芳賀サイエンスラボ

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2018年06月24日 於 筑波大学

●目的
子どもたちの大人気昆虫であるクワガタをテーマに観察を行い、飛ばせてみたり歩き方を真似てみたりしてクワガタムシへの理解を深める。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 八畑知礼、水木陽菜

午前:キッズ54人/保護者40人
午後:キッズ34人/保護者25人

参加者計: 153人

●所要時間
【午前】
9:30~  自分が考えるクワガタのスケッチ
10:00~ クワガタムシについて説明
10:20~ 配布したクワガタのスケッチ
11:00~ 体の構造について説明

11:10~ 飛ぶ様子の観察

11:30〜 歩く様子の観察

【午後】
13:30~  自分が考えるクワガタのスケッチ
14:00~ クワガタムシについて説明
14:20~ 配布したクワガタのスケッチ
15:00~ 体の構造について説明

15:10~ 飛ぶ様子の観察

15:30〜 歩く様子の観察

●内容
まず始めに自分が頭の中で思い描くクワガタのスケッチを行なった。続いてクワガタの種類や採集方法について説明があった後、実際にノコギリクワガタのペアを参加者全員に配布した。そしてオスの背側とメスの腹側をスケッチした(下の写真)。

芳賀先生から体の構造について説明があった後、割り箸を使ってクワガタを飛ばし、その様子を観察した(下の写真)。

最後にクワガタが歩く様子を観察し、三人一組になって足の動きを再現した(下の写真)。

●スタッフ感想
<水木陽菜>

参加者が多く、とても賑やかな回になりました。クワガタムシの名前の由来やたくさんの種類、部位の名前など、クワガタムシについてたくさん勉強しました。
クワガタムシを見てみると、想像だけでは分からなかった細かい特徴や、体の仕組みを発見できていました。クワガタムシの歩き方を真似してみようというときには、普段歩き方をじっくりみることは少ないと思いますが、ずっと見ているとだんだん特徴が掴めてきて、実際に体験することの大切さを感じてくれたかな、と思います。
なんの抵抗もなくクワガタムシを触ったり、ワクワクした面持ちで飛ばしてみたり、ムシ好きなキッズがたくさんいて嬉しかったです。
スケッチが苦手そうなキッズとは、ヒントを出しながら一緒に観察できたのは良かったところだと思いますが、歩かせたり飛ばしたりするのに夢中になって観察が滞ってしまったキッズたちとスケッチに勤しめなかったのが反省点です。
終始キッズたちの想像力の豊かさと圧倒的観察力に驚かされ、私自身とても楽しむことができました。
持ち帰ったクワガタムシたち、ぜひ元気に飼育してみてくださいね。

<八畑知礼>

普段あまりクワガタに触れる機会がないキッズにとっても、虫好きのキッズにとっても、今回の活動はクワガタという生き物について詳しく知り、また観察する良い機会になったと思う。

活動の冒頭では自分が想像するクワガタの姿をスケッチしてもらったが、ほとんどのキッズは脚の数がわからなかったり、頭胸腹といった昆虫の体の構造について知らなかった。またクワガタを以前見たことがあるというキッズでも正確に描けたキッズは少なかった。しかし私はこの活動こそがキッズにとって良い経験になったのではないかと思う。自分ではわかっているつもりでいても実はわかっていないということを認識する、この活動がその後の観察とスケッチに活かせたキッズが多かったように感じた。中には自分の想像と実際の観察で気づいたことの違いを報告してくれるキッズもいて、その視点の面白さや観察力の鋭さに驚かされた。

わかったつもりで終わらせず自分が見たことを大切にする、今回の活動がキッズにとって、そのような姿勢で生物や自然観察に臨むきっかけになってほしいと強く感じた。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類2年
八畑知礼

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2017年06月10日 於 筑波大学

●目的
滑車を使って「重さ」を実験してみる

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 中島拓幹、杉原翔吉、照屋林一郎、中井彩加

午前:キッズ42人/保護者28人
午後:キッズ51人/保護者32人

参加者計: 153人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ 滑車装置の作成
11:00~ 自由に実験
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ 滑車装置の作成
15:00~ 自由に実験
15:50~ まとめ、解散
16:30  後片付け

●内容
1.定滑車
①一つ一つのおもりにモールを通してS字にしておく
②黒いボードを小さい黒い板を使って写真立てのように机の上に立てる
③定滑車と木の棒をボードの上の方に両面テープを使ってはる
④ひもの両側に結び目を作り、片側を画びょうを使って木の棒に固定しておく
⑤おもりを片側に吊るし、ひっぱってみたり、もう片方にもおもりを吊るして釣り合う地点を探す

 

2.動滑車
プーリーをひもにおいて、プーリーの真ん中にS字にしたクリップをかけ、おもりを吊るし、ひもにもおもりを吊るすことで釣り合う地点を探す

3.プーリーを何個も組み合わせるなど、自由に工夫して装置を作成してみる

●スタッフ感想
<照屋林一郎>
重さの実験では、わずかな道具とヒントを元にキッズ達がいろんなことを、いろんなものを考え、作っていました。質問や要望を言ってくるキッズ達がたくさんいて、今回はスタッフが4人いたのでなんとかなったという感じでした。ただそれでも、全体的に満遍なくというわけにはいかなかったことが悔しくおもいます。最後の自由に考えてやるというところで、何をすればよくわかってないキッズがいたので、説明をちゃんとした方がいいかなとおもいました。最初に、博士の井戸から、今回の滑車を連想させる話で、俳句も加えてきたりと少し難しかったですが、なるほど、とおもいました。事前準備も120人分ということでとても大変でした。早めに事前講習をすることをお勧めします。

<中島拓幹>

今回は滑車を使った釣り合いの実験でした。まず実験装置を組み立てることが難しく、苦労している子が多い印象でしたが、変わった発想で上手く組み立てている子も見られて楽しかったです。

実際に動滑車と定滑車を使って釣り合う重りのバランスを見つける場面では、滑車による働きの違いに驚き、理由を考えてくれました。発展させて数を増やし、形を変えると共に、摩擦やプーリーの角度の影響が大きくなって、理論と合わなくなってしまいますが、それに気づくこともいい実験になったと思います。

低学年の子にとっては少し難しかったかもしれません。大きくなって、この実験を思い出した時にまた挑戦してほしいと思います。

<杉原翔吉>

今回のサイエンス・キッズはハカセ曰く「不親切な」実験教室でした。定滑車と動滑車の例を一通り示した後、あとは特に全体で説明することはなく、キッズ達の工夫と遊び心に任せるというものです。一応の目標は「動滑車を使うことで重いものを小さな力で動かす」ということで、年上のキッズ達はそれに向けて工夫していましたが、一方では定滑車をたくさん組み合わせてピタゴラスイッチのようなものを作ったりとそのキッズ達の年齢に合わせて楽しめていたのではないかとおもいました。
反省点としては、特に動滑車がうまく動かないことが多かったのですが、これは主に中心に刺したクリップの動きが悪いか、動滑車を支える糸が平衡になっていなかったときによく起こるアクシデントだったように思います。来年度のスタッフは注意してみてください。

<中井彩加>

滑車装置作成の基本の工作は、苦戦しているキッズもいましたが、みな上手にできていました。その後の自由に滑車装置を作成する部分では、科学という面では不十分な部分もあったかもしれません。ただ、創作意欲や独創性が見られた点でよかったのではないかと思います。ほとんどのキッズが滑車に関してまだ学校で学習していない段階で、将来授業の時に思い出してもらえると経験と知識がつながり、より良い学習ができるのではないかと思います。

スタッフとしては、事前講習の時間が足りなかったので、もっと余裕をもつべきだきでした。また、当日キッズ全員はサポートしきれていなく、スタッフリーダーとしてサポートの仕方ももう少し考えるべきだったと思いました。

 

記入者
筑波大学 人間総合科学研究科フロンティア医科学専攻 修士1年

中井彩加

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2018年5月13日 於 筑波大学2B401

●目的

顕微鏡で葉や樹木の気孔の観察をする

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 谷口心平、吉野葉月

午前:キッズ23人/保護者13人

●所要時間
【午前】
9:30~ 開始、先生のお話
10:00~ 顕微鏡の使い方(スタッフ)
10:15~ 剥ぎ取り
11:15~ レプリカ説明
11:20~ 葉の採取
11:35~ レプリカ法

12:10~解散

●内容
顕微鏡の使い方を学び、はぎ取り法でつくったプレパラートでの観察。

その後、構内の樹木を採集しレプリカ法で同様に気孔を観察した。

 

 

●スタッフ感想
<谷口心平>

今回は植物の気孔の観察。顕微鏡の扱い方を学びながら、トキワツユクサ(Tradescantia fluminensis別名ノハカタカラクサ)の気孔をはぎ取り法で観察した。また最後には2学食堂前の自転車置き場付近の樹木(ナツツバキなど)から葉を採取し、レプリカ法で観察した。ほぼ全員のキッズが実際の気孔を観察出来ていた。やはり科学において「自らの目で直接みる」ことに勝る学びはない。その点顕微鏡は最も基本的で有用な実験器具であるので今回のサイエンスキッズを今後、科学を高校大学と学んでいくキッズにとって重要な経験としてくれれば嬉しい。

準備としてツユクサを探したが見つからず、当日は先生にご持参いただいた。実験的にキャベツ、レタス、セロリでもはぎ取り法を試したところ、新鮮な素材に限りレタスで気孔が観察できた。ほか二つは試料に向かない。気孔についてなどの事前知識は芳賀先生のPPにて紹介されるが、顕微鏡の使用方法やはぎ取り法、レプリカ法の方法はスタッフが説明する。先によく勉強しておくべき。また当日の朝は少し早めに実験室へ行き、予行すると良い。倍率は油浸レンズ以外は全て活用したが、高倍率レンズのピントの調節は積極的にお手伝いする必要がある。特に微動ねじの使い方やステージの動かし方など、まだ慣れないと難しいところはスタッフが手早く調節してあげると 良い。成功の可否の全てはプレパラートのクオリティなので妥協せず、たくさん作ってみることがコツだと思った。

<吉野葉月>
葉の気孔を2種類の方法で観察しました。1つは剥ぎ取り法というやり方で、葉の薄皮を剥ぎ取り、染色してそれ自体を観察するという方法です。前回、前々回に比べて、薄皮を剥ぎ取るのに苦戦している子供達が多かったです。親子で協力して、薄皮剥ぎに夢中になっている光景を見て、温かい気持ちになりました。苦戦はしていたものの、全員が気孔を観察できたのでよかったです。2つ目の方法はレプリカ法です。葉の表面に液体絆創膏を塗り、気孔などの構造を写し取る方法です。やり方は簡単ではあるものの、液体絆創膏が固まる前に剥がし、せっかく写し取ったのに消えてしまうというミスが多発しました。しっかりと液体絆創膏は乾かしたほうがいいですね。2種類の方法で、気孔を観察し、口みたいな構造で気持ち悪い!すごい!などと色々な感想が聞けて面白かったです。この実験をきっかけに、身近なものの構造を観察したり、不思議に思ったりできるようになってほしいと思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類三年
谷口心平

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2018年4月21日 於 筑波大学
●目的
ペーパークロマトグラフィーを使っていろいろな色素を分離させてみよう。
●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 水木陽菜、佐野千佳歩、椎名瞳
午前:キッズ9人/保護者8人
参加者計:17人
●所要時間
【午前】
9:30~ 受付
10:00~ ペーパークロマトグラフィーの説明
11:00~ 自由実験
11:50~ 片付け、まとめ
12:30  解散
●内容
何かの化学薬品を調べるときに、どんな物質が含まれているかを知るのにペーパークロマトグラフィーという手法を使います。葉緑体の色素を分離させるのに利用するのが有名ですが、今回は、マジックペンの色素を分離させてみました。
ろ紙に、調べたい色のインクを付着させ、水性ペンだったら水を、油性ペンだったらエタノールを吸わせて少し待つと、だんだんと色が溶け出して分離していきます。
赤のサインペンも、黄色とピンクが混ざってできていることがわかりました。
今回使った装置は、プラスチックカップと蓋を利用した簡単なものです。
自由に、いろんな色でペーパークロマトグラフィーを試してみました。


●スタッフ感想
<水木陽菜>
教科書ではよく見るけれど、実際に実験してみるのは私も初めてでした。同じ黒でも、水性と油性で違うのかな、とか油性ペンを水で溶かしたら、とか、たくさんの比較実験をしているキッズもいて、とても科学的な思考を持っているな、と驚かされました。一番きれいな色を見つけたり、いろんな色を混ぜてみたり、自由な発想でどんどん実験を進めていくのが印象的でした。
今回の一番難しかったところは、溶媒の量を調節するところでした。少なすぎても多すぎても失敗してしまい、同時にろ紙の長さも自分で調節しなければならなかったのは、時間がかかってしまうところだったかなと思います。ろ紙の長さをもとから調節しておいて、一度に入れる溶媒の量を決めておいてもよかったと思いました。
持ち帰ったたくさんのろ紙で、おうちでも実験してみてください!

<佐野千佳歩>
今回はペーパークロマトグラフィーの体験として、ろ紙でペンのインクを分離しました。参加人数が少なめだった為保護者の方にも参加していただけたこともあり、作業に失敗しているキッズは少なかったです。インクが溶媒自体に溶け込む可能性があるので、ろ紙の長さとコップに入れる溶媒の量は、スタッフがよく目を向けておきたい箇所だと思いました。また、コップが床に落ちてしまった際に何も対応できなかったので、臨機応変に動けるようになりたいと感じました。用意したペン以外にも、自分の持っているペンでインク分離を試みているキッズが多く、事前に伝えておけば様々なインクを分離できて楽しいかもしれません。口紅や印鑑を試しているキッズもいて、キッズの柔軟性がうらやましくなりました。キッズを見習い、自分でも実験してみたいです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類2年
水木陽菜

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2018年4月14日 於 筑波大学

●目的
自分の眼や耳の感覚、腕や指で温度や触れる感覚を調べたり確かめたりしてみよう

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 照屋林一郎、藤井啓太、金谷彩、木村美南、長谷川千晶、杉原翔吉

午前:キッズ43人/保護者34人
午後:キッズ38人/保護者53人

参加者計: 168人

●所要時間
【午前】                                                            9   : 00~ 案内と受付                                                                                                                                                                                                                9  : 50~  実験室の使い方の説明                                                                                                                                                                                       10:00~ 芳賀先生による実験(ブラックボックスの実験)
11:00~ スタッフによる実験(藤井:視覚、照屋:触覚、金谷:ハンガー)
12:30  後片付け、解散

【午後】
13:30~ 案内と受付
13:40~ 実験室の使い方の説明
14:00~ 芳賀先生による実験(ブラックボックスの実験)
14:30~ スタッフによる実験(藤井:視覚、照屋:触覚、金谷:ハンガー)
16:30  後片付け、解散

●内容
今回が初めてのサイエンスキッズという方たちが多かったこともあり、初めに実験室の使い方の説明から始まりました。それから、ブラックボックスの実験が始まりました。これは、閉ざされた箱の中にあるものを、傾けたり、ゆっくり動かしたりすることで「音」や「感触」を観察し、当てるというものでした。ただ振るだけでなく、様々な動かし方を用いることで、試行錯誤するという科学における謎を解き明かすことがどのようなものなのかを体験出来たのではないかと思います。

 

その後、各スタッフに分かれて実験を行いました。

触覚の実験をしているキッズ

ハンガーの実験をしているキッズ

●スタッフ感想
<照屋林一郎>                                                                               私は、子どもたちに実際に科学を体感してもらうという今回の実験の目的において、触角に関する実験を行いました。藤井さんの実験と少し関連して、視覚と触角というのがいかに密接な関係であるのかということについても体験してもらうために、目隠ししたり、背中を使って『見えない』という状況を作り出してみました。鉛筆を腕に二本当てているのに一本にしか感じないというのも見えなくなると尚更強くなるように感じてもらえたと思います。人によって、感じにくいこともありましたが、間隔を変えてあげると、一本に感じるようになるというのは、自分でも発見でした。「なら三本ならどうなの?」とキッズに質問されたときは、“科学”に足を踏み入れ始めていると強く感じました。                                      最後に楽しんでもらえるようゲーム形式で行った背中に書いた文字を当てる、というものは、やったことのある子どもたちが多かったですが、今回の目的に沿っていたの採用してみました。なかなか当てられないことに悔しがっていましたが、それが難しいことであるということが伝わっていたら良いと思います。生活の中で体験できるサイエンスは他にもたくさんあるので、日々の生活でそういったものを自分自身で探してみて、ぜひ試してもらいたいと思います。

<藤井啓太>                                                                                                                                                                                                                        子どもたちに体感してもらうガードナーの楽しい実験ということで、私は皆さんの視覚にアプローチする実験を行いました。特に、錯覚と両目であることの大切さについて体感してもらいました。
錯覚では、皆さんも目にしたことのあるような図形をまず見てもらい、実際に身の回りにある錯覚を一緒に考えました。芳賀先生からはたくさんの錯覚の図形を見せてもらえましたね。最近では、これらを利用したアート作品も多く、私自身興味のある分野になっています。
両目であることの大切さはどうでしたか。私がものもらいになって眼帯をつけていた頃は本当にノートを取るのが大変で、グチャグチャになってしまいました。そのときに鉛筆の先をあわせる実験について思いつき、今回は皆さんに体感してもらいました。
あまり感じられなかった子もいたようですが、皆さん楽しんでもらえたようでよかったです。次回はどんなことをしようかなと考えながらまた日々を過ごしたいと思います。

<金谷彩>
自分自身でサイエンス、ということで、私たちの身近で起こったり、起こしたりできることをしました。先生の箱の中身を当てる遊びの他、視覚や触覚における錯覚を使った題材やハンガーによる不思議な現象の体験、大気圧の実験などを行いました。キッズたちは理由を考えたり結果を予測し、実際にやってみることで楽しんでいたように思います。うまくいかなかったものもありましたが、原因を考えて工夫していきたいです。今回やったもののように身近なところに実は驚くようなことがあったりします。今回を起に、キッズに日常生活のいろいろなところに好奇心を持ってもらえればれば嬉しいです。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
照屋林一郎

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2018年04月08日 於 筑波実験植物園、筑波大学多目的グラウンド

●目的
身近に生息する帰化植物について知り、実際に観察する。

●参加者
講師: 芳賀先生

奥山さん(筑波実験植物園)

スタッフ: 八畑知礼、中井彩加

午前:キッズ22人/保護者18人

参加者計: 40人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付、植物園見学
10:30~ 芳賀先生による帰化植物の説明
11:00~ 筑波大学多目的グラウンドへ移動、観察
11:50~ まとめ、解散

●内容
前半は筑波実験植物園で、研究員の奥山さんに植物について解説していただいた。まず野菜について、野菜は帰化植物ではないことや、ひょうたんの使われ方、イチゴと蜂の関係について説明していただいた。また熱帯雨林温室を見学し、普段目にすることがないような珍しい植物を観察した。その後植物園内の研修展示室で芳賀先生から帰化植物についての説明があった。説明の後には筑波大学の多目的グラウンドへ移動し、実際に野原の植物を観察した。今回の観察ではヒメオドリコソウやホトケノザといった在来植物の他に、ミチタネツケバナやカラスノエンドウといった帰化植物を観察することができた。

●スタッフ感想
<中井彩加>

前半部分の植物園の方の解説はとても分かりやすく、キッズのみんなは先頭に集まって、興味津々な様子でした。いろいろ発見があったのではないかと思います。今回は時間が短く、すべてを回りきれていないので、また来てほしいみてほしいです。
後半の筑波大学内での野草の観察に関して、本日は天候を少し心配していましたが、晴れて気持ちがよく、花を観察するのにぴったりでよかったです。私たちスタッフが下見をしたときには発見できなかった植物をキッズたちはたくさん見つけてくれて驚きました。キッズたちはみんな注意深く観察していたので、植物の特徴や、野原にはたくさんの帰化植物や外来植物が生えているということも理解してもらえていたらいいなと思います。

<八畑知礼>

今回は筑波実験植物園で野菜や熱帯の植物について研究員の奥山さんからお話を伺った後、筑波大学の多目的グラウンドで帰化植物を含む春の植物について観察を行った。子どもたちは普段、昆虫などの動物に触れることはあっても植物についてはあまり詳しく観察したことがなかったようで、興味を持って活動に取り組んでいた。観察を行なった多目的グラウンドでは、当初の目的である帰化植物を多く観察することができたが、同時に日本に古くから自生する在来の種についても観察することができた。特にタンポポに関してはセイヨウタンポポとカントウタンポポの2種類に加え、両者の交雑個体も見られた。このような状況を改善する方法についてキッズたちに尋ねたところ、帰化植物を全て駆除すればいいという意見や、それでは帰化植物がかわいそうだという意見など、様々な答えが返ってきた。このような観察が、在来生態系に与える帰化植物の影響を評価することの重要性や、在来植物保護の最も有効な方法とは何か、などについて考えるきっかけになってほしいと強く感じた。

記入者
筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 2年
八畑知礼

2018年03月16日 於 筑波大学

●目的
土壌のでき方、層位の変化に重点を置いて、見た目、土色、持った感じ、重さ、構造などの違いを知る。
マイクロモノリス上で学んだことをキッズが自ら再現することにより、知識の定着、より深い理解を狙う。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ: 三林 翠、島田 紘明
午前:キッズ13人/保護者12人
参加者計: 30人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と紙芝居
10:00~ 土壌断面観察、土色・土壌構造の観察、落ち葉めくり
11:00~ マイクロモノリスづくり
11:50~ まとめ、解散

●内容
土壌とは何か、土壌の層位名、土壌の生態系内での働きについてまとめた紙芝居を見てもらい、土壌に関する基礎的な知識を知ってもらった。その後、実際の土壌断面観察、同じ断面から取り出した土壌の観察、落ち葉めくりによる落ち葉が分解されて土になっていく様子の観察を行った。最後のマイクロモノリスづくりでは、その日に学んだことをキッズたちにそれぞれの作品上に再現してもらった。

●スタッフ感想
<島田 紘明>
去年までとは異なる手続き上の問題などが発生し、多少焦ったところもありましたが、当日は天気にも恵まれ、おおむね予定通り進行できました。「汚れるから触りたくない!」という子が一人もおらず、みんな積極的に土壌に触れてくれたので非常にやりやすかったです。今後どこかで土壌を見た時に、今回学んだことを思い出してくれるといいなと思いました。

<三林 翠>
子供たちに土壌の事を知ってもらい実際に触れたりしながら学びに繋げられたのでとても良かったです。

<木村美南>
今回のサイエンスキッズは土壌研の島田さん、三林さんにご協力いただき、身近だけど普段あまり気にかけることのない「土壌」について、その役割を学びました。土壌に関する紙芝居、ワークシート、島田さん三林さんのわかりやすい説明がキッズたちの理解を助け、参加したキッズたちは一気に土壌への興味を持てたと思います。私はスタッフとして落ち葉拾いの講座を担当しました。緑色の葉っぱが徐々に黄色くなり、茶色がかってきて黒く小さくなる、その過程を、実際に落ち葉を並べながら観察しました。
また今回はキッズⅠの子供達の講座で、卒業にあたり今日が最後というキッズもいました。保護者の方も今日が最後なんだな、といつもつけてもらっている名札をじっと見たり、キッズも「普通ではできない実験・経験ができて楽しかった」と話してくれてとても感慨深かったです。
これからもサイエンスキッズがキッズたちの心に残り、科学への興味のきっかけとなってその後の学びの土台となる存在であればいいな、そう思った講座でした。

<須藤裕子>
今回は土の会でした。このテーマでサイエンスキッズに参加することは初めてであり、また自分もあまり知らなかった分野だったため会が始まるまでは少し不安でした。キッズⅠ対象でしたがはじめて参加するキッズが多くてびっくり。会の最初に三林さんから紙芝居で説明がありましたが、みんな楽しそうに聞いていてよかったです。前半では土壌断面観察、落ち葉めくり、土壌の観察をローテーションで行い、私は落ち葉めくりを担当しました。落ち葉めくりでは、すべてのキッズが土壌付近になるにつれ落ち葉の色が変わっていくことに気付いてもらえてうれしかったです。反省点としては落ち葉めくりのために新聞紙に穴をあけ、観察用のシートを作ってもらったのですがキッズによって大きな穴を作ったために観察時にこちらが想定していた通りにいかなかったことがあったことです。
また、マイクロモノリス作成では最後の仕上げとして水に溶かしたボンドを吹きかけたのですが乾ききらない作品がほとんどだったため、工夫が必要だったなと感じました。

記入者
筑波大学 生命環境化学研究科 生物資源科学専攻2年
島田 紘明

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