芳賀サイエンスラボ

Archive for the ‘キッズII’ Category

2017年5月27日 於 筑波大学

●目的
長方形や台形の箱作りを通して、通常の折り紙とは異なった折り方を実感して楽しむ。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ:吉野葉月、中井彬恵、山本有華

午前:キッズ8人/保護者6人

参加者計: 14人

●所要時間
【午前】
9:~ 受付と説明
10:00~ 正方形の箱作り
11:00~ 台形箱作り
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け

●内容
まずA3の大きな折り紙で芳賀先生が説明するのを参考にして正方形の箱を折る。
次に台形箱を折り、小さい折り紙でも同じように箱を作ったり、長方形の箱作りにも挑戦していった。スタッフは途中で折り方が分からなくなった子ども達に個別で折り方を説明していった。

【主宰者のひとこと】

昨年度までは,オリガミクスは霞ヶ浦環境科学センターの2階会議室を会場にしていましたが,高齢者運転の機会縮小のため,今回から筑波大学2B棟実験室にしました。ここは教卓ホワイトボードと,キッズ席までの距離感があるので,各実験台机に1人ずつ学生スタッフを配置しました。
内容は,前半が直方体型の箱づくり(日本折紙協会月刊おりがみに「カハガ箱」として記載)で,後半を「台形箱」(未発表)にしました。後者については,最初187mmのおりがみを使い,その後。小さい作品づくりを奨励したところ,折り方が少し雑になりましたが,手の小指にのるくらいのものを作ったキッズもいました。
参加人数が少なかったので,親子同席として親にも同じ体験をしてもらいました。(芳賀)

●スタッフ感想

<吉野葉月>

今回のオリガミクスでは、台形の箱をメインとし、たくさんの箱を作りました。なかなか複雑で、覚えるのが難しいと思っていたのですが、子供達はすぐ覚えて何個も作っていました。また、折り方のメモを取っている子もいて、上手に展開図や立体の図を描いていて、すごいと思いました。
子供ならではの自由な発想をいかし、箱のふたを作ったり、折りたたんでコマにしたりしていました。

 

<中井彬恵>

オリガミクスが普通の折り紙と違う点は、一つ一つ折って形を作っていくのではなく、全て折ってから組み立てるという点です。
どこの折り目を使って目的の立体を作るのか考えるのが肝です。
私達スタッフ達でさえ組み立てるのに苦労しましたが、子どもたちは自分たちでより簡単な組み立て法を考えていました。
折り紙を3等分,5等分,7等分にあるやり方で折って長方形などの箱を作る方法もあり、子ども達には難しいようでしたが親御さんは感心して試行錯誤を繰り返していました。
今回スタッフをやってみて、普通の折り紙とは違うオリガミクスの醍醐味を子ども達に伝える難しさを実感しました。

<山本有華>

少し折り方が難しかったので子どもたちがうまくできるか心配でしたが、一度作ったあと、二回目三回目とすぐに上達して、楽しんで折っていたので良かったです。
サイエンスキッズということで、子どもが科学的な視点で折り紙を折ることができたか、というと少し微妙な面があります。今回の折り紙は最初に折り目をつけて、その折り目に合わせてあとは組み立てるだけという点が、普通の折り紙と異なります。担当テーブルでそのことを伝えましたが、それを子どもたちはあまり気にしてなかったように思います。ただ親御さんは、その点を理解し感心している方が多かったです。
余った折り紙で自由に作る際には、親御さんは箱の蓋を作ったり、長方形の箱に挑戦していましたが、子どもたちの方はなかなかそこまでは理解できず、小さいサイズを折ることに挑戦していました。もう少し科学的な視点を持てるように工夫したほうが良いと思いました。

記入者
筑波大学 理工学群応用理工学類3年
中井彬恵

 

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2017年5月28日 於 筑波山・迎場コース,冒険コース
●目的
筑波山の登山コースを歩きながら、森林・植物・昆虫などの自然観察をする。
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 杉原翔吉、田村響子
午前:キッズ46人/保護者約60人
午後:キッズ21人/保護者20人
参加者計: 約147人
●所要時間
【午前】
9:00~ 受付と説明
9:40~   つつじヶ丘を出発、コースを歩きながら自然観察
11:35~ 筑波山神社到着、解散

【午後】
13:15~ 受付と説明
13:35~ つつじヶ丘を出発、コースを歩きながら自然観察
15:30~ 筑波山神社到着、解散
●内容

まず芳賀先生から歩く道の説明があった後、午前中は参加者が多かったため、2つの班に分けた。前の班が出発して5分ほど経った後に次の班が出発した。歩いた道は迎場(むかえば)コースと登山道から外れた冒険コースで、木や植物、森林の構造などを観察しながら筑波山神社を目指した。午前中はつくばスタイルの取材があり、記者も同行した。

写真:あずまやの屋根の植生の観察

●スタッフ感想
<氏名>

杉原翔吉

 サイエンス・キッズのこの会には去年も参加していました。去年は黄色く熟していた入り口に生えているモミジイチゴの実が今年はまだ熟していないのを見ると、今年は去年より涼しかったのかもしれません。去年も参加していたキッズIIIの子たちは何か気付いたことがあるでしょうか?

 山道は前々日の雨のせいか濡れていて滑り易くなっていましたが、午前午後通して大きな怪我をする人なく行うことができてよかったなと思います。

 筑波山神社では今年も珍しいマルバクスノキの葉の観察をしました。近くには普通の楠も生えており、去年もでしたが葉っぱの形の違いがおもしろいなと思います。午後は「マルバクスノキとクスノキの葉っぱで大きいのはどちらか?」と質問したキッズがいて、みんなでどうやったら大きさを比べられるか考えました。

 午後の会では途中からハカセにバトンタッチをされ、スタッフ達が解説をしながら山道を歩きました。反省点としては、一つ目に自分が説明するときにどうしてもだんだんと早口になってしまったこと。二つ目にバスの時間に間に合わせようとあまり止まらず、予定より少し早く山を下りてきてしまったことです。午後は午前より人数も少なく、もう少しゆったり構えて出来たらよかったです。
<氏名>
田村響子

 前日は雨で足下が滑りやすくなっていましたが、当日は暑すぎず、山道を歩くには丁度良い天候でした。

 午前中は芳賀先生が前半の班に説明し、スタッフが後半の班に同じ説明をするという流れでした。午後は山道の途中から、スタッフのみで解説、キッズたちの誘導を行いました。

 山道では森林全体の構造や植物種による戦略の差に着目した解説をし、ギンリョウソウや筑波山の固有種であるホシザキユキノシタなども観察することができました。冒険コースは急斜面や細い道を下るコースで、芳賀先生がいらっしゃらない午後は特に心配でしたが、保護者の助けもあり、スムーズに進むことができました。「スタッフより前に行かないように」「順番を崩さないように」という約束をきちんと守ってくれて、キッズたちがとても頼もしかったです。

質問してくれたキッズには説明できたことも、全体に共有しきれなかったところが反省点です。

 

【主催者のひとこと】

薄雲ながら好天に恵まれて山歩きを楽しむことができました。
午前の部では,情報誌”つくばスタイル”の取材があり,つつじヶ丘出発前に,集合場所のレストラン横広場で付添家族もふくめて集合写真を撮りました。例年同様,つつじヶ丘から筑波山神社までのコースを歩きましたが,以前は,ほとんど他人には出会わなかったのに,TX開通後に筑波山の人気が高まって行き交う人々が多くなりました。数か所の観察ポイントでは,登山路をふさがないように気を配りながら話をしなければならず,やりにくさがましました。「ヒノキ森の構造」「四阿屋根の植生」「倒木あとのスポット」などは,年々変化していて,十数年毎年見ている私にはとても興味深い場所ですが,キッズに以前の状態を思い描かせるのが難しくなったところもあります。
午後の部では,私の脚の筋肉疲労でひざのバネが効かなくなり,怪我の恐れが感じられたので、迎え場コースと(通称)冒険コースは学生スタッフに任せて,車で先回りし,男女ノ川徒渉地点で合流しました。(芳賀)

写真:倒木とギャップの観察
記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類2年
田村響子

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2017年月13日 於 妙岐の鼻(茨城県稲敷市)

 

●目的

広大な湿原と、関東では最大級のヨシ原が広がる「妙岐の鼻」で、自然観察を行い、湿地帯特有の植物や野鳥や昆虫と親しむ。

 

●参加者

講師: 芳賀先生

 

スタッフ: 谷口心平

 

午前:キッズ8人/保護者7人

 

参加者計: 15人

 

●所要時間

【午前】

9:40~ 受付と説明

10:10~ 観察舎へ向かう遊歩道の探索

10:30~観察舎到着

10:50~水辺のデッキ、ヨシの根の観察

11:10 まとめ、解散

 

●内容

【野鳥観察ステージにて受付】

雨のためめ開始時刻を10分ほど遅らせた

【芳賀先生からのお話】

自然観察に向けたお話

【遊歩道の探索】

観察小屋までの遊歩道を歩くなかで見つけた生き物を先生が解説しながら小屋まで進み、到着後、同様にしてステージまで戻った。ヘラオオバコやヨシの特徴、オオヨシキリとカッコウの託卵、植物寄生性の昆虫(エノキカイガラジラミ)などを学んだ。

・主宰者のひとこと

朝、現地に向かう途中、空が急に暗くなり、次いで叩きつけるようなゲリラ豪雨になって、高速の標識の見極めが出来ず、出口を見落とすなどのトラブルもあって、「小雨実施」の範疇を超えたため、その後やや小降りになったとはいえ、参加者がいないのではないかと危惧したが、時間になると1台、また1台とキッズをのせた車が到着しら予定の半数以下であったが、時間通りに遊歩道を歩くことが出来た。雨はは降りやまず、傘を差しての探索になっても前回、前々回に比べて数は少なかったもののオオヨシキリやコジュリンの鳴き声も聞くことができ、ヨシの葉笛を鳴らしながら、楽しく歩けた。さすがに、咲く花も虫たちもほとんど限られ、よく出会うアオダイショウも姿がなかった。老朽化で立ち入りが禁止されている木道も、足元を確かめながら水辺まで歩き、他所では見ることが難しいヨシの根やそこに打ち寄せる波に耐える自然の護岸なども見せることができた。晴れていればヨシ原に踏み込んで観察できることも、雨が降りやまないため、省略せざるを得ず、早めに終了、解散することにしたが、キッズたちはそれでもみな楽しげに、つぎつぎに質問をぶつけてきてくれた。(芳賀)

 

●スタッフ感想

<谷口>

ピークは過ぎていたが、探索中は雨が降り続けた。しかし、子供たちはものともせず途中教わったヨシ笛をコレクションしながら元気よく、湿原を進んでいた。少人数で回ったので場の混乱などもなく安全に探索を終了した。またつくば市へ戻る道中、芳賀先生から「雨の日こそ植物の観察に適している」とのお話を頂いた。以前の生物学類長から聞いたお話とのことで、「雨の日は昆虫などが落ち着くので、普段以上に植物の姿がよく見える」そうだ。すると、当日はまさに植物の観察日和だったのかも知れないと思った。

 

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類二年

谷口心平

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Posted on: 2017年5月14日

2017年5月5日 於 筑波大学

●目的

土壌動物を観察し、親しむ

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 山本有華、大熊美桜、中井彩加(キッズスタッフのOBの方が補助に入ってくださりました)

キッズ11人、キッズの兄弟2人/保護者15人

参加者計: 28人

●所要時間
【午前】

9:30~受付

9:45~土壌動物に関するお話

10:00~ツルグレンファンネルの作成

10:50~採集(筑波大学内、虹の広場と一ノ矢学生宿舎の間にて)

12:10~装置に土をセット

12:30~お昼休憩

【午後】

13:40~観察

15:00~解散、片付け

●内容

大学構内の林で土を採り、ツルグレンファンネルを用いて土壌中の虫を50%エタノールの中に落とし、実体顕微鏡を用いて観察した。ミミズ、トビムシ、ダニ、ヤスデ、コムカデなど多くの種類の生き物を観察することができた。

【主宰者のひとこと】
毎年,改良を重ねてきたキッズ個人用の簡易ツルグレンファンネルはようやく完成形になりました。園芸用ポットスタンドに深型で目の粗いミニバスケット(いずれも百均)を使い,スタンドとバスケットの口径の調節に底を抜いたアルミ箔皿を置き,,黒いB4画用紙にコピーした展開図を切り抜いて漏斗状に組み立てました。
工作を終えた後,大学構内兵太郎池近くの雑木林に行って,使い捨てゴム手袋で,チャック付ポリ袋(34×24cm)に半分くらいの,主にA層の林床土壌を採取しました。それを実験室に持ち帰ってミニバスケットに入れてセットし,光源+熱源に実習用の白熱電灯を照射して,約50%EtOHを入れたプラ容器を漏斗下に置きました。こうして昼食休憩の間に土壌動物を抽出しました。これで,約1時間という短い抽出時間でも50種類程度を見ることができました。観察には主に双眼実体顕微鏡を使い,ルミルーペも補助的に,また光源として利用しました。
今回,たまたま連休で帰省中の,元サイエンス・キッズで筑波大医学群卒業の内科医師が飛び入りスタッフで,手助けしてくれました。(芳賀)

●スタッフ感想
<大熊美桜>

今回初めて参加しましたが、自分にとっても勉強になることが多く、充実していました。去年の反省を見ると、土壌生物の同定が難しかったという意見が多かったので少し予習して臨んだのですが、それでもやはり同定はなかなか難しかったです。もっと予習していけばよかったと思いましたし、ゾウムシやトビムシが載っている写真付きの図鑑(またはハンドブックなど)を持って行けば分かりやすくてよかったとも思いました。また、観察のの為に土壌生物をピンセットでつまんで移動させているうちに潰してしまい、観察がしにくくなっている人も多かったので、もっとスポイトを勧めればよかったです。

ですが、観察には一人一台顕微鏡があたり、各々自由に観察できていてよかったと思います。保護者の方や、一緒に来た弟妹さんも楽しめていたようでした。私自身も土壌生物により興味がわいたので、参加してよかったです。ありがとうございました。

<山本有華>

最初、土壌動物について詳しくなかったので少し不安でしたが、事前講習とキッズたちに配布された資料を使って、キッズたちといっしょに土壌動物たちを特定することができました。

まず実験装置作りですが、キッズたちは手早くできていました。土壌採集のとき、外に出てみんなはしゃいでいました。実際には適当にとっても小さい虫がたくさん存在するのですが、虫を取ろうとみんな夢中になっていました。実験室に戻り、採集した土壌を実験装置にセットすると早くも落ちてくる虫がいて興味津々でした。昼食後、顕微鏡を使っての観察の際には資料を基に虫の特定に真剣に取り組んでいました。新しい虫が見つかると、その子の顕微鏡をのぞきにみんな集まってきて、いい雰囲気でした。飽き始めたキッズが少し出てきたころには親御さんたちが顕微鏡をのぞいて夢中になっていました。親子で楽しめる内容だと思いました。そして、私自身も楽しませていただきました。

 

<中井彩加>

土壌動物は、一般的に気持ち悪いといった感想を持つ方も多く、嫌われていたりしますが、森や里山など様々な環境で土壌中の栄養を維持するといった、とても大切な役割を果たしています。今回は、キッズのみなさんがこれは何だろうと、土壌動物にすごく興味を持ってくれた様子が見られよかったです。こういった日の当たることの少ない生物たちのとこももっとよく知ってもらえるとよいと思います。

個人的に同定は好きな作業なので、私が凝ってしまって、ついていけないキッズもいたかもしれません。反省もありますが、同定の作業に、なぞを解き明かして行くようなワクワク感を感じてくれたキッズがいたらうれしいです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類4年

中井彩加

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2017年5月7日 於 筑波大学

●目的
霞ケ浦の水の色や成分を調べたり、濁り具合を調べたり、底の泥を採って手触りをたしかめたりする。

●参加者
講師: 芳賀先生、国土交通省霞ケ浦河川事務所の方4名

スタッフ: 平山 夏樹

午前:キッズ40人
午後:キッズ24人

参加者計: 70人

 

●内容

①水上班:船に乗って霞ケ浦の湖上から底の泥を採集し、手触りやにおいを確かめる。

②陸上班:CODのパックテストと透視度測定を行い、水道水と霞ケ浦の水を比較する。

COD(化学的酸素要求量)のパックテストでは、水道水(左)と霞ケ浦の水(右)で明確な違いがみられた。

 

●スタッフ感想
<平山 夏樹>

昨年に引き続きこの回のスタッフを担当しましたが、今年度はスタッフが自分一人だったため当日朝の準備が忙しかったです。受付や事前準備が間に合わず、キッズの保護者のご協力をいただく形になりました。昨年は実施できた遠心分離機の準備が間に合わず、今年は実施できなかったのが残念でした。当日は芳賀先生より朝8:50分現地集合との指示だったのですが、集合時刻を8:30にすれば朝の準備や受付準備に余裕を持つことができたと思います。内容に関しては、国土交通省の方々のご協力もありスムーズに進めることができました。実験の進行や専門的な説明は国土交通省の方々に任せ、スタッフの自分は透視度測定の水抜き、霞ケ浦でバケツで採集した水の運搬、陸上班と水上班の入れ替え時の船着場までの案内、待ち時間のトイレの場所案内などが主な仕事でした。この回の注意点としては、パックの中の試薬が目に入ると大変危険なのでパックの穴を顔面に向けないように伝えることです。また、ビーカーの水に人の手が触れて実験結果に狂いが生じるのを防ぐため、水に触れないようにキッズに伝える必要があります。この回は陸上班と水上班に分かれて途中で入れ替えを行うため、タイムスケジュールを事前に芳賀先生と国土交通省の方と学生スタッフで把握しておくとスムーズな進行ができると思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群 生物資源学類3年
平山 夏樹

2017年4月29日 於ひたちなか平磯海岸
●目的
潮だまりに生息している生き物を観察し、親しむ
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 森田俊平、三浦博樹、杉原翔吉、中井彩加
参加者:キッズ60人超
●所要時間
【午前】
9:00~受付開始
9:50~採集①
11:00~採ってきた生き物の観察と解説①
11:20~採集②
11:45~採ってきた生き物の観察と解説②

●内容

各々がバケツを持ち、潮だまりに生息している生き物を観察した。

皆で生き物を集め、生き物の特徴を学んだ後、すべて海に帰した。

アメフラシ、ヤドカリ、イトマキヒトデ、ヒザラガイ、イソヘラムシ、クモヒトデ、ギンボ、ウミケムシなどなど多くの生き物が観察できた。

【主宰者のひとこと】
例年のように,前日に那珂湊漁協事務所に行って, 事前に文書で依頼しておいた 平磯駐車場の鍵を借りることができた。その日は,一時的に風雨が強まったりして不安があったが,当日は快晴無風,絶好の天候に恵まれた。しかし,連休初日ということもあって,常磐道下り線が渋滞し,遅刻の連絡が相次いで,開始時間を30分近く遅らせることになったため,観察時間が少なくなった。
今回,初めて取った措置が2つあった。1つはスタッフの人手不足対策として名札の配布をやめ,参加キッズには,黄色いリボン片を安全ピンで衣服のどこかに着けてもらうことにしたことで,名札を探す手間もオープン参加者の名札を作る作業も,また終了後に名札を回収する手順も省くことができた。リボンを適当な長さに切る作業を自発的に手伝ってくれる親もいて,受付も混乱なく行えた。他の1つは,磯採集の道具として手網(熱帯魚用ネット)をキッズに渡すことをやめ,小さいバケツ様のプラスチック容器(ペンキ用品として売っている)だけにしたことである。ネットの数が揃わず,また,それを持つことによって手がふさがってしまうことも避けたいがためだったが,このことによって,キッズは網に頼ることなく素手で生きものを探すことになったためか,例年よりも多様な海岸動物が採集できたし,使用後のネットを水道水でゆすいだり干したりする作業も必要なくなり,この試みは一石三鳥の効果があった。
今回のスタッフが海岸動物の同定や説明に及び腰の人が多く,家族もふくめると100人を超える人数の指導助言を手分けして行うことができず,また,その群集の整理もままならなかったことは,事前の打ち合わせが不十分なためで,反省材料となった。
終了後,身仕舞いだけでなく,駐車したまま車内で食事をしたり,さらには浜遊びまでする家族もいて,駐車場の閉鎖に手間取ったのは,終了後に駐車場を施錠するため。速やかに出ることという注意書きをブログ案内に書き忘れ,また解散時に口頭でも伝えることを怠ったためであり,これも反省している。(芳賀)

●スタッフ感想
<森田俊平>

2017年4月29日、ひたちなか市平磯海岸で開催された「潮だまりの生き物」
へスタッフとして参加しました。この企画への参加を通して、印象に残ったこ
とが3つあります。
 まず初めに、子供たちの好奇心の強さと鋭い観察力に驚かされました。子供
たちは潮だまりを注意深く観察することでヒトデやヤドカリ、アメフラシとい
った比較的発見しやすい生き物だけでなく、非常に小さい貝やウミケムシとい
った珍しい生き物を見つけていました。
 次に、子供たちの知識の豊富さを感じました。私は磯の生き物に関する知識
がほとんどなかったため、生き物の名前や生態について教わることもしばしば
ありました。
 そして最後に、この企画でもっとも印象に残っていることは子供たちが楽し
みながら自ら知識を吸収しようという姿勢です。磯で採集した生き物を持ち寄
り、先生やスタッフの解説を聞く際、子供たちは楽しそうにそして真剣に解説
を聞き、そして自分から積極的に質問をしていました。子供たちが最高の形で
知識を吸収しているだけでなく、学ぶこと・知ることの楽しさを実際に身を持
って体感できていたということから、この企画が非常に有意義なものであると
感じました。

<三浦博樹>

4月29日土曜日、その日は初夏を思わせる晴天と、ひたちなかに吹く海風が歓迎してくれている ようでした。 サイエンスキッズの活動に参加させていただくのはこれが初めてだったので、期待と不安とで心 中を満潮にされていました。私の心中とは対照的に、平磯の海は生き物たちのゆりかご”潮溜まり” を残して沖へと清々しく引いていくのでした。さて、そんな生き物たちのゆりかごにはどんなフレ ンズがいたのでしょうか?岩にへばり付くのが得意なフレンズ、隙間に隠れるのが得意なフレンズ、 泳ぐのが得意なフレンズ。どの生き物たちも、一生懸命に生きています。参加してくれた多くの子 どもたちは、その姿に生命の尊さを学んでくれたと思います。そして、生き物と触れ合うことの楽 しさを全身で感じてもらえたと思います。今回、サイエンスキッズの活動に参加することができて 本当によかったです。

最後に。海の野うさぎ”アメフラシ”は可愛いと思います!

<杉原翔吉>

今回のサイエンス・キッズは晴れた天気での実施でしたが、薄く雲がかかっており、磯での活動にはもってこいであったなと感じます。キッズも積極的にいろいろな生き物を捕まえていて、僕もヒラムシなど初めて実際に見ることが出来ました。博士が動きのある魚にばかりキッズが夢中にならないよう、網を配らない作戦は成功したのではないかと思います。

また、今回観察した場所から岩一枚隔てた向こう側には、波を弱めるものが少なめなためか、海藻の代わりにムラサキイガイが目立っていました。時間とスタッフに余裕があれば場所による生き物の違いを見ても面白いかと思いました。

反省としては、ヨロイイソギンチャクなどはキッズ達がそもそも最初から生き物と気づいていなかったので、採集できないような生き物、生き物と気づきにくい生き物は最初や最後に紹介しても良かったかなと思いました。

<中井彩加>

最初は怖がっていたキッズたちも、会の進行とともに色んな生物に抵抗なく触れるようになっており、お皿にはいきらないほどたくさんの種類の生き物を観察できました。キッズたちはぬれるのもおかまいなしに、興味津々に観察してくれたので、よかったです。

ただ、私自身もみたこともない生物もいたので、名前や特徴がわからず、うまく説明できないことがありました。下調べに行った際にもっとよくしらべておくべきだったと反省しています。

今回は 潮間帯といって、潮の満ち引きで海面が変わる場所で主に観察しましたが、波しぶきがかかるだけの場所だったり、干潮時も海の下の場所などでは、観察できる生き物もまた違うと思います。そういった場所で観察を行い、比較してみるのも面白いのではないかと思いました。
記入者
筑波大学 学生命環境学群生物学類4年
中井彩加

2017年3月20日 於 霞ヶ浦環境科学センター

●目的
本文

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 久保友汰、谷口心平、久保漱汰

午前:キッズ14人/保護者9人
午後:キッズ9人/保護者8人

参加者計: 40人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ ラジオ製作
11:00~ 外でラジオを聞く
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ ラジオ製作
15:00~ 外でラジオを聞く
15:50~ まとめ、解散
16:30  後片付け

●内容
今回は市販のゲルマラジオを用いてラジオを聞くことを行った。このゲルマラジオは、はんだづけを要するのでキッズたちは怪我に注意しながらラジオを作成した。作成が終わったのち外に張ってあるアンテナにそれぞれのラジオのアンテナをくくり、放送を聞いていた。

●スタッフ感想
<氏名>久保友汰

今回は霞ヶ浦環境科学センターでラジオの作成を行った。このラジオは自分がキッズだった頃と構造は変わっていなかったため説明も当時と同じ説明をキッズたちにしながら作成してもらった。外で張ったアンテナで聞くと一部のキッズたちはニュースや交通情報等を聞くことができていた。

<氏名>谷口心平
今回は、はんだづけをしながら鉱石ラジオを作成した。余り慣れないはんだごての操作も少しずつ上達して、上手く行った様子をみせてくれた。作成後は屋外に設置した導線をアンテナに、電波をさがした。実際にラジオが聞き取れた時の、感動した表情が印象的だった。「家ではどうやって聞けるのか」など事後学習にも意欲的で、参加者の学習への積極性にとても関心した。

【主宰者のひとこと】

台湾のAVIOSYS社のキット K23 Crystal Radio を使って,簡単なゲルマラジオを組み上げた。このキットには繁体字中国語と英語の説明が付いているが日本文はない。しかし,基板に部品略図がプリントされているので,ハンダ付けを初めて体験するキッズも容易に部品をハンダ付けすることができる。これはイヤホンで聴くキットで,屋外に,約60m と80m の2本の単線を張って,それで受信し,何かのアナウンス,音楽,ラジオ体操,甲子園中継などをきくことができ,電波の不思議を体験できた。会場の霞ヶ浦環境科学センターの庭園の立木を利用して張ったアンテナは,よく聞こえる場所が2か所(橋付近と四阿付近)あって,午後の部の方が良く聞こえた,
工作は研修室の実験机3台で行い,各机にスタッフ学生が1人ずつ付いた。当初予定のメンバーから1人が欠けた状態だったが,スタッフリーダーの兄で元サイエンス・キッズの東京農工大学学生が応援してくれて,とても心強かった。(芳賀)

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類1年
久保友汰


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