芳賀サイエンスラボ

Archive for the ‘キッズIII’ Category

2017年11月19日 於 筑波大学

●目的
ゴムの実験を通して、ゴムの性質を知る

●参加者
講師: 久保利加子さん、芳賀先生

スタッフ: 谷口友梨

午前:キッズ11人/保護者9人

参加者計: 20人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ ゴムの性質についての実験
10:30~ 工作
11: 15~ 生ゴムのボールを作ってみよう
12:00  後片付け

●内容
まず、ゴムの性質について簡単な実験を行いました。
ゴムは伸びる、摩擦がある、音を吸収する、電気を通さない、など、たくさんの性質を確認しました。

次に、スーパーボールを落とした時にその衝撃でストローを飛ばすための工作をしました。
どういう形にストローをしたら良く飛ぶかを考えて試しました。

最後に、生ゴムのボールを作りました。

 

●スタッフ感想
<谷口友梨>
今回の実験では、ゴムを使った色々な実験を通して、ゴムの色々な性質に触れることができました。工作を通して、どのように飛ばしたら良く飛ぶかを考えるキッズたちの様子がとても印象的でした。
身近なゴムですが、このように改めて性質について考えることは少ないと思います。今回の実験を機に、ゴムの性質やどのように使われているかなど考えてみると面白いのではないかと思いました。

記入者
筑波大学生命環境学群生物学類三年
谷口友梨

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2017年11月18日 於 地質標本館

●目的
地質標本館でクイズめぐりをすることで、素通りしがちな展示物を探し、標本館を探索して鉱物や化石、地質に親しみを持つ。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 亀山 郁、須藤裕子

午前:キッズ22人/保護者19人

参加者計: 44人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ クイズめぐり
11:20~スタッフ、芳賀先生によるクイズ解説
11:50~ まとめ、自由解散

●内容
まず、芳賀先生から今日の活動について説明がありました。その後、それぞれクイズを受け取り、一時間半ほど館内を自由に巡ってクイズの答えを探しました。その後、クイズの解説とアンケート用紙への回答を行なって、自由解散となりました。

 

 

 

 

 

 

 

●スタッフ感想
<亀山 郁>
今回キッズの活動を見ていて、私よりも地質や理科に詳しいキッズたちがいてとても驚きました。さすがサイエンスキッズと驚くとともに、スタッフの沽券をかけてより勉強しないといけないと思わされました。

クイズ作成において解答にした展示や説明書きの中に、難しい漢字を読まなければいけないものがあったり、小さくて見つけづらい展示がありました。少しひねったつもりで問題を作成したのですが、さすがに見つけ辛かったかと思っています。次にクイズを作成する際は、見つけやすい展示をテーマにして作成しようかと思っています。

<須藤 裕子>

今回のサイエンスキッズでは、地質標本館でクイズ巡りを行った。クイズは芳賀先生とスタッフが作成しましたが、地質標本館での見学時間が1時間ほどであった点、クイズによっては展示物の説明を読んで考えなければならないような難しい問題が多かった点、すべての問題に手をつけているキッズが全体的に少なかった点より、キッズにとって少し難しかったかな?と反省しております。そのため、クイズの難易度を下げるか、問題数を少なくすればよかったと思っています。

キッズを含め、子供たちの多くは動くものの方に興味を向けがちですが、今回の見学を通して鉱石や地質などにも興味を持ってもらえればと考えています。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類1年
亀山 郁

 

2017年11月12日 於 筑波大学
●目的
酵素反応、ヨウ素デンプン反応の実験を通して予想すること・結果をまとめることを体験する。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 吉野葉月、久保友汰、杉原翔吉
午前:キッズ19人/保護者10人
午後:キッズ21人/保護者11人
参加者計: 61人

●所要時間
【午前】
09:30~ 受付と説明
09:40~ 説明
10:00~ 実験(タカヂアスターゼを使ったデンプンの分解)
10:30~ 解説
10:45~ 実験(身の回りの物のヨウ素デンプン反応)
11:30~ まとめ
12:30  後片付け
【午後】
13:00~ 受付と説明
13:10~ 説明
13:30~ 実験(タカヂアスターゼを使ったデンプンの分解)
14:00~ 解説
14:15~ 実験(身の回りの物のヨウ素デンプン反応)
15:00~ まとめ
16:00  後片付け

●内容
今回の実験ではデンプンをお湯で溶いたものにタカヂアスターゼを加え、デンプンを麦芽糖まで分解します。デンプンが分解されたことはネバネバの状態からサラサラな液体になること、少し甘くなること、ヨウ素デンプン反応が起こらなくなることで確かめられます。タカヂアスターゼ反応させている間は時間があるため、その間に身の回りのどんなものにデンプンが含まれているのかヨウ素デンプン反応を用いて調べる実験を行いました。

●スタッフ感想
<吉野>
今回の実験は、かたくり粉(でんぷん)とそれを加水分解して二糖・単糖にする実験でした。その際に、実際になめてみたり、ヨウ素反応を試してみたりして、でんぷんと分解されたでんぷんの違いを見ました。
また、オプションで身近にある様々なものにでんぷんが含まれているかどうか調べました。ちくわや歯磨き粉、こんにゃく等、計8種類のものを調べました。特に面白かったのは、ちくわです。ちくわの茶色い部分と中の白い部分では、ヨウ素反応に違いが見られました。茶色い部分は反応せず、白い部分だけ青く染まりました。この違いに気づいたのは子供たちです。さすが子供たち。ちくわの製造過程で表面に油を塗り、それで表面をこんがり焼くため、でんぷんはないとのこと。この発見は面白いと思いました。良い実験でした。
<久保>
今回は酵素によるデンプンの分解の実験と、ヨウ素デンプン反応でのデンプンの検出を行いました。
一つ目のデンプンの分解の実験では酵素として新タカヂア錠に含まれるタカヂアスターゼを用いて実験を行いました。はじめは無味だった片栗粉(デンプン)が酵素を入れることでデンプンが分解され、2糖類もしくは単糖類になり甘く感じられました。甘くなることを実感として味わうことでよりデンプンの分解興味を持ってくれました。次回以降はデンプンの分解の分かりやすい解説を加えてキッズにより興味を持たせたいと思います。
ヨウ素デンプン反応の実験では、複数の材料にヨウ素液をかけどのような変化が起きるかを予想を踏まえて考えました。自分の予想に反して多くのキッズはヨウ素デンプン反応すでにしっており非常に解説が簡単でした。次回以降はヨウ素デンプン反応の知識を前提としてより深い内容を説明できるようにしていきたいと思います。
<杉原>
今回の実験では、デンプンをタカヂアスターゼによって分解している間、何か実験をしようということになり、博士とスタッフ達で話し合って、身の回りのデンプンをヨウ素デンプン反応によって検出しようということになりました。
材料選びもスタッフが選びましたが、知らべてみると予想外の食品や物にまでデンプンが含まれていることがわかり、自分自身も驚いてしまいました。キッズ達には実験をする前に予想を立ててもらい、実験して確かめるという流れを体験してもらえたかなと思います。今回はその食品や製品の原材料表示を一緒にみて、デンプンがどのような目的で使われているのか解説しましたが、次回やるときには原材料表示のコピーをみんなに渡して、各自に考えてもらうのもいいかなとおもいました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
杉原翔吉

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2017年10月28日 於 筑波大学
●目的
家庭にあるもので科学実験を行う。
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 水木陽菜、須藤裕子、中井彩加
午前:キッズ25人/保護者21人
午後:キッズ15人/保護者14人
参加者計: 75人
●所要時間
【午前】
9:30~ 受付、実験①指1本で重いものを持ち上げる
10:15~3人のスタッフによる実験(5つ)
11:30~実験⑦偏光板で芸術作品
11:50~まとめ、解散

【午後】
13:00~ 受付、実験①指1本で重いものを持ち上げる
13:45~3人のスタッフによる実験(5つ)
15:00~実験⑦偏光板で芸術作品
15:20~ まとめ、解散

●内容
・指一本で重いものを持ち上げる
プラスチック板にフックを取り付け、水をつけたプラスチックのコップの淵に密着させ、空気の押す力を利用してコップを持ち上げた。コップの中に乾電池や水を重りとして入れ、取り付けたフックに引っ掛けた指1本で持ち上がることを体験した。

・1枚の紙で強い橋コンテスト
B5の印刷用用紙から折ったり丸めたりなどして橋を作成、それがどれくらいの重さに耐えるかキッズ間で試行錯誤してもらった。

・アルミ箔UFO
IHヒーターを使って電磁気を利用し円状に切ったアルミ箔を浮かせた。

・どっちがゆでたまご?ゆでたまご?
暗い部屋で卵に光を当て、光を透過するかどうかでゆでたまごとなまたまごを見分けた。

・つまようじを刺しても割れない風船を作ろう
膨らました風船の表面にセロハンテープを貼り、ゴムの伸縮を抑えることでつまようじを刺しても割れないことを学んだ。

・ふわふわ浮く風船をボールにしてみよう
風船にビニールテープで重さをつけることで、ゴムの性質を活かし、毬つきのできる風船を作った。

・偏光板で芸術作品
3Dメガネで使われている偏光板で貼り重ねたセロハンテープを挟み、光に当てることで重ねた回数によって色が変わることを学んだ。

●スタッフ感想
<水木陽菜>
私が担当したのは風船を利用した2つの実験で、風船の性質をキッズたちと考えながら進めていきました。まず、膨らました風船に穴をあけると縮もうとする力が働き、割れてしまうことを学び、それがゴムの性質であることを踏まえ、風船をボールのようにしてみようと工夫しました。
担当した実験について反省点が多かったと感じています。まず、風船を題材に選んだことで、遊びではなくサイエンスにする工夫が必要だったことです。キッズたちが風船に夢中になってしまったり、割ってしまったりして集中力を失わさせてしまい、科学との結びつきを伝えきれなかったと反省しています。風船の周りにビニールテープを貼る作業は難しく、一人に一つ風船を配り、空気を入れる作業から行ってもらうったため、時間的なロスも多く、特に最初の班ではテープを何周まわすかで生じる差などを感じてもらうことなどができなかったように思います。
午後のサイエンスキッズでは午前の反省点を活かし、テープを貼る前、貼った後の体感の違いを比べてもらったり、一人ひとり風船を割らないようサポートしてあげることでスムーズに進めることができました。
今回、初めてスタッフリーダーとしてサイエンスキッズに参加しましたが、勉強になることが多かったように思います。

<須藤裕子>
今回のサイエンスキッズは身近なもので科学実験、ということでキッズに様々な実験をしてもらいました。実験の数が多くじっくりと実験が行えるか不安でしたが、満足そうにハイタッチをして帰るキッズを見れて安心しました。
私がプレゼンした実験は1枚の紙から強い橋を作る、といったものでした。橋の強度を測定するものとして電池が何個入るかをものさしとしたのは良かったのですが、重り入れが小さく電池が入らなくなってしまったので測定する方法をより入念に考えておくべきでした。また、用意した紙が最後の方ではなくなってしまい、一部のキッズでは作れる橋の数が制限されてしまったのが残念です。
今回の会ではスタッフも実験を行う側であった都合、ローテーションを組んだことで参加したすべてのキッズとまんべんなくコミュニケーションが取れたことが非常によかったです。

<中井彩加>
今回の構成は芳賀先生による実験とスタッフが担当する実験が分かれていた。私はキッチンにあるものを題材に2つ実験を行った。
一つ目のアルミ箔UFOは単純に現象としておもしろいので、興味を引き付けることができた。説明の際にはリニアモーターカーを例に出したが、キッズたちが浮いていることに自ら気が付いてくれたり、原理を説明してくれたりした。ただ現象を見て面白いだけではなく、解説まで取り組めたのは私自身にとって大きな収穫となった。
二つ目の生卵とゆで卵を見わける実験では、キッズたちに様々な方法で見わけてもらった。直観だけではなく、根拠を見つけて説明できることが大切だったが、私自身がもっと忍耐強く説明を聞き出す努力が必要だったと感じた。

記入者
筑波大学生命環境学群生物資源学類1年

水木陽菜

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2017年10月09日 於 筑波大学

●目的
特別オープン会。水ロケットの工作を通じて作用反作用などの力を学ぶ。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 谷口心平 椎名瞳 藤井啓太

サポートスタッフ:久保漱汰 藤田麻里

午前:キッズ43人/保護者30人
午後:キッズ15人/保護者10人

参加者計: 98人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:10~   工作
11:00~   打ち上げ場へ移動
11:10~    打ち上げ開始
~12:10    解散

【午後】
13:20~ 受付と説明
13:40~    工作
14:15~     打ち上げ場へ移動
14:30~    打ち上げ 開始
~15:30  解散

●内容

ペットボトルと牛乳パックをつかった、水でとぶロケットを工作して実際に打ち上げる。

 

 

 

 

●スタッフ感想
<谷口心平>
今回はペットボトルロケットの工作実験だった。ロケット本体の工作は材料の準備や作業も簡易で参加のキッズたち年齢問わずも滞りなく作成することが出来た。打ち上げでは100mを越えるロケットも出ていてよくできていた。秋晴れの空に打ち上がるロケットが印象的だった。作用反作用の説明にも熱心にききいり、ペットボトルにつまった空気の力などにも触れることができたり多くの気づきが出来たと思う。ロケット本体は簡単に作成できるが、発射台などは市販のもの購入して行うためもっと多くの回数を打たせて上げたかったが時間の都合で出来なかったのが残念。次は上手く参加人数が分かれると良いなと思う。

去年のJAXAとの共同で行った企画をベースに行った。今回はその際の担当であった藤井さんのご協力のもと、資料やスライド、説明などは去年のものを活用した。事前の準備としては粘土や画用紙の購入とノーズコーン台紙作成、リハーサルなどがあった。空気入れも無いため借用した。打ち上げは虹の広場で行ったがそこには水道がないため、水タンクを実験室から運搬した。広場中央にむけ4台の発射台を設置し、それぞれスタッフがついて空気の注入などを補助した。誤作動による打ち上げや、空気注入のポンプも子どもの力では十分ではないので一人一つは大人がつく必要があった。また反省として、ペットボトル側の接続のゴムパッキンを打ち上げの際に紛失してしまう失敗がおきた。外れやすいので器具の受け渡しは発射台の側で行うようにしたい。

今回はサポートとして以前からサイエンスキッズにお手伝い頂いていた久保さんと藤田さんにもご協力いただいた。オープン会且つ人気の企画で多くの参加があったためありがたかった。また藤井さんには前年の資料を元に当日の説明までお手伝いいただきとても助かった。こういった資料を個人でなく団体で共有できるよう考えたい。

 

<椎名瞳>
今回は水ロケットの実験でした。自作したロケットを実際に飛ばし、作用反作用について体感することができました。
ロケットの工作は、とてもスムーズに進み、羽や先端の部分に工夫をして様々なロケットを作成していました。牛乳パックを用いたので、羽の取り付けが簡単にできて良かったと思います。この時に粘土をもう少し多めに入れた方が、よく飛ぶ印象がありました。
打ち上げには、ランチャーを4台用意しましたが、全員の分を打ち上げるのには時間がかかりました。空気を入れる際、キッズのみでは重く、時間がかかるのでスタッフや保護者の方が手伝うことで時間が短縮できたのではないかと思います。少ない打ち上げ回数でしたが、水を多く入れた場合と少なくした場合を比べてみたり、空気の量を調節して飛距離を試しているキッズもいました。工夫した結果、たくさん飛んだキッズ達はとても楽しそうでした。また、水ロケットはどこに飛ぶかわからないので、安全に十分注意して回収することを徹底しなければならないと思いました。

<藤井啓太>                                                                                                                                                                                                          今年は昨年度JAXAさんと合同で実施した水ロケットをサイエンスキッズ特別回に行いました。実際に工作の手順をキッズの前で説明することになったのですが、午前中のキッズたちのようにたくさんいる場で伝えきれなかったのか、上手く作れなかった子が一部いて申し訳ない気持ちになりました。
それでも、発射角度や、ノーズコーンのねじれの方向、水の量などで飛ぶ距離がどう変わるかなどをみんなで考察しながら水ロケットを楽しむことができました。
真夏(秋)でしたが、そんな方程式を少しは楽しめたのではないかなと思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
谷口 心平

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2017年10月15日 於 筑波大学

●目的

ウミホタルの放つ光を観察する。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 木村美南、金谷彩、久保友汰

午前:キッズ32人/保護者34人
午後:キッズ9人/保護者12人

参加者計: 91人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ ウミホタルについての説明(スライド)
11:00~ ウミホタル、乾燥ウミホタルの観察、発光させて楽しむ
11:50~ ホタライトを使った発光実験
12:30  後片付け

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ ウミホタルについての説明(スライド)
15:00~ ウミホタル、乾燥ウミホタルの観察、発光させて楽しむ
15:50~  ホタライトを使った発光実験
16:30  後片付け

●内容

はじめにキッズひとりひとりが実体顕微鏡を用いてウミホタルの観察をし、その後スポイトを使って刺激を与えて発光させた。

次に、乾燥ウミホタルを観察したのちにすりつぶしてウミホタルの発光の仕組みを確認した。

最後に、ホタライトを使って発光させて楽しんだ。
    

【主宰者のひとこと】

この回は,サイエンス・キッズの全テーマの中で,最も手間と費用がかかる。もともと,ウミホタルの光を子どもたちに見せたくて始めたものなので,それを覚悟で毎年続けている。房総半島の突端に近い館山市の1つの漁港まで片道170km のドライブで。圏央道,東関道,京葉道,館山道と高速道路を乗り継ぎ,高速道路料金だけでも往復1万円の出費になる。この漁港は足場がしっかりしているし,防波堤で囲まれているので,海が少々荒れ気味でも採集可能である。例年,芳賀が単独で採りに行くことが多かったのに,今回は同行志願の学生スタッフがいてくれたうえに,気象や月齢条件も良かったので,作業もはかどり,十分な量を採取できた。この採取コストに加えて,実験用の乾燥ウミホタルと合成発光物質ホタライトの購入費用も掛かり,規定の材料費では到底賄いきれなかったが,実習後,工作物など家庭に持ち帰って個人の所要になるものがある場合のみ材料費を増額できるとした不文律があるので,やむをえず大赤字にはなったが,科学体験としては満足のいく効果があったと思っている。(芳賀)

●スタッフ感想
<木村美南>
今回はまず生きたウミホタルを実体顕微鏡を用いて観察し、スポイトで吸ったり吐いたりして光るのかどうか確認したのち、乾燥ウミホタルをすりつぶしてウミホタルのもつ光をだす仕組みを確認しました。先生のスライドがわかりやすく、キッズたちも興味津々でしたし、わたしたちスタッフにも勉強になりました。乾燥ウミホタルやホタライトなどを準備して電気を消すときれいな光が見られ、キッズたちもとても喜んでいました。逆に電気をつけるとその光は見えなくなってしまうので、残念がっている姿も印象的でした。今回は午前にとてもキッズが多く、反面、午後は少なかったので、顕微鏡の数や、保護者の人数なども考慮して人数調整が出来ればいいなと思いました。

<金谷彩>

今回は生きたウミホタルと乾燥ウミホタルの観察、発光の観察、ホタライトの合成という流れでした。ウミホタルの発光の仕組みを知り、実験で見れたときの「うわぁ、きれい」という言葉がたくさん聞けてよかったです。ホタライトの実験で薬品に水を混ぜて溶液を作る際に薬品をこぼしてしまったり、薬包紙にくっついてしまい、薬品の量がだいぶ減ってしまうということがありました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
木村美南

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2017年9月23日 於 筑波大学
●目的
水の中にいる小さい生きものを集める道具を工夫して作り、その道具で池から採ってきたものを調べる

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 鈴木沙也加、木村美南、中井彩加
午前:キッズ20人/保護者19人
午後:キッズ7人/保護者4人
参加者計: 50人

●所要時間
【午前】
9:40~  受付、先生挨拶、説明「プランクトンとは」
9:45~  プランクトンネットの作り方説明
10:10~ プランクトンネット作成
10:45~ プランクトン採集
11:00~ 顕微鏡の使い方説明、プランクトン観察
12:00~ 解散
【午後】
13:00~ 受付、先生挨拶、説明「プランクトンとは」
13:05~ プランクトンネットの作り方説明
13:30~ プランクトンネット作成
13:55~ プランクトン採集
14:30~ 顕微鏡の使い方説明、プランクトン観察
16:00~ 解散

●内容

プランクトンを採集する道具を作り、大学構内で採集を行い顕微鏡で観察をした。観察を通してプランクトンがどのような生物なのか理解した。

 

〈プランクトンネットの材料〉
・500 mlペットボトル 1本
・三角コーナーのネット 1枚
・化粧水用の容器 1個
・アルミ皿 1個
・ビニールテープ
・両面テープ
・ビニール紐 3~4ひろ分
・ビー玉 1個
・はさみ、錐

〈プランクトンネットの作り方〉
(1)ペットボトルの上部を切り取る。
(2)ペットボトルの切り取った側のふちに両面テープをはり、三角コーナーのネットを付け、上からビニールテープで固定する。
(3)アルミ皿の底を抜く。また、ネットの固定していない側を切り開いておく。
(4)アルミ皿の切り取った側に(2)と同様にネットを固定する
(5)ペットボトルの口の部分に、ふたを取った化粧水用の容器をはめ込み、ビニールテープで固定する。
(6)アルミ皿の直径の2倍のビニール紐を2本用意する。
(7)アルミ皿の縁に向かい合うようにきりで4カ所穴を開け、(6)の紐を向かい合う穴に通し、皿の縁に結ぶ。
(8)3ひろ(両手を広げた時の長さ)分のビニール紐を、(7)の紐が交差する部分に結びつける。
(9)化粧水用の容器におもりのビー玉を入れる。

【主宰者のひとこと】

野外の水の中にはプランクトンというさまざまな形の微少生物がいることを知り,それを採集するための道具を作って,それを携えて学内の噴水池に採り
に行き,持ち帰ったものを顕微鏡で見る
……という流れの体験でしたが,工作の仕方にしろ,採り方にしろ,実際にスタッフがやってみせることによって,失敗の少な
い観察が出来たと思います。プランクトンの種類の同定は後回しになりましたが,少しでも興味を沸き立たせたかったので,概ね,意図は達成できました。

プランクトンネットに付けるプラスチック容器の毎年使う品物が百円ショップ店頭に少なくなり,十分日数の余裕を見て発注すべきだったと後悔しながら10店舗くら
い探し歩き,ようやく必要数を購入することが出来ました。次年度は容器の種類を変えることも検討課題になりました。 (芳賀)

●スタッフ感想
<木村美南>

今回の講座は池の中のプランクトンを見てみよう、ということで、より「サイエンス」や「いきもの」を身近に感じられるものでした。プランクトンネットという微生物を確保するためのものをつくり、天の川や噴水のある池で採集をしましたが、「微生物を捕まえる」という面白い体験ができて子供達も楽しそうでした。

今回は実際に顕微鏡を使って自分で微生物を探し、観察したものを記録したのですが、やはりやり方は説明によって理解していてもうまくピントを合わせられない子供が多かったので、時間が限られたなかではありますが、ピントを合わせること、自分で探すことがうまくできるように練習させる時間も必要だったのではないかと思います。やはり、自分で見つけることは何よりも嬉しいことなので、プランクトンネットを簡易的なものにして丁寧にスタッフがひとりひとり顕微鏡の使い方を教えながらじっくり観察できればいいなと思いました。

<中井彩加>

私は以前にもこの会のスタッフを務めたことがありましたが、今回はプランクトンネットの工作はとても手際のよいキッズが多く、みんなスムーズに作り上げることができました。仮止めとして両面テープを用いたのがよかったのだと思います。天気も良く、採集もみんな楽しそうに、トラブルなくできました。観察の過程では、顕微鏡の使い方を説明してから臨みましたが、やはり多くのキッズ達にとっては難しかったようです。どうしても、ピントを合わせるのはスタッフが行う形になってしまったのですが、キッズ達はプランクトンを見つけると夢中で観察していて、よい体験になったようで嬉しく思いました。今回はみんな同じようなところで採集したため、あまり種類は多くなかったようでしたが、大学内でも、もっと様々な種類のプランクトンを観察できると思うので、色んな場所から採集して観察しても面白かったかなと思いました。

本文
記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類4年
中井彩加

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