芳賀サイエンスラボ

Archive for the ‘キッズI’ Category

2017年10月09日 於 筑波大学

●目的
特別オープン会。水ロケットの工作を通じて作用反作用などの力を学ぶ。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 谷口心平 椎名瞳 藤井啓太

サポートスタッフ:久保漱汰 藤田麻里

午前:キッズ43人/保護者30人
午後:キッズ15人/保護者10人

参加者計: 98人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:10~   工作
11:00~   打ち上げ場へ移動
11:10~    打ち上げ開始
~12:10    解散

【午後】
13:20~ 受付と説明
13:40~    工作
14:15~     打ち上げ場へ移動
14:30~    打ち上げ 開始
~15:30  解散

●内容

ペットボトルと牛乳パックをつかった、水でとぶロケットを工作して実際に打ち上げる。

 

 

 

 

●スタッフ感想
<谷口心平>
今回はペットボトルロケットの工作実験だった。ロケット本体の工作は材料の準備や作業も簡易で参加のキッズたち年齢問わずも滞りなく作成することが出来た。打ち上げでは100mを越えるロケットも出ていてよくできていた。秋晴れの空に打ち上がるロケットが印象的だった。作用反作用の説明にも熱心にききいり、ペットボトルにつまった空気の力などにも触れることができたり多くの気づきが出来たと思う。ロケット本体は簡単に作成できるが、発射台などは市販のもの購入して行うためもっと多くの回数を打たせて上げたかったが時間の都合で出来なかったのが残念。次は上手く参加人数が分かれると良いなと思う。

去年のJAXAとの共同で行った企画をベースに行った。今回はその際の担当であった藤井さんのご協力のもと、資料やスライド、説明などは去年のものを活用した。事前の準備としては粘土や画用紙の購入とノーズコーン台紙作成、リハーサルなどがあった。空気入れも無いため借用した。打ち上げは虹の広場で行ったがそこには水道がないため、水タンクを実験室から運搬した。広場中央にむけ4台の発射台を設置し、それぞれスタッフがついて空気の注入などを補助した。誤作動による打ち上げや、空気注入のポンプも子どもの力では十分ではないので一人一つは大人がつく必要があった。また反省として、ペットボトル側の接続のゴムパッキンを打ち上げの際に紛失してしまう失敗がおきた。外れやすいので器具の受け渡しは発射台の側で行うようにしたい。

今回はサポートとして以前からサイエンスキッズにお手伝い頂いていた久保さんと藤田さんにもご協力いただいた。オープン会且つ人気の企画で多くの参加があったためありがたかった。また藤井さんには前年の資料を元に当日の説明までお手伝いいただきとても助かった。こういった資料を個人でなく団体で共有できるよう考えたい。

 

<椎名瞳>
今回は水ロケットの実験でした。自作したロケットを実際に飛ばし、作用反作用について体感することができました。
ロケットの工作は、とてもスムーズに進み、羽や先端の部分に工夫をして様々なロケットを作成していました。牛乳パックを用いたので、羽の取り付けが簡単にできて良かったと思います。この時に粘土をもう少し多めに入れた方が、よく飛ぶ印象がありました。
打ち上げには、ランチャーを4台用意しましたが、全員の分を打ち上げるのには時間がかかりました。空気を入れる際、キッズのみでは重く、時間がかかるのでスタッフや保護者の方が手伝うことで時間が短縮できたのではないかと思います。少ない打ち上げ回数でしたが、水を多く入れた場合と少なくした場合を比べてみたり、空気の量を調節して飛距離を試しているキッズもいました。工夫した結果、たくさん飛んだキッズ達はとても楽しそうでした。また、水ロケットはどこに飛ぶかわからないので、安全に十分注意して回収することを徹底しなければならないと思いました。

<藤井啓太>                                                                                                                                                                                                          今年は昨年度JAXAさんと合同で実施した水ロケットをサイエンスキッズ特別回に行いました。実際に工作の手順をキッズの前で説明することになったのですが、午前中のキッズたちのようにたくさんいる場で伝えきれなかったのか、上手く作れなかった子が一部いて申し訳ない気持ちになりました。
それでも、発射角度や、ノーズコーンのねじれの方向、水の量などで飛ぶ距離がどう変わるかなどをみんなで考察しながら水ロケットを楽しむことができました。
真夏(秋)でしたが、そんな方程式を少しは楽しめたのではないかなと思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
谷口 心平

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2017年9月23日 於 筑波大学
●目的
水の中にいる小さい生きものを集める道具を工夫して作り、その道具で池から採ってきたものを調べる

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 鈴木沙也加、木村美南、中井彩加
午前:キッズ20人/保護者19人
午後:キッズ7人/保護者4人
参加者計: 50人

●所要時間
【午前】
9:40~  受付、先生挨拶、説明「プランクトンとは」
9:45~  プランクトンネットの作り方説明
10:10~ プランクトンネット作成
10:45~ プランクトン採集
11:00~ 顕微鏡の使い方説明、プランクトン観察
12:00~ 解散
【午後】
13:00~ 受付、先生挨拶、説明「プランクトンとは」
13:05~ プランクトンネットの作り方説明
13:30~ プランクトンネット作成
13:55~ プランクトン採集
14:30~ 顕微鏡の使い方説明、プランクトン観察
16:00~ 解散

●内容

プランクトンを採集する道具を作り、大学構内で採集を行い顕微鏡で観察をした。観察を通してプランクトンがどのような生物なのか理解した。

 

〈プランクトンネットの材料〉
・500 mlペットボトル 1本
・三角コーナーのネット 1枚
・化粧水用の容器 1個
・アルミ皿 1個
・ビニールテープ
・両面テープ
・ビニール紐 3~4ひろ分
・ビー玉 1個
・はさみ、錐

〈プランクトンネットの作り方〉
(1)ペットボトルの上部を切り取る。
(2)ペットボトルの切り取った側のふちに両面テープをはり、三角コーナーのネットを付け、上からビニールテープで固定する。
(3)アルミ皿の底を抜く。また、ネットの固定していない側を切り開いておく。
(4)アルミ皿の切り取った側に(2)と同様にネットを固定する
(5)ペットボトルの口の部分に、ふたを取った化粧水用の容器をはめ込み、ビニールテープで固定する。
(6)アルミ皿の直径の2倍のビニール紐を2本用意する。
(7)アルミ皿の縁に向かい合うようにきりで4カ所穴を開け、(6)の紐を向かい合う穴に通し、皿の縁に結ぶ。
(8)3ひろ(両手を広げた時の長さ)分のビニール紐を、(7)の紐が交差する部分に結びつける。
(9)化粧水用の容器におもりのビー玉を入れる。

【主宰者のひとこと】

野外の水の中にはプランクトンというさまざまな形の微少生物がいることを知り,それを採集するための道具を作って,それを携えて学内の噴水池に採り
に行き,持ち帰ったものを顕微鏡で見る
……という流れの体験でしたが,工作の仕方にしろ,採り方にしろ,実際にスタッフがやってみせることによって,失敗の少な
い観察が出来たと思います。プランクトンの種類の同定は後回しになりましたが,少しでも興味を沸き立たせたかったので,概ね,意図は達成できました。

プランクトンネットに付けるプラスチック容器の毎年使う品物が百円ショップ店頭に少なくなり,十分日数の余裕を見て発注すべきだったと後悔しながら10店舗くら
い探し歩き,ようやく必要数を購入することが出来ました。次年度は容器の種類を変えることも検討課題になりました。 (芳賀)

●スタッフ感想
<木村美南>

今回の講座は池の中のプランクトンを見てみよう、ということで、より「サイエンス」や「いきもの」を身近に感じられるものでした。プランクトンネットという微生物を確保するためのものをつくり、天の川や噴水のある池で採集をしましたが、「微生物を捕まえる」という面白い体験ができて子供達も楽しそうでした。

今回は実際に顕微鏡を使って自分で微生物を探し、観察したものを記録したのですが、やはりやり方は説明によって理解していてもうまくピントを合わせられない子供が多かったので、時間が限られたなかではありますが、ピントを合わせること、自分で探すことがうまくできるように練習させる時間も必要だったのではないかと思います。やはり、自分で見つけることは何よりも嬉しいことなので、プランクトンネットを簡易的なものにして丁寧にスタッフがひとりひとり顕微鏡の使い方を教えながらじっくり観察できればいいなと思いました。

<中井彩加>

私は以前にもこの会のスタッフを務めたことがありましたが、今回はプランクトンネットの工作はとても手際のよいキッズが多く、みんなスムーズに作り上げることができました。仮止めとして両面テープを用いたのがよかったのだと思います。天気も良く、採集もみんな楽しそうに、トラブルなくできました。観察の過程では、顕微鏡の使い方を説明してから臨みましたが、やはり多くのキッズ達にとっては難しかったようです。どうしても、ピントを合わせるのはスタッフが行う形になってしまったのですが、キッズ達はプランクトンを見つけると夢中で観察していて、よい体験になったようで嬉しく思いました。今回はみんな同じようなところで採集したため、あまり種類は多くなかったようでしたが、大学内でも、もっと様々な種類のプランクトンを観察できると思うので、色んな場所から採集して観察しても面白かったかなと思いました。

本文
記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類4年
中井彩加

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2017年9月16日 於 筑波大学
●目的
線虫の形態を観察し、線虫の好きなにおいを調べる。

●参加者
講師: 坂本先生、芳賀先生
スタッフ: 久保侑紀、大田和勇輝、村井隼弥、吉野葉月
午前:キッズ27人/保護者18人
参加者計:51人

●所要時間
【午前】
9:40~  受付と説明
10:10~ 観察
10:30~ 実験
11:45~ 結果、まとめ
12:00 片付け

●内容
線虫を観察する:ルミルーペと光学顕微鏡で線虫を観察し、スケッチする。
線虫の好きなにおいを調べる:におい4種のうち2種を選んで実験。

 

●スタッフ感想
<吉野葉月>
線虫の観察では、初めて見る線虫に『小さい!』や『思ったより早く動く!』などと、子供たちの素直な感想が聞けました。また、観察に夢中になりすぎて、光学顕微鏡の対物レンズとシャーレがぶつかりシャーレを割ってしまう子がたくさんいました。来年はもう少し気を付けた方がよさそうです。呼びかけることくらいしかできまさんが…。
線虫の好きなにおいを調べる実験では、イソアミルアルコールと身近なにおい(醤油、ヒノキなど)4種の中から2種を選び、線虫がそのにおいにひかれるかどうかを調べました。線虫の足跡が見られた子がたくさんいて良かったです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類3年
吉野葉月

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2017年9月9日 於 森林総合研究所

●目的
森林総合研究所内の樹木や生き物を観察する

●参加者
講師: 芳賀先生、井上大成さん

スタッフ: 平山夏樹

午前:キッズ10人/保護者10人

参加者計: 23人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
9:40~ カエデの葉クイズ(芳賀先生)
10:15~ 樹木園の観察(井上さん)
11:30~ 室内展示の見学
12:00  解散

●内容
①カエデ属の葉っぱシルエットをもとに、実物と照らし合わせて名前を当てる

②芳賀先生による答え合わせの後、カエデ属に共通の特徴(葉が対生)を観察する

③クサアリを潰してにおいをかぐ。

④カツラの木の落ち葉をかぐ。(甘いにおいがする)

⑤ヒノキとサワラの違い(葉の裏のXとY)を見る

⑥イスノキの虫こぶを観察する

⑦ヤツデの葉の付き方を観察する

⑧どんぐりの仲間(ブナ科コナラ属)が何種類あるか探す

⑨ムクロジの身を拾い、水の入ったペットボトルに入れて泡立て、石けんを作る

⑩カヤとイヌガヤの葉の手触りを比べる

⑪室内展示の見学。クワガタの展示や木材の展示などがある。

 

●スタッフ感想
<平山夏樹>
カエデ属の葉っぱ当てクイズでは、キッズの手の届かない場所に葉があったり、他の木に邪魔されて上のほうの葉が見えなかったりする種類もありました。その場合は、木の根元にある落ち葉で判別するように指示しました。カエデらしい葉の種類はキッズもほとんど見つけることができました。しかし、メグスリノキやチドリノキなどの一見するとカエデに見えない種類は、キッズが気が付かないようだったので、スタッフがヒントを与えるとよかったと思います。園内の観察は井上さんの主導で見て回りました。途中でカマキリの抜け殻や脱皮したばかりのショウリョウバッタがおり、植物だけでなく昆虫も一部観察することができました。樹木園の中はやぶ蚊が大量にいるため、虫よけスプレーは常備する必要があると思いました(井上さんが多めに用意してくださいました)。全体としては、においを嗅いだり手触りを確かめたりと、五感を使って森林に親しめる回だったという印象です。植物種の同定は難しく感じますが、今回はキッズにもその初歩を学んでもらえたのではと思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群 生物資源学類3年
平山夏樹

2017年9月10日 於 筑波大学2B503

●目的
普通の折り紙とはひと味違った手法を用いて紙を3:4に折り、よく回るかざぐるまを作る。たとう折りを学ぶ。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 木村美南、須藤裕子、久保友汰

午前:キッズ14人/保護者10人

参加者計: 28人

●所要時間
【午前】

~ 9:30   受付

9:30~    60°かざぐるまの製作、たとう折りの練習

11:00~   3:4かざぐるまの製作

12:00~  まとめ、解散

12:30   後片付け

●内容

まず、今回のかざぐるま作りで重要となる「たとう折り」の練習をしました。この折り方はガムテープを使わずに段ボールに蓋をするやり方でおなじみです。そして、「3:4かざぐるま」の前に少し難易度の低い「60°かざぐるま」を製作し、メインの「3:4かざぐるま」を作って楽しみました。これは、最初に折り紙の各辺を3:4に内分する点を取り追っていくかざぐるまです。この内分点は紙を縦四等分するような折り方ではなく、芳賀先生独自の「芳賀折り」を使って決めるためキッズ達もどうしてこれで3:4に内分できるのか不思議に思ったのではないでしょうか。

それぞれのかざぐるまにはストローをつけ、息を吹きかけることで回して楽しめるようにしました。

●感想

【主宰者のひとこと】 折り紙の通例とは異なる手順や難しさがあるかざぐるまづくりに、ひるむことなく全員が成功し、さらに独自の工夫までしてくれたことを喜んでいます。親子を同席させ、冗談交じりに言った『子どもが親に教えてもいいが、親が子どもに教えることは禁止』の方針もよく守られていたようです。二重のたとう折りという高度な技術にも慣れて、「60°かざぐるま」も「3:4かざぐるま」も成功させた上に、よりサイズの小さなかざぐるまづくりにも挑戦して、中には1cmていどのかざぐるまを仕あげた中学生もいました。その芯になる玉針を用意すべきでした。今回、途中でキレる子がなく、みんな楽しんでくれたのは、3つのテーブルに1人ずつ配したスタッフ学生がよくやってくれたおかげだと思いました。(芳賀)

 

●スタッフ感想
<木村美南>

今回はニ種類のかざぐるま作りました。

たとう折りという少し難しい折り方が含まれていたのですが、これには私自身も事前講習で苦戦し、当日はキッズの中でも自分でうまくできない子が多々いました。ですが、「真似してみて」と一から教えなおすと子供たちはすぐにコツをつかみ、一緒に作っている保護者の方に進んで教えるなどとても楽しそうでした。

ストローをつけてかざぐるまを回せるようになると「回った!回った!」と嬉しそうに回しているのもとてもかわいらしかったです。

また、今回は保護者の方々も同じ机でキッズと同じようにかざぐるまに挑戦していたのですが、保護者の方々もなかなか苦戦していて「できないと悔しいけどできると楽しい!」とたくさんのかざぐるまをつくるなど夢中になっていたと思います。より小さいサイズのかざぐるまにも挑戦していました。
<須藤裕子>

今回は一般的な折り方とは違う方法で2種類のかざぐるまを折り紙で折りました。

折る最後の過程でたとう折りという方法がありました。お手本通りに折れず、苦戦するキッズが多かった様子でした。最終的にはかざぐるまの折り方をマスターし、自力でたくさんのかざぐるまを作っているキッズもいてキッズの飲み込みのはやさ、器用さに驚きました。さらに、2種類のかざぐるまをベースにオリジナルなかざぐるまを作っているキッズもおり、感心しました。

キッズの人数が少なかったため、保護者の方も一緒にかざぐるまを折って頂きましたが、スタッフの数は丁度よかったと思います。

反省点としては、テーブル毎にスタッフがついていたので全キッズとコミュニケーションが取れず残念だったので今後気を付けたいと思います。また、たとう折りを教えるのに時間がかかってしまいキッズ間で進行度に差が出てしまったため、わかりやすい教え方を事前に考えておくべきでした。

 

<久保友汰>

今回のオリガミクスでは2種類の風車を製作しました。

芳賀の定理を用いて折り紙に3:4の折り目をつけその折り目をもとに折り進め風車を作りました。

最後にたとう折りという折方で折り込んで風車を畳まなければならないのですが非常に難しい折方であるため、はじめキッズたちは親御さんやスタッフに聞きながらなんとか折ることが出来た状態でした。

しかし1度折ることができると2回目以降は比較的簡単に折ることができ、小さいサイズの風車等を工夫して折ることができていました。

今回はキッズ1だったこともあり定理の説明も簡単にすることができました。次回以降はより簡単に分かりやすく定理等の説明ができるようにしていきたいです。

 

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
木村美南

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2017年7月17日 於 筑波大学 2D503

 

●目的

昔の技術である白黒写真(白黒フィルム、モノクロフィルム)の原理を学ぶ。

 

●参加者

講師:芳賀和夫

スタッフ:須藤裕子、椎名瞳

 

午前:キッズ38人/保護者25人

午後:キッズ12人/保護者8人

 

参加者合計:83人

 

●所要時間

【午前】

9:40~ 写真、フィルム、印画紙の説明

10:00~ 暗箱の作成

10:30~ 現像や使用溶液の説明

10:40~ 撮影、現像作業

11:20~ 撮影、現像作業(2回目)

12:00 終了

 

【午後】

13:40~ 写真、フィルム、印画紙の説明

14:00~ 暗箱の作成

14:30~ 現像や使用溶液の説明

14:40~ 撮影、現像作業

15:20~ 撮影、現像作業(2回目)

16:00 終了

 

●内容

・写真とは、フィルムと印画紙の説明

科学技術の発達により、白黒写真は見られなくなり、スマートフォンやデジタルカメラを用いたデジタル撮影が多くなってきている。今回のサイエンスキッズでは、昔によく使われた技術であるフィルム撮影を体験する。

今回の実験で使った印画紙には、薄い膜に臭化銀(AgBr)の細かい粒子を含んでおり、光があたると光るエネルギーで臭化銀が銀と臭素に分解され、銀の黒い粒子ができる。このフィルムに銀の黒い粒子がついた状態を潜像という。

この潜像をくっきりと浮かび上がらせる作業を現像と呼んでいる。現像では、生成した銀のわりの未反応の臭化銀をさらに分解して、銀の量をさらに増やしていく。このとき、光がたくさんあたった部分(元写真の白い部分)は反応が早くすすみ、銀が増えるため黒くなる。一方、光があまりあたらなかった部分(元写真の黒い部分)は銀が増えず白っぽくなる。現像の他にも、臭化銀の科学反応を止める停止、感光しなかった部分の物質を取り除く定着、現像~定着の物質を洗う水洗の作業も行った。

・暗箱の作成

印画紙に光があたって化学反応が起こらないように、光を遮断する暗箱を黒の画用紙、箱などで作成した。

 

・撮影、現像作業

暗箱から印画紙と元写真(ネガ)を取り出して5~10秒ほど蛍光灯の光をあてて撮影を行った。

現像作業では、現像、現像停止、定着、水洗の順に行った。

 

●スタッフ感想

<須藤裕子>

今回は白黒写真の原理を学びました。デジタル撮影が主流な中、白黒写真の撮影方法にイメージがつかない、慣れない様子のキッズが多かったように感じましたが、きちんと撮影できているキッズが多くて良かったです。

反省点としては、2点ほどあります。1つは、午前中は暗箱として黒い画用紙から封筒を作成したのですが、封筒の開け閉めの際に光があたってしまい本来の光をあてる時間よりも長く光があたったために印画紙の反応が進んでしまったキッズが何人かいました。午後では暗箱として小さな箱を用いたため撮影に失敗したキッズが少なかったので、どのような暗箱を使用するか考えるべきでした。2つ目に、現像のときに使ったピンセットの扱いが難しく、現像液に浸ける時間が長くなってしまったキッズがいました。そのため、ピンセットで現像を行う際には印画紙の端に折り目をつけておくなど工夫をすればいいと思いました。

 

<椎名瞳>

今回は印画紙を使って写真の原理を体感しました。印画紙に像が浮かび上がる瞬間のキッズ達は興味津々でとても楽しそうでした。印画紙に像が浮かび上がる仕組みや、フィルムカメラのネガとポジの関係を体感することが楽しくできたのではないかと思います。

一方で、うまく感光ができていなかったり、薬剤に漬ける時間が適切でなかったためか、3回中1回も成功しなかったキッズもいました。

感光は、午前中は封筒を用いておこないましたが、午後は箱を用いました。箱を用いた方が全体的に成功率が高かったように感じました。

また、薬剤に漬ける際に用いたピンセットは扱いが難しく、一度薬剤に印画紙を落としてしまうとなかなか取れなくなってしまうことがありました。印画紙に小さく折り目をつけて、持ち手を作る工夫などがあればさらに実験がしやすくなるのではないかと思います。

 

記入者

筑波大学生命環境学群生物学類 4年次

須藤裕子

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2017年7月9日 於 筑波大学

●目的
簡単な材料を用いて、蒸気を動力とする船を工作し走らせる。

その仕組みを学び取りながら、それぞれ創意工夫を加えて楽しむ。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 谷口心平、及川健介

午前:キッズ21人/保護者13人
午後:キッズ6人/保護者7人

参加者計: 47人

●所要時間
【午前】
9:30~受付と説明
9:50~ 工作開始

11:00~ 船の創意工夫
11:40~実験終了、まとめ
12:00  後片付け

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ 工作開始
15:00~ 船の創意工夫
15:45~ まとめ、解散
16:00  後片付け

●内容
ろうそくの熱で水を水蒸気に変えてそのエネルギーを使って船が進むという簡単な蒸気機関です。水を入れるアルミパイプをまげてボイラーとし、それをろうそく立てのあるスチロールの船に取り付けました。熱が逃げないようアルミ箔で作った覆いを被せて完成です。作った船は実験室のシンクに作った池で実際に走らせました。

 

 

●スタッフ感想
<谷口心平>

ろうそくによる火で熱せられたパイプ内部で水が沸騰することで、体積が変化しその押し出す力によって推進力を得る船の作成をした。基本的な熱機関の形をとっており、火の有る限り動力はつづく。作成してからは「ポニョに出てくる船だー」との気づき何人かからあった。確かに今時ぽんぽん船を知る機会はあまりないだろうと思った。工作はなかなか難易度が高いものだったが、それぞれ巧みに個性的な船をつくりあげていった。創意工夫の時間では脇に浮きをつけてみたり、流線型にしてみたり、エンジンを増やしてみたり、艦を模してみたりと、みていて子ども達の独創的なアイデアに非常に感動させられた。

 

アルミパイプの工作が難易度が高い。廃乾電池を型に利用するが、はじめは単一で軽いカーブを。順に電池を小さくしていくと折れにくい。一箇所を一気に曲げてしまわず何回にもわけて時間をかけて曲げると失敗しにくい。事前の準備では見本の作成と船本体になる発泡スチロールの切り分け。

<及川健介>
ポンポン船を作ることで蒸気機関の仕組みを理解してもらおうという実験でした。やはりアルミパイプを曲げる作業が難所でしたが、予備が2,3本あったため一本目は親に手伝ってもらい二本目は自力で曲げている子供が多く見受けられました。多くのキッズは船が動く仕組みよりもろうそくをつけたり余ったパイプやネームペンで装飾を施すことに興味津々でしたが、一部のキッズや親御さんには船の仕組みについて質問されることがありました。特に、パイプの水が蒸発すると同時に水を吸い込んでいる点はこの実験の本質ですので、質問された私が嬉しくなりました。
船を走らせているときにパイプに触りそうだったキッズが何人か見受けられヒヤッとしました。熱せられたアルミパイプがかなり高温になることは見かけではわかりづらいのであらかじめキッズに伝えることと、火をつけているときはスタッフか親御さんが近くにいることを徹底したいと思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類二年
谷口心平

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