芳賀サイエンスラボ

潮だまりの生き物

Posted on: 2017年4月29日

2017年4月29日 於ひたちなか平磯海岸
●目的
潮だまりに生息している生き物を観察し、親しむ
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 森田俊平、三浦博樹、杉原翔吉、中井彩加
参加者:キッズ60人超
●所要時間
【午前】
9:00~受付開始
9:50~採集①
11:00~採ってきた生き物の観察と解説①
11:20~採集②
11:45~採ってきた生き物の観察と解説②

●内容

各々がバケツを持ち、潮だまりに生息している生き物を観察した。

皆で生き物を集め、生き物の特徴を学んだ後、すべて海に帰した。

アメフラシ、ヤドカリ、イトマキヒトデ、ヒザラガイ、イソヘラムシ、クモヒトデ、ギンボ、ウミケムシなどなど多くの生き物が観察できた。

【主宰者のひとこと】
例年のように,前日に那珂湊漁協事務所に行って, 事前に文書で依頼しておいた 平磯駐車場の鍵を借りることができた。その日は,一時的に風雨が強まったりして不安があったが,当日は快晴無風,絶好の天候に恵まれた。しかし,連休初日ということもあって,常磐道下り線が渋滞し,遅刻の連絡が相次いで,開始時間を30分近く遅らせることになったため,観察時間が少なくなった。
今回,初めて取った措置が2つあった。1つはスタッフの人手不足対策として名札の配布をやめ,参加キッズには,黄色いリボン片を安全ピンで衣服のどこかに着けてもらうことにしたことで,名札を探す手間もオープン参加者の名札を作る作業も,また終了後に名札を回収する手順も省くことができた。リボンを適当な長さに切る作業を自発的に手伝ってくれる親もいて,受付も混乱なく行えた。他の1つは,磯採集の道具として手網(熱帯魚用ネット)をキッズに渡すことをやめ,小さいバケツ様のプラスチック容器(ペンキ用品として売っている)だけにしたことである。ネットの数が揃わず,また,それを持つことによって手がふさがってしまうことも避けたいがためだったが,このことによって,キッズは網に頼ることなく素手で生きものを探すことになったためか,例年よりも多様な海岸動物が採集できたし,使用後のネットを水道水でゆすいだり干したりする作業も必要なくなり,この試みは一石三鳥の効果があった。
今回のスタッフが海岸動物の同定や説明に及び腰の人が多く,家族もふくめると100人を超える人数の指導助言を手分けして行うことができず,また,その群集の整理もままならなかったことは,事前の打ち合わせが不十分なためで,反省材料となった。
終了後,身仕舞いだけでなく,駐車したまま車内で食事をしたり,さらには浜遊びまでする家族もいて,駐車場の閉鎖に手間取ったのは,終了後に駐車場を施錠するため。速やかに出ることという注意書きをブログ案内に書き忘れ,また解散時に口頭でも伝えることを怠ったためであり,これも反省している。(芳賀)

●スタッフ感想
<森田俊平>

2017年4月29日、ひたちなか市平磯海岸で開催された「潮だまりの生き物」
へスタッフとして参加しました。この企画への参加を通して、印象に残ったこ
とが3つあります。
 まず初めに、子供たちの好奇心の強さと鋭い観察力に驚かされました。子供
たちは潮だまりを注意深く観察することでヒトデやヤドカリ、アメフラシとい
った比較的発見しやすい生き物だけでなく、非常に小さい貝やウミケムシとい
った珍しい生き物を見つけていました。
 次に、子供たちの知識の豊富さを感じました。私は磯の生き物に関する知識
がほとんどなかったため、生き物の名前や生態について教わることもしばしば
ありました。
 そして最後に、この企画でもっとも印象に残っていることは子供たちが楽し
みながら自ら知識を吸収しようという姿勢です。磯で採集した生き物を持ち寄
り、先生やスタッフの解説を聞く際、子供たちは楽しそうにそして真剣に解説
を聞き、そして自分から積極的に質問をしていました。子供たちが最高の形で
知識を吸収しているだけでなく、学ぶこと・知ることの楽しさを実際に身を持
って体感できていたということから、この企画が非常に有意義なものであると
感じました。

<三浦博樹>

4月29日土曜日、その日は初夏を思わせる晴天と、ひたちなかに吹く海風が歓迎してくれている ようでした。 サイエンスキッズの活動に参加させていただくのはこれが初めてだったので、期待と不安とで心 中を満潮にされていました。私の心中とは対照的に、平磯の海は生き物たちのゆりかご”潮溜まり” を残して沖へと清々しく引いていくのでした。さて、そんな生き物たちのゆりかごにはどんなフレ ンズがいたのでしょうか?岩にへばり付くのが得意なフレンズ、隙間に隠れるのが得意なフレンズ、 泳ぐのが得意なフレンズ。どの生き物たちも、一生懸命に生きています。参加してくれた多くの子 どもたちは、その姿に生命の尊さを学んでくれたと思います。そして、生き物と触れ合うことの楽 しさを全身で感じてもらえたと思います。今回、サイエンスキッズの活動に参加することができて 本当によかったです。

最後に。海の野うさぎ”アメフラシ”は可愛いと思います!

<杉原翔吉>

今回のサイエンス・キッズは晴れた天気での実施でしたが、薄く雲がかかっており、磯での活動にはもってこいであったなと感じます。キッズも積極的にいろいろな生き物を捕まえていて、僕もヒラムシなど初めて実際に見ることが出来ました。博士が動きのある魚にばかりキッズが夢中にならないよう、網を配らない作戦は成功したのではないかと思います。

また、今回観察した場所から岩一枚隔てた向こう側には、波を弱めるものが少なめなためか、海藻の代わりにムラサキイガイが目立っていました。時間とスタッフに余裕があれば場所による生き物の違いを見ても面白いかと思いました。

反省としては、ヨロイイソギンチャクなどはキッズ達がそもそも最初から生き物と気づいていなかったので、採集できないような生き物、生き物と気づきにくい生き物は最初や最後に紹介しても良かったかなと思いました。

<中井彩加>

最初は怖がっていたキッズたちも、会の進行とともに色んな生物に抵抗なく触れるようになっており、お皿にはいきらないほどたくさんの種類の生き物を観察できました。キッズたちはぬれるのもおかまいなしに、興味津々に観察してくれたので、よかったです。

ただ、私自身もみたこともない生物もいたので、名前や特徴がわからず、うまく説明できないことがありました。下調べに行った際にもっとよくしらべておくべきだったと反省しています。

今回は 潮間帯といって、潮の満ち引きで海面が変わる場所で主に観察しましたが、波しぶきがかかるだけの場所だったり、干潮時も海の下の場所などでは、観察できる生き物もまた違うと思います。そういった場所で観察を行い、比較してみるのも面白いのではないかと思いました。
記入者
筑波大学 学生命環境学群生物学類4年
中井彩加

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

2017年4月
« 3月   5月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

カテゴリー

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。