芳賀サイエンスラボ

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2014年4月26日(土) 於 筑波実験植物園、筑波大学多目的グラウンド

●目的
子供たちに植物を観察してもらい、帰化植物について理解を深める。

●参加者
講師: 芳賀先生
スタッフ:岡安祐佳、福田あずみ
午前:キッズ6名/保護者6名/キッズ外(キッズの御兄弟)2名
全参加者人数 講師1名、スタッフ2名、キッズ6名、保護者6名、 キッズ外2名、計17名

●所要時間
【午前】
9:00~   受付
9:30~   芳賀先生から説明
9:40~   筑波実験植物園見学
11:00~  筑波大学多目的グラウンドにて、帰化植物の観察
12:00    終了・解散

参加人数が少なかったため、午前中のみ実施。

●内容
筑波実験植物園見学
植物園内を研究員の方に案内して貰いながら、見て回った。クイズや写真を見せながらの解説を頂いた。また、セコイヤ・メタセコイヤの違いでは落ちている種を拾って比較したり、バニラの木では匂いを嗅いでみるなど、子どもの興味を引くような説明も多く行って頂いた。上記の他、野菜の花(様々な菜の花)・コシガヤホシクサ・着生植物などについても観察を行った。

帰化植物の観察
筑波大学内の多目的グラウンドに移動して、植物の観察を行った。事前に調べていた植物については、その名前を一覧にしたプリントを芳賀先生が作ってくださった。これを子どもたちに配布し、見た植物に丸をつけてもらった。名前のわからない植物や、疑問に思ったことは芳賀先生とスタッフに聞いてもらうことで解決した。最後に、多くの子どもたちが見つけられなかった植物については全員を集めて、実物を見せ、芳賀先生からご解説頂いた。

●スタッフ感想
生命環境科学研究科 生物科学専攻1年次 岡安祐佳
 植物園見学では、研究員の方からていねいな解説をしてもらいながら、見学をすることが出来ました。知識が無いと注目できない植物の紹介も多く、普段自分たちだけで回るのとは一味違った植物園を感じてもらえたのではないかと思います。しかし、移動の際は子どもたちがそれぞれ見たいものの方へ行ってしまい、大きく広がってしまうことがありました。注意を促すと一旦は戻ってくれましたが、再び興味があるもので立ち止まってしまう、ということもありました。子どもたちの興味は優先したいですが、集団としてのまとまりを持った行動に誘導していけるように、気をつけたいと思いました。
 多目的グラウンドでは、子どもたちが積極的に植物を観察するとともに、質問もたくさんしてくれました。「面白い形!」や「この花きれい!」など、それぞれの草花について感想を持ってくれたようだったので、気に入った植物だけでも子どもたちの印象に残ってくれたらと思います。
また、今回のテーマは「帰化植物」でしたが、興味を持った子どもは少なく、帰化植物への理解が進まなかった点が、大きな反省点だと思います。この要因には、帰化植物が何なのか伝えないまま観察を始めてしまったことや、ほとんどの植物が帰化植物であり探すことのわくわく感が持てなかった、ということが挙げられます。始めに帰化植物の説明をしてから観察を開始する、また、反対に在来植物を探してもらうといった形の方が、子どもたちにも興味を持ってもらえたかも知れないなと感じました。

生命環境科学研究科 生物科学専攻1年次 福田あずみ
今回のサイエンスキッズは植物園の見学と筑波大学構内での観察会との二部構成でした。植物園見学では、施設職員の方の案内の元、園内の一部を見て回りました。噛み砕かれた丁寧な解説やクイズ形式での問いかけに子どもたちも楽しみながら見学が出来たようでした。一方で、横道に逸れてしまったり別のものに興味を惹かれてしまったりするキッズたちの誘導が上手く出来なかったように思います。子どもたちの好奇心を妨げないようにしつつ、集団行動を円滑に進めるのは難しいと感じました。
 後半、大学構内での観察会では子どもたちから次々と質問を受け、子どもたちの意欲の高さを目の当たりにしました。しかし、テーマであった「帰化植物であるか否か?」については子どもたちにはあまり重視されなかったようで、純粋に様々な草花に触れる機会に変 わっていたようにも思います。フィールドの中で爆発する子どもたちの好奇心やエネルギーは素敵なものですが、それを如何に集約し、ただ「遊ぶ」のではなく思考する機会に変えていくかは技量の問われるところなのだと感じました。

記入者
筑波大学 生命環境科学研究科 生物科学専攻1年次 岡安祐佳

2012年4月22日  筑波大学野生の森横グラウンド、筑波実験植物園

●目的

身の回りにある帰化植物の姿や名前を知ってもらう事で、野生植物に興味を持ってもらう。また生物の流入などにも触れる事で環境問題も学ばせる。

 

●参加者

講師:芳賀先生、堤先生(植物園所属)

スタッフ:長谷川和也(生物M1)、田中みさよ(芸術M1)、三浦一樹(資源3年)

 

●時程

【午前】

9:15  受付(植物園駐車場)

9:30  講義(植物園研修棟)

10:00 筑波大に移動。グラウンドで帰化植物を探した。

11:00 植物園に戻り、堤先生の園案内

12:00 解散

【午後】

13:15 受付

13:30 講義

14:00 筑波大に移動。グラウンドで帰化植物を探した。

15:00 植物園に戻り、堤先生の園案内

16:00 解散

 

●内容

芳賀先生が周囲で見られる帰化植物の名前や姿の特徴、日本に流入した由来などの講義を行った。まずは外来種の説明から入り外から生物が入ってくることを理解させてから、帰化植物の説明に移った。

その後植物園を出てグラウンドに移動した。移動の過程やグラウンドにて、花の咲いている植物を5種以上採取すること、と指示を出した。最後に皆の採取した花の名前を教えてその場は終了。

その後植物園に戻り、堤先生が園案内を行った。午前中は園の概要と見頃の植物を軽く回るコースで、午後は雨が降ってきたので温室を中心に回った。

 

 

●スタッフ感想

【田中】

今回初めてサイエンスキッズにスタッフとして参加させていただいたのですが、子供たちと一緒にサイエンスに触れる機会というのは、とても新鮮で楽しかったです。

私も、普段タンポポくらいしか目にとまらない野の草花ですが、子供たちにとっても、ここまでまじまじと見る機会はあまりないのではないでしょうか。

最初に外来植物・帰化植物についての話が少しあって、そのあとに、「あ、これさっきのあれだ」とか、「これカントウタンポポじゃない?」という声を聞いたり、話に出てきたものじゃなくても「こんなもの見つけた!」という発見の瞬間を見れたりしたのは、すごくうれしいことだなあと思いました。

植物園で研究をされている方に直接お話を聞けたりだとか、その前にまず植物園の植物がとても面白かったり、いろいろと刺激を受けました。

【三浦】

外来植物の回として、大学のグランド脇と実験植物園で植物観察を行った。

外来植物について概説し、子供たちに実際の植物にいろいろ触れてもらったことがとてもよかった。

ただ、実験植物園内の観察とグランド脇の観察の目的が乖離してしまっていたような気がした。

日本の本当に身近に存在する外来植物の話と入ってくる前、つまり海外にはどのような植物があるか・・みたいなストーリーの連続性をもう少し強調できたらよかったらと思った。

あとは、私自身植物をあまりよく知らなかったのでもっと勉強してから望めばよかったとも思う。

【長谷川】

最初の芳賀先生の講義は元々大人向けに作られたスライドで、易しく説明しても子供にはまだ難しいか?と思った。しかし皆興味津々に聞いており、講義のあとのグランドでの観察は、講義で出た植物に関してきちんと説明が出来ている子が多く驚いた。ただ、例年に比べ花の咲いている種類が少ない点が残念だった。

 

 

記入者

長谷川和也

筑波大学大学院一貫制博士課程生命環境科学研究科環境バイオマス共生学専攻 環境植物生理学研究室所属


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