芳賀サイエンスラボ

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2018年2月4日 於 筑波大学2B503

●目的
ガードナー(アメリカのパズル研究家)のいろいろ実験を体験します。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 藤井啓太、照屋林一郎、谷口心平

午前:キッズ16人/保護者9人
午後:キッズ8人/保護者5人

参加者計: 38人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付、芳賀先生の実験「メビウスの輪」
10:15~ スタッフの実験
11:35~ 芳賀先生の実験「白黒もようから色がでてくる」
12:00~ まとめ、解散

【午後】
13:00~ 受付、芳賀先生の実験「メビウスの輪」
13:45~ 谷口「算数の実験」
14:10~ 照屋「コップをつかった実験」
14:35~ 藤井「トポロジー」
15:05~ 芳賀先生の実験「白黒もようから色が出てくる」
15:30  解散

●内容
芳賀先生「メビウスの輪」細く切った紙をねじって出来た輪っかを切ってみたら…?
    「白黒もようから色が出てくる」特製CDコマに白黒の模様をいれて回してみると…?
谷口「算数の実験」足し算名人(5ケタの数字を一瞬で計算する?)
        かけ算名人(マジックナンバーでかけ算)
        数字の予言(頭に浮かべている数字を予言?)
照屋「コップを使った実験」めちゃくちゃにひっくり返す(3つのコップをお題とおりにひっくり返せるかな…?)
            コルクを中央に(水の上に浮かべたコルクを水面の中央にうかべるには…?)
藤井「トポロジー」もつれたカップル(手首にむすんで繋いだひもから脱出するには…?)

●スタッフ感想
<谷口心平>
ガードナーさんの著書を参考に実験という形式でおもしろい科学を紹介した。まるで手品のように数字を示すとみんな驚いてくれて良かった。実験の最中からそのタネを考察して言い当てている子や実験のあとに応用や実際に手品を練習する子もいてそのポテンシャルに驚いた。ぜひこれからも算数の不思議なロジックにふれていってほしい。

今回はスタッフごとにコンセプトをもって各々実験を準備した。私はパワーポイントとプリントを人数分用意してキッズに参加してもらいながら30分弱で行った。ホワイトボードと電卓とスライドを使いながら参加型の授業のように行った。ガードナーの著書の実験を事前講習にて見せていただけるので参考にしながら担当ごとにコンセプトをもってつくる。

<藤井啓太>
今回のサイエンスキッズでは、ガードナーの楽しい実験のうちの一つとして、もつれた紐を解く半分手品のような、けれど学問として成立するものを行いました。このような学問の分野を位相幾何学(トポロジー)といい、トポロジーを研究している人はコーヒーカップとドーナツが一緒に見えてくるらしいですよ。
紐が解けるのもぼくもびっくりでしたし、他のスタッフも驚いていたようです。子供たちもびっくりしてくれていて、どこか微笑ましく、また楽しい実験になりました。

<照屋林一郎>
ガードナーの実験の中でも、私が担当したのは、いじわるな実験で、科学的に騙すものでした。それだけに、子供達が色々と考えるもので、子供によって色んな考えが出てきて、その発想の豊かさに驚かされました。正解をすぐに見つけられてしまうこともあって、キッズの科学的発想力を実感しました。それだけに、一人一人感じ方が違ったり、考え方が違ったりしたので、もう少したくさんの子の意見を採用して、それも、実験に組み込む、と言ったような方法を取れれば、もっと面白くなったかも知れないと後悔しました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類二年
谷口心平

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2018年02月11日 於 筑波大学

●目的
模型や工作を通して地震と地震を記録する地震計のメカニズムを知る。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 久保、杉原

午前:キッズ14人/保護者13人
参加者計: 27人

●所要時間
【午前】
09:30~ 受付と説明
09:40~ 説明
10:10~ 模型を使った地震のメカニズム、慣性の法則を利用した地震計の解説
10:50~ 電磁式地震計の制作
12:00  後片付け

●内容


 まず、前で芳賀先生のお話を聞いた後、二つに分かれてI. 模型を用いた地震のメカニズムの説明とII. 慣性の法則を用いた地震計の仕組みの説明を行いました。
 その後電磁誘導の現象を利用した電気式の地震計を製作しその性能を確かめました。今回使ったソフトは「ハンディ・オシロスコープ」というもので下記からダウンロードできます。
https://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se376225.html

●スタッフ感想
<久保>
今回は地震計の仕組みとアナログの地震計の観察、そしてデジタル式の地震計の作成を行いました。アナログ式の地震計は物干しラックに紐につけた重石を吊り下げ先端にペンなどを取り付け用紙に記録しました。
次に先生が自作した地震の発生を見る模型を使い地震の発生する仕組みを学びました。最後にデジタル式の地震計の作成を行いました。これ電磁誘導を用いて地震を計測するものでコイルを用いるのですが、多くのキッズがコイルを巻くのになれておらずかなり苦戦しながらコイルを巻いていました。
反省点としてはアナログ式の地震計のペンを鉛筆等にしておけばよりきれいに波形をとることができたと言うことです。はじめはマッキーで記録していたのですが、記録していくうちに先がつぶれて記録できなくなってしまいました。マッキーではなく鉛筆等先がつぶれないものを用いた方がよいと思われます。またコイルを巻くのに多くのキッズが苦戦していたためもう少しやり易い巻き方を考えておくべきだったと思いました。

<杉原>
 今回はプロジェクターを投影できないなどいろいろなトラブルにも見舞われましたが、何とか問題なく今回のサイエンス・キッズを終えることができました。
 今回の工作はあまり手を出さず、例えうまくいかなかったとしてもキッズ達の創意工夫に任せるという姿勢で行っていましたが、やはりうまくいかなくて困っていたりすると手を出しすぎたり、代わりにやってしまった時もあったのでバランスが難しいなと思いました。今回はコイル巻きや磁石をペットボトルの中に固定する行為などいくつか難関がありましたが、キッズに任せるものを一つに絞り、他はもっと解説するなどするとキッズが工夫する時間ができるのではないかなと思いました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
杉原翔吉

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2018年1月8日 於 筑波大学

●目的
どのような仕組みで虹が作られているのか考えながら、自分でも再現できるようにする。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 木村美南、藤井啓太

午前:キッズ15人/保護者12人
午後:キッズ12人/保護者6人

参加者計: 48人

●所要時間
【午前】
9:30~ 虹づくりに挑戦
10:00~ 夕日づくりに挑戦!
11:00~ プラポット分光器づくり
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け

【午後】
13:30~ 虹づくりに挑戦
14:00~ 夕日づくりに挑戦!
15:00~ プラポット分光器づくり
15:50~ まとめ、解散
16:30  後片付け

●内容
光の屈折や光による屈折率の違いを利用して虹づくりにチャレンジしました。
まず、懐中電灯にアルミテープを張って細い光が出るよう加工し、水を入れたペットボトルにその懐中電灯の光を当てることで
スクリーンに見立てた白い画用紙に虹をうつすことに挑戦しました。
次に、その水の入ったペットボトルに空気中のゴミを表すために牛乳を入れ、下から懐中電灯の光を当てることで
ペットボトルの中に夕日を作りました。
最後に、回折格子と、花を売るときに用いられるプラポットを使って芳賀先生オリジナルの「プラポット分光器」を作り、
それを覗きながら光を見ることで虹を作りました。


●スタッフ感想
<木村美南>
今回の講習では、内容の欄にも書いたように、光の特性に関する様々な実験を行いました。
水を入れたペットボトルに懐中電灯の光を当て、紙に虹を映す実験では、どのような角度でペットボトルに光を当てればいいのか、といったことを
光の屈折の仕組みから考え、試行錯誤する様子が印象的でした。ようやく作れるようになると、「虹が作られることってすごいことなんだ」と驚き、喜んでいました。
また、空気中のちりやほこりに見立てた牛乳を入れ、ペットボトルの下から懐中電灯を当てると、ペットボトルの中の溶液は同じ色が均一だったはずなのに、懐中電灯の光が赤い夕陽のように見れ、子供たちも驚いていました。同じ班の子のペットボトルを並べ、横から懐中電灯をあて、そのペットボトルたちの色の違いを楽しんでいる子もいました。
プラポット分光器は、回折格子とプラポットを用いて虹の見える望遠鏡のようなものを作り上げました。スライドである色を出し、
その色の組成を調べるなど、虹について深く学ぶことができたと思います。
私もキッズに交じって光の仕組みを学びながら楽しく虹を作ることができ、とても良い講習でした。

<藤井啓太>
今回のサイエンスキッズでは,光の特性を大きくわけて3つ学びました.
1つ目の虹は屈折と呼ばれる性質です.赤色の方が屈折しにくく,青色の方が屈折しやすいことによって起こります.光をどの向きで入れたら綺麗に虹ができるのか,みんなで考えながら試行錯誤できてよかったと思います.
2つ目の夕日は散乱です.机の上で見る夕陽は如何でしたか.上ってすぐの月が赤いのも同じ性質によるものです.短い距離だと青くなる昼間の空が青い理由まで楽しめた子もいたようでした.
3つ目の分光で遊んだのは,干渉によるものです.ガソリンスタンドや洗車場で水たまりに虹色が見えるのと似た原理です.プロジェクターの色を変化させることで,光には様々な色が混ざっていることが確認できました.
個人的に不思議だったのは,プロジェクターで黒い光を出したときに,白と同じようなスペクトルが観察されたことです.
原理としては,出力しない=黒とされているようですが….
と皆さんも身の回りの不思議に目を向けてみてくださいね.

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類1年
木村美南

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2017年12月24日 於 筑波大学2B503

●目的
今年は日本人の科学分野のノーベル賞受賞者はいませんでしたが,物理学賞,化学賞,医学生理学賞の受賞内容を解説します。
また,3人のスタッフがそれぞれ選んだ今年のトピックも紹介します。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 谷口心平、久保友汰、横山達也

午前:キッズ12人/保護者6人

参加者計:18人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明

9:35~ ノーベル医学・生理学賞 概日リズムの分子メカニズム(谷口)

9:50~ ノーベル物理学賞 重力波(久保)

10:00~ ノーベル化学賞 クライオ型電子顕微鏡(久保)

10:05~ 休憩

10:20~ 今年の宇宙ニュース(久保)

10:35~ 今年の生物ニュース(谷口)

10:55~ 今年の地学ニュース(横山)

11:10~ 休憩

11:20~ 私の2017年科学ニュース~アザミウマの研究~(芳賀)

11:50  解散

●内容
◎概日リズムについて
いきものに備わる「概日リズム」について、体内時計のしくみとともに学びました。

◎重力波について
「重力波」の正体やその発見について学びました。

◎クライオ型電子顕微鏡について
新たな電子顕微鏡の発明の仕組みと有用性を学びました。

◎今年の宇宙ニュース
火星に存在する水や宇宙での研究について、金井宇宙飛行士出発など最新の宇宙のお話を学びました。

◎今年の生物ニュース
パンダ、カワウソ、ニシオンデンザメ、ヒアリ。今年話題のいきものを学びました。

◎今年の地学ニュース
今年発表されたカナダの珍しい化石のニュースを軸に本物の化石とふれあいながら地学の面白さを学びました。

◎私の2017科学ニュース
ミュージアムパーク茨城県自然博物館にて夏に行われた特別展示「第69回 昆虫大研究プロジェクト-あなたも研究者 みんながつくる昆虫展-
」にて、自然講座「ファーブルじいさんからのメッセージ」8月6日(日)に芳賀先生が講師としてご参加されたことに関連して、アザミウマ研究のお話を頂きました。

●スタッフ感想
<谷口心平>
いかにしてキッズの興味を惹くか、苦慮したが準備の甲斐あって皆興味をもって聞いてくれてとてもよかった。僕の話を通じて少しでも生命の魅力に触れてもらえたなら嬉しい。
また他のスタッフの話を聞いてもとても興味深く面白い他分野の話が聞けて、自身もおおいに楽しませてもらった。自分が小学生の頃にこのようなお話を聞けていたらまた楽しかっただろうな、と感じた。

主にパワーポイントを利用しての発表形式をとる。作成した資料は個人が管理している。より分かりやすく伝えるために模型や実験、実物の提示や操作など様々な工夫が自由に行えるので時間をかけて準備できると良い。トピックはスタッフそれぞれで選択するが、分野が偏らないように注意したい。また今回は助っ人として横山君に参加してもらった。忙しい中素晴らしい講義に御礼申し上げます。

<久保友汰>
今回は今年の科学ニュースと題して今年のノーベル化学、物理学、医学生理学賞の解説と今年起こった科学ニュースをそれぞれ発表しました。まず自分はノーベル物理学、化学賞の発表を行いました。
今年ノーベル物理学賞は重力波の発見が受賞しました。個人的に物理は得意ではないためなかなか発表原稿の作成が難しかったのですが、調べてみると非常に面白い内容で発表も楽しく行うことが出来ました。化学賞は電子顕微鏡についての賞であったため比較的楽しく調べ説明できました。
今年の科学ニュースに関して自分は宇宙関連のニュースを取り上げました。
キッズたちもやはり宇宙には強い関心があるようでみんな熱心に聞き入ってくれました。
反省としては専門でない物理学賞でしっかりと突っ込んだ話ができなかったことがあげられます。もう少し詳しい内容を話せればキッズたちにも楽しさを分けれたかと思います。

今回のサイエンスキッズでは、今年の科学ニュースとして地学分野から発表させて頂きました。子供たちが興味関心を持つか不安でしたが、持参した資料を熱心に観察してくれたのでよかったです。これを一つの機会として子供たちが地学に対してより一層の興味を持ってくれると非常に嬉しいです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
谷口心平

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2017年12月10日 於 筑波大学

●目的
一枚の紙から五芒星と六芒星を作る。クリスマスの飾りにもなる。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 須藤裕子、杉原翔吉、水木陽菜

午前:キッズ13人/保護者7人
午後:キッズ11人/保護者9人

参加者計: 40人

●所要時間
【午前】
09:30~受付
09:40~六芒星の製作・自由製作時間
10:40~五芒星の製作・自由製作時間
11:50~まとめ、解散
12:00~後片付け
【午後】
13:00~ 受付と説明
13:10~ 採集
14:10~ 採集してきた生き物の紹介
15:20~ まとめ、解散
15:30  後片付け

●内容
 まず、星型は多角形の対角線を結んだ際にできる図形であるという説明から始まり、六芒星の作成から始めました。六芒星のとがった部分の角度は60°であり、ピタゴラスの定理を利用して正三角形を折ると必要な角度が得られます。次に作る五芒星では36°という角度が必要になりますが、こちらを正確に折るための手順は難しいため今回は近似的な手法をハカセが紹介してくださいました。どちらも初めは全体で折った後、二枚目以降は好きな大きさの紙で各自星を作っていました。

●スタッフ感想
<須藤裕子>
今回は正五角星と正六角星を折る、オリガミクスの会でした。慣れない折り方などがたくさんあり、なかなか難しそうに折るキッズが多かったですが参加したキッズたちはどうだったでしょうか?
会を通して感じたことは、折り方が難しかったのもあったか、わからなくなってしまい折る手順が本来の手順とは異なってしまったり、折る過程で違う形になってしまうようなキッズがいました。また私が一人ひとりに個別でキッズがわからない折り方をレクチャーしており、別のキッズまで目を通せなかった場面が多々ありました。これらのことがないように、スタッフとしてもっとキッズに注意を向けること、事前に短く簡単な折り方の説明をもう少し考えておくことを行っておけばよかったと反省しております。
嬉しかった点としては、正五角星、正六角星だけでなく他の幾何学図形を折っているキッズがいたことです。このオリガミクスの会が幾何学に興味をもつきっかけになればと思います。

<杉原翔吉>
 この企画は去年もスタッフとして参加しており、去年よりは聞かれたときにスムーズに折り方を説明することができたかなと思います。ただ、逆にあまり手順の意味を考えずに折ってしまうためなぜこう折ることで60°を作ることができるのかなどということがあまり説明できなかったと反省しています。六芒星を折っているときには補助線が多くどこから見ても正三角形がたくさん並んでいるだけに見えてしまうため、気が付くと上下を逆にして間違えてしまうキッズが何人かいました。初めに正三角形を折った際、角の部分を折り返すのでそれを残しておき、常に紙の上下を固定して折るようにすると混乱しずらいかと思います。

<水木陽菜>
今回は一枚の折り紙から五角星と六角星を折りました。それぞれの角の大きさである36度と60度を作るところから折り始め、最後まで丁寧さが求められる制作でした。少しでもずれると形が歪んでしまうため、根気のいる回だったように思います。
思うようにいかずに悔しがるキッズや、もっとうまく折れるようになりたいと何個も星を作るキッズが印象的でした。困っていそうなキッズを見つけて、一緒にゆっくり折り進めていけたのは良かったなと思っています。
分からないと諦めてしまいそうなキッズも、完成したときに嬉しそうな表情を見せてくれて、とても嬉しかったです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
杉原翔吉

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2017年11月12日 於 筑波大学
●目的
酵素反応、ヨウ素デンプン反応の実験を通して予想すること・結果をまとめることを体験する。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 吉野葉月、久保友汰、杉原翔吉
午前:キッズ19人/保護者10人
午後:キッズ21人/保護者11人
参加者計: 61人

●所要時間
【午前】
09:30~ 受付と説明
09:40~ 説明
10:00~ 実験(タカヂアスターゼを使ったデンプンの分解)
10:30~ 解説
10:45~ 実験(身の回りの物のヨウ素デンプン反応)
11:30~ まとめ
12:30  後片付け
【午後】
13:00~ 受付と説明
13:10~ 説明
13:30~ 実験(タカヂアスターゼを使ったデンプンの分解)
14:00~ 解説
14:15~ 実験(身の回りの物のヨウ素デンプン反応)
15:00~ まとめ
16:00  後片付け

●内容
今回の実験ではデンプンをお湯で溶いたものにタカヂアスターゼを加え、デンプンを麦芽糖まで分解します。デンプンが分解されたことはネバネバの状態からサラサラな液体になること、少し甘くなること、ヨウ素デンプン反応が起こらなくなることで確かめられます。タカヂアスターゼ反応させている間は時間があるため、その間に身の回りのどんなものにデンプンが含まれているのかヨウ素デンプン反応を用いて調べる実験を行いました。

●スタッフ感想
<吉野>
今回の実験は、かたくり粉(でんぷん)とそれを加水分解して二糖・単糖にする実験でした。その際に、実際になめてみたり、ヨウ素反応を試してみたりして、でんぷんと分解されたでんぷんの違いを見ました。
また、オプションで身近にある様々なものにでんぷんが含まれているかどうか調べました。ちくわや歯磨き粉、こんにゃく等、計8種類のものを調べました。特に面白かったのは、ちくわです。ちくわの茶色い部分と中の白い部分では、ヨウ素反応に違いが見られました。茶色い部分は反応せず、白い部分だけ青く染まりました。この違いに気づいたのは子供たちです。さすが子供たち。ちくわの製造過程で表面に油を塗り、それで表面をこんがり焼くため、でんぷんはないとのこと。この発見は面白いと思いました。良い実験でした。
<久保>
今回は酵素によるデンプンの分解の実験と、ヨウ素デンプン反応でのデンプンの検出を行いました。
一つ目のデンプンの分解の実験では酵素として新タカヂア錠に含まれるタカヂアスターゼを用いて実験を行いました。はじめは無味だった片栗粉(デンプン)が酵素を入れることでデンプンが分解され、2糖類もしくは単糖類になり甘く感じられました。甘くなることを実感として味わうことでよりデンプンの分解興味を持ってくれました。次回以降はデンプンの分解の分かりやすい解説を加えてキッズにより興味を持たせたいと思います。
ヨウ素デンプン反応の実験では、複数の材料にヨウ素液をかけどのような変化が起きるかを予想を踏まえて考えました。自分の予想に反して多くのキッズはヨウ素デンプン反応すでにしっており非常に解説が簡単でした。次回以降はヨウ素デンプン反応の知識を前提としてより深い内容を説明できるようにしていきたいと思います。
<杉原>
今回の実験では、デンプンをタカヂアスターゼによって分解している間、何か実験をしようということになり、博士とスタッフ達で話し合って、身の回りのデンプンをヨウ素デンプン反応によって検出しようということになりました。
材料選びもスタッフが選びましたが、知らべてみると予想外の食品や物にまでデンプンが含まれていることがわかり、自分自身も驚いてしまいました。キッズ達には実験をする前に予想を立ててもらい、実験して確かめるという流れを体験してもらえたかなと思います。今回はその食品や製品の原材料表示を一緒にみて、デンプンがどのような目的で使われているのか解説しましたが、次回やるときには原材料表示のコピーをみんなに渡して、各自に考えてもらうのもいいかなとおもいました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
杉原翔吉

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2017年10月28日 於 筑波大学
●目的
家庭にあるもので科学実験を行う。
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 水木陽菜、須藤裕子、中井彩加
午前:キッズ25人/保護者21人
午後:キッズ15人/保護者14人
参加者計: 75人
●所要時間
【午前】
9:30~ 受付、実験①指1本で重いものを持ち上げる
10:15~3人のスタッフによる実験(5つ)
11:30~実験⑦偏光板で芸術作品
11:50~まとめ、解散

【午後】
13:00~ 受付、実験①指1本で重いものを持ち上げる
13:45~3人のスタッフによる実験(5つ)
15:00~実験⑦偏光板で芸術作品
15:20~ まとめ、解散

●内容
・指一本で重いものを持ち上げる
プラスチック板にフックを取り付け、水をつけたプラスチックのコップの淵に密着させ、空気の押す力を利用してコップを持ち上げた。コップの中に乾電池や水を重りとして入れ、取り付けたフックに引っ掛けた指1本で持ち上がることを体験した。

・1枚の紙で強い橋コンテスト
B5の印刷用用紙から折ったり丸めたりなどして橋を作成、それがどれくらいの重さに耐えるかキッズ間で試行錯誤してもらった。

・アルミ箔UFO
IHヒーターを使って電磁気を利用し円状に切ったアルミ箔を浮かせた。

・どっちがゆでたまご?ゆでたまご?
暗い部屋で卵に光を当て、光を透過するかどうかでゆでたまごとなまたまごを見分けた。

・つまようじを刺しても割れない風船を作ろう
膨らました風船の表面にセロハンテープを貼り、ゴムの伸縮を抑えることでつまようじを刺しても割れないことを学んだ。

・ふわふわ浮く風船をボールにしてみよう
風船にビニールテープで重さをつけることで、ゴムの性質を活かし、毬つきのできる風船を作った。

・偏光板で芸術作品
3Dメガネで使われている偏光板で貼り重ねたセロハンテープを挟み、光に当てることで重ねた回数によって色が変わることを学んだ。

●スタッフ感想
<水木陽菜>
私が担当したのは風船を利用した2つの実験で、風船の性質をキッズたちと考えながら進めていきました。まず、膨らました風船に穴をあけると縮もうとする力が働き、割れてしまうことを学び、それがゴムの性質であることを踏まえ、風船をボールのようにしてみようと工夫しました。
担当した実験について反省点が多かったと感じています。まず、風船を題材に選んだことで、遊びではなくサイエンスにする工夫が必要だったことです。キッズたちが風船に夢中になってしまったり、割ってしまったりして集中力を失わさせてしまい、科学との結びつきを伝えきれなかったと反省しています。風船の周りにビニールテープを貼る作業は難しく、一人に一つ風船を配り、空気を入れる作業から行ってもらうったため、時間的なロスも多く、特に最初の班ではテープを何周まわすかで生じる差などを感じてもらうことなどができなかったように思います。
午後のサイエンスキッズでは午前の反省点を活かし、テープを貼る前、貼った後の体感の違いを比べてもらったり、一人ひとり風船を割らないようサポートしてあげることでスムーズに進めることができました。
今回、初めてスタッフリーダーとしてサイエンスキッズに参加しましたが、勉強になることが多かったように思います。

<須藤裕子>
今回のサイエンスキッズは身近なもので科学実験、ということでキッズに様々な実験をしてもらいました。実験の数が多くじっくりと実験が行えるか不安でしたが、満足そうにハイタッチをして帰るキッズを見れて安心しました。
私がプレゼンした実験は1枚の紙から強い橋を作る、といったものでした。橋の強度を測定するものとして電池が何個入るかをものさしとしたのは良かったのですが、重り入れが小さく電池が入らなくなってしまったので測定する方法をより入念に考えておくべきでした。また、用意した紙が最後の方ではなくなってしまい、一部のキッズでは作れる橋の数が制限されてしまったのが残念です。
今回の会ではスタッフも実験を行う側であった都合、ローテーションを組んだことで参加したすべてのキッズとまんべんなくコミュニケーションが取れたことが非常によかったです。

<中井彩加>
今回の構成は芳賀先生による実験とスタッフが担当する実験が分かれていた。私はキッチンにあるものを題材に2つ実験を行った。
一つ目のアルミ箔UFOは単純に現象としておもしろいので、興味を引き付けることができた。説明の際にはリニアモーターカーを例に出したが、キッズたちが浮いていることに自ら気が付いてくれたり、原理を説明してくれたりした。ただ現象を見て面白いだけではなく、解説まで取り組めたのは私自身にとって大きな収穫となった。
二つ目の生卵とゆで卵を見わける実験では、キッズたちに様々な方法で見わけてもらった。直観だけではなく、根拠を見つけて説明できることが大切だったが、私自身がもっと忍耐強く説明を聞き出す努力が必要だったと感じた。

記入者
筑波大学生命環境学群生物資源学類1年

水木陽菜

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