芳賀サイエンスラボ

Posts Tagged ‘筑波大学

2017年5月27日 於 筑波大学

●目的
長方形や台形の箱作りを通して、通常の折り紙とは異なった折り方を実感して楽しむ。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ:吉野葉月、中井彬恵、山本有華

午前:キッズ8人/保護者6人

参加者計: 14人

●所要時間
【午前】
9:~ 受付と説明
10:00~ 正方形の箱作り
11:00~ 台形箱作り
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け

●内容
まずA3の大きな折り紙で芳賀先生が説明するのを参考にして正方形の箱を折る。
次に台形箱を折り、小さい折り紙でも同じように箱を作ったり、長方形の箱作りにも挑戦していった。スタッフは途中で折り方が分からなくなった子ども達に個別で折り方を説明していった。

【主宰者のひとこと】

昨年度までは,オリガミクスは霞ヶ浦環境科学センターの2階会議室を会場にしていましたが,高齢者運転の機会縮小のため,今回から筑波大学2B棟実験室にしました。ここは教卓ホワイトボードと,キッズ席までの距離感があるので,各実験台机に1人ずつ学生スタッフを配置しました。
内容は,前半が直方体型の箱づくり(日本折紙協会月刊おりがみに「カハガ箱」として記載)で,後半を「台形箱」(未発表)にしました。後者については,最初187mmのおりがみを使い,その後。小さい作品づくりを奨励したところ,折り方が少し雑になりましたが,手の小指にのるくらいのものを作ったキッズもいました。
参加人数が少なかったので,親子同席として親にも同じ体験をしてもらいました。(芳賀)

●スタッフ感想

<吉野葉月>

今回のオリガミクスでは、台形の箱をメインとし、たくさんの箱を作りました。なかなか複雑で、覚えるのが難しいと思っていたのですが、子供達はすぐ覚えて何個も作っていました。また、折り方のメモを取っている子もいて、上手に展開図や立体の図を描いていて、すごいと思いました。
子供ならではの自由な発想をいかし、箱のふたを作ったり、折りたたんでコマにしたりしていました。

 

<中井彬恵>

オリガミクスが普通の折り紙と違う点は、一つ一つ折って形を作っていくのではなく、全て折ってから組み立てるという点です。
どこの折り目を使って目的の立体を作るのか考えるのが肝です。
私達スタッフ達でさえ組み立てるのに苦労しましたが、子どもたちは自分たちでより簡単な組み立て法を考えていました。
折り紙を3等分,5等分,7等分にあるやり方で折って長方形などの箱を作る方法もあり、子ども達には難しいようでしたが親御さんは感心して試行錯誤を繰り返していました。
今回スタッフをやってみて、普通の折り紙とは違うオリガミクスの醍醐味を子ども達に伝える難しさを実感しました。

<山本有華>

少し折り方が難しかったので子どもたちがうまくできるか心配でしたが、一度作ったあと、二回目三回目とすぐに上達して、楽しんで折っていたので良かったです。
サイエンスキッズということで、子どもが科学的な視点で折り紙を折ることができたか、というと少し微妙な面があります。今回の折り紙は最初に折り目をつけて、その折り目に合わせてあとは組み立てるだけという点が、普通の折り紙と異なります。担当テーブルでそのことを伝えましたが、それを子どもたちはあまり気にしてなかったように思います。ただ親御さんは、その点を理解し感心している方が多かったです。
余った折り紙で自由に作る際には、親御さんは箱の蓋を作ったり、長方形の箱に挑戦していましたが、子どもたちの方はなかなかそこまでは理解できず、小さいサイズを折ることに挑戦していました。もう少し科学的な視点を持てるように工夫したほうが良いと思いました。

記入者
筑波大学 理工学群応用理工学類3年
中井彬恵

 

タグ:

Posted on: 2017年5月14日

2017年5月5日 於 筑波大学

●目的

土壌動物を観察し、親しむ

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 山本有華、大熊美桜、中井彩加(キッズスタッフのOBの方が補助に入ってくださりました)

キッズ11人、キッズの兄弟2人/保護者15人

参加者計: 28人

●所要時間
【午前】

9:30~受付

9:45~土壌動物に関するお話

10:00~ツルグレンファンネルの作成

10:50~採集(筑波大学内、虹の広場と一ノ矢学生宿舎の間にて)

12:10~装置に土をセット

12:30~お昼休憩

【午後】

13:40~観察

15:00~解散、片付け

●内容

大学構内の林で土を採り、ツルグレンファンネルを用いて土壌中の虫を50%エタノールの中に落とし、実体顕微鏡を用いて観察した。ミミズ、トビムシ、ダニ、ヤスデ、コムカデなど多くの種類の生き物を観察することができた。

【主宰者のひとこと】
毎年,改良を重ねてきたキッズ個人用の簡易ツルグレンファンネルはようやく完成形になりました。園芸用ポットスタンドに深型で目の粗いミニバスケット(いずれも百均)を使い,スタンドとバスケットの口径の調節に底を抜いたアルミ箔皿を置き,,黒いB4画用紙にコピーした展開図を切り抜いて漏斗状に組み立てました。
工作を終えた後,大学構内兵太郎池近くの雑木林に行って,使い捨てゴム手袋で,チャック付ポリ袋(34×24cm)に半分くらいの,主にA層の林床土壌を採取しました。それを実験室に持ち帰ってミニバスケットに入れてセットし,光源+熱源に実習用の白熱電灯を照射して,約50%EtOHを入れたプラ容器を漏斗下に置きました。こうして昼食休憩の間に土壌動物を抽出しました。これで,約1時間という短い抽出時間でも50種類程度を見ることができました。観察には主に双眼実体顕微鏡を使い,ルミルーペも補助的に,また光源として利用しました。
今回,たまたま連休で帰省中の,元サイエンス・キッズで筑波大医学群卒業の内科医師が飛び入りスタッフで,手助けしてくれました。(芳賀)

●スタッフ感想
<大熊美桜>

今回初めて参加しましたが、自分にとっても勉強になることが多く、充実していました。去年の反省を見ると、土壌生物の同定が難しかったという意見が多かったので少し予習して臨んだのですが、それでもやはり同定はなかなか難しかったです。もっと予習していけばよかったと思いましたし、ゾウムシやトビムシが載っている写真付きの図鑑(またはハンドブックなど)を持って行けば分かりやすくてよかったとも思いました。また、観察のの為に土壌生物をピンセットでつまんで移動させているうちに潰してしまい、観察がしにくくなっている人も多かったので、もっとスポイトを勧めればよかったです。

ですが、観察には一人一台顕微鏡があたり、各々自由に観察できていてよかったと思います。保護者の方や、一緒に来た弟妹さんも楽しめていたようでした。私自身も土壌生物により興味がわいたので、参加してよかったです。ありがとうございました。

<山本有華>

最初、土壌動物について詳しくなかったので少し不安でしたが、事前講習とキッズたちに配布された資料を使って、キッズたちといっしょに土壌動物たちを特定することができました。

まず実験装置作りですが、キッズたちは手早くできていました。土壌採集のとき、外に出てみんなはしゃいでいました。実際には適当にとっても小さい虫がたくさん存在するのですが、虫を取ろうとみんな夢中になっていました。実験室に戻り、採集した土壌を実験装置にセットすると早くも落ちてくる虫がいて興味津々でした。昼食後、顕微鏡を使っての観察の際には資料を基に虫の特定に真剣に取り組んでいました。新しい虫が見つかると、その子の顕微鏡をのぞきにみんな集まってきて、いい雰囲気でした。飽き始めたキッズが少し出てきたころには親御さんたちが顕微鏡をのぞいて夢中になっていました。親子で楽しめる内容だと思いました。そして、私自身も楽しませていただきました。

 

<中井彩加>

土壌動物は、一般的に気持ち悪いといった感想を持つ方も多く、嫌われていたりしますが、森や里山など様々な環境で土壌中の栄養を維持するといった、とても大切な役割を果たしています。今回は、キッズのみなさんがこれは何だろうと、土壌動物にすごく興味を持ってくれた様子が見られよかったです。こういった日の当たることの少ない生物たちのとこももっとよく知ってもらえるとよいと思います。

個人的に同定は好きな作業なので、私が凝ってしまって、ついていけないキッズもいたかもしれません。反省もありますが、同定の作業に、なぞを解き明かして行くようなワクワク感を感じてくれたキッズがいたらうれしいです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類4年

中井彩加

タグ:

2017年05月14日 於 筑波大学

 

  • 目的

顕微鏡の使い方を覚え、剥ぎ取り法とレプリカ法の二つの方法で気孔を観察してみる。気孔の役割を知る。

 

  • 参加者

講師: 芳賀先生

 

スタッフ:吉野葉月、杉原翔吉

 

午前:キッズ23人/保護者14人

 

参加者計: 37人

 

  • 所要時間

【午前】

9:30~ 受付と説明(気孔について、剥ぎ取り法とレプリカ法)

10:00~ 顕微鏡の説明、剥ぎ取り法

11:00~ レプリカ法

11:50~ まとめ、解散

12:30  後片付け

 

  • 内容

芳賀先生が植物にある気孔の役割を説明した後、スタッフが顕微鏡の使い方を説明し、まずは剥ぎ取り法でプレパラートを作って観察してもらいました。次に液バンを使ったレプリカ法もためしてもらいました。どちらも作ったプレパラートにはシールを張って記録を書き持って帰りました。

 

  • 主宰者のひとこと

気孔観察では,よくツユクサ,ムラサキツユクサやカタバミを材料として用います。葉の表皮をはぎ取りやすいためです。大学構内ではこれらが群生している場所がなく,よく植栽されるムラサキツユクサも見当たりません。ツユクサは開花時期になれば青い花が見つけやすいのですが,まだその時期ではないので,探しあぐねます。ところが,生農棟前の業務用駐車場の生け垣の下草に生える雑草の中に,ツユクサ科の植物があるのに気づき,図鑑で調べてみると南米原産の外来植物の「トキワツユクサ」 Tradescantia fluminensis  でした。日本のツユクサに葉の形が似ていますが肉厚で,花が白い植物です。ほとんど花は付けていませんが気孔観察の材料としては十分使え,ほとんど全員が検鏡できました。一方,他の駐車場脇でカタバミの群生があり,これも使えました。

検鏡には、今回は固定染色剤としてアセトカーミンを使い,ネオシガラールで封入しました。スライドグラスにはデータラベルを貼りスライドメイラー(小格納ケース)に入れて持ち帰らせました。

表皮はぎ取り法だけでなく,エキバン(塗る絆創膏)と透明テープを使って作るレプリカ法でも観察できました。生物顕微鏡の接眼レンズにカメラやスマホを宛がってピントを合わせ,きれいな写真を撮ったキッズもいました。

今回は,時間の余裕がなく,上記の2種以外の任意の葉を調べることはできませんでした。(芳賀)

 

  • スタッフ感想

<吉野葉月>

今日は、葉の気孔を観察するために、剥ぎ取り法とレプリカ法を使いました。

剥ぎ取り法では、葉の薄皮を剥ぎ取り、酢酸カーミンで染色して観察しました。子供たちは剥ぎ取ることに苦戦していましたが、無事みんな観察することができました。みんな「本当に口みたい!」と驚いていました。

レプリカ法では、液体絆創膏で葉の表面・裏面を型取り、そのレプリカを顕微鏡で観察しました。剥ぎ取り法より簡単だったので、表面と裏面を比べたり、観察したものをノートに書いたりしていました。

顕微鏡も、杉原くんの説明に従い、丁寧に使えていたと思います。

 

<杉原翔吉>

剥ぎ取り法とレプリカ法の観察ではレプリカ法の方が簡単ですが、気孔の形のイメージがきちんとできていないときれいにできた標本でも観察することができないようなので、先に剥ぎ取り法をやることは意味があるのだなと思いました。僕も不器用で剥ぎ取りはいつも最初うまくいきませんが、不器用な人はとにかく何度もトライするとうまくいくときがあります。

キッズの中には自分でよりうまく剥ぎ取る方法を開発したり、カタバミとトキワツユクサでは気孔の周りの細胞の様子が違うことを発見したりする子もいて、顕微鏡での観察を楽しんでいるようでした。

反省としては自分自身が教えているときにそばにあったネオシガラールの瓶を引っかけてこぼしてしまいました。スタッフはいつも落ち着いて周りを見て動くようにしなければと改めて思いました。

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類2年

杉原翔吉

タグ:

2017年4月16日 於 筑波大学

●目的

自分の眼や耳の感覚、腕や指で温度や触れる感覚を調べたり確かめたりしてみよう

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 新堀 剛史、中井 彬恵

午前:キッズ32人/保護者23人
午後:キッズ23人/保護者11人

参加者計: 89人

 

●所要時間
【午前】
9:40~  ブラックボックスの実験
10:20~   それぞれの実験(芳賀先生:回転、新堀:神経・脈拍、中井:重心)
11:20~  錯視の観察(ドラゴンのペーパークラフト)
12:00   後片付け

【午後】
13:40~  ブラックボックスの実験
14:20~     それぞれの実験(芳賀先生:回転、新堀:神経・脈拍、中井:重心)
15:20~  錯視の観察(ドラゴンのペーパークラフト)
16:00      後片付け

●内容
ブラックボックスの実験では、「音を聞く」や「転がしてみる」といった観察を行うことで閉ざされた箱の中にあるモノを当てました。ただ振るだけではわかりませんが、観察することで謎を解くまさに科学を体験することができたと思います。

その後の各スタッフの実験では非常にかんたんな実験ながら興味深い結果が観察できたと思います。ぜひ家でも試してみてください。

ドラゴンのペーパークラフトでは皆さん錯視を観察できたようです。凹みが凸に見えるだけでなくどこから見ても目線の合う不思議なドラゴン。様々な錯視の紹介があったので、ぜひ「どうして」を考えてみなさんも錯視図を作ってみてください。

ドラゴンの製作に取り組むキッズ

●主宰者の一言

新入会キッズにとっては初めての回であったが,会場の2B403実験室への道案内スタッフを2人配置したため,ほとんど迷った人はいなかったが,学園東大通りの筑波大学中央口が,大学敷地全体ののやや北側に位置しているため不安を感じた運転者からの問い合わせ電話が数件あった。
昨年度まで,キッズⅠの冬に設定してあった「ガードナーのドラゴン」を,視覚の錯覚と言うことで,この回に入れたため,やや時間的に窮屈な感じがあった。また,参加人数が多い割にはスタッフを2人と少なく指定してしまったため,3班編成にして,その1班に芳賀もローテーションに組み込んだうえ,スペースとしてエレベーターホールを使用したためため,他の2班の実施状況を見ることができなかった。回転椅子を使った平衡感覚の体験では椅子の脚の固定が不十分で,今後の課題となった.(芳賀)

●スタッフ感想
<新堀 剛史>
サイエンスとはなんだろう。この問に対し様々な科学者が向き合って来ました。その中で僕が一番好きな答は朝永振一郎先生の「不思議と思うこと、それが科学の芽です、よく観察して確かめ、そして考えること、それが科学の茎です。そして最後にナゾが解けること。それが科学の花です。」と言うものです。サイエンスキッズの中で、たくさんの科学の芽が芽生えると思います。その中で一つでも花を咲かせることができれば大成功です。今回のテーマも難しく言えば、感覚と判断、回転の腕の長さと速さの関係、神経の分解能、重心位置と姿勢制御、脈拍と振動、錯視といった芽があります。興味がある芽を探し出して花を咲かせてください。

<中井 彬恵>
今日は「自分自身でサイエンス!」というテーマでスタッフとして様々な実験をお手伝いさせていただきました。
最初はブラックボックスの中身を当てよう!というテーマでしたが、箱を傾けたり箱同士を比べたりしてよく考えた子はコツを掴んで全問正解することができたようです。分からなくても試行錯誤を重ねて検討する科学者としての姿勢を体験してくれたらなと思います。
他にも自分自身の体の不思議を体験してもらったりしましたが、その理由を子どもたちも分かりやすいように伝えることの難しさを痛感しました。
普段何気なく自由自在に操っている自分の体も、意外と言うことを聞いてくれない場合が多々あります。そのことを体感し、あわよくば「なぜ?」を突き詰めて身の回りの不思議なことを追及してくれたらいいなと思いました。

筑波大学 理工学群工学システム学類2年
新堀 剛史

タグ:

2016年10月30日 於 筑波大学

●目的
4色のストローを使いDNAの模型を作る。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 久保友汰、谷口由梨

午前:キッズ15人/保護者13人

参加者計: 28人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ 作成開始
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け

●内容
赤青黄緑のストローをそれぞれDNAの塩基のアデニン、チミン、シトシン、グアニンに見立て、DNA特有の二重螺旋構造を作り構造を理解した。

●スタッフ感想
<氏名>久保友汰
今回はDNAの構造を理解してもらうため、ストローを用い、模型を作成した。キッズたちは自分達の体を作り出しているものの構造を理解するため頑張って模型を作成していた。本来DNA塩基は結合する塩基がそれぞれに決まっているためキッズたちは色ごとにそれぞれ適応するストローを組み合わせていた。この経験をもとに生物方面へ興味を持ってくれるキッズが増えてくれると幸いである。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類1年
久保友汰

タグ:

2017年1月29日 於 筑波大学

●目的
『ガードナーの楽しい実験』という本には、たくさんの種類の実験が載っている。この中のいくつかの実験を実際にやってみよう。身のまわりにある現象や身近なものを使って楽しい実験がたくさんできることを知ろう。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 今村優希、杉原翔吉、吉野葉月

午前:キッズ26人/保護者20人

参加者計:50人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
9:40~ スタッフによる実験
11:00~ 芳賀先生による実験
11:50~ まとめ、解散

●内容
ガードナーの実験という本に載っている実験を芳賀先生と各スタッフで行いました。詳細は以下です。身近にあるものを使った小さな実験のオンパレードでした。

芳賀先生…駒の模様、まわると模様は?・ガードナーのドラゴン

今村優希…コルクを中央で浮かばせる・不思議なマッチの頭・光の屈折・不思議な絵

杉原翔吉…上手に楕円をかく・塩コショウからコショウだけをとりだす・結び目を作る・踊る10円玉

吉野葉月…氷を紐で持ち上げる?・ヘアピンで1カ所?2カ所?

●スタッフ感想
<今村優希>
今回は、芳賀先生に加え、スタッフ自身もガードナーの実験を紹介する回でした。びっくりするような面白い実験ばかりで、子供達も楽しんでいたように思います。後半になると子供達も集中力がなくなってきたかなと思うのですが、見せる実験をメインにすることで、飽きることなく楽しめていました。「表面張力」「光の屈折」などのキーワードを出すと、知ってるー!と反応してくれたり、パッと原理を説明してくれたりするキッズまでいて感心しました。このイベントを通し、いろいろな実験で1つの事象を見ることができたかなと思います。また芳賀先生の実験では、まだメカニズムが未解明な面白い実験を行い、科学の伸びしろがまだまだ残されているということも知ることができました。忙しいながらも充実した1日になっていれば嬉しいです。

<吉野葉月>
今回は、はじめに学生スタッフで実験を各テーブルに分かれて行いました。私が行った実験は、「塩をつかって氷を糸で持ち上げる実験」と「感覚の鋭いところ・鈍いところを見つけるという実験」をしました。前者の実験では、塩だけでなく砂糖でもやってみました。ほとんどの子供が成功することができ、冬なのにちょっと冷たい実験に興味深々でした。反省点は、この原理の説明がうまくできなかったことです。凝固点降下の話を、子供達に解るように説明するのは、とても難しいと思ったので、今回は事実として覚えてもらうことにしました。後者の実験は、細い棒で腕と指先に2本か1本(2本の時は、4mm程度離して)、肌に触れさせ、目をつぶって何本か当てる実験です。腕は感覚が鈍いので、1本か2本か判断がなかなかできませんが、指先は感覚が鋭いので、すぐに判別できます。子供たちは、お父さんに試してみたり、本数を増やしてみたり、顔や足など場所を変えてみたり、思った以上に盛り上がりました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
吉野葉月

タグ:

2017年2月4日 於 筑波大学

 

●目的

色の光(LED)をコップに入れて、いろいろと混ぜるとコップはきれいな色のジュースで満たされます。光に影を作ってみると、その色もおもしろいよ。

 

●参加者

講師:芳賀和夫、久保利加子(おもしろ・ふしぎ実験隊)

スタッフ:須藤裕子、平山夏樹

午前:キッズ25人/保護者16人

参加者合計:45人

 

●所要時間

【午前】

9:30~ 受付と説明

10:00~ 光のジュースの説明

10:20~ 光のジュース作成、色の影作成

10:50~ LEDランタン作成

12:00~ 片づけ、解散

 

●内容

1:光のジュースは何でできている?

赤・青・緑のLEDを組み合わせてみたり、1色のみを紙コップの中にいれてどのような色の光のジュースができるか実験をしました。

 

2:さまざまな色の影をつくる(ゲーテの実験)

光のジュースの実験の応用としてさまざまな色の光をあて、その影の色を見ました。

 

3:LEDランタンの作成

赤・青・緑のLEDと紙コップを組み合わせたものに様々な形に型取った紙をあてはめ、その形が光として出るようにLEDランタンを作成しました。

 

写真① 1:完成した光のジュース一例

s__19021835

 

写真② 1:光のジュースを作成し、久保さんに説明を受けているキッズ

s__19021834

 

写真③ 3:完成したLEDランタン一例

s__19021838

 

写真④ 3:LEDランタンができあがり照らしている様子

s__19021836

 

●スタッフ感想

<平山夏樹>

今回は久保利加子さんによる進行で、スタッフの主な仕事は当日朝の準備と実験・工作材料の配付でした。LEDを扱うこの回は実験室の照明を付けたり消したりすることが多いので、スタッフ一人は常に照明を操作できる位置にいる必要があります。久保さんが用意してくださった準備物の量が多かったため、当日の朝は迅速かつ丁寧な準備作業が求められました。2時間半という時間に対して内容が盛りだくさんだったため、キッズとっては非常に充実した回だったと思います。しかし、進行ペースが早いため久保さんの指示を聞き逃してしまうキッズも見受けられました。スタッフの事前講習を行わなかったため、イベント本番で久保さんの指示内容を把握して、それを聞き逃してしまったキッズに伝達する必要性を大いに感じました。

 

<須藤裕子>

今回のサイエンスキッズは、サイエンスキッズの母ともいえる「おもしろ・ふしぎ実験隊」の久保さんに講師としておこしいただき、LEDを用いたさまざまな実験を行いました。普段みている白色の光が赤・青・緑の光からできることを見たキッズは、非常に興味深い様子で実験をやっている姿を見れてよかったです。また、ゲーテの実験では自分から鉛筆を立てる位置を変えたら見える影はどうなるんだろうと進んで実験をしているキッズもいて、その好奇心旺盛な様子と熱心さに感心しました。

また、会の最後では2月4日はハカセこと芳賀先生の誕生日ということで、部屋を暗くしLEDランタンをつけてハカセと2月生まれのキッズや保護者の方を一緒にお祝いしました。暗い室内にキッズたちの作ったたくさんのLEDランタンが光っている様子はとてもきれいで感動しました。キッズやその保護者、そしてスタッフの私自身も楽しめた会で非常に良かったです。

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類3年

須藤裕子

タグ:

2017年6月
« 5月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

カテゴリー