芳賀サイエンスラボ

ブロッコリーとビーズでDNA

Posted on: 2017年11月18日

2017年11月11日 於 筑波大学

●目的
野菜のブロッコリーからDNAを抽出する。そのあと,ビーズを使ったDNA分子模型を作る。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 須藤裕子、照屋林一郎、金谷彩

午前:キッズ8人/保護者5人
午後:キッズ5人/保護者4人

参加者計: 26人

●所要時間
【午前】
9:20~ 受付と説明
10:10~   ブロッコリーからDNAを抽出する
11:10~    `ビーズでDNA`の説明
11:20~ ビーズでDNAの分子模型作り
12:10    終了

【午後】
12:40~ 受付と説明
13:30~   ブロッコリーからDNAを抽出する
14:15~    「ビーズでDNA」の説明
14:30~ ビーズでDNAの分子模型作り
15:30    終了

●内容
前半ではブロッコリーをすりつぶし、その後、あらかじめ作ったておいた抽出液と水抜き剤(イソプロパノール)を使ってDNAを抽出した。
後半では、ビーズとワイヤーを使ってDNAの分子模型を作った。

【主宰者のひとこと】

十年以上前に,当時のキッズ父親で農水省生物資源研究所(生物研)の研究者であった方の協力で始まったプログラムで,最初は生物研の会議室を会場にして行いました。その際に作ったテキストが毎年コピーを重ねているうちに写真がコントラストを失い,また道具などもも変わってきたため,今回の予備実験の際にスタッフに写真を撮り直してもらいました。それをもとに,手際よく切迫した時間の中で改訂版ができたので,鮮明な写真で実験しました。後半のビーズ細工は,15段を目標に各自に1mのワイヤーを与えたところ,時間内に26段も作ったキッズもいました。ワイヤーが長かったらもっと長く出来たかもしれません。実験も工作も,みな楽しげでした。(芳賀)

<藤田 麻里さん>

サイエンスキッズスタッフのOGとして、今回も参加させていただきました。

まず最初に博士から、DNAについての導入のお話しと実験作業についての説明があった上で、ブロッコリーを用いたDNAの抽出実験、その後はビーズDNAの工作を各自行いました。

DNA抽出実験で十分な抽出量が得られなかったキッズには、「もう一度実験をやってみよう」と声をかけ、その際は、原因(すりつぶす花芽の量が少ないことが殆どだとは思いますが)と改善点を考えて再度一緒に実験を行うようにしました。また、ビーズ工作では、DNAの分子構造や塩基の相補性について知る機会になったのではないかと思います。今回の講座では、実際に自分の手を動かしていく中で、色んな発見、気づきが伴って、子供達は楽しく取り組んでいる様子でした。DNAについて初めて知る、既に知っていたキッズもいたとは思いますが、今回の講座を通して、生命現象を司る遺伝子やゲノムについて知識と理解を深めるきっかけにもなるのではないかと私は思います。

また、芳賀先生やスタッフの皆さんがとても手際よく準備や指導にあたっておられたので、滞りなく講座が進んでいました。色んな機材等もバージョンアップされていて私もとても勉強になりました。ありがとうございました。

スタッフ感想

<須藤裕子>

今回はDNAをよく知ってもらうため、ブロッコリーからDNAを取り出してもらうことと、ビーズでDNAモデルを作ってもらいましたがいかがだったでしょうか。

キッズ1が対象だったせいか、午前午後と参加人数が少なく、キッズに対してスタッフが多すぎたかなと不安に思っていましたがビーズ工作で最初の工程でつまづいているキッズが数人いたのでちょうどよかったです。そうした不安があった一方、ビーズ工作では塩基(竹ビーズ)を短時間でたくさんつなげて長いDNAを作っていたキッズがおり、その集中力と器用さ驚いていました。

ブロッコリーからDNAを抽出する実験では、すりつぶしたつぶつぶの数やすりつぶし具合によって抽出量が増減しているように感じました。200粒と個数を指定するのではなく、渡した分すべてと指示してしまってもよかったのかなと思いました。

今回実験に使った材料はすべてホームセンターなどで売っているものばかりです。また実験がしたいときに再現が気軽にできるという点は非常に良いですね。

<照屋林一郎>
今回の実験では、ブロッコリーの花芽をすり潰すと言う過程が必要でした。それによって、どれだけ儀礼にDNAが抽出できるか、分かれていく、ということが今回を通じて感じました。そのあたりを具体的にしておくと、キッズ達の間の実験の質の差が小さくなるのではないかと感じました。

ただ、今回実験に用いた物は全て自分でも手に入れられるくらい一般的な物でした。そういったものだけを用いて、DNAを抽出するという分子レベルのことが出来るのは、自分でも初め理屈は理解できなかったし、それを考え出した人の発想力に驚きを禁じ得ませんでした。

<金谷彩>
すりつぶしたブロッコリーの量が少なかったためかDNA析出してこなかったことがありました。2回目から多めに入れてもらうよう気をつけました。
「ビーズでDNA」では、ワイヤーがねじれてだまになってしまうということがありましたが、最終的には上手にDNAの分子模型を作ることができました。
キッズのみんなに実際にDNAを見てもらい、模型を作ることでDNAに対する理解を深めてもらえたと思います。また、「楽しい!」と言ってもらえてよかったです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
金谷彩

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