芳賀サイエンスラボ

Archive for 5月 2018

 

2018年05月27日 於 筑波山

 

  • 目的

筑波山の登山コースをゆっくり歩きながら、途中で見られるもの(主に植物)を観察する。最後にみんなで冒険コースを歩く。

 

  • 参加者

講師: 芳賀先生

 

スタッフ: 佐野千佳歩、杉原翔吉、水木陽菜

 

午前:キッズ40人/保護者43人

午後:キッズ17人/保護者14人

 

参加者計: 118人

 

  • 所要時間

【午前】

09:30~ 受付と説明

09:45~  つつじヶ丘を出発、コースを歩きながら自然観察

11:55~ 筑波山神社到着、解散

 

【午後】

13:30~ 受付と説明

13:45~ つつじヶ丘を出発、コースを歩きながら自然観察

15:20~ 筑波山神社到着、解散

 

  • 内容

迎場コースを筑波山神社に向かって下りながら、道中に見られる様々な動植物の観察を行った。例えば種を広げる作戦からくる種類ごとの木の実の違いや、東屋の屋根に生えた植物の由来などをみんなで考えた。最後にキッズ達みんなで冒険コースに挑戦した。

  • スタッフ感想

<佐野千佳歩>

午前は3班に分かれたうちの2班目の先導をしたのですが、キッズが14人もいたため班が縦長になってしまいました。前の方のキッズにしか話ができず、かといって前を離れればキッズがどんどん進んでしまうため収拾がつかなくなりそうで離れられませんでした。事前にスタッフの前に行かないことをしっかり約束する、話を聞きたいキッズたちは前に固まってもらうなど工夫が必要だったと思います。また、1班にすぐ追いついてしまったので、1班が出発してから7.8分後に出発でも良かったかもしれません。午後は人数も少なく、慣れもあったのかあまり困ることはありませんでした。

観察では、テンナンショウの仲間の実が目を引きました。ギンリョウソウもキッズと探し、群生を確認できました。

キッズの中にスカートで来た女の子がおり、冒険コースで滑ってしまっていたので事前に連絡など可能ならばできたらよかったと思います。

 

<杉原翔吉>

自分は今回の参加が3回目でしたが、涼しい年、暖かい年と毎年微妙にみられる植物に違いがあり、僕自身楽しんで参加しています。今年は特に4月5月がとても暑かったこともあり、去年や一昨年見られた花やキイチゴの実などは少ない印象でした。一方で、植物は夏を前に青々としているように感じました。

毎年参加者が多いと列が長くなり、前のキッズ達の質問にしか答えられなかったり、説明が一番後ろまで聞こえているか自信がないときがあります。それでも今年は今までよりスタッフが一人多く、午前中はキッズ達を3つに分けていくことで、今までよりはそれぞれのキッズとお話しできたかなと思います。

倒木の個所などはかなり分解が進んでいて、当時の面影がだんだん見られなくなっていっていると思うので、新しく話す内容も開発していけたらなと思います。

 

<水木陽菜>

迎場コースを筑波山神社に向かって降りながら自然観察をしました。午前も午後も、自然観察日和でした。

森の中では、植物たちが太陽の光の取り合いをしていて、どうやったら1番多く光を浴びれるのか、少ない光で生きていくためには、、と色々な戦略を持っていることを学びました。木が倒れたり、鳥や風に種運びを助けてもらったりと、たくさんの要因が積み重なって森が出来ていくことを目で見て知れる回でした。

今回、筑波山の自然に少しでも詳しくなれたかなと思いますが、午前はあまり生き物を紹介することが出来なかったのが悔しいところでした。事前に植物などを知っておけば、キッズに聞かれても答えられたな、と思います。

怪我もなく、楽しく終えることができました!

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類3年

杉原翔吉

 

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2018年5月13日 於 筑波大学2B401

●目的

顕微鏡で葉や樹木の気孔の観察をする

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 谷口心平、吉野葉月

午前:キッズ23人/保護者13人

●所要時間
【午前】
9:30~ 開始、先生のお話
10:00~ 顕微鏡の使い方(スタッフ)
10:15~ 剥ぎ取り
11:15~ レプリカ説明
11:20~ 葉の採取
11:35~ レプリカ法

12:10~解散

●内容
顕微鏡の使い方を学び、はぎ取り法でつくったプレパラートでの観察。

その後、構内の樹木を採集しレプリカ法で同様に気孔を観察した。

 

 

●スタッフ感想
<谷口心平>

今回は植物の気孔の観察。顕微鏡の扱い方を学びながら、トキワツユクサ(Tradescantia fluminensis別名ノハカタカラクサ)の気孔をはぎ取り法で観察した。また最後には2学食堂前の自転車置き場付近の樹木(ナツツバキなど)から葉を採取し、レプリカ法で観察した。ほぼ全員のキッズが実際の気孔を観察出来ていた。やはり科学において「自らの目で直接みる」ことに勝る学びはない。その点顕微鏡は最も基本的で有用な実験器具であるので今回のサイエンスキッズを今後、科学を高校大学と学んでいくキッズにとって重要な経験としてくれれば嬉しい。

準備としてツユクサを探したが見つからず、当日は先生にご持参いただいた。実験的にキャベツ、レタス、セロリでもはぎ取り法を試したところ、新鮮な素材に限りレタスで気孔が観察できた。ほか二つは試料に向かない。気孔についてなどの事前知識は芳賀先生のPPにて紹介されるが、顕微鏡の使用方法やはぎ取り法、レプリカ法の方法はスタッフが説明する。先によく勉強しておくべき。また当日の朝は少し早めに実験室へ行き、予行すると良い。倍率は油浸レンズ以外は全て活用したが、高倍率レンズのピントの調節は積極的にお手伝いする必要がある。特に微動ねじの使い方やステージの動かし方など、まだ慣れないと難しいところはスタッフが手早く調節してあげると 良い。成功の可否の全てはプレパラートのクオリティなので妥協せず、たくさん作ってみることがコツだと思った。

<吉野葉月>
葉の気孔を2種類の方法で観察しました。1つは剥ぎ取り法というやり方で、葉の薄皮を剥ぎ取り、染色してそれ自体を観察するという方法です。前回、前々回に比べて、薄皮を剥ぎ取るのに苦戦している子供達が多かったです。親子で協力して、薄皮剥ぎに夢中になっている光景を見て、温かい気持ちになりました。苦戦はしていたものの、全員が気孔を観察できたのでよかったです。2つ目の方法はレプリカ法です。葉の表面に液体絆創膏を塗り、気孔などの構造を写し取る方法です。やり方は簡単ではあるものの、液体絆創膏が固まる前に剥がし、せっかく写し取ったのに消えてしまうというミスが多発しました。しっかりと液体絆創膏は乾かしたほうがいいですね。2種類の方法で、気孔を観察し、口みたいな構造で気持ち悪い!すごい!などと色々な感想が聞けて面白かったです。この実験をきっかけに、身近なものの構造を観察したり、不思議に思ったりできるようになってほしいと思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類三年
谷口心平

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2018年05月19日 於 妙岐の鼻

●目的
広大な湿原と、関東では最大級のヨシ原が広がる「妙岐の鼻」で、自然観察を行い、湿地帯特有の植物や野鳥や昆虫と親しむ。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 八畑知礼

午前:キッズ5人/保護者3人

参加者計: 8人

●所要時間
9:30~ 受付と芳賀先生による説明
10:00~ 展望台付近の散策
11:00~ 旧木道付近の散策
11:50  解散

●内容
展望台へ向かう遊歩道の散策では、卯の花やブタナ、スイカズラといった植物を中心に、身近に見れる生物を観察した。また水中にあるヨシの根が波消しブロックの役割を果たしていることに触れながら、霞ヶ浦の本来の姿が保存されている妙岐の鼻の重要性を学んだ。旧木道付近の散策では、オオヨシキリなどヨシ原で見られる鳥類の観察や、ヨシの高さを計測した。

●スタッフ感想
<八畑知礼>
今回の観察は当日の朝の天候が芳しくなかったこともあり、参加者が少なかったのが残念だった。しかし例年通りの生物が一通り見れたこともあり、観察内容としては申し分なかったと思う。観察では旧木道付近を散策している途中フナと思われる魚類の死体を見つけたのだが、それに関する芳賀先生のコメントが特に印象に残っている。幼い頃登下校路で見つけた犬の死体が分解されていく過程を1ヶ月間毎日観察した経験を持ち出し、目の前で分解されつつあるフナと重ねつつ、自然界では生物が死ぬと自然と跡形もなくなってしまうのだとおっしゃっていた。これは今回の観察の直接の目的ではないが、このような野外散策での発見が生命や自然の循環についてより深く考えるきっかけになってほしいと感じた。

写真上:クワの観察   写真下:フナの死体について話す先生

記入者
筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 2年
八畑知礼

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2018年5月6日 於 筑波大学
●目的 身近にあるものを使って、自分でVRを体験する

●参加者
講師: 芳賀先生、久保利加子
スタッフ: 照屋林一郎、杉原翔吉

午前:キッズ31人/保護者33人
午後:キッズ27人/保護者34人
参加者計: 125人
●所要時間
【午前】
9:30~ 受付
10:00~ VRの仕組みについての説明
11:00~ 三角コーンを使った実験
12:00~眼鏡を使った実験
12:30 まとめ&後片付け
【午後】
13:30~ 受付
14:00~ VRの仕組みについての説明
15:00~ 三角コーンを用いた実験
15:50~ 眼鏡を使った実験
16:30  まとめ&後片付け
●内容

初めに久保さんによる、ホワイトボードを用いたVRやその原理についての説明がありました(下の写真)

その後、三角コーンと物差し棒を用いて、視線と物体を表現し、具体的に仕組みについての紹介があり、実験に移りました。

実験では、凸レンズの付いた眼鏡を用いて、両目でそれぞれの画像を見て、立体的に見える様子を実際に観察しました。(下の写真)

途中での休憩や、終わった後の時間などで、久保さんの用意してくださった展示物の紹介、そしてそれを実際に触ってもらったりしました。

●スタッフ感想
<照屋林一郎>
年々と科学技術の発達により、テレビなどのメディアでも取り上げられることの多くなったVRに関する企画で、私自身VRというものに大変興味があったことからとても楽しみでした。キッズたちも、展示されていたものに自分からどんどん触りに行くなどして気になって仕方がないことがうかがえました。久保さんが目や光に関する実験をサイエンスキッズの他の回で担当なさっているということで、VRの仕組み、映像が立体的に見える仕組みを原理から説明してくださいました。そのまま伝えただけでは、高校生でぎりぎり習うかなというレベルのお話も、道具や図、動きを用いることでキッズたちにわかりやすく伝えてくれていました。視線を棒で表現することで想像しにくい所もよく伝わっていたと思います。

<杉原翔吉>
今回は初めての企画ということで、スタッフとしてもどんなことをするのかドキドキしていました。キッズ達も「何をするのかとっても楽しみにしてきた!」など期待してやってきたことが分かりました。
実験の内容について、他の活動の際に光の道筋など目に見えないものを扱う内容は子供に概念を理解してもらいにくく、子供が見えているかどうかもこちらは確認できないため難しいと感じていました。しかし、久保さんの実験は一つずつステップを踏んで進めていてとても参考になりました。キッズ達も原理を理解すると自分で立体的に見える絵を作ることに挑戦していました。
平面のものを見て立体的に見えてしまう現象は原理が分かっても不思議に思います。虹彩の運動や盲点の紹介などと合わせて目の仕組みに焦点を当てた授業にしても面白いかもしれないなと思いました。

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類2年
照屋林一郎

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2018年5月5日 於 筑波大学

●目的

落ち葉の中にいる生き物をツルグレン装置と実体顕微鏡を用いて観察する

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 木村美南、照屋林一郎、金谷彩

午前・午後:キッズ15人/保護者13人

参加者計: 32人

●所要時間
【午前】
9:30~  受付と説明

10:00~  落ち葉と土を採集

10:30~  ツルグレン装置の作成

12:00~ 昼食

【午後】
13:00~ 生き物の観察

15:00~ 片付け

15:30~ まとめ、解散

●内容

今回は一日かけて土や落ち葉の中で生活している生き物たちの観察し、同定しました。今回はツルグレン装置という装置を作成して、工夫して生き物だけがカップの中に入ってなおかつ固定されるようにしました。

 

 

●スタッフ感想
<木村美南>

今回の講座は一日かけて行いました。博士もご自身の研究で用いたことがあるツルグレン装置を100円ショップで購入した材料や実験室の装置を使って作成し、土や落ち葉のなかに普段隠れている生き物の様子を観察しました。ツルグレン装置とは、網の上に落ち葉や砂をのせ、その上から光を当てると生き物たちが「暑い!」と下にもぐろうとすることを利用して網から落ちてきた生き物を観察するもので、装置のセッティングもキッズたちが工夫して行っていました。また、いつもとは違い、午前と午後で続けての実験だったのでお昼にスタッフと楽しく遊んでいる子もいました。汗をかくほどお昼に遊んでも午後の観察は真剣に行っていて、感心したのと同時に、これからも楽しくためになるサイエンスキッズであればいいなと思いました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年

木村美南

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