芳賀サイエンスラボ

Archive for 6月 2018

2018年06月24日 於 筑波大学

●目的
子どもたちの大人気昆虫であるクワガタをテーマに観察を行い、飛ばせてみたり歩き方を真似てみたりしてクワガタムシへの理解を深める。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 八畑知礼、水木陽菜

午前:キッズ54人/保護者40人
午後:キッズ34人/保護者25人

参加者計: 153人

●所要時間
【午前】
9:30~  自分が考えるクワガタのスケッチ
10:00~ クワガタムシについて説明
10:20~ 配布したクワガタのスケッチ
11:00~ 体の構造について説明

11:10~ 飛ぶ様子の観察

11:30〜 歩く様子の観察

【午後】
13:30~  自分が考えるクワガタのスケッチ
14:00~ クワガタムシについて説明
14:20~ 配布したクワガタのスケッチ
15:00~ 体の構造について説明

15:10~ 飛ぶ様子の観察

15:30〜 歩く様子の観察

●内容
まず始めに自分が頭の中で思い描くクワガタのスケッチを行なった。続いてクワガタの種類や採集方法について説明があった後、実際にノコギリクワガタのペアを参加者全員に配布した。そしてオスの背側とメスの腹側をスケッチした(下の写真)。

芳賀先生から体の構造について説明があった後、割り箸を使ってクワガタを飛ばし、その様子を観察した(下の写真)。

最後にクワガタが歩く様子を観察し、三人一組になって足の動きを再現した(下の写真)。

●スタッフ感想
<水木陽菜>

参加者が多く、とても賑やかな回になりました。クワガタムシの名前の由来やたくさんの種類、部位の名前など、クワガタムシについてたくさん勉強しました。
クワガタムシを見てみると、想像だけでは分からなかった細かい特徴や、体の仕組みを発見できていました。クワガタムシの歩き方を真似してみようというときには、普段歩き方をじっくりみることは少ないと思いますが、ずっと見ているとだんだん特徴が掴めてきて、実際に体験することの大切さを感じてくれたかな、と思います。
なんの抵抗もなくクワガタムシを触ったり、ワクワクした面持ちで飛ばしてみたり、ムシ好きなキッズがたくさんいて嬉しかったです。
スケッチが苦手そうなキッズとは、ヒントを出しながら一緒に観察できたのは良かったところだと思いますが、歩かせたり飛ばしたりするのに夢中になって観察が滞ってしまったキッズたちとスケッチに勤しめなかったのが反省点です。
終始キッズたちの想像力の豊かさと圧倒的観察力に驚かされ、私自身とても楽しむことができました。
持ち帰ったクワガタムシたち、ぜひ元気に飼育してみてくださいね。

<八畑知礼>

普段あまりクワガタに触れる機会がないキッズにとっても、虫好きのキッズにとっても、今回の活動はクワガタという生き物について詳しく知り、また観察する良い機会になったと思う。

活動の冒頭では自分が想像するクワガタの姿をスケッチしてもらったが、ほとんどのキッズは脚の数がわからなかったり、頭胸腹といった昆虫の体の構造について知らなかった。またクワガタを以前見たことがあるというキッズでも正確に描けたキッズは少なかった。しかし私はこの活動こそがキッズにとって良い経験になったのではないかと思う。自分ではわかっているつもりでいても実はわかっていないということを認識する、この活動がその後の観察とスケッチに活かせたキッズが多かったように感じた。中には自分の想像と実際の観察で気づいたことの違いを報告してくれるキッズもいて、その視点の面白さや観察力の鋭さに驚かされた。

わかったつもりで終わらせず自分が見たことを大切にする、今回の活動がキッズにとって、そのような姿勢で生物や自然観察に臨むきっかけになってほしいと強く感じた。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類2年
八畑知礼

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2017年06月10日 於 筑波大学

●目的
滑車を使って「重さ」を実験してみる

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 中島拓幹、杉原翔吉、照屋林一郎、中井彩加

午前:キッズ42人/保護者28人
午後:キッズ51人/保護者32人

参加者計: 153人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ 滑車装置の作成
11:00~ 自由に実験
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ 滑車装置の作成
15:00~ 自由に実験
15:50~ まとめ、解散
16:30  後片付け

●内容
1.定滑車
①一つ一つのおもりにモールを通してS字にしておく
②黒いボードを小さい黒い板を使って写真立てのように机の上に立てる
③定滑車と木の棒をボードの上の方に両面テープを使ってはる
④ひもの両側に結び目を作り、片側を画びょうを使って木の棒に固定しておく
⑤おもりを片側に吊るし、ひっぱってみたり、もう片方にもおもりを吊るして釣り合う地点を探す

 

2.動滑車
プーリーをひもにおいて、プーリーの真ん中にS字にしたクリップをかけ、おもりを吊るし、ひもにもおもりを吊るすことで釣り合う地点を探す

3.プーリーを何個も組み合わせるなど、自由に工夫して装置を作成してみる

●スタッフ感想
<照屋林一郎>
重さの実験では、わずかな道具とヒントを元にキッズ達がいろんなことを、いろんなものを考え、作っていました。質問や要望を言ってくるキッズ達がたくさんいて、今回はスタッフが4人いたのでなんとかなったという感じでした。ただそれでも、全体的に満遍なくというわけにはいかなかったことが悔しくおもいます。最後の自由に考えてやるというところで、何をすればよくわかってないキッズがいたので、説明をちゃんとした方がいいかなとおもいました。最初に、博士の井戸から、今回の滑車を連想させる話で、俳句も加えてきたりと少し難しかったですが、なるほど、とおもいました。事前準備も120人分ということでとても大変でした。早めに事前講習をすることをお勧めします。

<中島拓幹>

今回は滑車を使った釣り合いの実験でした。まず実験装置を組み立てることが難しく、苦労している子が多い印象でしたが、変わった発想で上手く組み立てている子も見られて楽しかったです。

実際に動滑車と定滑車を使って釣り合う重りのバランスを見つける場面では、滑車による働きの違いに驚き、理由を考えてくれました。発展させて数を増やし、形を変えると共に、摩擦やプーリーの角度の影響が大きくなって、理論と合わなくなってしまいますが、それに気づくこともいい実験になったと思います。

低学年の子にとっては少し難しかったかもしれません。大きくなって、この実験を思い出した時にまた挑戦してほしいと思います。

<杉原翔吉>

今回のサイエンス・キッズはハカセ曰く「不親切な」実験教室でした。定滑車と動滑車の例を一通り示した後、あとは特に全体で説明することはなく、キッズ達の工夫と遊び心に任せるというものです。一応の目標は「動滑車を使うことで重いものを小さな力で動かす」ということで、年上のキッズ達はそれに向けて工夫していましたが、一方では定滑車をたくさん組み合わせてピタゴラスイッチのようなものを作ったりとそのキッズ達の年齢に合わせて楽しめていたのではないかとおもいました。
反省点としては、特に動滑車がうまく動かないことが多かったのですが、これは主に中心に刺したクリップの動きが悪いか、動滑車を支える糸が平衡になっていなかったときによく起こるアクシデントだったように思います。来年度のスタッフは注意してみてください。

<中井彩加>

滑車装置作成の基本の工作は、苦戦しているキッズもいましたが、みな上手にできていました。その後の自由に滑車装置を作成する部分では、科学という面では不十分な部分もあったかもしれません。ただ、創作意欲や独創性が見られた点でよかったのではないかと思います。ほとんどのキッズが滑車に関してまだ学校で学習していない段階で、将来授業の時に思い出してもらえると経験と知識がつながり、より良い学習ができるのではないかと思います。

スタッフとしては、事前講習の時間が足りなかったので、もっと余裕をもつべきだきでした。また、当日キッズ全員はサポートしきれていなく、スタッフリーダーとしてサポートの仕方ももう少し考えるべきだったと思いました。

 

記入者
筑波大学 人間総合科学研究科フロンティア医科学専攻 修士1年

中井彩加

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2018年6月3日 於 筑波大学
●目的
折り紙を折って科学する「オリガミクス」を学ぶ
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 水木陽菜、中井彩加
午前:キッズ16人/保護者13人
午後:キッズ3人/保護者3人
参加者計:35人
●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ 折り紙の中の3丁目、4丁目探し
11:00~ 折り紙の外の4丁目、5丁目探し
11:30~ 長方形の3丁目、4丁目、5丁目探し
12:00  後片付け
【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ 折り紙の中の3丁目、4丁目探し
15:00~ 折り紙の外の4丁目、5丁目探し
15:30~ 長方形の3丁目、4丁目、5丁目探し
16:00  後片付け
●内容
色を裏にして折り紙を適当に1回折った時、色のついた図形は三角形と四角形の2通りできます。

動かす頂点を1つ決めたとき、その頂点はどこまで動かすと図形が変わるのでしょうか。

三角形になる領域を3丁目、四角形になる領域を4丁目として、境目を見つけ出しました。

頂点を折り紙の外に折ると、五角形になる領域が出てきます。後半は、折り紙の外にも頂点を動かして、さらに複雑になる境目を見つけ出しました。

●スタッフ感想
<水木陽菜>
今回の内容は、芳賀先生が中学や高校で教えたこともあるという難しい内容でしたが、キッズたちの明解なひらめきと高い集中力で、スムーズに進んだことにとても驚いています。

動く角が何個かによって色のついた折り返す部分の図形が変わるわけですが、角は正方形の一辺や対角線を半径に動くので、3丁目、4丁目、5丁目の境目は円を描くことによって決まります。

原理を理解していなくても、直感的に理解してすらすらとコンパスを使いこなし、円を描いていく姿が印象的でした。

どうして円になるのか、半径はどのように決まるのか、わかりやすく伝えるようにしましたが、キッズたちは理解してくれたかな…?

私自身は今回2度目のオリガミクス4を担当したこともあり、理解して余裕をもって取り組めたかな、と思います。

応用編として、描いた図形の面積を求めてみると、また楽しいかもしれません。ぜひ挑戦してみてください!

<中井彩加>

今回はいつもと一味違ったオリガミクスでした。芳賀先生が中高生など対象にとりくんだことがあるプログラムだったので、サイエンスキッズメンバーにとっては少し難しかったと思います。それでも、概念を理解できないキッズはほとんどいなく、苦労はしていましたが、多くのキッズが三角、四角、五角領域の図がかけていました。
反省としては、教えているうちに自分が混乱してきてしまったりしたので、事前にどのような図が出来上がるかもっと細かく確認をしておくべきでした。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類2年

水木陽菜


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