芳賀サイエンスラボ

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2015年10月3日 於 御前山

●目的
 川虫を自分で捕まえて観察し、また川虫を試食することで川虫を理解し親しみをもってもらう。

●参加者
 講師:芳賀先生
 スタッフ:相澤良太 平山夏樹 伊藤佑希
 午前:キッズ16人 /保護者22人
 参加者計:42人

●所要時間
~9:30 受付
9:30~ 注意点等
9:45~ 第一回採集
10:15~ 採集した川虫の観察及び解説
10:30~ 第二回採集
11:00~ 川虫の試食、まとめ
11:20~ 片づけ

●内容
 那珂川の浅瀬に入り川虫の採集を行った。採集の方法は小型の網を流れの下流に置き、その上流で石をこすったり転がしたりすることによって流れてきた川虫を掬い取るというものだった。観察できた川虫はカゲロウ、カワゲラ、トビケラ、ヒラタドロムシで、川虫以外には魚やカエルが観察できた。カゲロウ・カワゲラ・トビケラは数種類ずつ採集できていた。
ヒラタドロムシは幼虫成虫ともに見つかった。採集は2回に分けて行い、途中で取ってきた川虫を同じような見た目のものに分けたのち、先生が解説を行った。最後に長野県から取り寄せたザザムシの佃煮を参加者全員で試食した。
IMG_4371
採集の様子

【主宰者のひとこと】
実施予定日の10日前に茨城県内では記録的豪雨があり,常総市の鬼怒川堤防が決壊して大きな被害が出たことから,被害は報じられなかったものの,この回を予定していた大きな河川の那珂川の様子が気になり,豪雨の4日後に現地に下見に行ってみると,集合場所の大きな駐車場は区画が分からないほどに泥がつもり,ここまで冠水したことが分かりました。川は駐車場のすぐ下まで濁った水が滔々と流れていたので,日程を3週間延期することにしました。延期日の5日前の下見では,ようやく濁りも治まり,広い「瀬」も現れて,安全に観察できることがわかりました。
当日は天気もよく,例年通りの観察ができましたが,運動会と重なって参加者が減ったことは残念でした。しかし,『ざざむし』(天竜川の川虫の佃煮)の試食では,全部食べ尽くしてくれました。瓶詰めを送ってくれた長野県立上伊那農業高校の岩崎靖校長に感謝いたします。 (芳賀)

●スタッフ感想
<相澤>
先日の豪雨のため、水こそ引いたものの川虫が採集できるか心配でしたが、観察できる川虫はほとんど見ることができたのでよかったと思います。しかしながら、小さい個体がほとんどを占め、その数も少なかったことが残念でした。小さいものも観察できるようにルーペ等も準備しておくとよかったと思います。川虫は、大まかな種類しかわからず、もっと事前に調べておくべきだったことや、今回幸いケガや事故はありませんでしたが、流れた網を取りに走ってしまう子がいたので、よく見ておくべきだったことが反省点です。また、川虫の試食では嫌がる子もほとんどおらず進んで食べていたので驚きました。なかなかない経験なのでよかったと思います。

<伊藤>
今回は天気が良く、川での活動にはぴったりの陽気だったと思います。先月の豪雨で川の生態系が壊されているということで、川虫がどれくらいとれるか不安でしたが、キッズたちも満足できるくらい採集できたので良かったと思います。また、保護者の方々も夢中になってキッズと一緒に活動ができるのも、フィールドワークの醍醐味ではないかと感じました。
川というと魚ばかりに目が行きがちですが、今回は魚ではなく水生昆虫に触れ、キッズたちにも新たな発見があったのではないかと思います。これが様々な生き物への興味につながる糸口になれば、私たちスタッフもうれしい限りです。
また、川虫の佃煮を食べる前は恐る恐るつまんでいたにも関わらず、食べた途端においしい!と表情を変えるキッズたちの姿も印象的でした。

<平山>
水難事故が多い那珂川での活動でしたが、大きな事故なく無事に終えることができました。先月の台風に伴う増水で延期になったこともあり参加人数が少なかったですが、その分芳賀先生の講話もキッズたちに届き、スタッフの目も全体に行き渡りました。
川虫の数が思っていたよりも少なかったのが少し残念でしたが、それでもキッズは楽しんでくれたと思います。最後に既製品の川虫の佃煮をみんなで食べたのですが、これがキッズたちに大好評でした。
配布したネットが小さくて川虫を捕まえにくそうだと感じたので、大きめのネットを持っている人は各自で持ってくるように伝えるとよかったかもしれません。

記入者
筑波大学生命環境学群生物資源学類1年
相澤 良太

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【メンバー】Y田、O嶋、K村、A山、M野
【天気】晴れ
【受付での配布物・提出物】
【キッズの数】午前: 、午後:
【活動場所】那珂川御前山付近

【活動報告】
Y田
説明を待っている時間が長かったので、別のことを何かさせるか、説明のスペースを倍に増やすかした方が良いと思った。
石に興味を持つ子供が多かった。川にある石には様々な物語が秘められていると思うので、それをみんなでゆっくり考える回があっても楽しそうだと思った。

A山
先生が半数のキッズに説明している間、残りの半数のキッズが暇を持て余していたので、テーブルをもう一つ並べて説明場所を広げる、あるいはスタッフによる説明を同時進行で行う等、もっと効率の良い方法があればいいと思います。
一日中晴れて気持ちの良い日でした。9月の紫外線にはしっかりと対策が必要ですね。
川虫はあまり取れなくて残念でしたが、ウシガエルのオタマジャクシやハリガネムシなど、思わぬ生き物が取れたのが面白かったです。キッズたちには川の楽しさと恐ろしさが分かってもらえたと思います。

O嶋
今回の感想ですが、まず挙げられるのが、スタッフが多すぎたことではないでしょうか。芳賀先生のはなしでは、危険な場所にキッズを近づけさせないのがスタッフの第一の仕事だとのことでしたが、今回は、父兄の同伴もあり、危険な箇所も少なかったため、私は主に自分で川虫を探し、キッズにわたすという仕事をしていました。
また、私は川虫があまりとれず残念でしたが、さすがにあれだけ人数が集まると結構とれるものですね。魚の説明を私にさせていただいたことは光栄でした。また、網とバケツを返すとき、水洗いするように指示したほうが良かったと思います。今頃、 博士が洗っているかもしれません。

K村
・安全性について
那珂川は水難事故が多いために、事故が起きないか不安だったが、スタッフを安全な場所と危険な場所との境目に配置したのがよかったので、比較的危険な状態になる前に子供に警告できた。しかし、危険な場所にはロープなどで囲いをすればなおいいと思った。また、もし子供が流された場合に備えて救命具や浮き輪があればいいと思った。
・昆虫採集について
子供たちは比較的に熱心に昆虫採集をしているように思った。
しかし、何人かは夢中になりすぎて網を流してしまう子がいた。また、スタッフに昆虫の名前を尋ねられても答えられない虫が多かったので、スタッフはもっと昆虫の見分け方の打ち合わせや勉強をすればいいと思った。
・全体を通して今回のサイエンスキッズは大勢の子供たちや親御さんが参加してとても充実していた。子供だけでなく、大人も楽しめるので今後もこの回は継続した方がいいと思う。

M野
天気も良く、存分に川遊びができてキッズ達も楽しめたようでなによりです。自分もあれだけ大きな川に入ることは今までなかったので楽しめましたし、一見何もいないように見える川にあれだけの生物が住んでいることに驚きを覚えました。有意義な経験でした。怪我人もなく、よかったと思います。
意見なのですが、特に人数の多い前半で、捕れた生物の観察をしている間残されたキッズ達が、かなり暇そうだったのがどうかと思いました。かといって、一度に観察をさせるのも無理なので、残ったスタッフたちで何かやれないでしょうか。例えば、川虫の生態について簡単でいいので説明をするとか、水きりを教えてみる(安全に気をつけつつ)などして、時間をうまいことつなげたら、よりキッズが満足できるのではないかと思いました。

Y田


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