芳賀サイエンスラボ

Archive for the ‘キッズI’ Category

2019年2月16日 於 筑波大学
●目的
スライムづくりを通じて、英語でスライムと呼ばれる変形菌の動きを再現する。
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 中島玲菜、照屋林一郎
午前:キッズ22人/保護者16人
午後:キッズ28人/保護者22人
参加者計: 88人
●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と導入のビデオ上映
10:05~ スライムを作ろう
10:45~ スライムの色を変えてみよう
11:05~ スライムに酸化鉄を加えて磁石で動かしてみよう
11:45  片付け、解散
【午後】
13:00~ 受付導入のビデオ上映
13:30~ スライムを作ろう
14:25~ スライムの色を変えてみよう
14:50~ スライムに酸化鉄を加えて磁石で動かしてみよう
15:20  片付け、解散
●内容
始めに、芳賀先生がサイエンスキッズを始める1年前に出演した変形菌に関するビデオを見ました。変形菌が英語でスライムと呼ばれていることや、変形菌の動き方などについて学びました。
次に、実際にスライムづくりをしました。スライムづくりは、PVA (ポリビニルアルコール) の液とホウ砂水を混ぜることで行いました。PVAとホウ砂の配分は、ホウ素が多い方が柔らかくてスライムらしいスライムになりました。また、先にホウ砂を加えたところにPVAを入れたキッズは、PVAの塊が中々できず大変そうにしていました。IMG_3218
全員スライムが作れた頃に、希望する子のスライムをアクリル絵の具で着色しました。もとの水色が残っていたせいで、黄が黄緑のような発色になり残念がっているキッズがいました。IMG_3217
最後に、つくったスライムに酸化鉄を混ぜこんで、ネオジウム磁石を近づけたときにスライムが磁石に引かれる様子や、近くに置いたときに段々と磁石を飲み込んでいく様子を観察しました。これは、最初のビデオで説明した変形菌の捕食行動に近い状態でスライムが動くということを確認したものです。IMG_3219
最後に、使った道具を片付けて解散しました。作ったスライムと磁石は容器に入れてキッズたちに持ち帰ってもらいました。家でも楽しんでくれると嬉しいです。
●スタッフ感想
<中島玲菜>
スライムを触ったときのキッズたちの嬉しそうな顔が見れてとても楽しかったです。特に、ネオジウム磁石がスライムに飲み込まれていく様子はどのキッズもとても楽しそうに見ているように感じられました。私も思わず一緒になってはしゃいでしまいました。
実験の特性上手が汚れたり、机に液体をこぼして拭くことになったりすることが多かったようで、事前に準備していたティッシュが午後に足りなくなってしまうというハプニングがありました。ティッシュは不足することが予想されるので、各回、各テーブルで1個用意した方がいいと思います。また、絵の具や酸化鉄などを使う関係から白い服などは汚れたときに大変になってしまうので、汚れても大丈夫な服装が理想だと思います。爪も切っておいたほうがよいかもしれません。
予め用意された材料を配分に気を付けながら混ぜるという実験の特性からか、年少のキッズも自力で頑張ってスライムをつくっている姿が印象的でした。
<照屋林一郎>
今回は、スライムを細胞性粘菌に見立ててみました。ただスライムを作るのにも、遊ぶだけであれば容易でしたが、細胞性粘菌の様な挙動を実現させるために、適度な柔らかさを目指して、硼砂を絶妙に入れ続けるのは、大変でした。準備段階で、定量的に決めておくと楽かもしれません。また、最後の酸化鉄を使った実験を含め、床やテーブル上に散らかっているものがたくさんありました。そのあたりは上手く工夫して改善した方が良いと思います。
記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
中島玲菜

広告

2019年2月11日 於 筑波大学
●目的
模型や工作を通して地震と地震を記録する地震計のメカニズムを知る。
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 八畑知礼、杉原翔吉
午前:キッズ4人/保護者2人
参加者計: 6人
●所要時間
09:30~ 地震に関する説明
10:10~ 模型を使った地震のメカニズム、慣性の法則を利用した地震計の解説
10:50~ 電磁式地震計の制作
●内容
最初に芳賀先生から地震に関する基本的な知識の説明があった後、物語「稲むらの火」を例に昔から日本人が地震と向き合ってきたことが紹介された。

模型を使った地震のメカニズムの解説では、先生自作の模型を用いてプレートの動きを確認した。電磁式地震計の制作では前回までペットボトルを使っていたものを調味料ボトルに変更して行った。

●スタッフ感想
<杉原翔吉>
 この回に参加するのは三回目になります。今までは工作で苦戦するキッズも多くスタッフとしてもちょっと大変な回のつもりでいました。一方今年は参加人数がとても少なかったため、キッズ一人ひとりに声掛けをしながら工作を進めることができて良かったです。容器をペットボトルから変更したことで工作自体の難易度も少し下がっているように感じました。
 最近の日経サイエンスに地震予測に関する研究の記事がありました。地震について今でもわからないことはたくさんあるようです。地震が起きたときはまず安全第一ですが、その後で今日のことを少し思い出してくれたらうれしいです。
<八畑知礼>
 今回は工作に時間がかかる回であったが、全員が時間内に作り終わることができた。ただコイルの巻き方や磁石の取り付け方などの微妙な差でうまく波形が観察できるかどうかに差が出てしまった点に難しさを感じた。また工作がメインになってしまい、その仕組みや実際の使われ方などの説明がうまく伝わったのか懸念が残る回になったと思う。
 日本国内に住んでいて地震の被害にあわないことは確実にないと思う。常日頃身近に地震の存在がある国だからこそ、そのメカニズムや地震計の仕組みなどの知識をキッズのような年齢のうちから知っておくべきだと強く感じた。
記入者
筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 2年
八畑知礼

タグ:

2019年2月9日 於 筑波大学

●目的
有名なパズル作家マーティンガードナーの名著「ガードナーのおもしろ科学実験」に掲載されている様々な実験に挑戦する。

 

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 中島拓幹、金谷彩、永田留理

午前:キッズ11人/保護者7人

参加者計: 18人

 

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
9:40~ マグデブルグのコップ:芳賀先生
10:20~スタッフ3名による実験
11:45~ ベンハムの独楽:芳賀先生
12:30  後片付け

 

●内容

家庭にあるものでできる実験をいくつか扱いました。

 

はじめと終わりに芳賀先生が実験を行い、

中盤にスタッフが3つずつ実験をしました。

 

◎ちょっとした真空を作り出してコップを持ち上げる実験(マグデブルグの半球)

 

 

◎スタッフ担当実験

中島:
1.水の入ったコップに指を入れると重くなる?
水槽に魚を入れると重くなります。では指を入れると重くなるでしょうか?

2.お手軽ブーメランを作る
あることに注意すれば、厚紙を切り出すだけでブーメランが作れます。

3.不思議な回転をする振り子
片方の視界を暗くすると、振り子がありえない回転をします。

金谷:
1.もつれたカップル(トポロジー)
絡まったひもを一番早くほどけるのは誰?

2.ゆらゆらフォーク
一見アンバランスでも、不思議と釣り合います。

3.熱い?それとも冷たい?
人間の温度感覚は、どれくらいあてになるのか試してみよう。

永田:
1.結び目を作る
不思議な体勢から、結び目を作ってみよう。

2.マッチで脈を測る
目に見えないものを、目に見えるようにしてみよう。

3.ジャガイモに穴をあけよう
ジャガイモに穴をあけたい気持ちになった時は、どうしたらいいでしょうか。

 

◎白黒模様を回転させると、カラーに見えるコマ(ベンハムのコマ)

 

 

 

●スタッフ感想

<中島拓幹>
今回は小さな実験をいくつか一緒に体験する回でした。私の担当した、指を入れると重くなるかどうかの実験では、キッズと一緒に予想して実験して結果を考えることが、楽しくできていた印象を受けました。少し地味な実験だったために不安でしたが、嬉しかったです。また今回は、実験には失敗がつきものであることをよく感じたと思います。どうしてこのような結果になったかを考えることは大変ですが、とても楽しいことだと思います。ガードナーの科学実験には、家庭にあるものでできるような実験が、数学から天文学まで幅広く載っているので、ぜひご家庭でチャレンジしてみてほしいです。

 

<金谷彩>
今回は、ガードナーのおもしろい科学実験という本を参考に、たくさんのプチ実験をしました。
私が担当したものの中で特に印象に残っているのは、紐で交差した状態から紐をほどくというものです(図:ガードナーのおもしろ科学実験より)。一見すると、無理なように見えますが、方法を知っていれば、いとも簡単にほどけてしまいます。しかし、ほどき方が分かってもなぜほどけたのか分からない!というキッズ達が多かったと思います。トポロジーが関わる難しいものでしたが、手品やゲーム感覚で楽しみながら科学を楽しんでもらえてたら嬉しいです。

 

<永田留理>
私のテーブルでは、腕を組んだ状態で両手に紐を持ち、紐を離さずに結ぶ実験、マッチ棒と画鋲を使って脈を測る実験、ジャガイモにストローを貫通させる実験という3つの実験をした。ジャガイモにストローを貫通させようとするとき、ストローの上側を指で押さえることで空気が閉じ込められ、ストローが堅く保たれ成功するというコツがある。最初は力ずくで貫通させようとして途中までしか刺さらなかったり、ストローが折れてしまったりした子が多かったが、少しずつヒントを出していくとコツを発見し、空気が堅く保たれるということをわかってくれた。最も難しかったのは脈を測る実験だった。子供の血管は大人より細いため、マッチ棒では脈の振動がなかなか増幅されず、何度も失敗して飽きてしまった子もいたが、科学のさまざまな分野を学べる楽しい回だった。

 

 

記入者
筑波大学 理工学群応用理工学類3年
中島拓幹

タグ:

2019年2月3日 於 筑波大学2B503

●目的

ゴムの実験を通してゴムの性質を知る。

●参加者
講師:久保利加子さん、芳賀先生

スタッフ: 木村美南、藤井亮

午前:キッズ21人/保護者13人
午後:キッズ14人/保護者13人

参加者計: 65人

●所要時間
【午前】

9:30   ~ 受付と説明
10:00 ~ ゴムの性質についての実験
10:30 ~ 工作
11:15 ~ 生ゴムのボールを作ってみよう
12:00  後片付け

【午後】

13:00 ~ 受付と説明
13:30 ~    ゴムの性質についての実験
14:00 ~  工作
14:45 ~  生ゴムのボールを作ってみよう
15:30   後片付け

●内容

まず、ゴムの性質について簡単な実験を行いました。
ゴムは伸びる、摩擦がある、音を吸収する、電気を通さない、など、たくさんの性質を確認しました。

次に、スーパーボールを落とした時にその衝撃でストローを飛ばすための工作をしました。
どういう形にストローをしたら良く飛ぶかを考えて試しました。

最後に、ゴムのボールを作りました。

 

●スタッフ感想
<木村美南>

今回は久保さんに講座をしていただきました。初めの導入では一冊の絵本をもとに実験を進めながらゴムの性質を学びました。一人ずつキッズたちが前にでてきて実験をしていて、みんなハラハラドキドキな表情でとても楽しそうでした。ゴムは電気を通さない、熱いお湯をかけると縮む、リモネンはゴムを溶かす性質をもつといった特徴を学んだあとは、ゴムがどのように作られるのかを学び実際にゴムのボールを作りました。どんどん大きいボールを作る子もいればクマやブタの型を作る子もいてこちらも楽しくできました。OPの会だったので、会員ではないキッズもいましたが、科学の楽しさを知ってもっと興味をもってくれればいいなと思いました。

<藤井亮>

今回は、ゴムに関する絵本に沿って実験を行い、様々なゴムの性質について学ぶことができた。キッズに風船を割らせてみるなど、参加型の講義によってキッズは熱心に説明を聞いていた。実験をする時、あちこちから「串刺しは絶対割れる」「それは弾まない」など、実験結果の予想が盛んに口に出され、キッズは盛り上がっているようだった。スーパーボールを使った玩具はキッズだけでなく保護者たちも興味を持ったようで、キッズと一緒に工作した玩具で遊ぶ様子が見られた。
ゴムというのは私たちにとって身近な存在であるが、生ゴム、免震ゴムなど馴染みのない素材の存在にも目を向けるきっかけになったといえる。

 

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年

木村美南

タグ:

2019年01月27日 於 筑波大学

●目的
太陽のエネルギーを熱や電気に変換することで、目に見える現象として実感する。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 中島拓幹、谷口心平

午前:キッズ14人/保護者10人

参加者計: 28人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ ソーラークッカー制作・設置
11:00~ ソーラーカー改造・レース
11:50~ ソーラークッカー確認・回収
12:30  後片付け

 

●内容

1.ソーラークッカーを組み立てる。

 

2.ソーラークッカーを屋外に設置する。(一時間)

 

3.ソーラーカーを改造する。

 

4・レースをする。

 

5.ソーラークッカーを回収する。

 

 

●スタッフ感想
<中島拓幹>

太陽のエネルギー、といわれても、普通はいまいち納得できません。それを熱や電気に変えることで、おしるこを温めたり、ミニカーを走らせることで、本実験に参加したキッズは、太陽からの光には本当にエネルギーがあるということを実感できたのではないでしょうか。曇りがかった天候にもかかわらず、設置した時は10度程度であったおしるこが、1時間ほどソーラークッカーに入れて屋外に設置すると60度にまで上昇した様子を見て、キッズだけでなく保護者の方まで驚いていた様子が印象深いです。目に見えないものを、見える形にして理解するということは、科学発展の歴史の中で度々行われてきた工夫であり、それができた時の感動は、とても大きなものだと思います。皆さんもぜひ、チャレンジしてみてください。(YouTubeにある「未来の科学者たちへ#10 熱膨張」という動画をお勧めします。)

また準備について、ソーラーカーや使用するライトは不具合が多いので、予備実験や当日じの準備の時に確認すると良いです。ソーラーカーは、ライトよりも太陽光の方が圧倒的に早く走ります。

 

<谷口心平>

今回はソーラーパワーの実験。天気は決して良くなかったが、実験は成功した。キッズによっては60℃を超えるほどに温まっていて私自身ももとても驚いた。太陽の力はすごい。おしるこの缶を黒いテープで巻く工夫したキッズでは通常より10℃ほど効率よく暖まっていて、良い気づきだなと思った。普段から同じ原理を利用して、学校の雑巾掛けの時はあらかじめ黒く塗ったペットボトルに水を入れておいて日光あっためてから使っているらしい。なるほど賢いなーとおもった。ソーラークッカーを外に置いた後はソーラーカーでレースをしたりして遊んだ、アルミホイルなどいくつかのアイテムをつかって各々カスタマイズしていて様々な発想があって見ていて楽しかった。例年に比べて参加が少なかったが、(インフルエンザ流行の影響?)参加のキッズは工作がとても上手だったのでお手伝いする所は少なかった。

今回は工作があるので事前講習がある。百円ショップのキッチン下敷きアルミを活用して簡単に作成できる。暖めている間はソーラーカーを使った遊びをスタッフで考えて提案する。今回はアルミやテープ、タコ糸などを用意してカスタマイズ、レースで遊んでもらった。ソーラーカーは基本室内で遊ぶのでライトを使う。光量が弱いと上手く動かないのでしっかり予備実験しておくこと。ソーラーカーのメンテナンスも同様。後は当日の好天を祈る。

 

記入者
筑波大学 理工学群応用理工学類3年
中島拓幹

2019年1月20日 於 牛久自然観察の森

●目的
冬の牛久自然観察の森で生き物たちの冬越しの様子を観察する。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 水木陽菜、八畑知礼、平山夏樹(牛久自然観察の森スタッフ)

午前:キッズ33人
午後:キッズ12人

参加者計:キッズ45人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ 観察(カブトムシの幼虫、オオカマキリの卵、ウスタビガの蛹、ホソミオツネントンボの成虫、オオムラサキとゴマダラチョウの幼虫)
11:30~サイエンスキッズビデオ鑑賞
12:00 まとめ、解散

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ 観察(カブトムシの幼虫、オオカマキリの卵、ウスタビガの蛹、ホソミオツネントンボの成虫、オオムラサキとゴマダラチョウの幼虫)
15:30~ サイエンスキッズビデオ鑑賞
16:00  まとめ、解散

●内容
冬の牛久自然観察の森で、様々な形態で越冬している生き物(昆虫)を探しました。
まずは、落ち葉の山の中で眠っているカブトムシの幼虫。土を掘って掘って、大小さまざまな幼虫をたくさん見つけました。お尻にある反転で雌雄の見分けもしました。


歩きながら続いてオオカマキリの卵がススキの茎に産み付けられているのを観察しました。触ってみると硬く、頑丈であることがわかりました。
ウスタビガは蛹で越冬します。葉の落ちた木に、色鮮やかな黄緑色の蛹でぶら下がっていました。目立って鳥に狙われてしまわないのかな?
オオムラサキとゴマダラチョウは幼虫で越冬します。クヌギの木の下で、クヌギの葉の裏にくっついてじっとしています。太陽の当たらない、木の陰になる北側によくいます。角の数でオオムラサキとゴマダラチョウを見分けることができます。
そして最後はホソミオツネントンボの成虫探しです。ブナの木の、大人の目線くらいの高さの小枝に、小枝に擬態したようにホソミオツネントンボがじっとしています。動かないですが、ちゃんと生きています。みんなで5,6頭は見つけられました。


●スタッフ感想
<水木陽菜>
午前中の集合はまだ太陽の光が弱く、とても寒い中スタートしました。こんなに寒いのに生き物はどうやって生き延びているのか、発見だらけの観察会でした。
カブトムシの幼虫を見つけるのに、プラスチック製の薄い手袋をキッズたちに配布したのですが、サイズが大きく、掘りづらそうにしているキッズも多かったので、できれば子供用を準備できたらいいなあと思いました。
人数が多いとどうしても起こり得ることですが、前のほうのキッズだけ先生に説明を受けて、後ろのほうのキッズには聞こえておらず、いったい何を観察しているのか分からなくなってしまうことが多々ありました。スタッフは今回の内容を共有して近くにいるキッズに教えてあげられるようにしたほうがいいと思いました。事前下見の重要性を感じました。
参加人数が多く、にぎやかな回になりました。おうちの近くでも、寒い中工夫を凝らして生き延びている生き物たちをぜひ見つけてみてくださいね。

<八畑知礼>
今回は冬の森で越冬する生き物を探した。見つけたのはカブトムシの幼虫やカマキリの卵、ウスタビガの繭、ゴマダラチョウの幼虫、越冬するオツネントンボなど。冬の寒い時期にもかかわらず、こんなにも多くの種類の昆虫を見つけられたことに驚いているキッズも多かった。スタッフにとっても、普段の生活では見ることのできない昆虫の生態を観察できた貴重な経験だった。そして活動の最後には16年前にこの回を取材したビデオをみんなで見た。その時のキッズは当時の私よりも歳上なのだが、活動の内容、そしてキッズたちの生き物に対する眼差しは今回と全く変わらなかった。やはり子どもたちの自然に対する興味はいつの時代も変わらないのだろう。これから先もサイエンスキッズを通じて子どもたちにいろいろなことへ興味を持ってほしい、そう思いを新たにすると同時に、子ども時代に抱いた探究心はいつまでも大切にしたいと強く感じた回になった。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類2年
水木陽菜

2019年01月06日 於 北浦白鳥の里(茨城県潮来市)

●目的
野生の水鳥を間近に観察する。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 中井彩加、谷口心平

午前:キッズ19人/保護者10人

参加者計: 29人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
9:40~  観察
10:00~ 生き物の説明

10:10~ 餌やり

11:00~ まとめ、解散
11:30  後片付け

●内容

着水するホシハジロ

(左)オオハクチョウ(右)コブハクチョウ

逆さに潜るオオハクチョウ

●スタッフ感想
<谷口心平>
今回は水鳥の観察会。つくばから一時間程度の距離にある会場に到着すると、すぐに想像を遙かに上回る数の鳥たちが待ち構えていた。その数も驚きだが、上の写真でもわかるようにそれ以上に鳥たちとの距離の近さに驚いた。手を伸ばせば触れられるような近さに様々な鳥たちがいて、手から直接餌をやることもできる。静かに座っているといつの間にか近寄ってきてたちまち囲まれてしまう。下記するが近年見られる生き物がほぼそろって見ることができてよかった。私自身はあまり鳥類が好きという訳ではなかったが、頂いたパンをやっているうちになんとなく愛着が湧いてきた。直接自分の目でじっくり観察出来たのはやはりなかなか面白い体験だったと思う。ついでではあるがキッズに教えてもらって部分日食も観察できた。

 

今年度観察された種類は、オナガガモ(優占種)、コブハクチョウ、オオハクチョウ、ユリカモメ、オオバン、キンクロハジロ、ホシハジロ。キンクロとホシハジロは少し移動した地点でみられた。若鳥との違い、雄雌の違いなどを予習しておくと良い。今回は問題なく終了したが、くちばしなどが危険になるときがあるので餌やりの時などは軍手が必要。また一般の方もいらっしゃるのでお邪魔にならないよう気を配る。あととても寒いので防寒着は十分に。会場が車で一時間ほどなので運転出来る方だと良いかもしれない。

<中井彩花>
今回は一面水鳥で埋め尽くされ湖岸で鳥たちの観察を行いました。
最初は戸惑って遠くにいたキッズたちも、途中からはとても近くで観察して、気づいたことを話してくれました。
後半は水鳥にエサをあげたのですが、陸の上であげてしまったことで水鳥が陸の奥の方まで上がってきてしまったので、もっとしっかり水上付近でエサをあげたほうがよかったと思いました。水際でエサをあげたキッズの中には白鳥に直接エサをあげられたキッズもいました。エサをあげる位置の誘導は次回は気をつけたいと思いました。
個人的には白鳥をこんなに間近で見たのは初めてだったので、とても貴重な体験になりました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類3年
谷口心平


2019年2月
« 1月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728  

カテゴリー

広告