策を終えることができ良かったです。今回の活動で子ども達に筑波山の植生や生き物に興味を持ってもらえると嬉しいです。

<氏名>
相沢良太

今回は少し雲が多かったため涼しく、フィールド観察には適した天候でした。コースではモミジイチゴやギンリョウソウが見られ、こどもたちはイチゴを食べてみたりギンリョウソウと写真を撮ったりと筑波山の自然を楽しんでいました。午前中は参加人数が多く先へ先へ急ぎたがる子とゆっくり観察したい子がいて、まとめるのが大変でした。どんどん進むこどもたちを注意するあまり説明が手薄になってしまっていたので予めゆっくり歩くよう念を押しておくべきだったと思います。また、苔むした岩に乗り、滑り転んだ子がいたので注意を促すべきでした。午後は参加者が少なく、グループに分けずにスタッフ全員で見ることができました。コースの最後に通った冒険コースでは目立った事故はありませんでしたが、小学生未満の子も多く参加していたため予定よりも時間がかかりました。別の安全なコースも用意してあるとよかったと思います。また、下見の段階でコースの確認のみを行い、植物など説明できるものをあまり探さずに名前を聞かれたときに答えることができなかったのも今回の大きな反省の一つです。

<氏名>
平山夏樹

今回は筑波山中腹の迎場コースを散策しながら植物や昆虫などの生き物や森林の特徴を観察するということで、多くのキッズが積極的にコース沿いの変わった植物や生き物を発見し、興味深く観察する姿が見られました。午前の部ではヒバカリの幼蛇と思われる蛇を発見することができ、午後の部では沢からやや離れた陸地で大きな
サワガニを発見することができました。午前の部では参加人数が多かったため、班を3つに分けましたが、元気がよくコースをどんどん先へ進んでしまうキッズがいたため苦労しました。反省点としては、事前に下見の時間を十分に設けて頂いたのにも関わらずコースの確認程度で終わってしまったため、コース沿いの植物などについて詳細に調べておくべきでした。また、活動中に自分のスタッフ用の名札を山中に落とし、紛失してしまったので今後は同じような
ことが無いように気を付けたいです。

【主催者の一言】

この筑波山での自然観察は雨に降られることが多いのですが、ことしは多少怪しい雲行きながら雨はありませんでした。

狭い山道なので、参加人数を3つの班に分けて5分おきに出発し、途中のいくつかのポイントでは、わたしが5分ずつ3つの班に同じ話をしたあと、急いで先頭を追いかけて、次のポイントで同様にする、という苛酷なことを毎年続けてきました。しかし、もう脹脛も膝も腿も悲鳴を上げ続けてしまいます。広いところでは3つの班を一緒にして話をしたりして、杣道の冒険コースもなんとかこなして午前の部を終えたものの、特に膝が痛くなって、ついに午後の部では、最初と最後のポイントだけやって、途中は学生スタッフに任せ、わたしはドライブウェーを車で先回りして待ち受けるという、情けない為体になりました。(芳賀)

記入者
筑波大学大学院数理物質科学研究科化学専攻修士2年

盛高佑貴

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2015年5月3日 於 筑波大学
●目的
森の中の落ち葉にはいろいろな生き物(土壌動物)が住んでいます。普段歩いているだけでは、見ることのできない小さな生き物たちを特別な装置を使って見てみましょう。また、集める装置「ツルグレン装置」を工作して観察してみよう。
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 山本鷹之 千頭康彦 盛高佑貴
午前・午後:キッズ23人/保護者16人
参加者計: 39人
●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ 土壌にいる生き物についての説明
10:30~ ツルグレン装置工作
11:30~土壌採集、ツルグレンセット
12:00~  お昼
【午後】
13:00~観察
15:50~ まとめ、解散
16:30  後片付け
●内容
足元にある落ち葉や土の中にはどんな生き物が住んでいるのかを見るために、光と熱によって集めた落ち葉や土から土壌動物を落とすツルグレン装置を作って、出てきた生き物を観察する。始めに、どのような生き物がいるのか芳賀先生から説明を受けた。そのあと、画用紙、アルミの皿、段ボール、植木鉢のスタンドを材料にツルグレン装置を作製した。外で湿った土や細かくなった落ち葉を集めてきて、ツルグレン装置にセットして一時間待った。落ちてきた生き物を受けるタッパーにエタノールを入れた。
落ちてきた生き物は実体顕微鏡で観察し、どんな生き物がいたか報告し合った。

●スタッフ感想
<山本鷹之>
始めの準備の段階から、芳賀先生へのサポートが遅れてしまった。指示待ちをせずに、自ら動けるようにする。土壌の生き物を観察するときに、「気持ち悪いから見たくない」と言って、生き物を見たがらない子がいた。その子にいろいろ説得してみたけれど、うまくいかず、結局父親に連れていかれていた。そういう場面で、うまく興味を惹かせられるように説得ではないが、言葉にできるようにする必要があると感じた。顕微鏡を使ったことが無い子が多くいたので、使い方を説明したが、一度では理解できなかったようなので、説明の仕方を工夫したい。いろんな生き物を見つけてきたが、あまり答えること出来なかったので、もう少し勉強した方がいいと思った。
<盛高佑貴>
私自身ツルグレン装置を生で見るのは初めてだったので、子どもたちはすごくワクワクしたのではないかと思います。装置は上手くできているのに採取した生物がなかなか落ちてこないというケースが何件かあったので、少し工夫が必要だなと感じました。最初は顕微鏡のピントを合わせるのに悪戦苦闘していた子どもたちも試行錯誤しながら頑張って調節できるようになっていました。熱心に顕微鏡を覗き込んで小さな生き物を観察する様子はとても微笑ましかったです。事前に予習はしてきたのですが、同定はすごく難しかったです。最後に黒板に観察できた生物の名前を書き出すと、多くの種類の生物の名前が挙がり子どもたちも驚いたのではないかと思います。今回の体験を機に子どもたちが身近にいる小さな生物に興味を持ってくれたら嬉しいです。天気にも恵まれてとても良かったです。

【主宰者のひとこと】

土壌動物を観察することをサイエンス・キッズで始めたのは,森林の林床にも豊かな生物世界が広がっているのを子どもに見せたかったからです。1人1台ずつ自分で作ったツルグレンファンネルで,何が出てくるのだろう?というわくわく感のため,気味悪いとかバッチイという嫌悪感がなくなる効果も狙い目です.
ファンネル用の金網のざる探しは毎度の問題です。植木鉢用の三脚スタンドにちょうどよい大きさのものでもやざるの目(メッシュ)が細かすぎると虫がくぐり抜けません。粗すぎるとごみが落ちて虫が見えにくくなります。これは,という商品が翌年には店頭から姿を消してしまったりします。今回はざるをあきらめて,流しに取り付ける3mmメッシュの金網を使いました.ファンネルには黒い紙を使います。土壌動物たちの負の走光性を考慮しました。工作ができたら大学構内の森からリターを採ってきて,各自ファンネルにセットして,昼食休憩して土壌動物が落ちて集まるのを待ちます。そして午後に,おどろきや感歎の声を挙げながら観察しました。観察した生物名は,黒板を埋め尽くすように一人一人書き連ねました。
この体験会には,筑波大学生物学類の,1人1台の双眼実体顕微鏡や照明用電気スタンドを使わせていいただきました。ご厚意に感謝です。また,テキストとして茨城県自然博物館の「身近な土の中の生きもの」をコピーさせていただきました。ありがとうございました。 H.

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
山本鷹之

2015年06月17日 於 霞ヶ浦浮島 妙岐の鼻
●目的
霞ヶ浦の妙岐の鼻と呼ばれる一帯はヨシ(アシ)原になっていて、様々な種類の動植物に加え、絶滅危惧種に指定されているエノキカイガラジラミを見ることができます。ここでの観察を通して動植物に対する知識を付けることが目的です。
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 河合あかり 相澤良太
午前:キッズ30人/保護者18人
午後:キッズ01人/保護者01人
参加者計: 50人
●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ 探索
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け
【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ 探索
15:50~ まとめ、解散
16:30  後片付け
●内容
霞ヶ浦の妙岐の鼻と呼ばれる一帯はヨシ(アシ)原になっていて、コジュリン、オオヨシキリなど小鳥の楽園です。観察台も作られています。

●主催者のひとこと 
 霞ヶ浦の原風景ともいうべき妙岐の鼻は一面の葭原です。オオヨシキリ,コジュリン,オオセッカなど,野鳥の声を聞きながら気持ちの良い散策を楽しめます。しかし,うるさいくらいに聞こえていたオオヨシキリは数が減って,鳴き声ものまねコンクールができなくなりました。水資源機構が堤防上に設置した立派な野鳥の鳴き声案内機が,修理される気配がないまま放置されているのはとても残念です。
 葭原周辺の散策路ではチガヤやヘラオオバコが衰退してブタナが増えるなど植物世界も変わってきました。
 帰途,高速道路上で車が故障し,本線から側道にやっと待避できたものの,自力走行できなくなって警察パトカー,管理会社パトロールに助けられ,JAFに牽引されました。同乗のスタッフ学生2人に迷惑を掛けてしまいました。
(芳賀)

●スタッフ感想

<河合あかり>
自然の多い場所で、子供たちが鳥や植物、昆虫、魚など様々な生き物を興味をもって見つけている様子を見ることができました。
今回の反省点としては、草木が生い茂っている場所で、所によっては足元に茨が出ている場所もあり危なかったため、事前に長袖長ズボンで来るよう呼びかけておくべきだったということや、細くて見通しの悪い道が多く、博士の声が届かなかったりはぐれてしまった子供がいたりなどしたため、もっとスタッフが動くべきだったということが挙げられます。また、午後も行うかどうかということについて、スタッフ間で連絡ミスがあったため今後このようなことがないように注意していきたいです。

<相澤良太>
日差しが強く暑い日でしたが子供たちは草笛で遊んだりそれぞれ興味の持ったものの観察を楽しんでいました。
長さ比べのためのヨシの採取には悪戦苦闘しながらも楽しんでいました。
昆虫や植物の名前や不思議に思ったことをどんどん質問してくれる子もいて自分の勉強不足さを痛感しました。
今回、最後尾についていたのですがどうしても芳賀先生からはなれてしまったり、先生の解説を聞いていない子もいたのでもっと子供たちの誘導をすればよかったと思います。また、朝の下見の時に、見つけたヘビを刺激したため観察の時にはヘビがいなくなってしまい子供たちに見せることができなかったのでもっと配慮すべきでした。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
河合あかり

2015年5月16日 於 筑波大学

●目的
はぎ取り法とレプリカ法の2通りの方法でプレパラート標本を作り、顕微鏡で気孔の観察や数を数える。また、顕微鏡の使い方を知る。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 須藤裕子、相馬朱里、三代侑平
午前:キッズ6人/保護者5人
午後:キッズ15人/保護者8人
参加者計:34人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付
9:35~ 芳賀先生による説明
10:10~ プレパラート標本作りと観察
11:50~ まとめ
12:00  後片付け

【午後】
13:30~ 受付
13:35~ 芳賀先生による説明
14:10~ プレパラート標本作りと観察
15:10~ 葉の採集
15:25~ 採集した葉のプレパラート標本作りと観察
16:00  後片付け

●内容
 大学構内に自生していたツユクサ(園芸用品種)の葉の表皮を剥ぎ取ることによって表皮の細胞(箱)と気孔(葉っぱの口)を観察する剥ぎ取り法と、液体絆創膏を葉の表面に塗り、セロハンテープを利用して液体絆創膏を取るレプリカ法の2つによってツユクサの葉を観察、プレパラート製作を行いました。
 また、午後の会では子供たち本人が観察したい葉を採集し、レプリカ法によって植物の葉を、顕微鏡を用いて観察しました。

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 写真 芳賀先生による説明時の様子

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 写真 プレパラート製作の様子

●主宰者のひとこと
 葉の気孔を観察する材料としてはムラサキツユクサが優れているので,自宅の庭に植えてある人に提供をお願いしていたところ,手違いで入手できず,急遽,近縁種のツユクサ(園芸品種)を使いました。体育館脇に生えているのをスタッフが採ってきてくれました。この表皮をはぎ取るのはやや困難でしたが,全員検鏡できました。
 薬局で売っている液体絆創膏を葉に塗ると,表面の模様が写し取れるので,葉の表と裏の気孔の数を手っ取り早く比較することができます。このようにレプリカを取る方法としてはセルロイドの薄板を酢酸アミルで溶かして押しつけるスンプ法もありますが,においがきつかったり,専用のプレパラートが必要だったりするのと比らべると,このエキバンは操作も簡単で,剥がすのに使う透明セロテープがそのままカバーグラス代わりにスライドグラスに貼り付けることができる便利さもあります。
 午後の部でスタッフの手が足りないときに,妹の付き添いで来た高校2年生の元サイエンス・キッズがとても良く手伝ってくれて助かりました。(芳賀)

●スタッフ感想
<須藤裕子>
 今回のサイエンスキッズの会では、まず観察で使うツユクサを直前に採集してきたことや、途中で材料の不備に気がついたこと、作業の進め方がスタッフにより少々異なったことなど、事前に確認しておけばよかったです。
また、葉の表皮を剥ぎ取る「剥ぎ取り法」でのプレパラート製作では、表皮の剥ぎ取りが難しかったため、苦戦するキッズや保護者も多かった。しかし、だんだん慣れてきて上手に剥ぎ取り、キッズが顕微鏡を覗きながら「葉っぱの口が見える!」と、きちんと気孔が観察できたのは嬉しかったです。さらに、午前中は参加したキッズが少なかったため、一人一人に顕微鏡の使い方から作業の進め方まで見てられたこと、限られた時間の中で剥ぎ取り法とレプリカ法の両方の方法によって葉っぱの口(気孔)の観察ができたことはとても良かったです。

<相馬朱里>
大学内に生えるツユクサの葉を使用したが、剥ぎ取り法で表皮を剥がす作業は難しい子どもも多かった。しかし、葉の裏側であれば、ほんの少しの面積を剥ぎ取るだけで、多数の気孔が観察できた。レプリカ法は簡単で気孔もよく見えるため、子どもにも保護者にも好評だったように思う。葉の表と裏でそれぞれプレパラートを作ると、気孔の密度の違いがよく分かった。午前中は参加人数が少なくひとりひとりを十分にフォローできたが、午後は人数が増えたため、どうしてもひとりの子どもを見る時間が少なくなってしまった。
顕微鏡の使い方や作業の進め方をテーブル単位でスタッフが説明したが、不十分な点があったため、予め流れを確認しておくべきだったと思う。

<三代侑平>
午前の部では参加人数が少なく、ほとんどのキッズに目が届きサポートしやすかったのですが、午後の部はスタッフも減り、また参加人数も午前の部に比べると増えたため、少し大変でした。元サイエンスキッズの方が手伝ってくださったので非常に助かりました。
今回、用いたサンプルは剥ぎ取り法の行いやすいムラサキツユクサの予定でしたが、入手できず、トキワツユクサを用いました。トキワツユクサは園芸用ということもあってか、剥ぎ取り法には適しておらず、キッズだけでなくスタッフも苦労していました。しかし、なんとか剥ぎ取り法、レプリカ法、両方で気孔を観察できたのでよかったです。
今回が2回目のサイエンスキッズでしたが、キッズたちとたくさん接することができ、なんとか役目を果たすことができました。剥ぎ取り法がうまく行えなかったこと、ムラサキツユクサを準備できないなどの不備があったので、今後は事前確認をしっかりと行っていきたいです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類 2年次
須藤裕子

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2015年5月10日 於 玉造ふれあいランド「水の科学館」実習棟
●目的
霞ヶ浦を遠くから眺めるだけでなく、船に乗って湖面の色を見たり、底の泥を触ったりする。
また、霞ヶ浦の水の濁りを調べたり、どれだけ汚れているかを調べたりする。
今回は国土交通省の霞ヶ浦河川事務所にご協力をいただいた。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 山田侑希、関口実歩、浅井仁
午前:キッズ58人/保護者56人
午後:キッズ26人/保護者23人
参加者計: 163人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
9:50~ 湖面観察、COD・透視度測定、自然観察
10:30~ 湖面観察、COD・透視度測定、自然観察
11:10~ 湖面観察、COD・透視度測定、自然観察
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け
【午後】
13:30~ 受付と説明
13:50~ COD・透視度測定、自然観察
14:50~ COD・透視度測定、自然観察
15:50~ まとめ、解散
16:10  後片付け

●内容
午前中は3つのグループに分かれて、湖面観察、COD・透視度測定、霞ヶ浦周辺の自然観察をローテーションで行いました。
午後は2つのグループに分かれて、COD・透視度測定、霞ヶ浦周辺の自然観察を交替で行いました。
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【主宰者のひとこと】
 かって,建設省霞ヶ浦工事事務所であったアドバイザー会議のあと,水質保全課長と懇談するうちに,子どもたち対象の霞ヶ浦体験会をしてみたらという案が出て,事務所の協力でこのテーマの実施が始まりました。その後,事務所名は国土交通省霞ヶ浦河川事務所に,課名も湖沼環境課に変わりましたがこの体験会は引き継がれています。
当初は,同事務所土浦出張所の港と隣接の霞ヶ浦インフォメーションセンターを使い,巡視船2隻を掛馬観測所付近まで走らせて体験活動をしていました。地上では霞ヶ浦市民協会の協力もありました。東日本大震災で,そこの港湾設備の使用が制限され,インフォメーションセンターも閉鎖されたため,会場を行方市玉造の霞ヶ浦ふれあいランド水の科学館とその船着き場を使うようになり,巡視船1隻で行う現在の形になりました。
 毎回,湖沼環境課あげてのイベントとして課長,係長はじめ課員総出のお手伝いに感謝しています。 芳賀

●スタッフ感想

<浅井仁>
霞ヶ浦の水質や湖岸の動植物に関して理解を深めた。霞ヶ浦からひいた水道水があまり美味しくないためか、普段から霞ヶ浦にあまり良い印象を抱かなかったが、今回のサイエンスキッズで大分印象が変わった。確かに透明度やパックテストの結果から見れば、あまり印象は良くないが、湖底の砂は海の様な匂いがした。ヘドロだと思っていたので、驚いた。職員の方々の努力により、霞ヶ浦は綺麗になってきているんだと知った。自分が住んでいる地域の、毎日触れている水が綺麗になるために、自分にできることは何か常に考えながら生活したい。また、湖岸を散策しているときに、自分が気づかない動植物に気づいて報告してくれる子どもたちを見て、やはり子ども特有の目線と曇りない好奇心は、すばらしいものだなと改めて思った。

<関口実歩>
キッズと様々な体験ができて、こちらも楽しませてもらった。CODテストの際、取り扱いを間違えると危険な薬品について説明をしたところ、キッズが必要以上に怖がってしまい正しい測定が出来なかったことが心残りである。何が危なくてどこまでが大丈夫であるかの伝えかたの難しさを実感した回であった。

<山田侑希>
今回はキッズと一緒に船に乗って湖面の色を観察したり、湖水のCODを測定したりした。
霞ヶ浦は住んでいる地域の近くにありながらもあまり直接知る機会がなく、今回は私にとっても霞ヶ浦を体験する回であった。また、船に乗った時にわくわくしていたキッズを見てこちらも楽しくなった。それぞれ霞ヶ浦湖面のいろいろな場所を見ていて、中には波間にいた魚を見つけたキッズもいた。自然観察の時には土手の植物だけでなく水辺の植物にも注目していたキッズもいて、驚かされた。
午前中にできた湖面観察が天気の都合上午後にできなかったのは少し残念であったが、その分自然観察に時間をかけることができ、こちらも霞ヶ浦周辺の自然を知る良い機会になったと思う。
また、今回は国土交通省霞ヶ浦河川事務所の方々に実験器具の提供や多大なるご協力をいただき、非常にありがたかった。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
山田侑希

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2015年05月09日 於 霞ヶ浦環境科学センター

●目的
「ペーパークロマトグラフィー」というものがあることを知ってもらう。
普段使用しているペンは水に溶けるもの、アルコールに溶けるものがあること体験的に理解してもらう。
インクが複数の色でできていることを視覚的に理解してもらう。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 遠坂尚子、三澤文香

午前:キッズ14人/保護者9人
午後:キッズ15人/保護者7人

参加者計: 45人

●所要時間
【午前】
9:35~ 芳賀先生による実験の説明と工作
11:00~ さまざまなペンを使ってペーパークロマトグラフィーの実験
11:35~ コーヒーフィルターを使った色の遊び
12:00  後片付け

【午後】
13:35~ 芳賀先生による実験の説明と工作
14:30~ さまざまなペンを使ってペーパークロマトグラフィーの実験
15:50~ コーヒーフィルターを使った色の遊び
16:00  後片付け

●内容
前半は実験に使う道具を作成した後に黒色の油性ペン、赤色、黒色の水性ペンを使ってペーパークロマトグラフィーの実験を全体で行いました。
全体での実験を終えた後に残ったペーパークロマトグラフィーの用紙を使い各々が気になったペンを使い実験をしました。また前半の最後には芳賀先生が持ってきた謎の液体でもペーパークロマトグラフィーの実験を行いました。
工作
今回はプラスチックカップの蓋に両面テープを利用してクリップを付けクロマトグラフィーの紙をぶら下げる形の物を作りました。
またペーパークロマトグラフィーの紙を三等分に切り、下から1.5cmのところにラインを引き、ペンのインクを落とす場所を決めました。
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(工作の様子)
実験
ペーパークロマトグラフィーにインクを付け、プラスチックカップにぶら下げカップの中にペーパーの下の部分が少しつく程度に水またはアルコールをいれました。溶液を紙が吸うのを待ちペーパーの半分ほど染みたら実験終了。
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(ペーパークロマトグラフィーの実験の結果)

後半はコーヒーフィルターを使った色の遊びをしました。
方法としてはコーヒーフィルターをプラスチックカップの蓋を使い円形を作る。その際に中心に印をつけておく。円形に切り取ったものに自由にペンで色を付けピペットを使い水またはアルコールをかけ色の広がりを観察するといったものでした。
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(参加者の作品)

●スタッフ感想
<遠坂尚子>
今回はペンのインクを様々な色に展開させるペーパークロマトグラフィーの実験でした。身近なペンが実験材料だった事もあってキッズたちは目を輝かせて実験に取り組んでおり、その姿をたいへん嬉しく感じました。また、個人で自由にペンを選んで展開させる時間を設けたことは、キッズの興味を引き出すのにたいへん有意義だったと思います。
また、ペーパークロマトグラフィーにおいて水とエタノールを溶媒に使用した時の違いは十分に理解してもらえたように思います。しかし、一色のインクが様々な色に展開する原理の説明は十分とは言えなかったと感じました。今後は、キッズ一人一人の疑問に答えられるよう、努力していきたいです。

<三澤文香>
ペーパークロマトグラフィーを使って日頃使っているペンの中にはさまざまな色が含まれているということを確認できたと思います。後半のコーヒーフィルターを利用した実験では前半で学んだことを活かして参加者の皆さんがさまざまな工夫をして作品を作っていたのでよかったと思います。「油性ペンだからアルコールを使って、水性ペンだから水を使って」といった指示をしてしまった場面があったので油性ペンと水性ペンの反応の違い等のメカニズムを分かりやすく説明できるように事前に用意しておくべきであったと感じました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
三澤文香

2015年5月6日 於 ひたちなか市平磯海岸

●目的
潮の満ち引きによって、一定時間出現する「潮だまり」。そこには普段は見られない様々な海の生き物が取り残されており、採集、観察することができる。
潮だまりの生き物採集、観察、紹介。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 浅井 仁、坂入 愛、山本 鷹之、須藤 裕子、三代 侑平、関口 実歩、平山 夏樹、後藤 鮎美
午前:キッズ122人/保護者110人
参加者計: 232人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付
10:30~ 採集
11:00~ 採集した生き物の紹介
11 : 15~ 採集再開
11 : 30~ 採集した生き物の紹介
12:00  後片付

●内容
自由な生き物採集
採集した生き物の説明

●主催者のひとこと
磯の海岸動物観察をサイエンス・キッズのメニューに加えたいと思い立った10年前,場所探しを始めてまもなく,ひたちなか市によい岩礁を見つけました。近くの公園には,小さいながらも駐車場もトイレも足洗い場もありました。うら寒い3月上旬にはまだ海遊びの人はなく,駐車場は空いています。最初の「潮だまりの生きもの観察」はこの狭い駐車場に車をすき間なく詰め込んで実施しました。しかし,トイレが故障していたり,一般の駐車場を独占する後ろめもたさも感じて,他の駐車施設を物色しました。そこで,岩礁からは500mくらい離れますが,夏の海水浴客のために漁港のスペースを駐車場にして立派なトイレもある場所に目を付けました。近くの店で聞いてみると,管理者は那珂湊漁業協同組合であることが分かり,紹介者も仲介者もないまま直接,組合事務所に行ってお願いをしました。さいわい漁協参与の方のご理解が得られてそこを使わせていただけることになり,もう少し水ぬるむ季節でも実施可能になりました。
 今回は3つのラッキーが重なりました。1つ目は,人事異動で交代された新しい参与の方にもご理解が得られ,5月6日の実施予定にも拘わらず,連休前の5月1日に駐車場の鍵を貸していただけたことです。2つ目は,ひたちなか市の観光協会が5月3,4,5日の3日間,その場所でイベントを組んでいたのですが,たまたま潮の良い日が6日だったので,その行事とのかち合いが避けられました。そして3つ目が当日の気象状況です。快晴無風,日差しはつよかったものの空気は清涼で,汗をかかないすばらしい天候でした。
 写真を撮るために岩山に上がって見晴らしたとき,親子誰もが,豊富な生きものの多様さに目を輝かせていることが見て取れて,その光景に喜びと感動を覚えました。 H.

●スタッフ感想
浅井 仁
今回は、サイエンスキッズのなかでも、参加人数がかなり多い回だと予想していたが、やはり多くの方が参加してくださった。車も多く、駐車場整理などは大変だった。反省としては、救急箱に絆創膏が入っておらず、とっさに使えなかったことだ。子供が多く集まり、スタッフの目が届ききらない今回のような回では、そういった準備も必要だと思った。自分は海のない土地で育ったので余計に海の生き物は魅力的だが、それは子供たちも同じだった様子で生き物を見つけては「これなんだろう?」と目を輝かせる表情が印象的だった。自分も図鑑などである程度知識はあったが、実際に探して、触って、観察できて良かった。子供にとっても一番刺激的な体験は「触る」ということだと思うし、自然体験としては最も有意義だと思う。こういった直接自然を感じる経験を、子供たちにはもっとたくさんしてほしい。もっと自由な発想で自然と向き合い、生き物に触れ、豊かな心を育てていってほしいと思った。そのために自分にできることで訳に立ちたい。今回、自分は特にウミウシを狙って探していたが、意外と見つからないもので(アメフラシはゴロゴロいたが)、生き物探しも思いのほか大変だなと改めて思った。子供も大人も楽しめた回になったと思う。図鑑をもっていったので、簡単な同定ができてよかった。防水カメラなどがあると楽しい。

坂入 愛
今回は、自分の手でいろいろな生き物に触ってもらうことができました。エビ、カニ、ヤドカリ、ウニ、ナマコ、アメフラシ、ヒトデなど、いろいろな動物がいましたが、たくさん触って、アメフラシはぶにぶにしているのかと思ったらこのへんが硬い!というような気づきが見られました。あみは原則として配らなくても良いのではないかと思いました。
反省点は、救急セットが不足していた点です。各自で確認して、ばんそうこうや消毒液を持ってくるべきでした。また、海藻やヤドカリなどが詳しく載っている図鑑がもっとあると良かったです。今回スタッフも7人いましたが、子どもの数がそれ以上に多く、サポートしきれませんでしたが、散らばるように工夫することで全体を見ることはできると思いました。

山本 鷹之
参加者が非常に多かった。磯では、子どもやその保護者が楽しそうに生き物探している様子が見られた。気持ち悪いと言いながら、巨大アメフラシを触ってきたり、カニがいたと言って手づかみする子がいたりした。中には、「こんな生き物見たことないから新種だ!」なんて言ってはしゃぎながら生き物を採っている子もいて、生き物が好きなことが伝わってきて嬉しかった。スタッフの人数もいたが、少しかたまってしまう場面もあったので気を付けたい。参加者の人数が多かったため、各自指示を出して誘導するべきであった。最後の方で、岩の上で足を滑らせて転んでしまった子がいたので、もっと岩場には注意するよう言っておくべきであった。全体が多い時は、移動時間が長くなってしまうので、スタッフの呼びかけが大事だと思った。最後に、生き物を逃がす時に、心残りな顔をしている子がいたのが印象的でした。そうやって、生き物が好きになってくれたらいいなぁと思いました。

須藤 裕子
今回のサイエンスキッズは、磯の生き物を観察する会でした。悪かった点、反省点そして最後に良かった点を順に書いていこうと思います。始めに、悪かった点と反省点です。1つ目に、今回は100人以上のキッズが参加したため、受付が大変でした。自分は受付を担当していましたが、不手際だったために時間がかかってしまい、多くのキッズと保護者を待たせてしまいました。今回の失敗を活かし、次回以降のサイエンスキッズでは、事前に名簿を見ることでどんなキッズが参加するかを確認するなど、受付をよりスムーズに改善していきたいと思います。2つ目に 、採集・観察時間が短かったためにキッズ全員とコミュニケーションを取ることができなかったのが非常に残念だったため、時間をよく見てなるべく多くのキッズとコミュニケーションを取りたいです。良かった点としては、まず、最初はヤドカリしか触れられず、ヒトデなどの生き物が怖くて近づけなかったキッズが、会の終わり頃には興味を持ってヒトデなどを観察していたことがとても良かったです。また、クモヒトデやアメフラシなど普段は見れない生き物を観察することができ、キッズにとって良い経験となったと思います。加えて、観察した生き物はきちんと磯に返していたため、とても関心したこと、会の終わりで「楽しかった!」といった声が聞けてとても嬉しかったです。次に、磯の採集・観察をするのに岩の上を利用して移動しました。この岩の上がデコボコで海藻も付着していたりと、とても足が滑りやすかったのですが、自分が見ている範囲では転んでいるキッズがいなく、さらに会全体として大きな怪我をしたキッズがいなかったのが良かったです。

三代 侑平
今回、初めてサイエンスキッズに参加させていただきました。今回は「潮だまりの生き物」ということで、生き物と触れ合ったのですが、磯の生き物はあまりよく知らず、「これなんですか?」といった質問に答えることができませんでした。しっかりと事前に予習しておくべきだったと思っています。少しお話させていただいた保護者の方が終了後に子供と一緒にお礼を言いに来てくださったので、もっと子供たちが楽しめるよう準備をしっかりと行っていきたいです。

関口 実歩
フィールドでのキッズは初めてだったが、大きな事故等がなく本当に良かった。キッズは素早い生き物、小さな生き物もよく見つけており、観察眼に驚かされた。また、何人かは動く生き物だけでなく、藻類や貝にも興味を持って観察をしていた。様々な生物の魅力に気づいてもらえたようで大変嬉しく思う。

平山 夏樹
今回が自身にとって初めてのサイエンスキッズ参加ということで戸惑う点も幾つかあったが、全体としては特に問題なく終えることができた。キッズだけでなく保護者も一緒になって生き物を観察する姿が多く見られた。普段なかなか見ることのできない多様な磯の生き物を発見し、手や網で採集して観察するという内容であったため、多くの参加者に楽しんでもらえたと思う。個人的に残念なのは、磯の生き物の名前が全然わからなかった点である。事前にもっと丁寧に下調べをしてから臨むべきであったと感じた。

後藤 鮎美
初めてサイエンスキッズに参加しました。子供たちも日常あまりできない潮だまりでの観察ができてとても楽しそうにしていました。受付があまりうまく機能しなくて暑いなか参加者の方々にお並びいただくことになってしまいました。もう少し受付を始めるまえにスタッフで確認しておくべきでした。今回のサイエンスキッズを通して磯での遊び方、楽しさ、そして危険な生き物も身近にいることを学べたかなと思います。子供たちのフィールドでの学習の現場に立ち会えてよかったです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
浅井 仁


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