芳賀サイエンスラボ

池のプランクトンを顕微鏡で見よう!

Posted on: 2016年9月22日

2016年9月22日 於 筑波大学

●目的
水の中にいる小さい生きものを集める道具を工夫して作り、その道具で池から採ってきたものを調べます。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 渡辺ありさ、齋藤翠、田村響子

午前: キッズ27人/保護者21人
午後: キッズ13人/保護者9人
参加者計: 70人

●所要時間
【午前】
9:40~  受付、先生挨拶、説明「プランクトンとは」
9:55~  プランクトンネットの作り方説明
10:20~ プランクトンネット作成
11:00~ 採集方法説明、プランクトン採集
11:30~ 顕微鏡の使い方説明、プランクトン観察
12:00~ 片付け
12:40  完全解散

【午後】
13:10~ 受付
13:30~ 先生挨拶、説明「プランクトンとは」
13:45~ プランクトンネットの作り方説明
14:00~ プランクトンネット作成
14:55~ 採集方法説明、プランクトン採集
15:20~ 顕微鏡の使い方説明、プランクトン観察
16:00~ 片付け
16:20  完全解散

●内容
プランクトンとはどのような生物か説明。入手が容易な材料でプランクトンネット作成。天の川上流の池にてプランクトン採集。顕微鏡を使用し、採集したプランクトン観察。

〈プランクトンネットの材料〉
・500 mlペットボトル(できれば断面が四角形のものが良い) 1本
・三角コーナーのネット 1枚
・化粧水用の容器 1個
・アルミ皿 1個
・ビニールテープ
・両面テープ
・ビニール紐 約4 m
・ビー玉 1個
・はさみ、錐

〈プランクトンネットの作り方〉
(1)アルミ皿の底を抜く。
(2)底を抜いたアルミ皿に、両面テープで三角コーナーのネットを接着し、さらにビニールテープで固定する。
(3)ペットボトルの上部を切り取る。
(4)三角コーナーのネットの、アルミ皿を取り付けたのとは反対側の端を切り取り、ペットボトルの上部を(2)と同じ要領で固定する。
(5)ペットボトルの口の部分に、ふたを取った化粧水用の容器をはめ込み、ビニールテープで固定する。
(6)アルミ皿の直径の2倍のビニール紐を2本用意する。
(7)アルミ皿の縁に向かい合うように4カ所穴を開け、(6)の紐を向かい合う穴に通し、皿の縁に結ぶ。
(8)残りのビニール紐を、(7)の紐が交差する部分に結びつける。
(9)化粧水用の容器におもりのビー玉を入れる。

【主宰者のひとこと】
池の水の中に小さい生きものがいっぱいいることを知るために,(ア)プランクトン・ネットを自作して,(イ)池に持って行って採ってくる。(ウ)それを顕微鏡で調べる,という作業は,2時間半では時間が足りませんでした。以前は,午前中に(ア)と(イ)をやって,午後を(ウ)に当てるという1日コースでやりましたが,今回は参加希望人数が多く,顕微鏡の台数もあって半日交替にしたため。(ウ)の時間が不十分でした。しかし,工作も,雨の降る中での採集も検鏡も,とても楽しく面白かったと言ってくれる人もいて,所期の目的は得られたかと思います。
プランクトン・ネットは,従来の部品が品薄で数が足りず,急遽,仕様を変えることになったため,スタッフの事前講習ができなかったことも影響したかもしれません。ネット部分は「台所用の水切りネット(ストッキング型)」,口金部分は「アルミ深皿(12cmφ 底を抜く)」,回収容器は「30ml 丸肩透明プラスチック詰め替え容器」で,いずれも百円ショップで購入しました。容器にはおもり用にビー玉を入れました。ネットと容器の接続部分としてペットボトルの肩までの口部分を使いました。ペットボトルは工作しやすい角形を主に使いました。なお,これらの部品とネットとの接続には細い両面テープとビニールテープを使いました。このプランクトンネットには3m くらいのひもを着け,その一端を足首に巻いて,投げ込んだときの逸失に備えました。
工作を要領よくできれば,もう少し検鏡時間が取れて,半日コースでも十分可能であると感じました。(芳賀)

●スタッフ感想
〈渡辺ありさ〉
プランクトンネットの作り方について、ギリギリに決まったものの、
去年より作りやすく、こどもが自分の力で作ることができたのでよかったと思います。
十分に自分で採ったサンプルを観察することができたのではないでしょうか。
顕微鏡のピントの合わせるのは大人でも慣れてないと難しいので、
今回もシールを使ってピントを合わせる方法を行いましたが、
うまく説明できずに終わってしまい申し訳なかったです。
この季節の天の川は植物プランクトンの中ではゴレンキニアが優占していました。
季節や場所によって観察できる植物プランクトンの種も変わってくるので、
今回のプランクトンネットで採取して植物プランクトンの多様性を感じてもらえると嬉しいです。

〈田村響子〉
雨が降る中でしたが参加者が多く、顕微鏡でプランクトンを見るという、なかなかできない体験を楽しみにしていることが伺えました。
工作では、キッズだけでは難しい部分も、保護者が上手くサポートしていました。
観察では、顕微鏡のピントが合わず、苦戦するキッズが多くいましたが、ピントを合わせるところだけ手伝うと、プレパラートを好きに動かし、観察を楽しんでいるようでした。ストローでサンプルを採取するのが難しかったようなので、スポイトがあると良いと思います。微生物の種類を尋ねられても、大まかな分類しか答えられなかったところが反省点です。ワムシの仲間、緑藻の一種、珪藻の一種などを観察することができましたが、プランクトンをなかなか見つけられないキッズもいたので、あらかじめ数種のプランクトンを用意しておくのも良いかと思いました。
長時間のイベントでしたが、集中を切らすことなく参加してくれて、素晴らしかったです。

記入者
筑波大学生命環境学群生物資源学類1年
田村響子

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