芳賀サイエンスラボ

木の葉の葉脈を調べる

Posted on: 2015年10月17日

2015年10月11日 於 霞ヶ浦環境科学センター

●目的
葉の葉脈がどのような構造になっているかを目で実際に見ることによって知る。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ:中井彩加、須藤裕子、吉野葉月

午前:キッズ9人/保護者6人
午後:キッズ9人/保護者4人

参加者計: 32人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と葉の説明
9:40~ 標本作成の説明
10:00~ 標本作成開始
10:53~ 自分で好きな葉のを採集
11:05~ クイズ
11:25~ 採集した葉で標本作成
12:00  片付け

【午後】
13:30~ 受付と葉の説明
13:45~ 標本作成の説明
14:00~ 標本作成開始
14:50~ 自分で好きな葉のを採集
15:20~ クイズ
15:30~ 採集した葉で標本作成
16:00  片付け

●内容
木の葉を薬品(弱塩基の炭酸ナトリウム)で処理して、網目のような葉脈を残す作業をすると葉脈がどのように繋がっているのかが分かります。葉脈だけになった葉をラミネートして標本を作りましょう。
image3
image2

●主宰者のひとこと
木の葉の葉脈標本は,とかく飾り物のしおりづくりになりがちですが,サイエンスの範疇に留めおくために,ラベルを付した標本を作ることに重点を置きました。材料としては失敗の少ない ヒイラギモクセイ を使いまし
た。生け垣や大きな道路の歩車道分離帯によく植栽されています。今回の材料は学園西大通りのグリーンベルトで採取しました。
葉肉を取り除くには,通常は苛性ソーダを使いますが,子どもの手への影響や廃液処理を考えて,弱いアルカリの炭酸ナトリウム溶液を使い,長時間煮ました。1人4~5枚用意した葉は,みんなうまくいって使い果たされましたが,会場の庭で各自が採取した様々な葉は,煮る時間の不足もあって,思うようにはできず,次回への課題になりました。 (芳賀)

●スタッフ感想
<中井彩加>
今回のサイエンスキッズは前半のヒイラギモクセイの葉脈標本作りは人数が少なかったこともあり、みんな上手にできていました。ただ、後半の好きな葉を採ってきて標本を作ることは煮る時間の加減や適切な葉を採ってくることが難しく、溶けてしまったり、うまく標本にできなかったキッズが多かったので、少し残念でした。午後になるとスタッフも火加減がわかったりして比較的うまくいったキッズが多かったので、事前に頭に入れておくべきでした。
今回は待ち時間にクイズをやったりしましたが、キッズ達が積極的に答えてくれたのでよかったです。知らない子ばかりの環境になるとあまり積極的になれないキッズが多いように感じますが、たくさん意見を言ったり、考えたほうがいろんなことを吸収できると思います。キッズそれぞれの性格もありますが、もっとキッズ達が興味をもって、積極的に活動できるようにしていきたいと思います。

<須藤裕子>
今回のサイエンスキッズは木の葉の葉脈を調べるというものでした。掃除用の歯ブラシのようなもので炭酸ナトリウムで茹でた葉を叩いて葉肉を取り除き、それを好きな台紙に挟みラミネート加工によって標本にしました。葉肉を取り除くにあたり、丁寧さや取り除かれるまで時間がかかるため根気が必要な場面がいくつかありましたが、参加したキッズは途中で投げ出したりすることなく、最後まで丁寧に葉の端の細かいところまで葉肉を取り除いていて、良かったと思います。
この会では、前半はスタッフたちから用意されたヒイラギモクセイという葉が厚く、葉肉が取りやすいもので葉脈を調べたため、失敗するキッズはいませんでした。しかし、後半ではセンターの庭に生育している植物の葉を採集し、その葉脈を調べるといったものであり、ヨモギやスイレンなどのヒイラギモクセイよりも薄い葉を採集してきたキッズは、なかなか葉肉が取れずに葉自体が茹でられてぼろぼろに崩れてしまったりすることが多かったため、事前講習などでヒイラギモクセイ以外の葉でも葉脈を調べられるか確認したり、ほかの葉のお湯に浸す適切な時間を確認すれば良かったです。
また、カッターなどの怪我が起こりやすい道具を使わなかったため、安全に葉脈を調べることができたこと、さらに午前と午後のどちらもキッズ全員と話すことができて、とてもよかったと思います。

<吉野葉月>
葉脈は、今回の実験のように処理しなくても、そのまま目で見ることができると思っていました。しかし、実際に葉脈だけにしてみることによってさらに細部の葉脈を見るこができました。こんなに細かく葉脈がはりめぐらされていることは、目で見てみないと分からないと思いました。このように普段体験できないことが、サイエンスキッズイベントでは体験できると思いました。子供たちも、自分で作ったヒイラギモクセイの葉脈の標本を嬉しそうに眺めていました。また、用意してあったヒイラギモクセイの葉以外に、自分で好きな葉を選んでヒイラギモクセイと同様に葉脈だけにしようとしたのですが、硬すぎたりやわらかすぎたりしてうまく標本にできませんでした。しかし、子供たちはなぜうまく出来ないかを考え、ヒイラギモクセイと比べていたので失敗も勉強になることがわかりました。

記入者
筑波大学生命環境学群生物学類1年
吉野葉月

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