芳賀サイエンスラボ

Posts Tagged ‘霞ヶ浦環境科学センター

2017年3月20日 於 霞ヶ浦環境科学センター

●目的
本文

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 久保友汰、谷口心平、久保漱汰

午前:キッズ14人/保護者9人
午後:キッズ9人/保護者8人

参加者計: 40人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
10:00~ ラジオ製作
11:00~ 外でラジオを聞く
11:50~ まとめ、解散
12:30  後片付け

【午後】
13:30~ 受付と説明
14:00~ ラジオ製作
15:00~ 外でラジオを聞く
15:50~ まとめ、解散
16:30  後片付け

●内容
今回は市販のゲルマラジオを用いてラジオを聞くことを行った。このゲルマラジオは、はんだづけを要するのでキッズたちは怪我に注意しながらラジオを作成した。作成が終わったのち外に張ってあるアンテナにそれぞれのラジオのアンテナをくくり、放送を聞いていた。

●スタッフ感想
<氏名>久保友汰

今回は霞ヶ浦環境科学センターでラジオの作成を行った。このラジオは自分がキッズだった頃と構造は変わっていなかったため説明も当時と同じ説明をキッズたちにしながら作成してもらった。外で張ったアンテナで聞くと一部のキッズたちはニュースや交通情報等を聞くことができていた。

<氏名>谷口心平
今回は、はんだづけをしながら鉱石ラジオを作成した。余り慣れないはんだごての操作も少しずつ上達して、上手く行った様子をみせてくれた。作成後は屋外に設置した導線をアンテナに、電波をさがした。実際にラジオが聞き取れた時の、感動した表情が印象的だった。「家ではどうやって聞けるのか」など事後学習にも意欲的で、参加者の学習への積極性にとても関心した。

【主宰者のひとこと】

台湾のAVIOSYS社のキット K23 Crystal Radio を使って,簡単なゲルマラジオを組み上げた。このキットには繁体字中国語と英語の説明が付いているが日本文はない。しかし,基板に部品略図がプリントされているので,ハンダ付けを初めて体験するキッズも容易に部品をハンダ付けすることができる。これはイヤホンで聴くキットで,屋外に,約60m と80m の2本の単線を張って,それで受信し,何かのアナウンス,音楽,ラジオ体操,甲子園中継などをきくことができ,電波の不思議を体験できた。会場の霞ヶ浦環境科学センターの庭園の立木を利用して張ったアンテナは,よく聞こえる場所が2か所(橋付近と四阿付近)あって,午後の部の方が良く聞こえた,
工作は研修室の実験机3台で行い,各机にスタッフ学生が1人ずつ付いた。当初予定のメンバーから1人が欠けた状態だったが,スタッフリーダーの兄で元サイエンス・キッズの東京農工大学学生が応援してくれて,とても心強かった。(芳賀)

記入者
筑波大学 生命環境学群生物資源学類1年
久保友汰

2016年2月25日 於 霞ヶ浦環境科学センター

●目的
地震について理解を深める

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 新堀剛史、杉原翔吉

午前:キッズ11人/保護者8人

参加者計: 19人

●所要時間
【午前】
9:30~ 受付と説明
9:40~ 説明
10:10~ 慣性の法則を利用した地震計の解説
10:50~ 電磁式地震計の制作
12:00  後片付け

●内容

まず、芳賀先生から「どうして地震が起こるのか」についての説明がありました。

慣性の法則を用いた地震計の解説。長い振り子の下におもりをつければ横からの地震の揺れが来てもおもりは揺れません。

ペットボトル内にコイルを固定し、その内部をネオジム磁石が地震動によって動くときに発生する起電力を測定することで揺れの大きさを測る、電磁式地震計を作りました。

コイルを巻いたり、ハンダでペットボトル底面に穴を開けたり少々煩雑であったり危険であったりする作業を伴いましたが、楽しく安全にできたと思います。

オシロスコープはスマートフォンアプリを利用しました。入力設定をmicにして使ってみてください。

<Android>SmartScope

<iPhone>Oscilloscope

パソコンの方はこちらのソフトウェア(無料)をご利用ください。

オシロスコープ単体は操作も難しく高価なのですが、アプリやソフトでも比較的精度良く測れるので試してみてください。

●スタッフ感想
<新堀剛史>
今回は人数が少なく午前のみでしたが、「どうして地震が起こるのか」や「どのように地震を測るのか」などの理解が深まったのではないでしょうか。また、工作では細かな作業もあったかと思いますが、集中して取り組めたと思います。イヤフォンのコードを削ることは結構難しいので、端子の部分のみ切り取って使うと良いかもしれませんね。特に電子工作は作ってみたあとに「どうしてこうなるのだろう」と考えてみることが大切です。ぜひこれからもたくさんコイルを巻いて様々なものを作ってくださいね。

<杉原翔吉>

 今回の実験では、筒に丁寧にエナメル線を巻き付けてコイルを作ったり、ペットボトルの中へものを通す作業があったり、位置の微調整などがあり、キッズ達には難しい工作であったかなと思います。また、ペンをつるした地震計から突然コイルと磁石を使った地震計になり、磁石を動かすと電気が流れるという現象自体も不思議なものだったのではないでしょうか。探してみると手で振って光らせる懐中電灯とかも同じ仕組みで光っています。電磁誘導というこの現象は中学生になると習うので楽しみにしていてください。

 家に持ち帰った地震計をパソコンのソフトで使う際にはヘッドフォンではなく、マイクの端子にさすようにしてください。今のパソコンはマイクがパソコン本体に付いている場合もあり、その時にはスマートフォンのアプリを使う方がよいかもしれません。

 

記入者
筑波大学 理工学群工学システム学類1年
新堀剛史

2017年2月19日 於 霞ヶ浦環境科学センター研修室

●目的

一見すべて同じように見える水。でも水といっても、たくさん種類はある。それぞれの水の違いをこの実験を通して知る。

●参加者
講師: 芳賀先生

スタッフ: 高瀬、田村

午前:キッズ14人/保護者-
午後:キッズ12人/保護者16人

参加者計: -

●所要時間
【午前】

9:00~ 受付
9:30~ 説明
9:45~ 実験
11:45~ まとめ
12:00~ 解散

【午後】
13:00~ 受付
13:30~ 説明
13:45~  実験
15:45~ まとめ
16:00〜 解散

●内容
水道水、精製水、霞ヶ浦の水(濾過したものとそうでないもの)、ミネラルウォーター(国内産と海外産)の6種類の水及びキッズが持ってきた水について、電気伝導度、カルシウムイオンとマグネシウムイオンの濃度、塩化物イオン濃度を調べました。一見透明で同じに見える水でもそれぞれに違いがあることを学びました。

●スタッフ感想
<田村>
初めての霞ヶ浦環境科学センターでした。霞ヶ浦の水、霞ヶ浦の濾過水、水道水、
精製水、および市販の飲料水(日本産、フランス産)の電気伝導度、含まれるCa²⁺、
Mg⁺、Cl⁻の量を計測しました。刺激臭のする試薬や重金属を含む試薬を使用した
ため、実験器具や薬品の扱いに一部心配な点がありましたが、キッズたちは班で
協力し、安全に実験を終えることができました。積極的に実験に参加したがるキ
ッズも、なかなかやりたいと言い出せないキッズもいましたが、キッズ同士で譲
り合い、少しずつ打ち解け、順番に実験を行う姿に成長を感じました。午前午後
ともに実験は時間通りに終了しましたが、作業に慣れるにつれ、何滴で滴定が完
了するかなど、仮説を立てるキッズも多かったため、キッズたちが測定値につい
て独力で考察する時間があったら更に良いと感じました。

 

<高瀬>
今回の内容は正直キッズには少し難しく、使う薬品もそのまま水道に流せないものもあったので少し不安だったのですが、やってみるとキッズは数値からちゃんと意味を見出していたり、薬品によって色が変わる様子を楽しむだけでなく「これはきっと〇〇滴で色が変わるだろう」と予想しながら実験をしていたことに感心しました。イオン濃度や電気伝導度は普段あまり意識することのない数値ですが、「この数値が高いと汚い」「同じミネラルウォーターなのにこの数値が違う」など理解してくれたのは嬉しかったです。

理解の助けになるよう、また班の全員が楽しめるように努力したつもりでしたが、積極的なキッズばかりが実験の作業をしてしまったことは私たちの反省点ではあります。全員が均等に機材に触れらるように工夫することが大切だと感じました。

 

記入者
筑波大学 理工学群物理学類2年
高瀬勇気

2017年1月14日 於 霞ヶ浦環境科学センター

●目的

スタッフがみんなの前で手品をします。失敗もあるかな?不思議に
思ったら,おどろいてばかりいないで,種や仕掛けを推理してみま
しょう。

●参加者

講師: 芳賀先生

スタッフ: 中井、高瀬、久保

午前:キッズ26人/保護者14人

参加者計: 40人

●所要時間
【午前】

9:00~ 受付
9:30~ 芳賀先生によるサイエンス手品の披露
10:05~ スタッフによるサイエンス手品の披露
11:45~ まとめ
12:00~ 解散、後片付け

●内容

今回は芳賀先生、スタッフがそれぞれ用意したサイエンスを使った手品を披露しました。キッズの皆さんにも原理を考えてもらいながら、科学の面白さを体感していただけたのではないでしょうか。

芳賀先生は「五円玉の穴を通るパチンコ玉」「消える水」「坂で止まる缶」等の実験を行いました。スタッフもそれぞれテーマを決めて数個のサイエンス手品を持ち寄り、手品が終わった後には原理とともに「こういう場合はどうなるかな?」などと追加で実験を見せたりと自由な雰囲気で楽しみ、学びました。

●スタッフ感想
<中井>
科学とマジックはとっても相性のいいものだと思います。テレビでよく見るマジックも、科学的な原理を使ったものが多くあります。今回私が扱ったのはなべのトウモロコシをポップコーンに変えるマジック、水風船を落としても割れないものはどれか、割れないシャボン玉の3つでした。キッズのみなさんは、実験をしている時にどういう原理を使っているか予想したり、どんな結果になるか予想してくれたりして、科学として楽しんでくれたので、嬉しく思いました。ポップコーンの実験は実際にキッズのみなさんにもやってもらったのですが、私が一度やっていても、発見があったキッズも多かったようで、実際にやってみることは大切だなと思いました。テレビでみてびっくりしたことも、実際にやってみるとまた新たな発見があったりすると思います。

個人的な反省点として、実験に必要な水風船の準備が足りなかったり、シャボン玉液や水を置く場所が悪かった点があります。この点についても、実際にやってみることの大切さを感じました。

<高瀬>
私は「水」というテーマで手品を行いました。水はありふれた存在なだけに、それが持つたくさんの特別な性質を忘れがちです。一番初めに水をいかにも薬品感のある瓶に入れ、「ジハイドロジェンモノオキサイド」と別名で呼び、「なんでも溶かす」「たくさんの死者を出す(溺死)」「色々なものをくっつける」と言った性質を紹介すると、この液体の存在にとても興味を持ってもらえたように思えました。その後に「水面のバジルが一瞬で広がる実験」「水袋に鉛筆をさしても水が漏れない実験」「浮沈子」「お話仕立てにした、酸とアルカリで紫キャベツの煮汁の色が変わる実験」を行いました。

どの実験においてもキッズは自分の知識をフル活用して一生懸命原理を考えてくれたことは嬉しかったです。たとえ間違っていてもしっかりと問題に向き合い、議論しようとする姿勢は私たちも見習うところがあります。

同時に、水のような身近な存在であっても、見方を変えればとても面白いんだという経験は、私自身身の回りの現象に改めて興味を持つきっかけになりました。キッズもそうであってくれたら嬉しいです。

<久保>
今回私は光に関する手品を行いました。

まずは高分子給水体を使って水との屈折率に関する手品を行いました。見た目はビー玉のような高分子給水体を水の中に入れると見えなくなることにキッズたちはとても驚いていました。

次に羽を用いて光が曲がることを使い手の骨が見えるような手品を行いました。

最後に封筒の中の文字が黒い筒で透視できる手品を行いました。

どの手品でも最後になぜこうなるかをキッズに聞いてみたところ思った以上に的を得た意見をしてくれるのでとても驚きました。

このような簡単な手品から科学に興味をもって欲しいです。

記入者
筑波大学 理工学群物理学類2年
高瀬勇気

2016年12月25日 於 霞ケ浦環境科学センター

 

  • 目的

今年も日本人がノーベル賞を受賞しましたね。その研究や、他の科学技術の進歩、トピックなどを学生スタッフと芳賀が優しく解説します。

 

  • 参加者

講師:芳賀先生

スタッフ:杉原翔吉、須藤裕子

 

午前:キッズ 15人/保護者 9人

 

  • 所要時間

9:30~ 受付

9:35~ 重力波検出(杉原)

9:50~ ノーベル医学生理学賞 オートファジー(須藤)

10:05~ ノーベル化学賞 ナノマシーン(須藤)

10:20~ ニホニウム、暗黒バエ(杉原)

10:55~ ノーベル物理学賞 トポロジカル相(杉原)

11:05~ 休憩

11:10~ 水素(芳賀)

 

  • 内容

・米チーム発表 重力波検出の説明

2016年2月11日に発表された、重力波検出について説明した。

 

・オートファジーについて

2016年ノーベル医学生理学賞のオートファジーとは、どうやって研究したのか、応用などを説明した。

 

・ナノマシーンについて

2016年ノーベル化学賞のナノマシーンについて、受賞者が作った分子などを説明した。

 

・ニホニウム

2016年11月に名前が「ニホニウム」と決定した新元素について、その発見の経緯も説明した。

 

・暗黒バエ

2016年2月に発表。京都大学が長年暗黒下で交配し続けたショウジョウバエについて説明した。

 

・トロポジカル相

2016年ノーベル物理学賞のトロポジカル相について、その理論を、ホワイトボードを使い模型を考えながら説明した。

 

・水素技術

水素とは何なのか、分子とは?などを説明した。

 

  • 主宰者からのひとこと

今年のノーベル賞受賞の科学3賞の研究は,いずれも子どもにとっては難解の話題でしたが,分担してくれた学生スタッフは,子どもにわからせる努力をしてくれました。その他のトピックにしても,子どもたちとスタッフの対話もあって面白く感じました。

このような紹介は,パワーポイントによる画像や動画によるだけではなく。簡単な提示実験や子どもにもできる実験を補助的に使うことも理解に効果的かも知れないですね。例えば,「重力波」に関連して物体の落下実験を組み入れてみるように,難しい内容も模型を使ったり,デモンストレーションすることで,ただ,画面を見て説明を聞くだけの事柄が,もっと身近に感じられことが期待できると思います。(芳賀)

 

  • スタッフ感想

<杉原翔吉>

今回話した重力波やニホニウムの話は用意する中で生物学を勉強している時とは違った世界があり面白かったです。ただ、今年のノーベル物理学賞の「トポロジカル相」については正直準備不足でした。自分もよくできないものを人に伝えることなんてできないなと改めて思います。それでも、いつも見る気体、液体、固体のほかにも超電導や超臨界流体、今回のトポロジカル相など様々な物質の状態、ふるまいがあるというのは面白いですね。

途中で出した質問にもみんな積極的に答えてくれ、出した僕自身が「なるほど」と思うアイデアもありました。これからもテレビや新聞などに出てくる「科学ニュース」に興味をもって接してくれるとうれしいです。

 

<須藤裕子>

私が話したオートファジーとナノマシーンについてはどちらもキッズたちには非常に難しい内容だったと思いますが、終始熱心に聞きこんでいたり、わからない所は質問や突っ込んでくれたりと好奇心旺盛な姿を見ることができとてもよかったです。発表前はキッズたちにわかってもらえるか少々不安でしたが、杞憂で終わったようで安心しています。

今回の反省点としては、私自身の発表の練習時間があまりとれなかったこと、専門的な語句の説明をもう少し細かくすればよかったこと、説明とちょっとの対話のみではなくクイズやキッズ同士でのディスカッション時間を入れれば、より充実した会になったのではと思っています。

この会を通して、キッズたちには科学やニュースについてより一層興味を持ってもらい、わからないものがあれば調べたり、質問する癖がついてくれると嬉しいです。

 

記入者

筑波大学 生命環境学群 生物学 3年

須藤裕子

2016年12月11日 於 霞ヶ浦環境センター

 

  • 目的

一枚の紙から五芒星と六芒星を作る。クリスマスの飾りにもなる。

img_0688

  • 参加者

講師: 芳賀先生

 

スタッフ: 今村 優希、久保友汰、杉原翔吉

 

午前:キッズ14人/保護者7人

 

参加者計:21人

 

  • 所要時間

【午前】

9:30~ 受付

9:40~ 正三角形の折り方、六芒星の製作

10:30~五芒星の製作

11: 20~ 自由製作時間

11:50~ まとめ、解散

12:30  後片付け

 

  • 内容

まずは一枚の折り紙から正三角形を折りだす方法を芳賀先生が説明しました。正六芒星は正立と倒立の二つの正三角形が重なった形をしています。ただもちろん二つの折り紙を重ねるわけではなく、一枚の折り紙から正六芒星を折りました。芳賀先生と一緒に折った後、各自もう一つ正六芒星を折りました。img_0683

次に正五芒星を折りました。星の頂点は36°であり、この角度をどう作るかが問題になります。先生が小学生たちにも簡単に折ることができる近似の36°を得る方法を紹介してくださいました。これも先生と一緒に折り進めた後、二つ目以降は自分のちからで追っていました。img_0685

  • 主宰者のひとこと

1正方形用紙から六角星(正六点星,ダビデの星)と五角星(正五点星,ペンタグラム)を作りました。星作品はクリスマスツリーにも使えるかとこの時期に設定してあります。全員,この両方ともサイズを変えながら複数作ることができましたが,最小は1cm 未満のものもありました。

六-,五-ともに,当初予定していたことの一部を解説し忘れてしまいました。六点星では正方形内に正立位置で正三角形を作ると余り部分ができます。この余り幅を正三角形内に折り返すと1辺の6分の1に近似する(やや短い)ので,誤差を承知の上,作品にしました。正確には正方形の横幅を狭めて折らなければならないのですが,技術的に難しいのでやりませんでした。

五点星では,最初に36° を折る際に近似値を使った簡易法でやりましたが高学年生や大人向けには sin 18° = (√5-1) / 4 を数学的に正確に折る方法があることを提示し忘 れました。(芳賀)

 

  • スタッフ感想

<今村優希>

今回は高学年の子が多かったこともあり、みんなきちんと星を完成させていました。キッズが親御さんに教えているような場面も見られ、親子で楽しく作れていたかなと思います。いち早く完成させてイラストを描いているような子供もいれば、ずれないようにキチッと丁寧に折すすめているキッズもいて、性格が折り紙に表れているようで楽しく見ていました。三平方の定理を習うのはまだまだ先だとは思いますが、勉強したときに思い出して、また今と違った楽しみを見出してもらえたらなと思います。スタッフも一緒に、楽しくオリガミクスで遊ばせていただきました。ありがとうございました!

 

<久保友汰>

今回は一枚の紙から五芒星と六芒星を作りました。

はじめに六芒星を製作しました。

六芒星は1つの角が60度であるため、60度を作るために正三角形を考え、60度を作りました。

五芒星は1つの角が36度であるため180度を5つに分ける作業を行い36度を作りました。

中学生のキッズはしっかりと何を行っているかを確認しながら作業をしており数学等への利用が期待できるような回であったと感じました。

 

<杉原翔吉>

正方形の折り紙一枚から60°や36°などの角度をどうやって作り出すのか、非常に興味深かったです。前回参加したオリガミクス「ひと味違う3:4かざぐるま」では紙の特性を生かした「たとう折り」というものを多用したのですが、今回のオリガミクスはどちらかというと幾何の側面がより強いのかなと感じました。

そのためか、今回の折り紙は前よりも正確さが必要でした。前は多少折り方が適当でも神のしなやかさでかざぐるまの形になりましたが、今回はずれると最後にきれいな形になってくれないことが多くあります。教室が始まってからもサンプルの大きな正六芒星が完成せず悪戦苦闘していたのが僕ですが、結局最初の正三角形の頂点が爪の先程ずれていたことが原因でした。

キッズ達も苦戦しているところがみられましたが、みんな何度か練習すればきっときれいに星が折れるようになります。クリスマスまでに練習してツリーをきれいに飾りましょう。

 

記入者

筑波大学 生命環境学群生物学類1年

杉原翔吉

10月30日 於 霞ヶ浦環境科学センター

 

●目的

家庭にあるもので科学実験を行う。

 

●参加者

講師: 芳賀先生
スタッフ:大久保維人、須藤裕子

午前: キッズ9人、保護者7人
午後: キッズ20人、保護者16人
参加者計: 52人

 

●所要時間

【午前】
9:30~ 受付と説明
10:10~ 水圧と大気圧 実験
11:00〜 各実験
12:00  片付け、解散
【午後】
13:30~ 受付と説明
14:10~ 水圧と大気圧 実験
15:00〜 各実験
16:00  片付け、解散

 

●内容

<水圧と大気圧の実験>
小さいサイズのプラスチックコップに水を入れていき、表面張力で表面が盛り上がっている状態にし、コップの上にプラ板を置いた。
その後、それらを持ち上げたり、上下逆さまににして、水がこぼれないことや、コップを持ち上げられることを確認した。このとき、プラスチックコップのサイズを大きくしてみたりした。

 

<物理の実験(強い橋をつくってみよう)>
A4のコピー用紙を折って、橋を作った。それをプラスチックコップの左右にビニールひもをテープで取り付けおもり入れを作り、おもりにみたてた電池を入れておもりがいくつ入るか調べた。

 

<植物の種の模型作り>
紙や梱包材を用いて風によって飛ばされる種子(今回はカエデとアルソミトラ)の模型を作成した。また、模型を参考にしてどのような設計ならばよく飛ぶか、よく飛ばないかを模索した。

 

<3Dメガネで作品をつくろう>
3Dメガネにセロハンテープを無作為にはったプラスチックの板をはさみ、光の屈折を利用した芸術作品をつくった。

 

(写真)家庭用品で科学実験 会の様子

s__13246471

 

s__13246472

 

s__13246473

 

●主宰者からのひとこと

この日は,スタッフ学生それぞれが自分で考えた実験を持ち寄る慣わしになっていて,当日,どのような実験が飛び出すのか,私にも楽しみな回になっています。今年のスタッフは2人で,ちょうどそれぞれの専門分野に関係がある題材でした。その内容はリーダーの報告文に任せるとして,私の実験についてひとこと付け加えたいと思います。私の実験の主題は「大気圧」です。子どもたちと同じように自分でもびっくりの結果にふしぎな感じを持ちました。文具売り場で透明で固い下敷きを買ってきます。それを縦横約10cm の四角にカットして,中心に電線支持用の小さい金具をつけます。これはワイヤーステッカーという商品名で売っています。裏紙をはがして接着できます。電線をはさむ舌状の部分を持ちやすい角度にして,たったこれだけの物なのに,驚きの実験ができます。からのプラコップにかぶせると吸い付いたようにコップが持ち上がります。コップに水を入れても持ち上がります。水を満杯にしても持ち上がります。水ではなくおもり(単三電池の廃品)をはいるだけ(14個)入れても大丈夫です。原理は解説しません。「調べ学習」の習慣が付いて欲しいからです。

 

●感想

<大久保雅人>
今回のサイエンスキッズでは、家庭用品で実験ということで、下敷きとコップと水を使った大気圧の実験、植物の種の飛び方を模した工作、一枚の紙で強い橋を作ってみようなど 数種類の実験を行いました。
午前中と午後の人数に大きな差があったため、午後は急遽授業の進め方を変更したりとバタバタした点もありましたが、どれもキッズたちの興味を惹く実験ができて安心しました。
今回の実験では、大気圧、流体、モノの強度など、どれも物理よりの実験だったので統一感があったのではないかと思いました。
A4用紙1枚を折って橋を作ってみる実験では、約1kgのおもりを支える橋が作成できたキッズがいて、私も驚かされました。
キッズたちに配る物品の配置や、水を使った実験を行うので、水を服などにこぼさないかということにあまり気を配れていなかった点は反省点です。

 

<須藤裕子>
今回のサイエンスキッズでは、普段の会とは異なりスタッフからもキッズたちに実験を教えるというものでした。私は風によって飛ばされる種子の模型作りとして、カエデとアルソミトラ(ウリ科の仲間)の模型を一緒に作りました。アルソミトラの模型は梱包材を使ってグラインダー状に切り抜くため、キッズたちにとってもわかりやすかったのですが、カエデの模型を作る際、紙をあまり馴染みのない組み立て方でやったためキッズにとって自力で模型を完成するのが難しそうに見えました。そのため、事前によく教え方を見直してみたりすればよかったと反省しております。また、午前中はキッズの人数も少なかったため、どのような羽(どのように切り抜けば)ならばよく飛ぶかといった創意工夫の時間を設けられたのですが、午後はキッズの人数が多く、実験のための時間も少なかったために工夫する時間がほとんど確保することができなかったのが残念でした。

 

記入者
筑波大学 生命環境学群 生物学類 3年
須藤裕子


2017年4月
« 3月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

カテゴリー