芳賀サイエンスラボ

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2016年2月25日 於 霞ヶ浦環境科学センター

●目的
地震について理解を深める

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 新堀剛史、杉原翔吉

午前:キッズ11人/保護者8人

参加者計: 19人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
9:40~ 説明
10:10~ 慣性の法則を利用した地震計の解説
10:50~ 電磁式地震計の制作
12:00  後片付け

●内容

まず、芳賀先生から「どうして地震が起こるのか」についての説明がありました。

慣性の法則を用いた地震計の解説。長い振り子の下におもりをつければ横からの地震の揺れが来てもおもりは揺れません。

ペットボトル内にコイルを固定し、その内部をネオジム磁石が地震動によって動くときに発生する起電力を測定することで揺れの大きさを測る、電磁式地震計を作りました。

コイルを巻いたり、ハンダでペットボトル底面に穴を開けたり少々煩雑であったり危険であったりする作業を伴いましたが、楽しく安全にできたと思います。

オシロスコープはスマートフォンアプリを利用しました。入力設定をmicにして使ってみてください。

<Android>SmartScope

<iPhone>Oscilloscope

パソコンの方はこちらのソフトウェア(無料)をご利用ください。

オシロスコープ単体は操作も難しく高価なのですが、アプリやソフトでも比較的精度良く測れるので試してみてください。

●スタッフ感想
<新堀剛史>
今回は人数が少なく午前のみでしたが、「どうして地震が起こるのか」や「どのように地震を測るのか」などの理解が深まったのではないでしょうか。また、工作では細かな作業もあったかと思いますが、集中して取り組めたと思います。イヤフォンのコードを削ることは結構難しいので、端子の部分のみ切り取って使うと良いかもしれませんね。特に電子工作は作ってみたあとに「どうしてこうなるのだろう」と考えてみることが大切です。ぜひこれからもたくさんコイルを巻いて様々なものを作ってくださいね。

<杉原翔吉>

 今回の実験では、筒に丁寧にエナメル線を巻き付けてコイルを作ったり、ペットボトルの中へものを通す作業があったり、位置の微調整などがあり、キッズ達には難しい工作であったかなと思います。また、ペンをつるした地震計から突然コイルと磁石を使った地震計になり、磁石を動かすと電気が流れるという現象自体も不思議なものだったのではないでしょうか。探してみると手で振って光らせる懐中電灯とかも同じ仕組みで光っています。電磁誘導というこの現象は中学生になると習うので楽しみにしていてください。

 家に持ち帰った地震計をパソコンのソフトで使う際にはヘッドフォンではなく、マイクの端子にさすようにしてください。今のパソコンはマイクがパソコン本体に付いている場合もあり、その時にはスマートフォンのアプリを使う方がよいかもしれません。

 

記入者
筑波大学 理工学群工学システム学類1年
新堀剛史

2016年12月25日 於 霞ケ浦環境科学センター

 

  • 目的

今年も日本人がノーベル賞を受賞しましたね。その研究や、他の科学技術の進歩、トピックなどを学生スタッフと芳賀が優しく解説します。

 

  • 参加者

講師:芳賀先生

スタッフ:杉原翔吉、須藤裕子

 

午前:キッズ 15人/保護者 9人

 

  • 所要時間

9:30~ 受付

9:35~ 重力波検出(杉原)

9:50~ ノーベル医学生理学賞 オートファジー(須藤)

10:05~ ノーベル化学賞 ナノマシーン(須藤)

10:20~ ニホニウム、暗黒バエ(杉原)

10:55~ ノーベル物理学賞 トポロジカル相(杉原)

11:05~ 休憩

11:10~ 水素(芳賀)

 

  • 内容

・米チーム発表 重力波検出の説明

2016年2月11日に発表された、重力波検出について説明した。

 

・オートファジーについて

2016年ノーベル医学生理学賞のオートファジーとは、どうやって研究したのか、応用などを説明した。

 

・ナノマシーンについて

2016年ノーベル化学賞のナノマシーンについて、受賞者が作った分子などを説明した。

 

・ニホニウム

2016年11月に名前が「ニホニウム」と決定した新元素について、その発見の経緯も説明した。

 

・暗黒バエ

2016年2月に発表。京都大学が長年暗黒下で交配し続けたショウジョウバエについて説明した。

 

・トロポジカル相

2016年ノーベル物理学賞のトロポジカル相について、その理論を、ホワイトボードを使い模型を考えながら説明した。

 

・水素技術

水素とは何なのか、分子とは?などを説明した。

 

  • 主宰者からのひとこと

今年のノーベル賞受賞の科学3賞の研究は,いずれも子どもにとっては難解の話題でしたが,分担してくれた学生スタッフは,子どもにわからせる努力をしてくれました。その他のトピックにしても,子どもたちとスタッフの対話もあって面白く感じました。

このような紹介は,パワーポイントによる画像や動画によるだけではなく。簡単な提示実験や子どもにもできる実験を補助的に使うことも理解に効果的かも知れないですね。例えば,「重力波」に関連して物体の落下実験を組み入れてみるように,難しい内容も模型を使ったり,デモンストレーションすることで,ただ,画面を見て説明を聞くだけの事柄が,もっと身近に感じられことが期待できると思います。(芳賀)

 

  • スタッフ感想

<杉原翔吉>

今回話した重力波やニホニウムの話は用意する中で生物学を勉強している時とは違った世界があり面白かったです。ただ、今年のノーベル物理学賞の「トポロジカル相」については正直準備不足でした。自分もよくできないものを人に伝えることなんてできないなと改めて思います。それでも、いつも見る気体、液体、固体のほかにも超電導や超臨界流体、今回のトポロジカル相など様々な物質の状態、ふるまいがあるというのは面白いですね。

途中で出した質問にもみんな積極的に答えてくれ、出した僕自身が「なるほど」と思うアイデアもありました。これからもテレビや新聞などに出てくる「科学ニュース」に興味をもって接してくれるとうれしいです。

 

<須藤裕子>

私が話したオートファジーとナノマシーンについてはどちらもキッズたちには非常に難しい内容だったと思いますが、終始熱心に聞きこんでいたり、わからない所は質問や突っ込んでくれたりと好奇心旺盛な姿を見ることができとてもよかったです。発表前はキッズたちにわかってもらえるか少々不安でしたが、杞憂で終わったようで安心しています。

今回の反省点としては、私自身の発表の練習時間があまりとれなかったこと、専門的な語句の説明をもう少し細かくすればよかったこと、説明とちょっとの対話のみではなくクイズやキッズ同士でのディスカッション時間を入れれば、より充実した会になったのではと思っています。

この会を通して、キッズたちには科学やニュースについてより一層興味を持ってもらい、わからないものがあれば調べたり、質問する癖がついてくれると嬉しいです。

 

記入者

筑波大学 生命環境学群 生物学 3年

須藤裕子

2016年12月11日 於 霞ヶ浦環境センター

 

  • 目的

一枚の紙から五芒星と六芒星を作る。クリスマスの飾りにもなる。

img_0688

  • 参加者

講師: 芳賀先生

 

スタッフ: 今村 優希、久保友汰、杉原翔吉

 

午前:キッズ14人/保護者7人

 

参加者計:21人

 

  • 所要時間

【午前】

9:30~ 受付

9:40~ 正三角形の折り方、六芒星の製作

10:30~五芒星の製作

11: 20~ 自由製作時間

11:50~ まとめ、解散

12:30  後片付け

 

  • 内容

まずは一枚の折り紙から正三角形を折りだす方法を芳賀先生が説明しました。正六芒星は正立と倒立の二つの正三角形が重なった形をしています。ただもちろん二つの折り紙を重ねるわけではなく、一枚の折り紙から正六芒星を折りました。芳賀先生と一緒に折った後、各自もう一つ正六芒星を折りました。img_0683

次に正五芒星を折りました。星の頂点は36°であり、この角度をどう作るかが問題になります。先生が小学生たちにも簡単に折ることができる近似の36°を得る方法を紹介してくださいました。これも先生と一緒に折り進めた後、二つ目以降は自分のちからで追っていました。img_0685

  • 主宰者のひとこと

1正方形用紙から六角星(正六点星,ダビデの星)と五角星(正五点星,ペンタグラム)を作りました。星作品はクリスマスツリーにも使えるかとこの時期に設定してあります。全員,この両方ともサイズを変えながら複数作ることができましたが,最小は1cm 未満のものもありました。

六-,五-ともに,当初予定していたことの一部を解説し忘れてしまいました。六点星では正方形内に正立位置で正三角形を作ると余り部分ができます。この余り幅を正三角形内に折り返すと1辺の6分の1に近似する(やや短い)ので,誤差を承知の上,作品にしました。正確には正方形の横幅を狭めて折らなければならないのですが,技術的に難しいのでやりませんでした。

五点星では,最初に36° を折る際に近似値を使った簡易法でやりましたが高学年生や大人向けには sin 18° = (√5-1) / 4 を数学的に正確に折る方法があることを提示し忘 れました。(芳賀)

 

  • スタッフ感想

<今村優希>

今回は高学年の子が多かったこともあり、みんなきちんと星を完成させていました。キッズが親御さんに教えているような場面も見られ、親子で楽しく作れていたかなと思います。いち早く完成させてイラストを描いているような子供もいれば、ずれないようにキチッと丁寧に折すすめているキッズもいて、性格が折り紙に表れているようで楽しく見ていました。三平方の定理を習うのはまだまだ先だとは思いますが、勉強したときに思い出して、また今と違った楽しみを見出してもらえたらなと思います。スタッフも一緒に、楽しくオリガミクスで遊ばせていただきました。ありがとうございました!

 

<久保友汰>

今回は一枚の紙から五芒星と六芒星を作りました。

はじめに六芒星を製作しました。

六芒星は1つの角が60度であるため、60度を作るために正三角形を考え、60度を作りました。

五芒星は1つの角が36度であるため180度を5つに分ける作業を行い36度を作りました。

中学生のキッズはしっかりと何を行っているかを確認しながら作業をしており数学等への利用が期待できるような回であったと感じました。

 

<杉原翔吉>

正方形の折り紙一枚から60°や36°などの角度をどうやって作り出すのか、非常に興味深かったです。前回参加したオリガミクス「ひと味違う3:4かざぐるま」では紙の特性を生かした「たとう折り」というものを多用したのですが、今回のオリガミクスはどちらかというと幾何の側面がより強いのかなと感じました。

そのためか、今回の折り紙は前よりも正確さが必要でした。前は多少折り方が適当でも神のしなやかさでかざぐるまの形になりましたが、今回はずれると最後にきれいな形になってくれないことが多くあります。教室が始まってからもサンプルの大きな正六芒星が完成せず悪戦苦闘していたのが僕ですが、結局最初の正三角形の頂点が爪の先程ずれていたことが原因でした。

キッズ達も苦戦しているところがみられましたが、みんな何度か練習すればきっときれいに星が折れるようになります。クリスマスまでに練習してツリーをきれいに飾りましょう。

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類1年

杉原翔吉

10月30日 於 霞ヶ浦環境科学センター

 

●目的

家庭にあるもので科学実験を行う。

 

●参加者

講師: 芳賀先生
スタッフ:大久保維人、須藤裕子

午前: キッズ9人、保護者7人
午後: キッズ20人、保護者16人
参加者計: 52人

 

●所要時間

【午前】
9:30~ 受付と説明
10:10~ 水圧と大気圧 実験
11:00〜 各実験
12:00  片付け、解散
【午後】
13:30~ 受付と説明
14:10~ 水圧と大気圧 実験
15:00〜 各実験
16:00  片付け、解散

 

●内容

<水圧と大気圧の実験>
小さいサイズのプラスチックコップに水を入れていき、表面張力で表面が盛り上がっている状態にし、コップの上にプラ板を置いた。
その後、それらを持ち上げたり、上下逆さまににして、水がこぼれないことや、コップを持ち上げられることを確認した。このとき、プラスチックコップのサイズを大きくしてみたりした。

 

<物理の実験(強い橋をつくってみよう)>
A4のコピー用紙を折って、橋を作った。それをプラスチックコップの左右にビニールひもをテープで取り付けおもり入れを作り、おもりにみたてた電池を入れておもりがいくつ入るか調べた。

 

<植物の種の模型作り>
紙や梱包材を用いて風によって飛ばされる種子(今回はカエデとアルソミトラ)の模型を作成した。また、模型を参考にしてどのような設計ならばよく飛ぶか、よく飛ばないかを模索した。

 

<3Dメガネで作品をつくろう>
3Dメガネにセロハンテープを無作為にはったプラスチックの板をはさみ、光の屈折を利用した芸術作品をつくった。

 

(写真)家庭用品で科学実験 会の様子

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●主宰者からのひとこと

この日は,スタッフ学生それぞれが自分で考えた実験を持ち寄る慣わしになっていて,当日,どのような実験が飛び出すのか,私にも楽しみな回になっています。今年のスタッフは2人で,ちょうどそれぞれの専門分野に関係がある題材でした。その内容はリーダーの報告文に任せるとして,私の実験についてひとこと付け加えたいと思います。私の実験の主題は「大気圧」です。子どもたちと同じように自分でもびっくりの結果にふしぎな感じを持ちました。文具売り場で透明で固い下敷きを買ってきます。それを縦横約10cm の四角にカットして,中心に電線支持用の小さい金具をつけます。これはワイヤーステッカーという商品名で売っています。裏紙をはがして接着できます。電線をはさむ舌状の部分を持ちやすい角度にして,たったこれだけの物なのに,驚きの実験ができます。からのプラコップにかぶせると吸い付いたようにコップが持ち上がります。コップに水を入れても持ち上がります。水を満杯にしても持ち上がります。水ではなくおもり(単三電池の廃品)をはいるだけ(14個)入れても大丈夫です。原理は解説しません。「調べ学習」の習慣が付いて欲しいからです。

 

●感想

<大久保雅人>
今回のサイエンスキッズでは、家庭用品で実験ということで、下敷きとコップと水を使った大気圧の実験、植物の種の飛び方を模した工作、一枚の紙で強い橋を作ってみようなど 数種類の実験を行いました。
午前中と午後の人数に大きな差があったため、午後は急遽授業の進め方を変更したりとバタバタした点もありましたが、どれもキッズたちの興味を惹く実験ができて安心しました。
今回の実験では、大気圧、流体、モノの強度など、どれも物理よりの実験だったので統一感があったのではないかと思いました。
A4用紙1枚を折って橋を作ってみる実験では、約1kgのおもりを支える橋が作成できたキッズがいて、私も驚かされました。
キッズたちに配る物品の配置や、水を使った実験を行うので、水を服などにこぼさないかということにあまり気を配れていなかった点は反省点です。

 

<須藤裕子>
今回のサイエンスキッズでは、普段の会とは異なりスタッフからもキッズたちに実験を教えるというものでした。私は風によって飛ばされる種子の模型作りとして、カエデとアルソミトラ(ウリ科の仲間)の模型を一緒に作りました。アルソミトラの模型は梱包材を使ってグラインダー状に切り抜くため、キッズたちにとってもわかりやすかったのですが、カエデの模型を作る際、紙をあまり馴染みのない組み立て方でやったためキッズにとって自力で模型を完成するのが難しそうに見えました。そのため、事前によく教え方を見直してみたりすればよかったと反省しております。また、午前中はキッズの人数も少なかったため、どのような羽(どのように切り抜けば)ならばよく飛ぶかといった創意工夫の時間を設けられたのですが、午後はキッズの人数が多く、実験のための時間も少なかったために工夫する時間がほとんど確保することができなかったのが残念でした。

 

記入者
筑波大学 生命環境学群 生物学類 3年
須藤裕子

2016年09月11日 於 霞ケ浦環境科学センター

  • 目的

普通の折り紙とはひと味違った手法を用いて紙を3:4に折り、よく回るかざぐるまを作る。たとう折りを学ぶ。

  • 参加者

講師: 芳賀先生

スタッフ: 藤井啓太、杉原翔吉

午前:キッズ20人/保護者9人

参加者計: 29人

  • 所要時間

【午前】

9:00~ 受付

9:30~ 60°かざぐるまの製作、たとう折りの練習

11:00~ 3:4かざぐるまの製作

12:00~ まとめ、解散

12:30  後片付け

  • 内容

「3:4かざぐるま」は最初に折り紙の各辺を3:4に内分する点を取り追っていくかざぐるまです。この内分点は紙を縦四等分するような折り方ではなく、芳賀先生独自の「芳賀折り」を使って決めるためキッズ達もどうしてこれで3:4に内分できるのか不思議に思ったのではないでしょうか。

「たとう折り」は紙の柔軟性を利用した面白い折り方で、キッズにとって難所になったようです。一方コツをつかんだキッズは大小さまざまな紙でかざぐるまを量産していました。

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【主宰者のひとこと】

おりがみの中心に回転軸を刺すとして,その周りに大小二重の井桁を折り線作図し,それをたとう(畳重)折りして,折るだけで4枚の羽根を作るという作業手順で,まず,最初に作図しやすい60°羽根かざぐるまを作ることにしました。ダブル井桁が折り上がったところで,別のおりがみで,直交対角線に1辺ずつ線辺折りをしたもので,たとう折りの練習をしました。60°羽根かざぐるまが2つできたところで,本題の「3:4かざぐるま」に移りました。1辺を3:4に分けるのは1辺を7等分することにつながります。しかし,割合簡単に3:4に分割できるので,最もたいへんなのはダブル井桁のたとう折りになります。今回は親子同席にして,協力し合えるようにしたのですが,親が子にするだけでなく,子が親に教えるほほえましい光景もみられました。

なお,回転軸には,サンドイッチなどに使うフラッグピック(プラスチック楊枝)の旗を外して使い,保持棒にはストローを,それぞれ1人5セット用意したので,自分で形を工夫したものもふくめて大きさも多様なかざぐるまづくりが楽しめました。

 

  • スタッフ感想

<杉原翔吉>

今回、自分は初めてオリガミクス参加であり、最初はおり方にかなり苦労したこと、先輩も今までのオリガミクスの中で難易度が高い方とおっしゃっていたことから 子供たちにうまく教えられるか不安でした。しかし、さすがはキッズ達で中には難なくたとう折りをこなす子もおり感心しました。根気のある子も多く、途中で投げ出すことはあまりなく何度も挑戦する姿が見られました。

とはいえどもやはり難しい折り紙で、スタッフとしてもう少し早めに手伝って上がればよかったかなと反省するところも多くありました。また、たとう折りに比べれば簡単な3:4の内分点の決め方ですが、ここを丁寧に折らないと最後に羽がアンバランスになってしまうのできちんと折れているかチェックしてあげていればよかったと思います。

 

<藤井啓太>

今回の3:4風車の点対称に4方向同じ折り方をする畳紙折はスタッフの僕自身も難しく感じるものでした。3か所目までの折り方から最後の一か所の結果を逆算することで辛うじて折ることができている程度でしたので、キッズへ丁寧な説明ができずに終わってしまったことが心残りです。

しかしキッズの皆も一生懸命取り組んでいました。中には泣き出してしまう子もいましたが、一緒に悩み考え、最終的にはかざぐるまが完成しました。その後も、よく回る折り方を探してみたり、サイズの違うかざぐるまで回り方を比較したりと、研究者顔負けのキッズたちでした。

 

さて、余談ですが、何故小さなかざぐるまの方が早く回ったのでしょうか?これは、人間の息で吹き付けることができるエネルギーはある程度決まっている中、小さなかざぐるまの方が小さなエネルギーで一回点できるからです。

と、ここまではわかるキッズも多いかなと思うので…、けいたお兄さんからクイズ!

では、何故世の中の風力発電はサイズが大きいのでしょうか?

また会った時に聞いてみてね。

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類1年

杉原翔吉

2016年6月18日 於 霞ヶ浦環境センター

●目的
ものによって燃えたときの炎の色が大きく異なることを知る。
目に見えるものと見えないものがあり、その一部は炎の色で判別できることを理解する。

●参加者
講師:芳賀先生
スタッフ:須藤裕子、中嶋勇人

午前:キッズ31人/保護者14人
午後:キッズ3人/保護者3人
参加者合計:51人

●所要時間
【午前】
09:30 受付、説明
09:50 ラップをつかった炎色反応の実験
10:40 解説
10:45 休憩
10:50 薬品を使った炎色反応の実験
11:40 説明
12:00 解散

【午後】
13:30 受付、設枚
13:50 ラップを使った炎色反応の実験
14:20 解説
14:25 休憩
14:30 薬品を使った炎色反応の実験
15:10 説明終了後、解散

●内容
1. 3種類の異なるラップを使った炎色反応の実験(バイルシュタイン反応)
今回実験で使ったラップは「家庭用日立ラップ」、「NEWクレラップ」、「食品保存ラップ(トップバリュ)」の3種類。それぞれのラップを切り、小さく折りたたんだ。銅線と割りばしを使って金耳を作成し、その先端をガスバーナーで少し熱し、十分熱をもったところでガスバーナーから離した。
先端部が熱くなった金耳の先端部を折りたたんだラップに押し付け、ラップの成分を金耳につけた。再度金耳の先端をガスバーナーの炎に入れて、炎の色を観察した。また、種類の異なるラップで炎の色が変化するかどうかも調べた。

2. 薬品を使った炎色反応の実験
リチウムやカルシウム、ストロンチウムなどの各々の元素を含む7種類の水溶液を金耳の先端につけ、ガスバーナーの炎の中にいれて炎の色に変化があるかどうかを観察した。

炎色反応の実験をしているときの様子
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羽賀先生による説明のときの様子
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●スタッフ感想
筑波大学生 命環境学群 生物学類3年次 須藤裕子
今回の炎色反応の実験では、金耳の先端部につけた溶液をガスバーナーの炎につけるとすぐに様々な色に反応しました。そのため、炎の色が変わることに興味をもってラップや試薬を使って繰り返し何度も実験しているキッズもたくさん見られてうれしかったです。
一方、午前中は参加者が非常に多く、満足に試薬を使いまわせなかったり、ガスバーナーの周りに人がたくさんいてしまうことなどがありました。数少ない試薬を使いまわしたり、火を取り扱う実験である分、ふだん以上にキッズたちに注意を向けなければなりませんでした。大きなやけどをしたキッズは出ることなく実験を終えられたので、よかったです。
炎色反応は本来、中学校や高校の理科や化学で習います。現在小学生のキッズたちが大きくなり、学校の教科書や実験室などで「これ、あのときやったやつだ!」と思い出してくれるといいなと思いました。

筑波大学 生命環境学群 生物資源学類1年次 中嶋勇人
今回のイベントでは炎色反応の実験をした。午前はたくさんのキッズが来てくれて、大人数で元気いっぱいにお互いに助け合いながら実験に取り組んでいた。その中に混じって自分も楽しく実験できた。午後は少人数であったため、一人一人に丁寧に実験のアシストができたと思う。しかし、コミュニケーションがあまりとれなかったことは反省点であると感じた。実験に関してもラップで炎色反応が起こることに驚いたし、溶液を垂らして行った実験でははっきりとした炎の色の違いを確認でき、私自身とても楽しかった。
今回はアシスタントとして初めて参加させていただいたイベントであり、わからないことも多く不安もあったがキッズたちとともにイベントを楽しめたと思う。次回から反省点を生かしサイエンスキッズをより良いものに出来たら、と思う。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類 3年次
須藤裕子

2016年4月30日 於霞ヶ浦環境科学センター

●目的
身近にあるペンのインクの中をクロマトグラフィーで分離し、何色が含まれているかを知る。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 須藤裕子、吉野葉月

午前:キッズ28人/保護者15人

参加者計:46人

●所要時間
【午前】
9:30~  受付と説明
9:50~  クロマトグラフィー実験
11:00~ 濾紙クロマトグラフィー
11:50~ まとめ、解散
12:00  後片付け

●内容
前半はサインペンを水で展開したり、油性ペンをアルコールで展開したりした。後半は丸い濾紙でクロマトグラフィーを行い、きれいな絵を作って遊んだ。

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●スタッフ感想
<須藤裕子>

今回のサイエンスキッズでは、ペーパークロマトグラフィーの方法を利用して、主に黒色と赤色のペンのインクの色を分離しました。身近な存在であるペンを使った実験ということもあり、キッズたちもいつも以上に熱心に取り組んでいた姿を見られて嬉しかったです。水性ペン、油性ペンの順にそれぞれ水道水、エタノールで分離をしたのですが、予想以上に素早くかつ綺麗に分離できて良かったです。また、「なぜ油性赤インクの分離はきれいにできたのに、先に油性黒インクの分離は分離の仕方が違うのか」とよく観察しているキッズもおり、キッズの観察の鋭さに驚かれました。今回行った実験の手法であるペーパークロマトグラフィーの原理をキッズたちにわかりやすくに伝えられなかったような気がします。そのため、事前にうまい言い回しや簡単な説明を考えておくべきでした。

<吉野葉月>

2種類のタイプのろ紙を使い、クロマトグラフィーを行いました。一つは実験でよくつかう細長い濾紙で、二つ目はろ過で使う丸い濾紙です。丸い濾紙のほうは、花火のようなアートが出来上がりました。サインペンの黒や赤はすごくきれいな色に分かれました。一方、蛍光ペンなどうまく分離できないペンもあり、ペンの種類によって入っている色、展開の様子が全然違って子供たちは驚いていました。そしてそれを、なんで違うの?と質問されたときにうまく答えられなかったので、もう少し勉強しておくべきだったと思います。

記入者
筑波大学 生命環境学群生物学類2年
吉野葉月


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