芳賀サイエンスラボ

Posts Tagged ‘筑波大学

2017年1月29日 於 筑波大学

●目的
『ガードナーの楽しい実験』という本には、たくさんの種類の実験が載っている。この中のいくつかの実験を実際にやってみよう。身のまわりにある現象や身近なものを使って楽しい実験がたくさんできることを知ろう。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 今村優希、杉原翔吉、吉野葉月

午前:キッズ26人/保護者20人

参加者計:50人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
9:40~ スタッフによる実験
11:00~ 芳賀先生による実験
11:50~ まとめ、解散

●内容
ガードナーの実験という本に載っている実験を芳賀先生と各スタッフで行いました。詳細は以下です。身近にあるものを使った小さな実験のオンパレードでした。

芳賀先生…駒の模様、まわると模様は?・ガードナーのドラゴン

今村優希…コルクを中央で浮かばせる・不思議なマッチの頭・光の屈折・不思議な絵

杉原翔吉…上手に楕円をかく・塩コショウからコショウだけをとりだす・結び目を作る・踊る10円玉

吉野葉月…氷を紐で持ち上げる?・ヘアピンで1カ所?2カ所?

●スタッフ感想
<今村優希>
今回は、芳賀先生に加え、スタッフ自身もガードナーの実験を紹介する回でした。びっくりするような面白い実験ばかりで、子供達も楽しんでいたように思います。後半になると子供達も集中力がなくなってきたかなと思うのですが、見せる実験をメインにすることで、飽きることなく楽しめていました。「表面張力」「光の屈折」などのキーワードを出すと、知ってるー!と反応してくれたり、パッと原理を説明してくれたりするキッズまでいて感心しました。このイベントを通し、いろいろな実験で1つの事象を見ることができたかなと思います。また芳賀先生の実験では、まだメカニズムが未解明な面白い実験を行い、科学の伸びしろがまだまだ残されているということも知ることができました。忙しいながらも充実した1日になっていれば嬉しいです。

<吉野葉月>
今回は、はじめに学生スタッフで実験を各テーブルに分かれて行いました。私が行った実験は、「塩をつかって氷を糸で持ち上げる実験」と「感覚の鋭いところ・鈍いところを見つけるという実験」をしました。前者の実験では、塩だけでなく砂糖でもやってみました。ほとんどの子供が成功することができ、冬なのにちょっと冷たい実験に興味深々でした。反省点は、この原理の説明がうまくできなかったことです。凝固点降下の話を、子供達に解るように説明するのは、とても難しいと思ったので、今回は事実として覚えてもらうことにしました。後者の実験は、細い棒で腕と指先に2本か1本(2本の時は、4mm程度離して)、肌に触れさせ、目をつぶって何本か当てる実験です。腕は感覚が鈍いので、1本か2本か判断がなかなかできませんが、指先は感覚が鋭いので、すぐに判別できます。子供たちは、お父さんに試してみたり、本数を増やしてみたり、顔や足など場所を変えてみたり、思った以上に盛り上がりました。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
吉野葉月

タグ:

2017年2月4日 於 筑波大学

 

●目的

色の光(LED)をコップに入れて、いろいろと混ぜるとコップはきれいな色のジュースで満たされます。光に影を作ってみると、その色もおもしろいよ。

 

●参加者

講師:芳賀和夫、久保利加子(おもしろ・ふしぎ実験隊)

スタッフ:須藤裕子、平山夏樹

午前:キッズ25人/保護者16人

参加者合計:45人

 

●所要時間

【午前】

9:30~ 受付と説明

10:00~ 光のジュースの説明

10:20~ 光のジュース作成、色の影作成

10:50~ LEDランタン作成

12:00~ 片づけ、解散

 

●内容

1:光のジュースは何でできている?

赤・青・緑のLEDを組み合わせてみたり、1色のみを紙コップの中にいれてどのような色の光のジュースができるか実験をしました。

 

2:さまざまな色の影をつくる(ゲーテの実験)

光のジュースの実験の応用としてさまざまな色の光をあて、その影の色を見ました。

 

3:LEDランタンの作成

赤・青・緑のLEDと紙コップを組み合わせたものに様々な形に型取った紙をあてはめ、その形が光として出るようにLEDランタンを作成しました。

 

写真① 1:完成した光のジュース一例

s__19021835

 

写真② 1:光のジュースを作成し、久保さんに説明を受けているキッズ

s__19021834

 

写真③ 3:完成したLEDランタン一例

s__19021838

 

写真④ 3:LEDランタンができあがり照らしている様子

s__19021836

 

●スタッフ感想

<平山夏樹>

今回は久保利加子さんによる進行で、スタッフの主な仕事は当日朝の準備と実験・工作材料の配付でした。LEDを扱うこの回は実験室の照明を付けたり消したりすることが多いので、スタッフ一人は常に照明を操作できる位置にいる必要があります。久保さんが用意してくださった準備物の量が多かったため、当日の朝は迅速かつ丁寧な準備作業が求められました。2時間半という時間に対して内容が盛りだくさんだったため、キッズとっては非常に充実した回だったと思います。しかし、進行ペースが早いため久保さんの指示を聞き逃してしまうキッズも見受けられました。スタッフの事前講習を行わなかったため、イベント本番で久保さんの指示内容を把握して、それを聞き逃してしまったキッズに伝達する必要性を大いに感じました。

 

<須藤裕子>

今回のサイエンスキッズは、サイエンスキッズの母ともいえる「おもしろ・ふしぎ実験隊」の久保さんに講師としておこしいただき、LEDを用いたさまざまな実験を行いました。普段みている白色の光が赤・青・緑の光からできることを見たキッズは、非常に興味深い様子で実験をやっている姿を見れてよかったです。また、ゲーテの実験では自分から鉛筆を立てる位置を変えたら見える影はどうなるんだろうと進んで実験をしているキッズもいて、その好奇心旺盛な様子と熱心さに感心しました。

また、会の最後では2月4日はハカセこと芳賀先生の誕生日ということで、部屋を暗くしLEDランタンをつけてハカセと2月生まれのキッズや保護者の方を一緒にお祝いしました。暗い室内にキッズたちの作ったたくさんのLEDランタンが光っている様子はとてもきれいで感動しました。キッズやその保護者、そしてスタッフの私自身も楽しめた会で非常に良かったです。

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類3年

須藤裕子

タグ:

2017年1月28日 於 筑波大学

 

●目的

モデル生物として知られているショウジョウバエを観察し、雌雄の見分け方やミュータントについて学ぶ。

 

●参加者

講師:芳賀和夫、林誠

TA:森田俊平

スタッフ:須藤裕子

 

午前:キッズ13人/保護者8人

 

参加者合計:25人

 

●所要時間

【午前】

9:30~ 受付と説明

10:00~ 野生型ショウジョウバエ観察

10:30~ ミュータントショウジョウバエ観察(野生型と比べる)

11:20~ 野生型とミュータントの違い解説

11:50~ 片づけ、解散

 

●内容

ショウジョウバエは果実などに集まっている小さい虫で、日常生活でもよく見られます。形や色が世代を重ねるごとに変化していく仕組み(遺伝)や、卵から孵化し親になるまでの変化の仕組み(発生)の研究に用いられるため、世界中のあらゆる研究室で飼われています。

今回のサイエンスキッズではショウジョウバエのうち、一般的な遺伝子と形質を持つ野生型と遺伝子と形質が野生型とは異なるミュータント数種類を観察しました。

 

写真 野生型ショウジョウバエの観察

s__19021832  s__19021831

 

●スタッフ感想

<須藤裕子>

今回はTARAセンターで研究をされている林誠先生が講師としてショウジョウバエについて様々なことを教えてくださいました。この会では、ショウジョウバエの野生型とミュータントの成体だけでなく卵、1~3齢幼虫、蛹と発生のさまざまなステージのショウジョウバエも用意されており、ショウジョウバエについてたくさんのことが学べたと思います。さらに野生型とミュータントの違いを見分ける時間では、ミュータントの体色や眼の色の形質の違いにはほとんどのキッズが気付け、よかったです。また翅の形や体毛の違いといった小さな変異に気づいたキッズもおり、その鋭い観察眼に驚きました。

参加人数も少なかったため、キッズが直接 林先生に質問をする場面も多くみられてよかったと思います。

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類3年

須藤裕子

タグ:

2016年12月23日 於 筑波大学

●目的
特別オープン企画!
わずか2-3段のピラミットを組み合わせ変形することで体積(ブロックの数)を数える法則を見つけ、クフ王のピラミッド(およそ100段)の体積をはかろう!

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 新堀 剛史、平山夏樹

午前:キッズ14人/保護者8人
午後:キッズ8人/保護者9人

参加者計: 39人

●所要時間
【午前】
9:15~ 受付
9:40~   ピラミッドと立体図形の説明
10:00~ 5段ピラミッドの製作
10:50~ 3段ピラミッドを組み合わせて直方体にする方法の説明
11:00~ 3段ピラミッド(×6)の製作、組み立て
11:45~ クフ王のピラミッドの体積の算出
12:00 後片付け

【午後】
13:20~ 受付
13:40~ ピラミッドと立体図形の説明
14:00~ 5段ピラミッドの製作
15:00~ 3段ピラミッドを組み合わせて直方体にする方法の説明
15:10~ 3段ピラミッド(×6)の製作、組み立て
15:45~ クフ王のピラミッドの体積の算出
16:00 片付け

●内容

はじめに、はかせからエジプトやメキシコにあるピラミッドについてのお話と直方体や四角錐などの立体図形の説明がありました。r0100371

その後、5段のピラミッドの製作!

ブロックは1cm角で細かく、集中が必要な作業です。接着のための両面テープの効果的な貼り方も各自考えます。r0100387

3段×6のピラミッド作りは、数が多いので大変です。しかし、工夫してどんどんと作っていくキッズもいました。r0100399

6個できたら組み立てて直方体にします。このとき、右手と左手のように違う形にならないとうまく組み合わさりません。r0100386

そのあと、直方体の組み方の説明や百段ピラミッドの計算をしました。

r0100389

少人数でしたが、とても充実していたと思います。

 

●主宰者の一言

このテーマは,根上生也先生(横浜国立大教授)の著書「人に教えたくなる数学」をヒントに,小学生向きに考えたものです。1辺1cm の木の立方体ブロックを使ってピラミッドを組み立て,ピラミッドが何段になってもブロックの数を計算できることを知ってほしいと思ったのです。
最初,5段のピラミッドを作り,その後,3段の変形ピラミッドを6つ組み合わせて直方体にして,ピラミッドの段数と直方体の大きさの関係を考え,それを大きなクフ王ピラミッドに当てはめて,その石の数を計算しました。
年末,悪天候ということもあったでしょうが,参加者数が申込数の半数以下にとどまって,材料費が回収できず,大赤字になったのは残念ですが,子どもも親も一生懸命に作業や計算をしていて,とても良い雰囲気でした。(芳賀)

 

●スタッフ感想
<平山夏樹>
ピラミッドの模型の製作に想像した以上に時間がかかった印象でした。今回は低~中学年のキッズが多かったこともありますが、各自で100段のピラミッドの体積を式を用いて求める段階までは進めませんでした。キッズたちは芳賀先生の話を聞いて、木のブロックを効率よく接着できていました。ピラミッドの模型の完成に個人差が出てしまうので、早く作り終わったキッズにはピラミッドの各パーツを使った面白い遊びを教えるなどして対処しました。3段の変形ピラミッドを組み合わせるときに苦労したキッズもいたので、スタッフが丁寧に教えました。文字を含む計算式は中学生向けなので今回の参加者には理解が難しかったと思いますが、模型を製作するだけでもキッズには楽しんでもらえたと思います。

<新堀剛史>
はじめてのスタッフリーダーとしての参加だったが、いちいち動きが掴めずにもたついてしまった。平山さんの助けのおかげでなんとか無事終わることが出来たが、もう少し全体が見えるようにならなきゃなと思った。 内容は一見簡単に見えるが実は奥深く、しかも細かい作業を伴うので、集中力やパズル力がいるレベルの高いものであった。しかも最後に導き出される式:(1/6)n(n+1)(2n+1)は高校2年で二乗和の公式として習うものなのだ。しかし、ピラミッドの体積という観点からこの式を導くのは大変面白く、様々な楽しみ形のできる会だったと思う。  午前午後とも、予想より進度が遅く内容を消化しきれなかった。そのため、ご家庭で段数を増やしたり減らしたりして、段数と体積の関係を調べてもらえるとさらに理解が深まると思う。

 

記入者
筑波大学 理工学群工学システム学類1年
新堀 剛史

タグ:

2016年11月12日 於 筑波大学
●目的
植物や動物を構成している細胞の一つ一つにいのちの設計図にあたるDNAが入っています。このDNAについて実験や工作を通して理解を深める。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 今村優希、高瀬勇気、中井彩加
午前:キッズ12人/保護者6人
参加者計: 18人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:05~ ブロッコリーからDNAを取り出す
11:00~ ビーズでDNAの模型を作ろう
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け

●内容
➀DNA抽出実験
 ブロッコリーの花芽をすりつぶし、台所用洗剤を溶かした液体と水抜き剤を加えた後、ろ過をした。このろ過した液体の中にDNAが抽出されているので、ようじを用いて取り出し、ラベルをしたエタノールの中に移し観察した。
②ビーズでDNAの模型を作ろう
 4種類の竹ビーズと2種類の丸ビーズを用いてDNAの模型を作った。この時、今回は赤、青、緑、黄の竹ビーズを用いたので、それぞれをDNAの塩基であるA、T、G、Cに見立ててペアを作り、そのペアがくずれないように気を付けた。12段ほどのはしご状のものをつくり、これをねじることでDNAの2重らせんの構造を表した。
%e5%8d%88%e5%89%8d%e3%82%ad%e3%83%83%e3%82%ba12

●スタッフ感想
【主宰者のひとこと】
前半は「ブロッコリーからDNAの抽出」そして後半は「ビーズ細工でDNA分子模型」という取り合わせでやりました。「抽出」は,農水省生物研方式の,身近な家庭用品での実験を踏襲して,ブロッコリーの花芽つぶつぶを1人100個摘んで,小さいすり鉢ですりつぶし,食塩と洗剤(界面活性剤)混合液に懸濁したのちお茶パックでろ過して,ろ過液に車のガソリンタンク水抜き剤(イソプロピルアルコール)を入れて核内容物を析出させるのですが,これは手順どおりできました。取り出した白いもやもやをアルコール入りの小さいバイヤルに掬い上げて,それがよく見えるように,黒色おりがみを切って,裏の白い面に鉛筆でラベルデータを書き,黒い面が内容物に接するようバイヤルの中に入れて密封して持ち帰らせました。
後半のビーズ細工では,4種類の塩基に見立てた4色の「竹ビーズ(2分竹)」と丸大ビーズを細いワイヤーで”編む”工作で,塩基の相補性のペアーを定める点が肝心です。これには父母にも参加してもらいました。目標は12段(bp),全員がクリアーし,18bpまで編んだ人もいました。手芸店でビーズを買う際に,2分竹は6mmストロー,丸大は3mm球,と呼称が変わってきているのに気づきました。(芳賀)

<今村優希>
 今回は高学年の子供たちが多く、また参加者が少なかったこともあり、難しい作業もさくっとこなしていたことが印象的でした。実験もスムーズで、皆大量のDNAを抽出できていました。DNAってこんな色なの?など、普段考えていないような質問が飛び出し、スタッフ側も刺激を受けました。どの溶液が何をするのかも、ざっくりとですが理解しているようで、さすがキッズⅠだなと感心しました。DNAストラップ作りでは、2つの色のビーズををセットにするという作業を行いながら、AT, GCがセットになるというDNAの構造を理解することができました。親子ともに、そしてスタッフも一緒になってDNAビーズを作成し、楽しみました。親御さんが子供たちに教えるだけでなく、子供たちが一番最初に完成させて親御さんに教えているような場面も見られ、親子で楽しめるいい時間になったと思います。
ブロッコリー100粒と言っていたのですが、結局皆1/2束の花芽をすりつぶしてDNA抽出を行なっていたため、たくさんのDNAが抽出できていました。一方で、100粒未満の子ではDNAがほとんど見えませんでした。実験の達成感を味わうためにも、最初の花芽の数はきちんと指導すべきだと感じました。

<高瀬勇気>
サイエンスキッズへは初の参加でしたが僕としても学ぶことが多く、とても有意義な時間を過ごすことができました。会の前半ではブロッコリーからDNAを抽出するのですが、とても成功している人、全くもやもやが現れない人など様々でした。ブロッコリーの量が少なかった、うまく混ぜ切れていなかったなど様々なことが考えられますが、その理由を一緒に考えたり、できた人からもらったりと対応ができたのは良かったと思います。キッズ内でも「どうしたら成功した」「これが失敗の原因じゃないかな」という会話が自然とされていたのを聞いて、皆が実験に興味を持ってくれていることを嬉しく思うと同時に、しっかり考えながら手を動かしているんだなと感心しました。
ストラップ作りでも協力や譲り合いが見受けられ皆で楽しく作成することができました。中には取り出したもやもやと関連付けDNAに対して自分なりの理解をしている子もおり、この会が彼ら彼女らにとって有意義なものになってくれたことを実感しました。

<中井彩加>
 今回はキッズⅠということもあり、スムーズに進みました。ブロッコリーのDNA抽出実験では抽出過程が面白かったようで、何度も実験を行っているキッズもいました。DNAというととっつきにくく、理解するのが難しそうな印象を受ける方もいると思うのですが、今回の実験を通して身近に、実感を持って理解してもらえたように感じました。後半のDNAビーズでの模型づくりも多くのキッズが器用に完成させていました。18段以上の長いDNAを作り上げているキッズもいました。親御さんも含めてキッズみんなで和気あいあいとしながらで、全体的によい雰囲気でした。
ブロッコリーの抽出実験も、ビーズでのDNA工作も身近にあるもので手軽にできるので、今回興味をもった方はおうちでも実験したり、工作してみてほしいと思います。特にDNAの抽出実験に関しては玉ねぎやバナナなどでもできるので、条件を変えたりして実験してみてはいかがでしょうか。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類3年
中井彩加

タグ:

11月3日(木/休)サイエンス・キッズ

「モーターを使った電子工作をしてみよう」

会場:筑波大学 2B503 実験室

午前の部: 9:30-12:00
午後の部: 13:30-16:00

  • 目的
    • ブレッドボードの使って電子回路工作を行う
    • 電子部品の使い方を知る
    • 自分の手で動くおもちゃをつくってみる

 

●参加者

講師: 芳賀先生、大久保

スタッフ:藤井、新堀、大久保

午前:キッズ22人/保護者15人 午後:キッズ13人/保護者11人

参加者計: キッズ35人/保護者26人

  • 所要時間

【午前】

9:10~9:40 受付

9:40~10:50 LED点灯回路 + 基礎知識

10:50~ トランジスタ

11:50~ 振動モータ

【午後】

13:10~13:40 受付

13:40~14:30 LED点灯回路 + 基礎知識

14:30~ トランジスタ

14:50~ 振動モータ

 

  • 内容

電子回路工作を行う際に使用する基本的な部品数種類の使い方を覚えて、モータで動くおもちゃの工作を行う。

詳細な資料はこちら-> https://drive.google.com/drive/folders/0B8_L4LqLscVocXo5V1hWZkpKNm8

3c95ba28-2dfe-40d1-b800-042c2f9d999c fullsizerender img_0891

 

 

  • スタッフ感想

<藤井>

今回は事前学習をせず、当日も流れをスタッフの一同で確認できておらず、大久保くんのフォローをスタッフとしてこなせていなかったと反省しております。次回以降は当日の流れを大まかでも把握し、しっかりこなせたらなと思います。
ブレッドボードを用いた電子工作でしたが、一箇所隣にずれてしまっていたり、ダイオードが逆になってしまっている子がたくさんいたのですが、指で指しても間違えが伝わらず、スタッフが修正してしまいました。子供にもっと問題解決のために、何が間違っているのか考えてもらう時間があってもよかったかなと思っています。
子供の頃からこのような電子工作に触れる機会があるのは羨ましいです。電子工作の存在すら知らず、大学生になって焦って遊び始めた僕ですが、自作するのは大変ですが、ある程度はわかるようになってくるものです。難しいから嫌だと屈せず、一緒に学びましょう!
<新堀>
<大久保>
 今回は、ブレッドボードを用いて振動モータを動かす回路をつくりました。抵抗、トランジスタ、フォトトランジスタなど普段の生活で目にしたことがないような電子部品を様々に組み合わせて、暗くなるとLEDが点灯する回路だったり、振動モータが動く回路などを作成しました。
ブレッドボードを用いて電子回路工作をすると、やけどやはんだ付けの間違いの心配がなく気軽に工作が楽しめます。
世の中に売っている電気を使った製品の中には、今回学んだ部品をつかって回路を少し発展させたようなものがたくさんあります。
このような電子回路工作が好きで、趣味にしている人のことを「Maker」といいます。「Maker」は、すべての人が思いのままに、あらゆるテクノロジーを遊び、いじくり、改造することを楽しんでいます。

みなさんも、調べながら、聞きながら、間違いながら、試行錯誤をして、いろいろな電子回路をつくってみましょう! Let’s Making!

電子回路の世界を少しだけでも覗いたことがあると、いつか電気を扱ったり、機械を扱ったりするときに、きっと何かの役に立つかもしれません。
キッズのみんなの中には、今回の電子回路工作が楽しかった子、なんだかよくわからなかった子、楽しくなかった子、いろいろいると思います。僕が一番嬉しいのは、今回の体験をしたことで、みんなに、 ああ、電子回路や、電気を使ったものって、こういう小さな部品が何個も組み合わされて動いているのかなぁと、なんとなく感じてもらえることです。
みんなが大人になる頃には、今では想像がつかないような素晴らしいモノ、面白いモノが生まれているでしょう。そんな時に、ふと、これってどうなっているのだろうか、どうやって出来ているのだろうか、と考えることのきっかけになれていたらとっても嬉しいです。
執筆者
おおくぼ
タグ:

2016年7月23日 於 筑波大学

  • 目的

アルミの細い管を曲げる工作をします。慎重に力を加えて曲げるので,低学年の人は大人が手伝ってあげてください。

舟を走らす時はローソクの火を使って水蒸気を吹き出させます。やけどに注意しましょう。

●参加者

講師: 芳賀先生

スタッフ:杉原翔吉、久保友汰

午前:キッズ20人/保護者11人

参加者計: 31人

  • 所要時間

【午前】

9:30~ 受付と説明

10:00~工作

11:30~ 船を浮かべてみる

11:50~ まとめ、解散

12:30  後片付け

  • 内容

ろうそくの熱で水を水蒸気に変えてそのエネルギーを使って船が進むという簡単な蒸気機関です。水を入れるアルミパイプをまげてボイラーとし、それをろうそく立てのあるスチロールの船に取り付けました。熱が逃げないようアルミ箔で作った覆いを被せて完成です。作った船は実験室のシンクに作った池で実際に走らせました。

IMG_0380  IMG_0381  

DSC_0342

  • スタッフ感想

<杉原翔吉>

今回の工作ではアルミのパイルを曲げる加工が子供たちにとって一番難しかったようです。ろうそくの熱がパイプ内の水に効率よく伝わるように三回乾電池に巻き付けてコイルを作るのですが、最初の一巻き目にみんな苦戦していました。自分はここで頑張るのも一つの勉強になるかと思っていましたが、何度も失敗してやる気をそがれてしまった子もおり、力や器用さを小学生の立場で考えてあげられていなかったと反省しました。その後に使ったカッターナイフでもけがをする子がいて、工作前に芳賀先生が注意していたとはいえ、スタッフがもっと工作の様子に目を配る必要があったと感じました。

完成した船はほとんどの人が動いたようで良かったです。これを機会に水蒸気のパワーやそれを利用した昔の人々の工夫、見えないパイプ内での現象におもいをはせてくれると良いなと思います。

 

<久保友汰>

今回私たちはポンポン船の製作を行いました。
毎年ある難点としてやはりアルミパイプを曲げる作業があげられます。
この作業はポンポン船をうごかすエンジン部に当たるため慎重に作らねばなりません。
しかし子どもたちにとっては固いため何度も失敗している子が多く見られました。
またその他にも火をよけるカバーの固定などにも若干の難しさが見られました。
もし来年またやる機械があればそれらを改善したいです。

 

  • 主宰者の一言

直径3mm,長さ330mm のアルミパイプの真ん中あたりを丸く曲げて2回り半のコイルを作り,パイプの中に水を入れてコイル部分をろうそくで熱するだけで,それがエンジンになって船が進む… という不思議さを感じさせたくてこのテーマを設定しました。でも,キッズたちは,船が走るおもしろさに歓声を上げるものの,その不思議さはあまり感じていなかったように思います。一番感じていたのは,もしかして私だったでしょうか。

アルミパイプ端付近の水が細かい波になっていて,ろうそくの火がある限り,規則正しいサイクルを繰り返していることに感動します。この私のびっくりを言葉にしてキッズに気づかせたいのですが,押しつけになってしまわないように,さざ波をじっと見ている私の視線から何かを感じ取ってくれることを願うだけでした。

一昨年は,直径10mm の木の丸棒にアルミパイプを巻き付けてコイルを作りましたが,うまく曲がらなかったり,折れたり,巻き付いたアルミが木に食い込んで外れなくなったりしました。そこで,昨年,木の丸棒をやめて,やや太くて食い込まない単3電池の廃物にしたところ,失敗が少なくなりました。単3電池の直径は14mm です。その代わり,ろうそくの炎が効率よくコイルに当たるような工夫が必要になります。

私は,パイプの中で,沸騰,蒸気圧で水の噴出,減圧で水の吸い込みというサイクルを細かくくり返している(であろう)このエンジンが,相変わらず不思議でなりません。 (芳賀)

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類1年

杉原翔吉

タグ:

2017年3月
« 2月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

カテゴリー