芳賀サイエンスラボ

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2014年5月18日 於 稲敷市
●目的
広大な湿原と、関東では最大級のヨシ原が広がる「妙岐の鼻」で自然観察を行い、湿地帯特有の植物や野鳥や昆虫と親しむ。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 狩野絵史子、今村優希
午前:キッズ14人/保護者13人
参加者計: 30人

●所要時間
【午前】
9:35〜 芳賀先生講話
9:45〜 遊歩道を歩きながら自然観察
11:00〜水辺でヨシの観察
11:30〜ヨシの背比べ
〜11:55 終了

●内容
【芳賀先生講話】
自然観察に出かける前に、どのような鳥が見られるのかの解説があった。

【遊歩道を歩きながら自然観察】
遊歩道を歩きながら、何かを見つけたら立ち止まり観察し、先生が解説する、というスタイルで自然観察を行った。
実際に見られた植物は、ヘビイチゴ、ノイバラ、スイバ、ヘラオオバコ、スギナ、セイタカアワダチソウ、ニワゼキショウ、クワ、コメツブツメクサ、ヨモギ、ブタナ、コバンソウ、ヒメジョオン、ハルジョオン、カラスノエンドウ、クズ、マツヨイグサ、オオジシバリ、ツキミソウ、セイヨウタンポポ、チガヤ、アカツメクサ、キショウブ、エノキなどである。
昆虫は、モンシロチョウの幼虫、エノキカイガラキジラミなどである。
鳥は、オオセッカ、トビ、ヒバリ、オオヨシキリ、コジュリン、アオサギなどが見られた。
またその他にも、ウシガエルやシジミも観察できた。
先生による解説では、エノキの葉表に寄生するエノキカイガラキジラミ、オオバコとヘラオオバコの違い、茨城県の県花であるノイバラの解説、オオヨシキリと托卵、ヨシ笛の作り方などが教えられた。

DSCF5111

【水辺でヨシの観察】
水辺デッキにて、ヨシがどのように水際で生えているかを観察した。そこでは2~3メートルまでに成長するヨシが倒れない理由や、ヨシが根腐れしない理由、ヨシ原が防波堤としての効果をもたらしていることなどについて、先生から説明された。

DSCF5113-2

【ヨシの背比べ】
子供たちが枯れたヨシを抜き、できるだけ長いヨシを探した。また、その茎が中空になっていることを確かめた。

妙岐①

DSCF5120

●スタッフ感想
<狩野>
妙岐の鼻は霞ヶ浦の湿原に近いため、
乾燥したところで生える植物とまざった植生が見られ興味深かったです。
子どもたちは、ヨシ笛作りや長さ比べは主体的に取り組んで
活き活きとしていました。
「これ何て名前?」と興味をもったものをスタッフに聞いてくれることもありました。
また、視点が子どもたちの方が低いため、ムシ等はスタッフより多く見つけて
くれたので、良かったです。
反省点としては、花が咲いていない植物にも、
注意を向けるべきだったなと思いました。
また、水分補給の呼びかけも、もう少ししていくべきでした。

<今村>
ヨシの笛作りや綿毛飛ばしなど、楽しく野草を使って遊んでいました。
見つけた野草の名前を聞いてきてくれたり、名前をメモしていたり、スケッチをしていたり、
それぞれに自然観察を楽しんでいました。
オオヨシキリは頻繁に見られ、望遠鏡を持って来ている子がスタッフよりも早く鳥を見つけてくれたりしました。
遊歩道が狭く、どうしても列が長くなってしまうので、後ろの方のキッズたちはスタッフが分かる限りの解説しかできませんでした。
今回は人数も少なかったので、もっとキッズが芳賀先生の解説の聞こえる位置に常にいられるよう、全体を誘導すべきでした。
また、ヨシを採る際に手にとげが刺さって痛がっているキッズもいたので、軍手も用意して臨むとよかったと思いました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類4年
今村優希

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