芳賀サイエンスラボ

Archive for 6月 2016

2016年6月18日 於 霞ヶ浦環境センター

●目的
ものによって燃えたときの炎の色が大きく異なることを知る。
目に見えるものと見えないものがあり、その一部は炎の色で判別できることを理解する。

●参加者
講師:芳賀先生
スタッフ:須藤裕子、中嶋勇人

午前:キッズ31人/保護者14人
午後:キッズ3人/保護者3人
参加者合計:51人

●所要時間
【午前】
09:30 受付、説明
09:50 ラップをつかった炎色反応の実験
10:40 解説
10:45 休憩
10:50 薬品を使った炎色反応の実験
11:40 説明
12:00 解散

【午後】
13:30 受付、設枚
13:50 ラップを使った炎色反応の実験
14:20 解説
14:25 休憩
14:30 薬品を使った炎色反応の実験
15:10 説明終了後、解散

●内容
1. 3種類の異なるラップを使った炎色反応の実験(バイルシュタイン反応)
今回実験で使ったラップは「家庭用日立ラップ」、「NEWクレラップ」、「食品保存ラップ(トップバリュ)」の3種類。それぞれのラップを切り、小さく折りたたんだ。銅線と割りばしを使って金耳を作成し、その先端をガスバーナーで少し熱し、十分熱をもったところでガスバーナーから離した。
先端部が熱くなった金耳の先端部を折りたたんだラップに押し付け、ラップの成分を金耳につけた。再度金耳の先端をガスバーナーの炎に入れて、炎の色を観察した。また、種類の異なるラップで炎の色が変化するかどうかも調べた。

2. 薬品を使った炎色反応の実験
リチウムやカルシウム、ストロンチウムなどの各々の元素を含む7種類の水溶液を金耳の先端につけ、ガスバーナーの炎の中にいれて炎の色に変化があるかどうかを観察した。

炎色反応の実験をしているときの様子
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羽賀先生による説明のときの様子
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●スタッフ感想
筑波大学生 命環境学群 生物学類3年次 須藤裕子
今回の炎色反応の実験では、金耳の先端部につけた溶液をガスバーナーの炎につけるとすぐに様々な色に反応しました。そのため、炎の色が変わることに興味をもってラップや試薬を使って繰り返し何度も実験しているキッズもたくさん見られてうれしかったです。
一方、午前中は参加者が非常に多く、満足に試薬を使いまわせなかったり、ガスバーナーの周りに人がたくさんいてしまうことなどがありました。数少ない試薬を使いまわしたり、火を取り扱う実験である分、ふだん以上にキッズたちに注意を向けなければなりませんでした。大きなやけどをしたキッズは出ることなく実験を終えられたので、よかったです。
炎色反応は本来、中学校や高校の理科や化学で習います。現在小学生のキッズたちが大きくなり、学校の教科書や実験室などで「これ、あのときやったやつだ!」と思い出してくれるといいなと思いました。

筑波大学 生命環境学群 生物資源学類1年次 中嶋勇人
今回のイベントでは炎色反応の実験をした。午前はたくさんのキッズが来てくれて、大人数で元気いっぱいにお互いに助け合いながら実験に取り組んでいた。その中に混じって自分も楽しく実験できた。午後は少人数であったため、一人一人に丁寧に実験のアシストができたと思う。しかし、コミュニケーションがあまりとれなかったことは反省点であると感じた。実験に関してもラップで炎色反応が起こることに驚いたし、溶液を垂らして行った実験でははっきりとした炎の色の違いを確認でき、私自身とても楽しかった。
今回はアシスタントとして初めて参加させていただいたイベントであり、わからないことも多く不安もあったがキッズたちとともにイベントを楽しめたと思う。次回から反省点を生かしサイエンスキッズをより良いものに出来たら、と思う。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類 3年次
須藤裕子

2016年6月12日 於 筑波大学
●目的
滑車を用いて重さについて実験してみる
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 新堀剛、中井彩加
午前:キッズ 28人/保護者20人

午後:キッズ31人/保護者28人
参加者計: 107人
●所要時間
【午前】

9:30〜説明、工作
(重りにモールを通す、プーリーにクリップをつける、滑車にタコ糸を通す、プラスチックボードにつける)
10:20〜実験(定滑車と動滑車、井戸のおはなし)
10:45〜休憩
10:55〜実験のつづき
11:45〜まとめ、解散
【午後】

13:30~説明、工作

14:20~ 実験
15:50~ まとめ、解散
●内容
動滑車と定滑車を用いて重さについて実験を行った。
材料はタコ紐、釣り用の重り(2.5g)、クリップ、モール、プーリー(動滑車)、戸車(定滑車)、プラスチックボード、木、押しピン、両面テープ
まずは定滑車の作り方をならい、そのあと動滑車を作って、みんなで自由におもしろい実験系を工夫した。
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●スタッフ感想
<新堀剛史>
初めてのキッズスタッフでしたが、子供たちが笑顔で帰っていく姿をみてやってよかったなと強く感じました。実験器具制作はプーリーにクリップの軸をつけるなどの細かい作業もありましたが、概してスムーズにいったように感じました。また、滑車の活用と文化に関する先生からのお話は、低学年のキッズは少し退屈気でしたがメモを取って聞く高学年キッズも見られ非常に積極的だなと感じました。そのあとの実践では、動滑車として配布したプーリーを定滑車として活用するキッズなどもいて“作品”を見ていてとても楽しかったです。個人の反省点は、キッズへのサポート方法です。のんびりめのキッズのサポートとどんどん進むキッズのサポートを並立するのはなかなか大変でした。実践の最中も1パターン組んでやめてしまうキッズもいたのでそちらのサポートももう少し手厚くすべきだなと思いました。何度か経験を重ねスタッフとしての立ち位置を学び、これからもサイエンスキッズに携わっていきたいなと思いました。
<中井彩加>

今回はひとりひとり自由に工作する時間の多い会でした。定滑車は1人一つだったので、プーリーで定滑車を作り出したり、定滑車の固定位置をずらしてみたり、たくさんの工夫が見られておもしろくなりました。実験としては本来は系を組み立てるときにどうなるか予想してから組み立てるとよりよいとは思うのですが、組み立ててやってみるのも、予想しては生み出せない新たな系を組み立てることができ、新たなおもしろい発見のきっかけになることを感じました。私は、大学で実験を行う機会があり、その際にある程度予想をして行うことは大切で、予想から発見できることもたくさんあります。しかし、予想を行うことで自分の思考に柔軟さが失われる面もあると感じました。あまり系をいじらないキッズもいたので、そういうキッズにはもっと自由にやってみようと思えるような声かけをしたいと思いました。
記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類3年
中井彩加
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2016年6月5日 於 筑波大学

●目的
折り紙を通して数理的な課題に取り組む

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 難波成玄、谷口友梨

午前:キッズ16人/保護者14人

参加者計: 30人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~
11:00~
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け

●内容
今回は2つの課題に取り組んだ。

1つ目の課題は、ある点に向かって折り紙の4角を折り、それが形成するのが三角形か四角形か、その違いの生じる境界線を探る、というものである。
任意の点をいくつかとり、場合分けをして色で塗り分けた。
その後、どのような境界線があるかを考察した。考えたことを説明してくれるキッズや、正解にたどり着くキッズもいた。

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2つ目の課題としては折り紙でピラミッドを作った。
正方形で作った後、長方形の紙でも挑戦した。

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●スタッフ感想
<谷口友梨>
今回のイベントでは、数理的なことに取り組んだ。1つ目の課題であった、境界線の問題は、私個人的にも楽しめた。直感的にわかっても、なぜそのような境界線になるのかを論理的に考えることは難しかったように感じた。自分の考えを積極的に話してくれるキッズがいたので、それが正解不正解に関わらず、自分の考えを述べていくのは頼もしいと思った。
2つ目の課題であるピラミッドの作成は、あまり難しい手順がなかったため比較的スムーズに進行できたように思う。長方形の紙で作った時と正方形の紙で作った時とで比較するとまた面白いのではないかと感じた。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
谷口友梨

2016年6月4日 於 筑波大学

●目的
カエルを解剖することを通して人体との共通性や非共通性を見出す。また日本に生息するトウキョウダルマガエルやダルマガエルなどの生息域などを学ぶ。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 久保友汰、相澤良太、杉原翔吉

午前:キッズ21人/保護者12人
午後:キッズ15人/保護者10人

参加者計: 58人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:30~ 小型のカエルの観察
11:30~ トウキョウダルマガエルの解剖
12:00~ まとめ、解散
12:30  後片付け

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:30~ 小型のカエルの観察
15:30~ トウキョウダルマガエルの解剖
16:00~ まとめ、解散
16:30  後片付け

●内容
今回は一人一つのトウキョウダルマガエルを用意することができなかったため、カエルの生態や解剖の目的などをスライドで紹介した後、小型のカエルの観察を行った。

DSC_0201

アマガエルなどの小さなカエルに麻酔をかけピンセットとえつき針を用いて外見的な特徴を観察した。テーブルごとに出た意見を集約し発表も行った。

DSC_0204

その後スタッフがトウキョウダルマガエルの解剖を行い内臓の位置などを確認した。DSC_0206

●スタッフ感想
<久保友汰>

今回はカエルの解剖を行いました。事前採取で思うようにカエルが取れず、キッズに解剖をしてもらえなかったことは非常に残念でした。しかしキッズは小さなアマガエルからも人体と共通している点や人体と異なる点を積極的に見つけ出していました。またスタッフが解剖をしている時も、食い入るように観察をし、非常に高い興味関心を持っていることを感じさせてくれました。次回以降はカエルをいかにたくさん確保するかが問題になると思います。

<相澤良太>

今回は一人一匹解剖とはいきませんでしたが、身近にいるカエルをじっくり観察するいい機会になったと思います。「ヒトとの相違点」は私も思いつかなかったようなことをキッズがどんどん挙げていて何度も驚かされました。解剖はカエルの数の関係でスタッフによる演示となりましたが、キッズは身を乗り出して興味津々に観察し、解説を聞いていました。このとき、机の大きさの関係から見られない子も出ていたので、全員が見られるような方法を考える必要があると思いました。また、個人的に勉強が足りなかったと感じたので事前にもっとよく勉強しておこうと思いました。

<杉原翔吉>

今回のサイエンスキッズでは、午前午後ともに麻酔したアマガエルなどの子ガエルを用いてのカエルの外形の観察、前日に大学生が解剖実験に用いたウシガエルを用いて口腔の観察を行った。内臓の観察は午前、午後でそれぞれウシガエル、アカガエルを用いて行った。

良かった点としては観察前に芳賀先生の説明で人体との相違点、類似点を探すというテーマが示されていたこともあり、参加者が観察時間いっぱいを使って手の形や口の中の様子を観察し、「上にだけ歯みたいなものがついている」ことや「前足には4本しか指がない」ということを発見していたことだ。

反省点としては、1つ目に午後のほうが自分の担当していた班内では気付きが多かったこと、つまり自分は午前でやっと実験の流れを理解していた。もっと自分なりにキッズたちへのヒントの出し方を用意してくるべきであった。2つ目に自分が解剖それ自身やその説明に一生懸命になってしまい、後ろから身を乗り出して観察してくれていた子に腕がぶつかったり、大きい子で解剖が見えなくなってしまっている小さい子になかなか気が付けなかったりしたことだ。今回内蔵の観察は自分が解剖を実演して机の周りに集まったキッズ達に見てもらう形をとったのだが、もう少しゆとりが必要であった。3つ目に今回は子供たちとの話すことに夢中になり実験の用意を他のスタッフや芳賀先生にしていただくことがおおかった。スタッフとして周りに目を向けなければならない。
本文

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類1年
久保友汰

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