芳賀サイエンスラボ

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2016年01月24日 於 霞ヶ浦環境科学センター

●目的
普段私たちはガスや電気を用いて調理をしているが、太陽の力を利用してものを温めることもできる。
今回は、ソーラークッカーで飲み物を温めることで、太陽のパワーを体感する。
さらに、太陽のパワーによって起こる地球温暖化についての実験をして考える。

●参加者
講師: 芳賀先生、長谷川先生

スタッフ:谷口友梨、坂入愛

午前:キッズ14人/保護者8人
午後:キッズ11人/保護者6人

参加者計: 39人

●所要時間
【午前】
9:30~電気についての講義(芳賀先生)
9:50~ソーラークッカー工作
10:45~中庭にソーラークッカー設置

11:00~光についての講義(長谷川先生)
偏光シートで蛍光灯を見てみよう
ブラックライトでお札を見てみよう
11:15~いろんなものの温度を測ろう
11:30~地球温暖化モデルの工作・実験
12:30 終了

【午後】
13:30~電気についての講義(芳賀先生)
13:50~ソーラークッカー工作
14:45~中庭にソーラークッカー設置

15:00~光と地球温暖化についての講義(長谷川先生)
15:10~地球温暖化モデルの工作・実験
16:00~ソーラークッカー回収、温度測定、考察
16:30 終了

●内容
【ソーラークッカー(芳賀先生)】
材料:
・100円ショップで購入できる電子レンジカバーシート
・黒ビニールテープ
・ペットボトル
・きり
・はさみ
・わりばし
・ドッグ棒
・輪ゴム
・マジックペン
・おしるこ缶(温めるもの)

銀色のシートに切り込みを入れ、光を集められるようにビニールテープで固定する。

ソーラークッカー_1191

風よけにするペットボトルの底の部分をきりとはさみを使って切り取る。最初に切る場所にマジックペンでしるしをつけておく。
ペットボトルの切り口をビニールテープでカバーし、おしるこを入れてソーラークッカーに取り付ける。
わりばしを3 cm程度に切り、十字になるようにドッグ棒に輪ゴムで固定し、ペグを作る。これを4本つくる。
中庭に行き、太陽の動きを予測しながら太陽の向きに設置する。おしるこ缶の温度を測っておく。

ソーラークッカー_5968

4隅にペグを刺し、地面に固定する。
一定時間経ったら回収し、おしるこ缶の温度を測定する。

ソーラークッカー_7686

【地球温暖化モデル(長谷川先生)】
身近な材料と特殊なフィルムを使用して工作をし、地球を模した箱を電球で温める実験をした。赤外光を遮断するフィルムを貼ったものと貼らないものの2種類を作り、温度の変化を記録した。

●スタッフの感想

<谷口>
今回のサイエンスキッズでは太陽光をもちいた実験を行いました。
自作のソーラークッカーでおしるこを温めました。キッズのさじ加減で微妙に異なるかたち、微妙に異なる角度で太陽に向けた、ソーラークッカーでしたので温まり方に差がでました。どうやったらうまくいっただろうか…と考えるキッズの様子が印象的でした。
おしるこを温めている間に温暖化のモデル実験を行いましたが、すこし難しかったように思いました。スタッフも段取りがわからない状態でしたので慌しくなってしまったことが残念でした。各自振り返りができると良いのではないかなと思いました。

<坂入>
ソーラークッカーの実験では、温まったおしるこを手にもって「あったかいよ!家でもやるね!」と言って持ち帰ってくれたキッズが多く、太陽のエネルギーを感じてもらえたかなと安心しました。一方で、何人か工作に苦戦していたキッズが見られました。特にペグを作る際に、わりばしがうまく切れなかったり、輪ゴムで固定するのが難しいようでした。今回は学年が均等だったのでうまくできない子のサポートができましたが、1~2年生用の参加が多いようであれば、あらかじめわりばしを切っておいても良いのではないかと思いました。小学生の中には、オール電化なので加熱を電気エネルギーでしかしたことがない子どももいます。その中で、普段受けている太陽のエネルギーで飲み物を温めることができるというのは新鮮であったようです。ぜひ家でもいろいろな食品で試してみてほしいと思います。

記入者
筑波大学生命環境学群生物資源学類3年
坂入愛

2016年1月16日 於 茨城県牛久市「牛久自然観察の森」

●目的
茂った葉に邪魔される夏に比べると、冬の森は見通しが良くて観察しやすいです。冬越しをしている蝶やトンボやカブトムシ(幼虫)も発見できるかな?

●参加者
講師:芳賀先生
スタッフ:大久保雅人、須藤裕子、平山夏樹
午前:キッズ 13人/保護者 10人
午後:キッズ 23人/保護者 18人

参加者合計:64人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付
9:45~ 観察開始
10:10~ カブトムシの幼虫探し
10:30~ 観察に向け出発
10:40~ 越冬中のトンボ探し
11:00~ 観察に向け出発
11:40~ DVD観賞
12:00 解散

【午後】
13:30~ 受付
13:45~ 観察開始
14:10~ カブトムシの幼虫探し
14:30~ 観察に向け出発
14:40~ 越冬中のトンボ探し
15:10~ 観察に向け出発
15:40~ DVD観賞
16:00 解散

●内容
今回のサイエンスキッズの会は、牛久自然観察の森で、主に越冬中のトンボ(ホソミオツネントンボ)やカブトムシの幼虫を探して観察しました。他にも、木の芽や落ち葉の裏についている昆虫なども観察しました。
会の最後では、今回の会では確認できなかったが、過去に牛久自然観察の森で確認された昆虫などがうつっている動画を観賞しました。

以下 会の様子
S__417825 見つけたカブトムシの幼虫

S__417826 トンボ探しの説明

S__417828 実際に見つけた越冬中のトンボ

 

S__417829 マユについての説明

S__417830 梅の木についての説明

S__417832 カブトムシの幼虫探し

S__417834 マユ探し

S__417836DVD鑑賞

●スタッフ感想
<大久保雅人>
今回は、牛久自然観察の森での観察などの会でした。
まずカブトムシの幼虫探しでは、あれほど多く幼虫が見つかるものなのかと驚きました。また、冬眠中のカエルも見つけることが出来たため大変面白かったです。道具を使わずに手で土を掘っていくのも久しぶりの感覚でとても懐かしい気持ちになりました。
フィールドでの観察では、鷹が鳩を食べたであろう跡や、ゴマダラチョウの幼虫を見つけたりと普段見られない動植物を見ることができました。
また、植物や動物の知識の無さを実感しました。知っている事を話してみても 断片的な知識しかなく、他の植物と話を繋げられない事などに気がつきました。
今回は野外で寒い中でも、子供たちが元気に動き回っていたので、今後も、子供たちが自主的に野外で遊んで発見をする子になればいいなと思いました。それと同時に、このような環境を守り、整備していかなければならないなと強く感じました。

<須藤裕子>
今回のサイエンスキッズでは、牛久自然観察の森で昆虫の採取や観察などを行いました。最初にカブトムシの幼虫を探しましたが、私が想像していた以上にたくさんのカブトムシの幼虫が見つかり、驚きました。午前の会では、キッズの人数も少なかったため、キッズ全員がカブトムシの幼虫を見つけられましたが、午後の会ではキッズが多かったのと、採取範囲が限られていたため、幼虫を見つけられないキッズもいました。そのため、スタッフ側からも幼虫がいそうな場所などをアドバイスしておけばよかったと思います。また、幼虫を探した後に、きちんと元の場所に幼虫を戻し、土もかけていた姿に感心しました。
その次に、越冬中の木に擬態しているトンボを探しました。はじめはなかなか見つけられなかったキッズも、だんだんとコツを覚えてきて、木を見た瞬間に「トンボここにいる!」と嬉しそうに見つけられたことに、私も嬉しく思いました。
さらに、牛久自然観察の森では、カワセミの生育が確認されていますが、今回の会では午前午後どちらもカワセミをキッズと一緒に見ることができず残念でした。

<平山夏樹>
寒い季節の活動でしたが、キッズたちが熱心に生き物を観察する姿が印象的でした。ホソミオツネントンボは木の枝に擬態しているため簡単には見つからないのですが、キッズたちが自力で見つけて喜ぶ姿を見て嬉しく思いました。午後は気温も上がり参加人数も多くなったため、スタッフの人数は3人で適切だったと感じました。
途中で芳賀先生がコジュケイの説明をした時に私がスマホの動画でコジュケイの鳴き声を再生しました。こうすることで「ああ、この鳴き声の持ち主か!」といった感じでキッズは理解してくれたと思います。こうした対応をこれからも取り入れたいと感じました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
須藤裕子

2016年1月23日 於 筑波大学

●目的
LEDを用いて光の性質に親しむ

●参加者
講師:
久保利加子さん(おもしろ!ふしぎ?実験隊)
芳賀先生

スタッフ: 三枝彩佳、中井彩加

午前:キッズ31人/保護者20人
午後:キッズ24人/保護者17人

参加者計: 94人

●所要時間
【午前】
~9時30分 受付
~10時30分 LEDライトを用いた実験1
~10時40分 LEDライトを用いた実験2
~11時   LEDライトを用いた実験3
~12時   LEDライトを用いた工作

【午後】
~13時30分 受付
~14時20分 LEDライトを用いた実験1
~14時30分 LEDライトを用いた実験2
~14時55分 LEDライトを用いた実験3
~16時   LEDライトを用いた工作

●内容
芳賀先生とともに おもしろ!ふしぎ?実験隊の久保利加子さんにご協力いただき赤、青、緑の3色のLEDを用いた実験を行いました。
LEDを組み合わせるとどんな色ができるのか、LEDを遮ることでできる影はどんな色か、LEDで照らしたコップの影はどんな色かといったことを実験しました。工作ではパラフィン紙を用いてちょうちん型のライトを作りました。
IMG_3220[1]
IMG_3224
IMG_3222

●スタッフ感想
<三枝彩佳>
今回はおもしろ!ふしぎ?実験隊の久保さんによる進行で、総括として芳賀先生にお話しをしていただき、参加者の理解を深めていただきました。
発光ダイオードを用いた実験は、私も初めて行ったのですが、3色の発光ダイオードの色を混ぜてシアン、マゼンタ、イエロー、そして白が作りだせることは、大人でも楽しめる内容だったと思います。
最後の工作で作った「久保さんLEDちょうちん」は、子供達の個性が光る作品となりました。部屋を暗くしてみんなでちょうちんを光らせた時は、とてもきれいで歓声があがりました。
盛りだくさんの内容だったのですが、久保さんの楽しい進行で、子供たちも集中力を切らすことなく取り組めたと思います。

<中井彩加>
今回の内容は深く考えると難しい内容が多かったですが、久保さんのわかりやすい説明と視覚的な実験でキッズたちも集中してとりくんでいたように感じました。深く考えると難しいというのは、今回の実験を通して表面的にわかることも含め、発展的に考えていくと多くのことがわかるということです。家でキットを使って遊んでみても面白いことがまだまだ見つかるのではないかと思います。
個人的には光の実験は以前にも行ったことがありましたが、今回は”影”や、”信号機”といった様々な切り口から実験を行っていただき、勉強になりました。私の中ではちょうちんを使った誕生日のお祝いが印象的でした。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
中井彩加

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2016年1月17日 於 霞ヶ浦環境センター
●目的
スタッフがみんなの前で手品をします。失敗もあるかな?不思議に
思ったら,おどろいてばかりいないで,種や仕掛けを推理してみま
しょう。キッズがやってみる手品も用意します。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 大久保、和田、吉野
午前:キッズ20人/保護者9人
午後:キッズ12人/保護者8人
参加者計: 49人
●所要時間
【午前】
9:30~ 芳賀先生によるサイエンス手品の披露
10:15~ スタッフによるサイエンス手品の披露
11:20~ 休憩
11:25~ 芳賀先生によるサイエンス手品の披露
12:00 解散
【午後】
13:30~ 芳賀先生によるサイエンス手品の披露
14:10~ スタッフによるサイエンス手品の披露
15:20~ 休憩
15:25~ 芳賀先生によるサイエンス手品の披露
16:00 解散

●内容
今回の活動では芳賀先生、スタッフがサイエンスを使った手品を披露しました。
実際にキッズのみなさんにも参加してもらいながら科学の面白さを体験してもらいました。
芳賀先生は、五円玉の穴を鉄球を通すという手品や、コップの水が消えるといったサイエンス手品を披露しました。
またスタッフも各自で用意した、水の色が変わる手品、トマトが水に浮く手品、ペンで書いた点が花になる手品、浮沈子の実験、水に浮かべた模型が動く手品などを行いました。
後半ではキッズのみなさんに実際にコップとコルクを使った手品に挑戦してもらいました。

●スタッフ感想
大久保
今回は、私も用意した水の色が変わる手品を披露しました。その際に、ワインを使ったり、キンカンを使っているのをみて子どもたちが盛り上がってくれたので嬉しかったです。午後の一番初めの実験では、大きく色が変化しないトラブルがあったので少し残念です。
子どもたちに体験をしてもらう際に、入れる水溶液が違うと色の変化が違うことに気がついた子たちがいてとても良く見ているのだなと思いました。コップの中でコルクが立つという手品の練習も楽しんでいました。
実験の時間配分が難しく体験時間が短くなってしまったことも反省点です。また、用意していた水溶液が午前中でなくなってしまい、午後からは足りなくなってしまったのも今後は改善をしたいとおもいました。

吉野
今回は、芳賀先生とスタッフ3人が子供達に手品を見せました。あっと驚くようなサイエンスのたねが隠された手品から、子供達から大人まで誰でもできるような手品など、幅広い手品が披露され、子供達も驚いたり歓声をあげたりしていました。手品を見せ、種明かしをした後には、実際に子供達にやってもらって、子供達も手品を習得しました。一生懸命手品のしかけを見破ろうとしている子供達の姿が印象的でした。

和田
今回、このサイエンスキッズにスタッフとして突然参加させていただくことになり、分からないことだらけでしたが、他のスタッフの方々や子供達のおかげで楽しくできました。
手品のタネ明かしをした時に、子供だけでなく大人も驚いてくれたこと、また、自分の手品では工作をしたのですが、子供達が色々な形をつくって結果はどうなるのか試していたことがとても印象に残っています。

2016年1月9日 於 茨城県潮来市「白鳥の里」

●目的
現地で間近で水鳥の観察、餌やりを行うことで水鳥の生態を理解し興味を持ってもらう。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 平山夏樹、相澤良太

午前:キッズ21人/保護者24人
午後:キッズ13人/保護者13人

参加者計: 74人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:10~ 観察開始
10:30~餌やり開始
11:00~ まとめ、解散

【午後】
13:00~ 受付と説明
13:25~ 観察開始
13:50~ 餌やり開始
14:25~ まとめ、解散

●内容
水鳥の羽の模様や泳ぎ方、足の形などを間近で注意深く観察する。何種類の水鳥が観察できるか調べる。パンの耳や古いお米を使って餌やりを体験する。

●観察できた鳥

オオハクチョウ,コブハクチョウ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,オオバン,ユリカモメ,トビ

DSC_1008DSC_1016

●スタッフ感想
<平山夏樹>

私自身も小さい頃に水鳥の餌やりを何度か経験したことがありますが、今回訪れた「白鳥の里」では人間から手渡しで野鳥に餌を与えることができるほど野鳥が人間に慣れていたので非常に驚きました。それほど広くはない限られた場所に数百羽のカモやカモメが集まっている光景に、現地の「白鳥を守る会」の方の絶え間ない努力を感じました。白鳥に餌をやる際の注意点ですが、指ごと餌に噛みつこうとするので手袋の装着が必須だと感じました。寒い中での活動ではありましたが、キッズたちが好奇心を持って観察する姿がとても印象的でした。

<相澤良太>

今回は水鳥の観察ということで北浦の白鳥の里で行いました。白鳥を守る会の方々が普段より餌をやったり驚かさないようにしたりしているためか、水鳥は非常に人慣れしていて、人との距離がほとんどないことに驚きました。キッズたちは普段あまり近くでは見られない水鳥を興味深く観察していました。近場にはオナガガモとユリカモメが多く、あまり多くの種類を観察できなかったのが残念でした。沖合にはキンクロハジロやホシハジロがいたので、双眼鏡を用意しているとよかったと思います。年々観察できる種類が変わるとのことなので、今回参加したキッズが数年後にも白鳥の里を訪れて、違いを楽しんでほしいと思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群 生物資源学類1年

平山夏樹

2016年1月11日 於 筑波大学

●目的
分光器などを自作して机の上で虹を作り、観察する。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 遠坂尚子、藤井啓太、谷口友梨

午前:キッズ41人/保護者21人
午後:キッズ25人/保護者18人

参加者計: 105人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ 水を入れたクリアケースで虹を作る
11:00~ 分光器をつくる
11:50~ まとめ、解散

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ 水を入れたクリアケースで虹を作る
15:00~ 分光器を作る
15:50~ まとめ、解散

●内容

クリアケースに水を入れ、2回屈折させることで、プリズムと同じ原理でスペクトルを作りました。

S__18849878

 

プラポット分光器の作成

プラポットを2つ用いて分光器を作りました。

S__18849887

 

その後、いろいろな光をみて比較しました。

 

S__18849881

 

●スタッフ感想
<遠坂尚子>

今回は光を分ける2種類の実験を行いました。全て終わるか不安でしたが、時間が余ったほどでした。今回の実験を行うに当たり改良した事がプラスに出たのだと感じます。

また、初めて虹を観察できたキッズが大きな声で親御さんに報告する姿が多々見受けられ、大変嬉しく感じました。光の分解のメカニズムなどについてしっかりと理解できたキッズはほとんどいないとは思いますが、今回の実験で人工光と自然光の違いや「光」に含まれている色について理解できていれば幸いです。

<谷口友梨>
今回は光を分ける実験・工作を2種類行いました。最初の実験では、どの角度で入れたら一番虹が綺麗に見えるか、探しているキッズ達の様子が印象的でした。なかなか見えないでいるキッズも居ましたが、アドバイスをしたり一緒に探してあげたりすることで全員がきちんと虹を見つけることができたので良かったと思います。2つ目の実験では、分光器を自作して、蛍光灯や、太陽からの光を見比べることで、その違いについて考えました。きちんとキッズ達もその違いに気づいていたようで、良かったと思いました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
谷口友梨

2015年12月23日 於 筑波大学

●目的
エジプトの本物のピラミッドは大きな四角い石を積み重ねて作られている。その形を小さい木のブロックで工作し、体積(ブロックの数)の数え方を考える。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 須藤裕子、平山夏樹

午前:キッズ 23人/保護者 11人
午後:キッズ 9人/保護者 4人

参加者計: 47人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ 工作
11:00~ 説明
11:20~ 体積の計測
11:50~ まとめ、後片付け
12:00 解散

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ 工作
15:00~ 説明
15:20~ 体積の計測
15:50~ まとめ、後片付け
16:00  解散

●内容
今回のサイエンスキッズでは、大きく前半と後半に分けて会を行いました。
前半では、6段のピラミッドを木のブロックを使って工作しました。
後半では、前半で工作したピラミッドをほかの人のものと組み合わせながら、ピラミッドの体積を求めました。最初は3段、次に4段と、求める体積のピラミッドの段数を増やしていきました。会の最後では実際のピラミッドの体積(およそ100段)を、計算で求めました。

S__4816901
工作したピラミッド

S__4816903
ピラミッドを工作している様子①

S__4816902
ピラミッドを工作している様子②

【主宰者のひとこと】
ホームセンターで 1cm四方の立方体をたくさん売っているのを見かけて,今回のテーマを設定しました。一段一段 n 個になるように4こ,9こ,16こ …と
平らに両面テープで接着して1辺が n 個の板を作り,それを順に積み重ねる方法で,1人6段のピラミッドを作りました。立方体ブロック91個です。その後の数学的な扱いは,おもに根上生也先生(横浜国大)の「人に教えたくなる数学」の方法に依りました。根上先生とは以前,静岡県の高校生合宿でご一緒したことがあります。最後は,もしも100段のピラミッドを作るとしたら立方体ブロックは何個必要か?という計算をしましたが,全員が小学生の今回の参加者のうち3人に1人は正確な個数を求めていたので,嬉しく思いました。(芳賀和夫)

●スタッフ感想
<平山夏樹>
ピラミッド模型の工作には想像していたよりも時間を要しました。両面テープの貼り付け方やブロックの組み立て方次第で様々な作り方があるのですが、そこは敢えて指示せずにキッズたちに自力で思考・工夫させるようにしました。しかしながら、かえってそれが作業の進行具合に個人差が生じてしまいました。作業自体は集中して取り組んでいるようでしたが、早く完成した人には全員が完成するまで待たせるという結果になってしまいました。
100段のピラミッドの体積の計算は中学レベルと思われ、体積を求めることができたのは午前・午後とも高学年のキッズ数人だけでした。様々な学年が混在するサイエンスキッズで全員が理解できるように進行することの難しさを感じました。

<須藤裕子>
今回のサイエンスキッズでは、前半ではピラミッドの模型の工作に、キッズたちが挑みました。主な作り方や工作過程はあらかじめ教えず、キッズたちに試行錯誤してもらう形だったため、工作にかかる時間に個人差が出てしまい、早く工作が終わってしまったキッズは長い時間待つことになってしまいました。後半では、ピラミッドの模型より工作したピラミッドの体積を求め、最終的に100段ある実際のピラミッドの体積をみんなで考えました。実際のピラミッドの体積を求めるために3桁×3桁の掛け算が必要であったため、まだひっ算も習っていない小学校低学年のキッズには理解が難しかったかもしれません。実際に、100段あるピラミッドの体積を求められたキッズは小学校高学年がほとんどだったため、ピラミッドの体積を求める難しさを痛感しました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
須藤裕子

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